パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨夜は盟友であり、おやじバンドMSPの仲間でもある、マングローブの今野社長の55歳誕生パーティーが、神楽坂のホテルで盛大に開催された。55歳、まさに「ゴー!ゴー!!」である。

「50を過ぎて“お誕生会”でもないだろ」と思う人もいるだろう。僕も(迷惑な50歳ライブをやってしまった自分のことを棚に上げながら)思っていた(笑)。

でも、違うんだよね。今野さんは自分の誕生日を利用して、社員やお客様やパートナーや、いままでの人生でお世話になった大勢の方々に感謝のメッセージを届けるとともに、「これからもずっと一緒に頑張って行きましょう!」というエールを送りたかったんだな。最後まで参加して、そのことがよく伝わってきた。

今野さんご本人は照れ隠しなのか、「自分は110歳まで生きるつもり。だから今日は、その折り返しのキックオフパーティーだよ」と言っていたが(笑)。

パーティーは、今野さんとマングローブ社員たちが精魂込めて作り上げたスゴい内容だった。笑いあり涙ありの2時間半だったのだ。

なかでも感心したのは落語。福々亭今一(ふくふくていいまいち)という名を名乗り、20分以上の噺を披露してくれた。仕事で忙しいなか、よくこれだけ長い落語をマスターできるものだ。本当にスゴイの一言だ。

下にあるのはFacebookにも投稿した写真なのだが、こちらのほうにも転載しておこう。

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あれ?そういえばMSPの写真が一枚もないなあ。やっぱり幻のバンドだったんだろうか(笑)。

ともあれ今野さん、55歳おめでとうございました。これからもヨロシクお願いします。そしてなによりマングローブの社員の皆さん、本当にお疲れ様でした。とても楽しかったですよ^^。

 

さて、本日はもろもろ片づけをしなければ。では、行ってきます!

 

企業が採用選考のシーンで、(意味のない)エントリーシートを書かせたり、(応募初期段階なのに)志望動機を言わせたりすることに対して、僕は先日から異論を唱えているわけだが、現実には、これらがすぐになくなることはない。

いくらESや志望動機が無意味だからといって、当面は、学生からしてみれば避けては通れない関門なのである。「私はESを課す企業は受けません」とか「志望動機を聞く企業にはNGを突き付けます」なんてことを言っていたら、応募する企業がなくなってしまう恐れがある。

だから学生諸君は、ESや志望動機に対して、いまは逃げることなく正面から臨まなければならない。企業の採用に関わる者のひとりとして誠に心苦しいのだが……。

そこで、ちょっとだけアドバイス。

ESでは、(質問にもよるが)できる限り自分を主語にして語ること。評論家的な書き方は避けること。抽象的な言葉(「私は積極的な人間です」とか、「私の長所は協調性が高いところです」とか)をできる限り使わないこと。自分のことを、自分の言葉で(考え抜いて)語ってほしい。机やPCのまえでウンウン悩むだけではなく、時間があればESの質問について友達と語りあったり、清書する前に大きな紙に向かってフリーハンドで書き出してみよう。それからマニュアル本は、読んで参考にしてもいいのだけれど、そこに書いてある文例は真似しないこと。自分がなくなってしまうからだ。

応募初期段階で志望動機を聞かれたら(説明会を聞いただけだったり、ホームページを見た程度だったならば)、その会社を応募しようと思った“キッカケ”を正直に話してみるとともに、自分自身の会社選択の基準(「私は自分自身の選択においては○○を大切にしており…だから御社に関心を持ち、説明会にも参加させていただき御社のことをもっと知りたいと思いました」など)をしっかりと説明してみよう。決してその会社の説明(「御社は○○業界のなかでもユニークな存在で、○○に強みを持っていて、×××だからです…」とか)に陥らないこと。自分自身の考えを述べるのであれば、どんな業界のどんな会社であろうと、会社がいちいち変わっても、自分自身を変える必要もなくなる。

こんな感じかなあ。ちょっと分かりにくかったかな。

要するに、ESにしても志望動機にしても、「自分の頭でとことん考え抜いて、判断して、アウトプットする」ことが大事なのだ。会社がESを課したり志望動機を聞くことが道理に合っていないことだったとしても、いまは逃げずに、向き合うことが大事だということ。そして無事、社会人になったら(そしてもし採用の仕事に関わることになったりしたら、その時こそ)おかしな採用システムを会社の中から変えてみてはどうだろうか。

ということを、(あまり多くはないと思うけど)「釘さん日記」読者の学生諸君に伝えたい。

 

さて、本日は午後から雨らしい。実は本日はギターを抱えていかねばならないところがある。本日はミュージシャンとしての大事な仕事があるのだ。大事なマーチンのギター。濡らさないようにしないとな。

では、ギターを抱えて行ってきます!

