パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

長い一日

2011年6月17日 (金曜日)

昨日は6月16日。朝からいろいろあったな。移動距離も長かったし、会った人の数も多かった。喜怒哀楽が一日の中で多数訪れた日でもあった。

本当は記録や記憶のために、起きたことを全部書いておきたいのだが、ちょいと差し控えることにしましょう。

いろいろとあった長い一日」…ということだけ書いておけば、何年か後に振り返ったとしても思いだせるんじゃないかな。

さて、本日は金曜日なのだが、ぜんぜん週末という感じがしないな。

やらねばならぬこともたくさん残っているのだが、明日の土曜日は西の神戸だし、明後日の日曜日は東の仙台に出張なのだ。

新幹線の中で過ごす時間が長くなる週末なので、久々に小説でも読んでみようかな。

では、そろそろ行って来ます!

 

「ひまり」ってご存知ですか?

2011年6月16日 (木曜日)

 昨日の夕方、大阪在住の株主Mさんが来社された。Mさんは、10年ほど前にパフの株式を購入され、以来ずっと保有してらっしゃる。

昔、大阪でイベントを開催した際に見学されたことはあるらしいのだが、僕が直接お会いして、お話しするのは、昨日が初めてだった。

「パフに投資した理由は何ですか?」とMさんにおたずねしたら、

「若者の応援をしたかったから。自分では何もできないけど、パフに投資することで、その思いを叶えてくれると思ったから」

という答えが返ってきた。

う、嬉しい……と同時に、株主の皆様にまだなんのお返しもできていないことに申し訳ない気持ちになった。

で、昨日、この株主のMさんが来社された理由がこれである。

「ひまり」という大阪のミュージシャン。いわゆるストリートミュージシャンだ。

3月の下旬、Mさんが、大阪難波の高島屋のまえを歩いていたら、彼らが路上で(被災地への募金活動を兼ねて)歌っていたのだという。Mさんは、この手の音楽にさほど興味があったわけではないのだが、その優しい歌声と歌詞に心動かされ、立ち止まって聴きいっていた。観客はまばらで10数人しかいなかった。演奏が終わった後には誰もいなくなったのだが、感動したMさんは一人残り、彼らといろいろと話をした。そして路上で即売していたCDを買い、以来、家でも、クルマの中でも、毎日聴くほどの大ファンになったのだという。ファンになっただけではなく、自分の周囲の人たち(親戚や友人や同僚や部下たち)に、わざわざCDを買って届けいるのだという。自分の子供(まだ小学生)には毎日聴かせているらしい。

すごい。筋金入りのファンだ。

僕が音楽をやっているということをブログなどを通じてご存じだったMさんは、東京に出張したときにはパフに寄って、僕にこの「ひまり」のことを宣伝しようと思っていたのだという。

で、Mさんイチ押しの曲が、上のYoutubeの「歩幅」という曲。確かにいい唄だ。詩がいい。

Mさんの本職は某大企業(水産加工品関連)の課長さん。元々は銀行マンだったのだが、10年前にいまの会社に転職したのだという。一日に20時間くらい働くモーレツなビジネスマンなのだが、モーレツとは対照的なこういう唄に心動かされるというのが、なんだか素敵だ。

「ひまり」。僕もいただいたCDをiPhoneに入れて、しばらく聴いてみることにしよう。

Mさん、昨日はわざわざ御来社いただき、ありがとうございました。CDもロールケーキ(美味しかったです^^)も、ありがとうございました!!

 

トイレですること

2011年6月15日 (水曜日)

いまさらだけど、「トイレの神様」って、あらためて聴くといい唄だな。素朴な歌詞と曲と演奏と歌声がみごとにマッチしている。

 

この唄とは何の関係もないが、僕は自宅のトイレが好きである。いや、正確に言うと、トイレの中でゆったりとするのが好きなのかな。

昔は、朝、トイレに入るときには必ず、新聞や文庫本や手帳などを持って入っていた。最近では、iPhoneを持って入ることにしている。「もしドラ」などは、そのほとんどをトイレの中で(iPhone片手に)読んでいた。

不思議と、トイレの中だと読むスピードが早くなる。意識的に速読しているわけではなく、ただひたすら読むことに集中できているのだと思う。誰からも邪魔されないことも大きいのだろう(たまに家族から、早く出て! と言われることもあるが、苦笑)。

現場の営業マンだった時代(もう20年も前だな)は、毎朝、「ひとりヨミ会」を、トイレの中でやっていた。月初は月の受注計画を、日曜日には週の受注計画を、毎朝には、その日の提案シミュレーション(いわゆるイメトレ)などをやっていた。

