パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

神田東洋ビルに侵入した日

2011年6月24日 (金曜日)

下の写真は、神田鍛冶町にある神田東洋ビルというオフィスビル。

神田東洋ビル1 

いまから28年前。日本リクルートセンター(いまのリクルート)の神田営業所が、このビルの10階にあった。

神田東洋ビル2 

当時大学4年生だった僕は、大学には一切行かずに、毎日この神田東洋ビルに通っていた。そしてこのビルを拠点として、神田界隈の中小企業にリクルートブック(リクナビを分厚い情報誌にしたようなもの)を両脇に抱えながら、飛び込み営業を繰り返していた。

実は、パフの大株主で非常勤役員を務めてくださっている金澤さんの事務所が、この神田東洋ビルのすぐそばにある。昨日、その金澤さんとの打ち合わせが終わったのち、ついふらふらとビルに侵入してしまったのだ。

僕の(実質的な)社会人デビューの地。あの頃のことが一瞬、蘇ってきた。3分間くらい、思いで迷子になってしまったのだった。

 

そういえば、昨日の夕方は突然の来訪者。

この神田東洋ビルで一年近く一緒に働いていた、当時の新入社員Mさんだ。

Mさんはいま香港にいると思っていた僕は、昨日、「じゃ、詳しくは、こんど日本に帰国したときにでも。いつ戻ります?」という短いメールをFacebook経由で送っていた。

すると、すぐに僕の携帯にMさんから電話がかかってきた。

「俺、実は今、日本にいるんだよ。明日の夜だったら空いてるぜ」

なんと!

Mさんは、僕の人生の節目に、必ずといっていいほど僕の前に登場する人だ。

僕が社会人デビューしたとき。転職したとき。パフを創業するとき。うまれよ塾や、つきしま村塾(いまの月見塾)を立ち上げたとき。このMさんが(直接的にせよ間接的にせよ)なぜか絡んでいる。

不思議な人である。

昨日の夜も、かなりインパクトのある話を僕にしてくれた。僕にとっては(これからやろうとしていることへの)大きな自信につながった。キーワードは「静脈」と「ライブ」である。

Mさんは、パフが今年の夏以降にシリーズで開催する学生向けのリレー講座や、協賛企業人事担当者向けの勉強会にも講師として登場する予定なのだが、ぜひ、「静脈」と「ライブ」の話をしてもらいたいな。

それにしても、神田東洋ビルで汗をかきながら働いていた22~23歳の若者たちが、50歳を超えたいまも、こうやって繋がっていることが嬉しい。

さて、本日はあっというまの金曜日。今期も本当に大詰め。あと一週間になってしまった。新しい時代の扉を開けるために、もうひと働きしようと思う。

では、行って来ます!

嗚呼、舞鶴魂

2011年6月23日 (木曜日)

昨日は夕方より、教育・研修の会社であるJ社の社長K氏との打ち合わせ。

実はKは、僕の高校3年生のときのクラスメイト。高校を卒業して以来25年ほど会っていなかったのだが、いまから8年前の2003年に偶然再会した奴だ。

Kは8年前に、自分が起こしたJ社とは別の、R社の社長を兼務していた。パフは商材のひとつとして、R社のコンテンツを利用することが多かったこともあり、かなり密なコラボをしていた。

ところがKは、オーナーとの方針の違いから、翌年R社の社長を退任することになる。と同時に、パフもR社とは疎遠になっていった。

しかし、Kとは高校時代の同級生というよしみもあり、その後も(密接とはいかないまでも)ゆるやかな付き合いが続いている。

昨日は、そのKと「久々に一杯行こうよ」ということになった。

この数週間は超過密で緊張感のある日々を過ごしていたこともあり、「忙中閑あり」といった趣だった。

Kと飲むのは本当に久々。

故郷の話、高校時代の話、子供の話などで盛り上がった。そして仕事の話でも、久々にカッコつけずに、ありのままのことを語り合うことができた。やっぱり、(出来の悪かった)少年時代を互いに知っている同級生だからだろうか。何も飾る必要がないのだ。

僕らの通っていた高校は、大分舞鶴高校。

大分舞鶴には、「舞鶴魂」というのがある。

ねばれ、がんばれ、しまれ、おしきれ!