先日の日記で、「ES&志望動機撲滅同盟」というタイトルの記事を書いた。

企業の採用選考から(意味のない)エントリーシートをなくしてほしい」そして「志望動機なんか聞かないでほしい」という、切なる願いを持った2名(曽和さんと僕)が同盟を立ち上げた、という記事である。

とてもたくさんの反響をいただき、この「釘さん日記」史上最高である133個の「いいね!」をいただいた。同じ考えを持っている方々がとても多かったことに、ちょっと安心した。

ところで、日ごろ愛読しているメルマガがある。執筆者は、弥永尚(いやながたかし)さんというコンサルタントの方。以前、某社の人事採用担当者を務めておられ(僕が知り合ったのはこのとき)、その後独立し「合同会社 中小企業のための人材研究所」を設立。現在その代表を務めておられる。

一昨日配信されてきたこのメルマガのコラムに、僕らの主張と同様のことが書かれていた。

ご本人に許可をいただいたので、以下、原文のまま転載する。

■ 代表コラム    ━━━━━━━━━━━━━━

「選考早期段階で志望理由は必要ない。」

エン・ジャパン様が先日発表した「2014年度新卒採用 就職・採用活動 1月度調査報告」によると企業のエントリー受付開始率は77.0%で前年より5.4ポイント増加、セミナー開始率、選考開始率ともに前年を上回る結果となったとのこと。前年より企業の動きは早くなっています。

皆様の中にも、エントリーシートや面接等の選考を開始されている企業さまもいらっしゃることと思います。

ところで、選考の際の質問項目の代表的なものとして「志望理由」があります。
しかしこの「志望理由」を中堅/中小企業が選考の早期段階で問うのは全くもってナンセンスです。

人気企業や有名企業ならともかく、中堅/中小企業はもともと応募者の認知度は「ゼロ」です。よって選考早期の段階では企業理解が浅くて当然でしょう。
そのような段階で志望理由と問うたところで、当たり障りのない一般的な理由や取り繕った理由しかでてきません。

それに対して「それだったら別にウチの会社じゃなくてもよいじゃない。」などと評価するのはこの段階では酷というものです。
早期の段階で志望理由を聴かれる学生にとっては「通り一遍のセミナーで話を聞いただけで御社ならではの志望理由を聴かれても困るよな。」というのがホンネ。
「御社を志望しています。」という応募者の言葉を聴いて安心したいならば、こちらが応募者に対して十分理解していただくだけの情報や機会を提供してからの話でしょう。

選考の早期段階では、「我が社はこういう会社です。」、「あなたはどのような方ですか?」という相互理解を深めることに傾注すべきです。

いたずらに「志望理由」を聴くのではなく、応募者の「持ち味」、「価値観」を理解するための質問をするようにしましょう。

— 転載以上 —

僕の日記では乱暴にしか書けていなかったことが、弥永さんのコラムでは、とても丁寧にわかりやすく書かれている。読んでいて思わず嬉しくなった。

ということで、心ある採用担当者のみなさん。(とくに選考の初期段階で)志望動機を聞くのは、そろそろやめにしましょうね。

あ、それからついでにもうひとつ。

「当社は第一志望ですか?」って聞くのも、やめたほうがいい。

純粋な学生に「嘘をつくこと」を強要してるようなものだ。志望順位と「仕事ができる/できない」は一切関係ないし、そんなこと聞くひまがあったら、学生の志望度を上げる努力をしたほうがよっぽど有意義だ。

と、今朝はちょっと毒舌を吐いてしまったかな(苦笑)。

 

さて、本日は、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の2か月に一度の例会だ。全国のオヤジ社長たちとの久々の情報交換。楽しみなのである。

では朝食後、いつもどおりのウォーキングで行ってきます!