そうそう、営業マンだった時代は、次の約束まで時間があると、お気に入りのトイレがあるビルに飛び込んで、大の部屋に篭ったものだ。喫茶店で時間をつぶすよりも経済的で有意義なインプットが出来ていたな(すっきりとしたアウトプットももちろんだが、笑)。昔は都心の要所要所にお気に入りのトイレがあったのだ。快適なあまり長居し過ぎて、アポイントに遅刻したという失敗もあった。「トイレが長引いてしまいまして…」という言い訳をして同情されたりも(苦笑)。

 

「トイレの神様」を聴きながら、どうでもいいことを朝っぱらから書いてしまった。

さて、ではこれからトイレで、社員の日報でも読んできますかね。

本日も、あれこれとテンコ盛りの予定である。せめてトイレくらいはゆっくりしてこよう。

では、(トイレに)行って来ます!

いま、新しい枠組みを急ピッチで作ろうとしている。攻めと守りの両面からの枠組み作りだ。

昨日も、その準備と打ち合わせ。ロングミーティングだった。

大きな方向は定まった。

仲間たちの志の高さと能力の高さに、あらためて感動。期待も高まった。

課題は僕(苦笑)。

今週から来週にかけてが山場なのだが、もろもろの作業や交渉や調整を行なうための時間と能力が圧倒的に足りないことが分かった。

さて、どうしますかね。時間はどうにか捻出するとして、問題は能力だなぁ……。

まあ、どうにかするしかないので、できる人間に無茶ぶり…いや、協力を仰ぎながら、なんとかすることにしよう。

本日も、ハードな交渉ごとと、打ち合わせと、怒涛の資料作成が待っている。

では、朝食をしっかり食べて、行って来ます!

梅雨なんだなあ

2011年6月13日 (月曜日)

雨の月曜日。けっこう激しく降っている。梅雨なんだなあ。

ふと、「去年の今頃はどんな感じだっけかな?」と思って、ブログのアーカイブを覗いてみた。

そっか。去年の梅雨のシーズン、僕は、足の指の骨を折っていたのだ。左足をギブスと包帯でぐるぐる巻きにしていたので、靴が履けなかったのだ。よたよたよたよた歩いていた。あの頃はたいへんだった(苦笑)。

それと、昨年の今頃は、サッカーワールドカップの熱戦が繰り広げられていた。日本、強かったよなあ。

南アフリカではサッカーの戦いが繰り広げられている一方で、パフの社内では期末の激しい戦いを繰り広げていた。

7月になると、「コロンブスのたまご」という企業向けの大きなプロモーションイベントをやったり、僕は同時に、急性胃腸炎で倒れたり……。

昨年は、梅雨が明けたとたん猛烈な暑さに襲われるようになった。猛暑の中、新潟のささかみに、50歳記念ライブの下見に行ったりもしていた。

たった一年前なのだけれど、妙に懐かしい。実にいろんなことがあったんだな。日記を書いていたおかげで、生々しく思い出した。

もちろん日記に書けないようなこともたくさんあったわけなんだけど、周辺のことを読むことで、書けなかったことまで思い出した。

今年も(とくに最近は)、書けないことがたくさんあるわけなのだが、来年の今頃、「いろんなことがあったなあ」と、ほのぼのと思いだせるようになりたいものだな。

ジメジメした梅雨の月曜日。気持ちだけは晴れやかに、週の初めをスタートさせましょう!

カラスに襲撃された日

2011年6月12日 (日曜日)

金曜日の話なのだが、東銀座(昭和通り)を歩いていたら、何者かに後頭部をすこーん(いや、バサバサバサと)殴られた。一瞬、何が起きたか分からず、地べたにかがみこんだ。見るとカラスがこちらを睨みつけている。うわっヤバイ!と思って、すぐにその場から逃げた。カラスは追いかけてこなかった。

カラスは2羽。なんなんだ、あいつらはと思って、しばらくカラスの様子を眺めていた。すると、次の通行人が来たとき、また、バサバサバサと僕がされたと同じように、頭部めがけて襲いかかった。2人、3人、4人と、通りかかる人たち全員に襲いかかっている。

人間に恨みでもあるのだろうか。それとも遊びのつもりでやっているのだろうか。足で頭を蹴飛ばしているだけなので、怪我をさせようと思っているわけではなさそうだ。

理由は定かではないが、カラスくん、勘弁してくれよな!

