UST対談、そしてパフLiveだった日
2010年12月6日 (月曜日)
土曜日の夜は予定通り、講談社との対談を、USTREAMを利用してライブで実施した。USTREAMを正式に使うのはパフとしても僕としても初めてのこと。
なかなか貴重な体験だった。twitterを使って質問もリアルタイムに受け付けた。
対談のお相手は、講談社人材開発部の後藤さん。入社後15年間を週刊少年マガジンの編集者として過ごした方で、3年前より採用と教育を担当している人だ。
対談では後藤さんの編集者時代の話、採用担当者としての話、出版業界の現状と将来の話などなどを熱く語ってもらった。twitterからいただいた質問にも、いくつかその場で答えてもらった。
いやー、なかなかドキドキハラハラものだった。
なんたってライブなのである。やり直しがきかないのである。失言があったとしてもカットできないのである。対談が終わった後に「あれ言っちゃったけどヤバかったかな?」なんていうこともあったりするのだ。
対談の模様は、後日再放送する予定である。視聴しそこなった方は、いずれtwitterの職サークルのアカウント @shokucircle ( http://twitter.com/shokucircle )からお知らせがあるので、フォローしておいていただけたらと思う。
ちなみに、放送中、視聴者の皆さんからいただいた質問や感想は、ここから見ることが出来る。多少なりとも臨場感が伝わってくるので、興味のある方はどうぞ。
https://twitter.com/search?q=%23shoku_UST
それにしても、すごい時代になったものだなあ。こんなことが自分たちだけで出来るようになるなんて、数年前までは考えもしなかった。何年か先には、3Dで放送できるようになるのかな?
そして昨日の日曜日は、今シーズン初のパフLiveが青山で開催された。9社の企業と200名の学生との相互理解の場である。
新入社員のオオハシが、重い荷物を運んだ拍子にギックリ腰になってしまうというアクシデントはあったものの、イベントそのものは順調に推移。タカタの噛み噛み司会も想定の範囲内の出来事で、まずまずの仕上がりだったのではないだろうか。
快晴で、行楽日和の日曜日だったにもかかわらず、終日参加してくださった企業の皆さん、学生の皆さん、パフのスタッフたち。お疲れさまでした!!
さて、本日は月曜日。なんだか仕事が連続しているので週の始めという感覚が持ちにくいのだが、でも月曜日。12月の第一月曜日でもあるので、夜は、12月度のキックオフ会議(パフ社員の全体会議)も行われる。
今年も余すところ、4週間を切ってしまった。仕事が出来るのは正味3週間だけである。2010年の有終の美を飾り、2011年を気持ちよく迎えたいものだ。
久々に遅寝、遅起きをした日は、講談社との対談の日
2010年12月4日 (土曜日)
土曜日である。一週間がまたも終わる。というか、きょうも明日の日曜日も公式な(パフの社長としての)仕事があるので、今週と来週の切れ目が曖昧であるのだが。
とはいえ、本日は会社に行くのは午後3時から。学生との面談のあと(後述するけど)夜の9時からUSTREAMでの対談を行うことになっている。夜型の一日なのだ。
だからというわけではないが、本日は久々に遅起きをした。早朝ランニングも意思をもってサボった。この数日間、ちょっとカラダが重く、風邪をひきそうな気配がしていたので、きょうは「遅くまでゆっくり寝る!」と決めたのだった。
のそのそ起き出したのが朝の8時半。僕があまり起きてこないものだから「死んでるかと思った」というのはカミさんの弁。「まあ、死んでいたとしても、面倒だからそのまましばらく知らんぷりしてしようと思ったけど」と続けるのは、さすがである(笑)。
ともあれ、午前中はのんびり過ごしたことで、ひきそうだった風邪もどこかに行ってくれたようだ。やれやれ。
さっき書いたように、今夜はUSTREAMでの対談企画。どこかの立派なスタジオを借りるわけではなく、パフの会議室で行うことになっている。お相手は講談社の採用担当者。出来る限り、ナマの声(ナマの叫びも)を引き出したいけど、どうなるかな。
夜の9時から10時半という遅い時間帯。多くの学生のみなさんに視聴してもらいたいという配慮からこの時間になったと思うのだが、50歳のオヤジにとってはアルコールを飲みながらじゃないとエンジンのかからない時間帯である。アルコールが口(血管?)に含まれていたほうがホンネが飛び出すような気がするんだけど、どうだろうな。一応は公務だし、やっぱりダメかな(苦笑)。
ということで、夜の9時。時間のある方は、ぜひ以下のURLをクリックしてみてください。Twitterからリアルタイムで質問も受け付けます!