昼も学生、夜も学生

2013年2月14日 (木曜日)

昨日は某大学の合同説明会が有楽町の国際フォーラムで開催されていた。

200社以上の企業が出展する大規模なもの。パフが加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」(Fネット)もブースを出させていただいた。地元へのUターン就職を考えている学生の相談に乗るのが主な役目だ。

僕もFネットの幹事のひとりとして、ブースで学生の相談相手になった。相談に乗っているうちになんだか仲良くなって下のような記念写真をとったり。

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※右から2番目の学生(長崎へのUターン希望者)はまだ2年生。この写真を自分のFacebookのプロフィール写真として使うんだって^^

 

そして夜は、APU(立命館アジア太平洋大学)、山口大学、大阪大学の学生(すべて野郎ども)との懇談会。総合商社や人材業界への就職を考えているとのことだったので、業界の真実をいろいろと説明したり、質問や相談を受けたり。

場所は有楽町ガード下のもつ焼き屋。創業53年だとのこと(ということは僕と同い年。昭和35年創業)で、70歳くらいのオヤジとオバサン二人でやってる昭和30年代そのものの雰囲気の店だった。

写真を撮ろうと思ったんだけど、バッテリーが切れてしまっており断念。残念!

最近は少人数の学生と近い距離で対話する機会が少なくなってたんだけど、こういう日があるのは(自分にとって)とても良いこと。いまの学生とは、すでに親子の年齢差になってしまっているんだけど、話をしているうちにどんどん年齢差が埋まっていくようでもあり、楽しいものだ。

 

さて、ところで本日は夜、大事なお仕事が控えている。

あ、始業前にその準備をしなければいけなかったんだ。

では、中途半端な日記になったけど、あわてて行ってきます!

おニューのパソコン

2013年2月13日 (水曜日)

すっかり報告が遅くなってしまったが(報告の義務があるわけじゃないんだけど笑)、ついに自宅用のパソコンを買い替えた。

一年ほど前から調子が悪かったのだが、だましだまし延命措置を図っていた。

が、最近なんの前触れもなくシャットダウンしたり、固まったりで、毎朝の日記を書くのにも支障が出ていた(たいした支障じゃない?苦笑)。

ということで、先週末の土曜日。ビックカメラ有楽町店で買ったパソコンがこれ。

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東芝ウルトラブックDynabookR632である。

僕がパソコンを本格的に使い始めたのは1984年。いまから29年前のパソコン黎明期。コンピュータ関係の仕事をしていたので、平均的な日本人よりもずいぶん前から使用していた。

いままで使ってきたパソコンは、ソード、NEC、富士通、YHP(横河ヒューレットパッカード)、コンパック、SHARP、SONY、IBM、DELL、そして先週まで自宅で使っていたのがパナソニックのLet’sNote。いろんなメーカーのパソコンを使ってきたのだが、不思議なことに東芝のパソコンを使ったことはいままで一度もなかった(そういえばソードを買収したのは東芝だったな…)。

今回この機種(東芝Dynabook)にしたのには訳がある。いや、そんなにたいした理由ではない(笑)。

先日、マラソンライバルでもある名大社の山田社長が、パソコンを買い替えたという記事を、ご自身のブログに書いていた。

それを読んだ僕は、負けてはならじと、山田さんが買ったのとまったく同じ機種を買うことにしたのだ。

ただそれだけの理由。まるで隣の子と同じオモチャを欲しがる子供みたい。主体性も何もあったもんじゃない(笑)。

まだまだ使い慣れず、キーボードタイピングも間違ってばかりなのだが、処理スピードが速いのがいい。パワポもエクセルもワードもすぐに開く。

軽量で、薄さもタブレット並み。カバンに入れても気にならない。

いままでのLet’sNoteは6年くらい使ったのだが、このDynabookも少なくとも5年は使うことにしなきゃね。

 

さて、本日は有楽町の国際フォーラムで、某大学の合同企業説明会が開催される。僕はなぜか出展企業のひとつとして参加する。

空いた時間は、このDynabookで仕事をするのだ。

では、Dynabookをカバンに詰めて、朝ごはんを食べて、そろそろ行ってきます!

