パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨夕は取引銀行に招かれて「プレミアムセミナー」という催しに参加してきた。

何がプレミアムなのかと聞いてみると、「弊行(主催は日本橋の支店)にとって大切なお客様だけをお招きするセミナー」なのだという。

要するにたくさん借金している取引先っていうことだろうか(苦笑)。

半年くらい前からすでに日程が決められており「この日だけはどうか空けておいてください」と言われていた。招いた客に来てもらえるかどうかも、担当の成績に影響するんだろうな。

それはともかく、さすがプレミアムというだけあって豪華なセミナーだった。

 

 

番町の高級マンション街にある建物。看板も何も出ていないので、うっかり通り過ぎてしまいそう。中に入ると広いロビーがあり、高級ホテルのような落ち着いて重厚な佇まいだった。

聞くところによると、バブルのころ上位顧客を接待するために建てられた専用の建物だという。似たような施設はいくつかあって、その後の金融再編成のときに多くは処分・売却されたものの、この施設は人気が高く生き残ったのだという。

専用のシェフもいて宿泊もできるのだそうだ。一年間ほぼフルで埋まっているとのことで、そりゃあ半年前からスケジュールが決まっていたのも頷ける。

招かれていたのは約50社の中小企業の社長。平均年齢は60を完全に超えていた。70歳を超えていると思われる方々も大勢。日本の中小企業が抱える問題点(後継者がいないor譲らないってことね)を見たような気がする。

始めの二時間近くはマーケットエコノミストによるレクチャー。最初は退屈だったが、次第に面白くなってきた。特に、米・中を中心とする世界経済の話。単に僕の勉強不足なのだが、「へー。そうだったんだー」と思うことが多々。

アメリカが貿易摩擦で中国に強硬姿勢をとっている裏側にあるもの。トランプは目先のこと(自分のこと)しか考えていないものの、政府の中枢にいる人たちは真剣に先を読んだ手を打とうとしていること。中国はさらにしたたかで、30年~50年先を見据えた戦略をとっていることなどなど。

セミナー後は、部屋を変えての懇親会。まさにホテルの宴会場みたいな部屋だ。

さすがにスマホを取り出して写真を撮るわけにはいかなかったのだけど、料理もお酒もたいへんに美味しく、借金の利子の元を少しだけ取ったかな、という気にさせられた(笑)。

てなわけで、〇〇銀行さん、昨日はプレミアムな会にご招待いただき、ありがとうございました&ご馳走様でした。

さて、今夕もある意味プレミアムな会が催される。

その前に今週の宿題を終わらせないとね。では、萬平さんの悪人顔が元に戻るかどうかきになるまんぷく後、行ってきます!