パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

毒を吐いた日

2015年2月13日 (金曜日)

昨日は、14年間お付き合いしているM社とのスペシャルセミナー開催日。「何がスペシャルなんだよ?」という突っ込みを浴びせられそうだけど、それは僕にもわかりません(笑)。

 40数名の学生が参加したのだが、史上まれにみる満足度の高いものだった。

まず、出席率が95%を超えていた(予約者で欠席したのは2名だけ)というのがスゴかった。

そしてアンケート(無記名)に書かれた5段階の満足度。若干名が4点でその他は全員が5点満点を付けてくれた。無記名のアンケートで、ここまでの高評価をもらったイベントは僕の記憶の中でもほとんどない。

何が良かったのだろうと振り返ってみたけれど、やはり、僕とM社F部長との対談で、以下の本音(真実)を学生に対してぶちまけたことが良かったのではないだろうか。そしてそのことで学生は、就活に対する不安や疑心暗鬼を取り払うことができたのが良かったのではないだろうか。

1)採用担当者や面接官を始めとする社会人は、必ずしも凄い人ではない。学生と同じように、悩みや不安を抱えているただの人だという事実(だから学生は委縮する必要はないということ)。

2)経団連が言っている「指針」通りの採用を行う会社なんか、実はほとんどないという事実。

3)なぜ企業は「指針」通りに採用をやらないのかという本当の理由。

4)では、なぜその事実や理由を企業が公にできないのかという理由(背景や事情)。

5)じゃあ、M社はどうするのか、という説明(ウソが全くない採用情報の開示)。

6)「指針」の目的(そもそもの意義)が失われているにもかかわらず、採用時期を守らせることだけに固執している国や経済団体のお偉いさんたちの滑稽さの解説。

7)そんななかでの就職活動を、今日から自分自身、面白くしていくための提案。

ちょっと毒づきすぎたかなーと思ったのだが、M社のF部長が僕の数倍くらいの毒舌と客観的事実をもって説明してくれたので、学生のみんなも納得してくれたようだ。それがアンケートの高評価につながったのだと思う。

やっぱりね、キレイごとでは何も伝わらないですよね。

イベント後、ご飯を食べながらM社のF部長とさらに語り合ったのだが、お互いさらに毒づき合って実に楽しかった。

毒を吐くっていうことも、たまには大事なことなのである(^.^)。

では、朝食&マッサン後、行ってきます!