一昨日は「第四回東京・赤羽ハーフマラソン大会」に出場。昨年11月25日の富士山マラソン以来、約2か月半ぶりの大会でのランだった。

僕が初めてハーフマラソンを走ったのはいまから2年前。2011年2月6日に開催された「神奈川ハーフマラソン」だった。今回の赤羽を含めて(ハーフでは)5回の大会に出場したことになる。

過去の記録(いずれもネットタイム)を書き出してみよう。

・神奈川ハーフマラソン(2011/02/06)⇒ 2:29:04

・いびがわマラソン(2011/11/13)⇒ 2:24:37

・パラカップ2012(2012/04/08)⇒ 2:13:40

・ぎふ清流ハーフマラソン(2012/05/20)⇒ 2:24:28

そして今回の赤羽ハーフマラソン。手元の時計ではネットで2時間10分を切った。つまり自己記録を更新したことになる。

パチパチパチ!っと喜ぶところなのだが、実は嬉しさと達成感がイマイチなのだ。

なぜか。

ネットではたしかに2時間10分を切ったようなのだが、グロスタイム(号砲がなってからゴールするまでの公式タイム)だと2時間15分56秒かかっていた。僕が今回掲げた目標は2時間13分だったので、これだと達成していないことになる。うーむ。ちょっと微妙。すっきりしない。

それともうひとつ。こっちの理由のほうが大きい。

「もっと頑張れたかもしれないなあ…」という気持ちが、時間がたつにつれて膨らんでいるのだ。不完全燃焼というのだろうか、やりきった感がないのだ。「持てる力を全部出しきっていないんじゃないか?」という後悔の気持ちがあるのだ。

そもそも目標を2時間13分という、実は達成できそうなところに置いたのがよくなかった。志が低い。無謀な目標が良いとは思わないが、「まだちょっと難しいんじゃないの?」くらいの、いまの実力ではギリギリ届かないくらいの目標が良かったのではないかと、今更ながら思う。

ということで決めた。

次回のハーフマラソン(4月7日のパラカップ2013)では、2時間切りを目標としよう。本当は今年いっぱいの目標だったのだが、それを8か月前倒しする。今度こそ、納得いく達成感を味わうことにしよう!

と、ここまで書いてみて思ったのだが、やっぱり目標設定というのは大事である。しかも、そこそこ頑張って届くレベルの目標ではダメ。頑張って、頑張って、頑張りぬいて、やっと達成できるくらいの目標が良いのではないかな。

今週から来週にかけては社員の目標設定ウィークでもあり、そんなことをふと考えてみた(いや、社員たちに強要するわけではないですけど、苦笑)。

あ、以下はゴール後、マラソン仲間のヨシノちゃんが撮ってくれた写真です。ちょっと作り笑いかな(笑)。

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さて、今朝は曇り空。ちょっと寒そうだけど、トレーニングを兼ねたウォーキングで温まるかな。では朝食後、行ってきます!

 

ES&志望動機撲滅同盟

2013年2月8日 (金曜日)

ちょっとこのネーミングはどうかと思うが(苦笑)、世の中の新卒採用シーンにおける「2大悪」をなくそう!という同盟が昨夜結成された。

同盟メンバーは僕と人材研究所の曽和さん。昨夜、職サークル会員学生向けに合同でセミナーを開催していたのだが、終了後の(高輪台の飲み屋さんでの)打ち上げのときに、「ともに運動を起こしていきましょう!」と誓い合った。

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まずは、エントリーシート(ES)。

これは要りません(きっぱり)。

多くの企業の多くのESは、若者の時間をいたずらに奪ってしまっている罪づくりな存在だ。しかも、「その質問で学生のどんな能力や適性がわかるんですか?」「単に悩ませたり困らせたりしてるだけじゃないんですか?」というような意味のない(出題意図の分からない)質問を課すESが多すぎる。

 

そして、志望動機。

これも要りません、というか、聞かないでください(さらにきっぱり)。

学生の(とくに応募段階初期での)志望動機は、ほとんどの場合薄っぺらくて曖昧なもの。企業のことを理解していない段階での志望動機なんてほとんど意味がない。だいたいの場合、取ってつけたような志望動機になる。そしてその志望動機の内容は、本人の能力や適性の有無とはまったく関係しない。そもそも志望動機は選考の過程で企業が醸成・形成させるもの。聞くことではない。

 

ほんとはもう少し丁寧に書きたいんだけど、パソコンがまたシャットダウンしてしまいそうなので(週末新しいパソコン買おうかな…)、本日はこのへんで。

ぜひ、この同盟、メンバーを増やしていきたいな。曽和さん、がんばろうね!

では、そろそろ準備をして行ってきます!