という掛け声だ。

ラグビーの試合の応援をするときなどは、必ずこの舞鶴魂を大声で叫んでいた。

僕は劣等生だったくせに、この舞鶴魂だけは卒業から33年経ったいまでも大切にしている。

ねばれ、がんばれ、しまれ、おしきれ。

うん、いいね!

昨夜Kと飲んでいて、久々にこの舞鶴魂が蘇ってきた。

本日も、過密なくらいにいろんな勝負事がある。

この舞鶴魂で、きょうも最後まで、ねばって、がんばって、しまって、おしきることにしよう!

 

昨日のお昼頃、パフのツチダが僕の席に“のそのそ”とやってきて、「クギサキさん、ちょっといいですか。いいねを押してもらいたいんですけど」と、僕のPCを奪った。そして画面に表示させたのが、職サークルのFacebookページである。

おお、やっとできたんだ。

春先から、作ろう、作れ、と言っていたのだが、なかなか進んでいなかった。作ろうと思えば難しいことではないのだが、なかなかそのための時間を割くことができていなかったのだ。

しかし、救世主あらわる、である。

5月からインターンとして勤務しているタカハシコウヘイが中心となって、立ち上げ作業を進めてくれた。

やった、やった、よかった、よかった。

Facebookページの機能をいろいろと使うためには、25人の「いいね!」を集める必要があるらしいのだが、オープン後、数時間でその数は突破した。

その後も徐々に、「いいね!」の数が増えており、この日記を書いている今現在、56人の方々から「いいね!」を頂いている。

このペースなら、本日中には100人を突破するかな?

今後は、このFacebookページを通じて、職サークルの広報活動を進めていきたいと考えている。人と人のつながりが、さらに大きなつながりを生みだしていく。一人でも多くの方々に、職サークルの存在を知っていただけたらと思う。

ぜひ日記読者の皆さんにも、こちらのURLからページを開いて、「いいね!」を、ぽちっと押していただけたらと思う。⇒ http://www.facebook.com/shokucircle

さて、本日は最高気温が32℃まで上昇するらしい。ついに夏だな。いろんなことがあるけど、暑さでバテないように朝食をしっかりとって、本日も行って来ます!

 

毎週、月曜日の朝礼(全体会議)で論語の話をしているのだが、先々週から、あらためて「中庸」と「礼」についての話をしている。

礼というのは、形式だけで終わってはいけないということ。中庸というのは、平凡だったり、たんに真ん中をとったりすることではない、ということを伝えている。

特に孔子は中庸を重んじており、「中庸の徳たるや、それ至れるかな」とまで言っている。孔子の思想のベースにあるものだ。

恐れながら僕も、様々な価値観や考え方を、交わらせたり対立させたりしている世の中で、人々がもっとも大切にしなければいけないのは、中庸だと思っている。ちょっとニュアンスが違うかもしれないが、いわゆる「バランス感覚」に通ずるものであると解釈している。

人には、その人が属する組織や集団のなかで、それぞれの立場や役割といったものがある。その立場や役割に立脚した価値観・考え方もあるし、その人が元来有している価値観・考え方もある。

複数の組織ではもちろんのこと、同じ組織内であっても、人々が共同で、ひとつの物事を進めるとき、この価値観や考え方の違いが、物事の進捗を阻むことがよくある。あるいは自分の組織や立場を守ることに重きを置くあまり、本質を見失うこともよくある。だから不毛な対立や、独りよがりの主張や、玉虫色の決着や、結論の先送りが行なわれたりする。いま国会で起きていることなんかは、その典型的な例なんじゃないかな。

ここで大事になってくるのは、「中庸」である。

より高い次元で遠くを見る目。相手の立場や気持ちで近くの物事を見る目。世の中にとって(特に後世の人々にとって)大切なことは何なのかを見る目。

僕らは組織人であると同時に、日本人であり、地球人である。地球あってこその日本であり、日本あってこその我が組織である。

中庸っていうのは、そういう視点でものごとを捉えることなんじゃないかと思うのである。決して、足して二で割ったり、真ん中をとったり、衝突を恐れたりすることではない。

 

・・・あれ?なんでこんなことを長々と書いたんだろう。

なんだか偏狭な議論や、人の批判や中傷ばかりを目にすることが多い昨今。書きたい気分だったんだろうな。

さて、本日は雨模様。梅雨真っ盛りだ。日中は蒸し暑くなるそうだが、アタマは冷静に、ハートは熱く、行動はテキパキを、心がけていきましょう!