 

ところで、金曜日は全国求人情報協会の年に一度の総会。求人情報事業者にとって、この数年は激動の日々だった。パフが加盟したころ(2005年だったかな?)の業界は絶好調だったのだが、2008年から様相は一変。この3年間で加盟企業は減り、総会の場所も、懇親会も、どんどん質素なものに変わっていった。

今年の総会の場所は、リクルート銀座八丁目ビルの大会議室。リクルート関係の人からはG8(ジーエイト)と呼ばれているビルだ。僕が昔(28年前)働いていたときは、竣工したばかりのピカピカのビルだったのだけど、あらためて見ると天井が低かったり、壁がくすんでいたりで、老朽化を感じるな。会議室は28年前、週に一度の部会が行なわれていた場所で、配布される各課と営業所の営業マンの成績順位表を眺めながら一喜一憂していたことを思い出した。

28年経った今、同じ会議室に、こんどは業界企業の代表者のひとりとして団体の会議に出席しているとは。なんとも感慨深いものだった。

 

総会は夜まで(懇親会も含めて)開催されていたのだが、僕は中座させてもらい、東銀座に戻った。

パフのそばの会議室で、月見塾が開催されており、僕もイチ社会人として参加しなければならなかったのだ。

大学3年生と4年生が10数名参加していた月見塾。久々に参加したが楽しかったな。純粋な思いを持った若者たちと接していると心が洗われる。月見塾は、若者たちのためのイベントでありつつも、社会(仕事や会社)に日々まみれている社会人たちのためのイベントでもあると思うのだ。

月見塾に参加していたポンタ(本田勝裕)さん。神戸がホームポジションなのだが、東京に泊まるとのことだったので、いっしょに「のろ」に行くことにした。常連客である大工の棟梁といっしょに(途中からはパフのお局と古参顧客のマドンナ)も混ざって、楽しい語らい。気がつけば深夜3時になっていた。

 

カラスに襲われたことを記録しておこうと思って書き始めた日記だけど、思わず金曜日の出来事をいろいろと書いてしまった。

先週は(も)、いろんなことのあった一週間だったな。しかも、あっという間に過ぎてしまった。

本日は日曜日だけど、これから会社。パフの若者たちから会議へのお呼びがかかっている。カラスに襲われないように、気をつけながら歩いていこう。

では、行って来ます!

僕が「職サークル」や「うまれよ塾」を運営するにあたって、その思想的な部分でとても影響を受けている人がいる。ご存じの方もたくさんいるだろうが、名前を伏せて、Tさんとしておこう。僕はTさんが書かれた著書を10年ほど前に読み、「まさにこれだ!」と深い感銘を受け、以来ずっと、密かなファンを続けている。

Tさんは現在、某シンクタンクの代表。そして、このTさんの秘蔵っ子でシンクタンクの副代表を務めているのがF女史。僕はFさんとは縁があり、10年ほど前に、あるラジオ番組でご一緒したことがきっかけで、以来、対談やお食事を何度かさせていただいていた。

最近、Fさんからの依頼で、このシンクタンクの非公開求人を手伝っているのだが、昨日は秘書兼アシスタント候補の求職者を1名、事務所までお連れした。

「本日は代表もいますから、代表が直接面接をするそうです。釘崎さんもぜひ会っていってくださいね」とFさん。

えー!Tさんと会えるのか!!

いやあ、嬉しい。Tさんの著書はもちろん何冊も読んでいるし、講演も(録音や録画された映像も含めて)何度も聴いているのだが、直接お話したことは一度もなかった。僕にとっては雲の上のような存在で、お会いできるなんて思ってもいなかった。

しばし、Fさんと僕とお連れした求職者の方とで楽しく雑談をしていたら、Tさんからいよいよお呼びがかかった。

Tさんの部屋に通されて、ご挨拶と名刺交換。僕は平然を装っていたが、胸はドキドキしていた。「うわー、まさにTさんだよー」っていう感じだ。

そして僕はすぐに求職者を紹介して、お役御免。面接のお邪魔をしてはいけないので、速やかに帰るつもりでいた。

ところが、「釘崎さんもぜひ同席していってくださいよ」と、Fさん。

なんと求職者といっしょに、Tさんの面接を受けることになってしまったのだ。

約30分間の面接。実際には求職者のとなりで面接の様子を黙って見ていただけなんだけど、Tさんの人材に対する考え方、仕事に対する考え方、人生に対する考え方がよく表れた面接だった。僕が「うまれよ塾」などで学生に話している「傍楽」の話が出た時などは、たまらなく嬉しくなったり(笑)。

いやあ、感動感動。久々にTさんの著書を読み返してみたくなった。

昨日は、この面接の後、ハードネゴシエーションの仕事があったりしたのだが、Tさんのおかげで、とてもリラックスして(大きな気持ちで)交渉のテーブルに着くことができた。

尊敬する人。偉大な人。お会いできたことに感謝、感激である。

Tさん、Fさん。昨日は、本当にありがとうございました!