http://www.ustream.tv/channel/shokucircle
場内でも場外でもスペシャルな対談だった日
2010年12月3日 (金曜日)
昨日は、「No Working No Life Week」の4日目。職サークルに参画している各社の取り組みも佳境を迎えてきた。
僕は昨日は、三菱電機ビルテクノサービスさんとパフとの共同企画を実行した。
その名も「スペシャル対談」(スペシャルって言い過ぎのような気もするのだが、苦笑)。
同社の採用責任者である二馬(ふたば)さんとの、約1時間のトークライブを、約40名の学生の前で行ったのだ。
テーマは、 「あなたの就職活動を妨げるものは何か」 。
うん、なかなか面白かった。本音トーク、べらんめえトークが炸裂した。学生のためにもなったはずだ。混乱させてしまったかもしれないが、結局信じるのは自分自身なのだから、それでいい。
ただ時間が短かった。もっともっと対話をしたかった。3時間くらいあっても良かったんじゃないかな。僕も二馬さんも、ちょっと不完全燃焼。
ということで、対談終了後、(学生は抜きにして)近くの店で場外対談を続行することになった。
場所は最近復元された三菱ビル一号館に隣接する丸の内パークビル。その二階にあるお洒落なワインの店だ。僕らに似合わない店なんだけど、たまにはこういうところで語り合うと、日ごろとは違う話ができると思ったのだ。
思った通り、超本音の過激な対談が繰り広げられた。学生はもちろん、両社の社員たちにも聞かせられないような内容がたくさん飛び出した。聴けたのは隣の席にいたマダムたちだけだ。あまりに過激な内容に、隣のマダムは聴き耳を立てていたような気がする(笑)。
それにしても二馬さんの頭の回転の速さ、幅広く奥深い知識、卓越(超越?)した見識とものの捉え方、大胆な経験、いずれも学ぶべきところが多い。おそるべきオヤジである。
そんなわけで昨日、イチバン学んだのは僕だったのかもしれない。
※僕と二馬さんとの、そもそもの出会いは以下に載っていますので、関心のあるかたはどうぞご覧ください。
「釘さんの素晴らしき100の出会い」第119話、第120話より
http://shokugakkou.com/member/column/kugi05/Colkugi_119.html
http://shokugakkou.com/member/column/kugi05/Colkugi_120.html
ふたつの新聞社から取材された日
2010年12月2日 (木曜日)
3日目を迎えた「No Working No Life Week」。昨日は2社の新聞記者の方(いずれも社会部の記者)が、取材に訪れてくださった。
いままでパフは、ベンチャーや経済・産業面で扱われることは多かったのだが、社会部の取材を受けることはあまりなかった。今回、社会部の記者が関心を持ってくださったということは、それだけ若者の就職と採用が、大きな社会問題となってきたということだろう。
昨日はちょうど月見塾が、ダブルヘッダー(1回目は14時~、2回目は18時~)でおこなわれており、その現場を、1回目はN新聞さん、2回目はA新聞さんに取材していただいた。
記者の方は興味津津といった様子で、熱心に写真を撮ったり、参加している学生にインタビューしたりしていた。
さて、どの程度の大きさで記事にしていただけるか(そもそも取り上げていただけるか)、楽しみにしたいと思う。
本日僕は、No Working No Life Week の一環として、職サークル協賛企業の三菱電機ビルテクノサービスさんが開催する「スペシャル対談」に参加する予定になっている。対談のテーマは、「あなたの就職活動を妨げるものは何か」。なかなか面白そうな対談になりそうだな。
さて、ではそろそろ出かけるとしましょう。
あ、でもそのまえに、昨日の新聞記者に敬意を表しつつ、社会面を中心に新聞を読むことにしましょう^^。
恩師に会いオヤジたちと宴を催した50歳の誕生日
2010年12月1日 (水曜日)
くどいようだが昨日は50歳の誕生日。朝から気持ちの良いことが続いた。
まず、会社に出社してすぐの朝礼時に、社員たちがおもむろにクラッカーを取り出して「50歳おめでとうございます!パンパンパン!」と祝ってくれた。またプレゼントに、iPhoneのラバーカバーをもらった。色はブラック。「黒字になりますように」とのこと。うぅ、泣かせるじゃん。
その後、お茶の水の明治大学へ。
僕の大学(明治学院大学)時代の恩師である上原征彦先生は、現在、明治大学の大学院でMBAを開設している。上原先生はマーケティング研究のオーソリティで、コトラーのマーケティング原理を最初に訳した人でも有名な方。大企業の経営者たちが頭を下げて教えを請いに来るような方で、普通に考えると、雲の上の存在のような方なのだ。
そんな先生なのだが、僕は学生時代はもちろんのこと、就職のとき(先生が紹介してくれた会社を断りご迷惑をかけた)や、当時日本にほとんどなかった就職サイトのビジネスを立ち上げたとき(15年前)や、パフを設立したとき(13年前)など、様々なアドバイスをいただき、本当にお世話になったのだ。
本日、久々にお会いしてランチをご馳走になってしまった。なんと山の上ホテルの別館の高級中華料理のランチである。いやー、美味しかったのはもちろんだけど、久々に先生とゆっくり話ができて楽しかった。先生には二人のお子さんがいらっしゃるのだが(僕が学生時代はまだ小学生だった)、なんと現在では二人とも、東京と名古屋の某帝大で准教授になっているのだという。時の流れの速さを感じる。機知にとんだユーモア&ユニークな話をたくさん伺った。今後につながるアドバイスもいくつかいただいた。1月の中旬以降、他のゼミの仲間も巻き込んで同窓会をやることも決まった。昔と変わらず気さくな恩師、上原先生に大感謝なのである。ご馳走様でした!