調整とまとめが始まる週

2011年6月20日 (月曜日)

さて、月曜日だ。新しい週の始まりだ。土曜日も日曜日も仕事(しかも関西と東北への地方遠征)だったので、先週と連続している感じではあるが。

先週が仕掛けの一週間だったとすれば、今週は、その仕掛けたことの調整とまとめの一週間になりそうだ。

今期もあと2週間。

来月からは、大きな変化を起こす期に突入する。

この変化を成功させるためにも、今週以降の調整とまとめをきちんとやらなければ。

ということで、まずはその初日の月曜日。行って来ます!!

 

さあ、仙台に行こう

2011年6月19日 (日曜日)

 本日は、これから仙台に向かう。昨日は神戸だったから、真反対の方角への移動である。

井上陽水の昔の唄に、「東へ西へ」という唄があったけど、まさに昨日と本日は、「西へ東へ」だな(苦笑)。

この唄のサビはこんな感じ。

♪だから、がんばれ、みんながんばれ、夢の電車は東へ西へ♪

 

ところで、昨日の神戸芸術工科大学での講演。父母向けの講演ということで、対象は僕とほぼ同年代のお父さん、お母さんたち。僕も大学二年生の娘を持つ親なので、他人ごとではなく自分ごととして、一生懸命に話をさせてもらった。テレビや新聞などのマスコミからでは得られない、真実の情報をお伝えした。厳しい現実をお伝えした一方で、我が子をさりげなく応援するためのヒントもご提供できたのではないかと思う。ご同輩のみなさん、いっしょに頑張りましょう!

 

そして、本日は仙台でM社の会社説明会。

M社は5月にも仙台で説明会を行なったのだが、そのときに参加できなかった学生も何人かいた。震災の関係で来られなかった学生もいたのではないだろうか。

そんなことから、M社は仙台での説明会を追加開催することに急きょ決めた。平日の開催は、他の業務スケジュール上難しいので、本日、日曜日の開催とあいなったわけだ。

いつもは現場社員がパネルディスカッションのパネリストとして登場するのだが、本日は、そういう事情だから、現場社員ではなく人事担当者2名がパネリストを務めることになった。そして司会は僕である。しかも参加する学生は10数名のみ。

なんと贅沢な会社説明会だ! 参加する学生の満足度は、きっと高いものになるだろうな。

ということで、張り切って仙台まで行って来ます!

さあ、神戸に行こう

2011年6月18日 (土曜日)

きょうは土曜日だけど早起き。5時に起きた。

昨日は僕が尊敬する(あこがれる)経営者のひとりであるD社のSさんとお会いしたことで明るい気持ちになる。話の中心は経営課題についてのことなので、決して明るい話ばかりではないのだが、でも、Sさんの明るくさわやかなキャラのおかげで、前向きな気持ちになれたのだ。

 

ところで、本日はこれから神戸に向かう。

神戸芸術工科大学で、学生の父母向けに講演するのだ。

この大学では、昨年も今くらいの時期に講演した。

学生向けの講演や授業も含めると、もう10年以上のお付き合いになる大学だ。

人前で喋ることは、好きでも得意でもないと公言している僕なのに、こうやって毎年、声をかけていただけることはとても光栄であり嬉しい。

 

・・・そうだ!!

いままで講演関係の仕事は、「頼まれたら引き受ける」という受け身のスタンスでやっていたのだが、今後は少し主体的なスタンスに変えていこうかな。

主体的に多くの講演を引き受けることで、得意じゃないものも多少は得意になるだろうし、得意になったら嫌いなものも好きになるだろうし、好きになったら、より質の高い講演ができるだろうし、質の高い講演ができるようになったら、たくさんの講演依頼が舞い込むだろうし、たくさんの講演依頼が舞い込むと(需要と供給の関係で)講演料も高くなるだろうし、そうすると講演そのものも会社に大きな利益をもたらすことになるかもしれない。

なるほど。これぞ、ポジティブ思考のサイクルだな。

ということで、今後は講演の仕事も積極的に引き受けますので、みなさんよろしくお願いしますね^^。

おっと、そろそろ出かける準備をしなきゃ。

じゃ、神戸に行ってきます!!