その後、竹橋のマイコミさんに伺い、マイナビ編集長の望月さんとしばし情報交換。盟友であるMSPのSこと下薗さんと同行したのだが、下薗さんと望月さんとは旧知の間柄だとのこと。業界の今後について意見交換も行ったり。批判も多く揺れ動く新卒採用業界だが、ともに知恵を寄せあいながら盛り上げていきたいものだ。
そして夜。タイトルにもあるように、オヤジたち(M島さんとM上さん。ムラムラコンビと呼ばれている)との宴会。
オヤジのひとりM島さんが今年、かなり偉くなったので、その昇進を酒の肴にして飲んだのだった。昔M島さんは、「僕が社長になったら1億円発注するよ!」と言っていたのだが、なんと、その社長までホントにあと一歩のところまで来てしまったのだ。今夜は、1億円の約束の念を押すための宴会でもあったのだ(笑)。
オヤジだけではなく若者も3名加わっての宴会。なんだかとても楽しかった。記念に写真を載せておこう。
こんな感じで過ごした50歳の誕生日。たくさんのメールやお手紙もいただいた。ありがたいことだ。きょうは返事を書かなきゃな。
さて、次は60歳を目指して、ボチボチ歩いていくことにしましょう!あ、そのまえにそろそろ会社に歩いて出勤しなきゃ。では、行って来ます!
No Working No Life Week が始まった日
2010年11月30日 (火曜日)
昨日(11月29日)より、「職サークル」の一大企画である「No Working No Life Week」が始まった。職サークルに参画する企業が一斉に、「若者の成長」をテーマとしたイベントなどの施策を実行する一週間なのだ。
創業以来、「若者は社会共通の財産。選ぶだけの採用から、『育てる採用』にシフトしましょう」という呼びかけを企業に対して行ってきた。
「育てる」というと語弊があるかもしれない。正確には「自ら育つ環境や機会の提供」である。「自ら育つ」というのは、「自分で考え、行動し、決める」という能動的なアクションをとることができるようになることである。
企業の採用活動ほど「育つ環境や機会」を若者に提供するのに適したものはない。そして企業は採用活動を通して、働くことで得られるものを若者に対してリアルに伝えることができるのだ。
自社の採用のためだけではなく、若者全体の成長を願った採用活動を行おうとしている企業が集まっているのが「職サークル」であり、そのことを広く知らしめていきたいと思って企画したのが「No Working No Life Week」なのだ。もちろん、この一週間だけ若者を育てればいい、というわけではない。いわば交通安全週間のようなもので、(社会人は誰しも)若者を育てることができるし、育てるべきだということを、キャンペーン的に世の中に問いかけようとしているものなのだ。おかげさまで、いくつかの報道機関からも取材の依頼が来ている。
僕も、「うまれよ塾」、(昨夜実施済み)、明日は「月見塾」×2、明後日は「スペシャル対談」、週末(土曜日)は、「Ustreamを使った特別対談」などを実施したり、イチ社会人として参加することになっている。この取り組みが、多くの人たちから注目されることを願っている。
さて、本日は、僕の学生時代の恩師を、15年ぶりくらいに研究室までお訪ねする予定だ。振り返れば、僕の人生の節目において、大きな影響を与えてくださった恩師である。奇しくも本日は僕の50歳の誕生日という節目の日。また大きな影響をいただけるかもしれない。何歳になっても、恩師の存在というのはありがたい。「育つ環境や機会」を与えてくださった方のことは一生忘れられないし、感謝し続けたいと思うものなのだ。
40代最後の日
2010年11月29日 (月曜日)
先日、50歳記念ライブをやったものだから、自分でもすっかり50歳になった気でいたのだが、実はまだなのだ。
明日、11月30日が僕の誕生日。なので、本日が40代最後の日なのである。
ところで昨日は、龍馬伝の最後の日であり、福山龍馬の最期の日だった。
それにしても見事な最終回だった。岩崎弥太郎は、実在の人物でありながらも、ドラマの中では脚本家と香川照之が史実とはまったく異なる弥太郎を生みだし、福山龍馬の最期を見送った。中岡慎太郎役の上川隆也も感動的な演技だった。最終回は75分という拡大枠だったにもかかわらず、あっという間に終わってしまった。
・・・と、語りだすときりがないので、龍馬伝の話は、また今度どこかで。
世の人は 我をなんとも 云わば云え 我が成すことは 我のみぞ知る
このような生き方を最後まで貫いた坂本龍馬にあっぱれなのだ。
自分の40代最後の日は、(おそらく)日常と何も変わらないのだが、それでもやはり、自分らしく生きることにしよう。