テレビっこに戻った土曜の夜の日
2008年6月28日 (土曜日)
朝の新幹線で新潟から東京に戻ってきた。
連日連夜の疲れもあり、そのまま自宅に帰ろうかと思ったのだが、そこは貧乏社長の性(さが)。つい、ふらふらと会社に立ち寄ってしまった。
僕の席の決裁箱には、たくさんのお客様から頂いた申込書の控えが入っていた。そう、6月は期末であり、受注&納品活動の最後の追い込みなのである。僕が出張しているあいだに、社員たちが奮闘してくれ、信じられないくらいの受注をお客様からいただいていたのだ。
これら申込書に顔をほころばせながら目を通し、二日間の出張中に溜まりに溜まったメールをチェックし、返信し、もろもろの雑務をしていたら、あっというまに夕方になった。
重い出張カバンをゴロゴロと引きずりながら自宅に帰った(いつもは徒歩20分なのだが、ゴロゴロカバンのおかげで30分近くかかってしまった)。
久々の自宅での食事を済ませたのち、早めに寝ようと思ったのだが、ここからテレビにハマってしまうことになる。
何気なくテレビをつけると、小椋佳と堀内孝雄と坂崎幸之助の3人が歌っている。「おぉー!」と見入ってしまう。
しかし夜9時からは「監査法人」というNHKのドラマを見なければならない。やむなく小椋佳のほうは録画することにした。
「監査法人」を見終えたあと、あらためてじっくり小椋佳たちの歌に聴きいった。僕の中学生のころからのファンなのである。また石川鷹彦(むちゃすごいギタリスト)と坂崎幸之助との競演も見モノだった。思わず僕もギターを取り出していっしょに弾きながら歌いながらテレビの前にかじりついた。
さて、そろそろ寝るかと思ったのがすでに午前零時過ぎ。
しかし、ここでまた思い出した。「8時だよ、全員集合!」の特番が数日前にあり、録画予約をしていたのだった。
これを見ながら寝ようと思った。いやあ、面白い。やっぱりドリフは最高だ。視聴率が50%を超えていたというのも頷ける。よくこんなすごい番組を毎週やっていたものだと感心させられる。いまの芸人やテレビ関係者からみても、奇跡に近いのではないだろうか。
ということで、夜の8時から深夜まで、ずーっとテレビの前にかじりつき。久々にテレビっこに戻った週末でした。
とても充実した二日目の新潟の日
2008年6月27日 (金曜日)
新潟は梅雨とは思えない快晴。とても気持ちのいい朝だった。
昨日の日記でも書いたが、本日は新潟の同業者、広報しえん さんの企業向けのセミナーの日だ。
タイトルが、 『売り手市場で勝つ! 採用戦略強化セミナー』という名のセミナー。広報しえんさんは、毎年この時期、新潟県内の企業を集めて、大規模なセミナーを開いている。一昨年も講師として参加させていただいたのだが、今年もまた光栄にも呼んでいただいた。
ただ今年の僕の役目は、「講演の講師」ではなく、「パネルディスカッションのコーディネーター」としての役目。しかもパネリストの方々は、首都圏の大手企業の人事担当者の皆さんだ。しかもしかも!この首都圏企業は、皆さんともにパフのお取引き先。担当営業マンの無理なお願いを、快く引き受けていただいていた。感謝×2である。
自分の会社のセミナーならば、ある程度いい加減にもできる(??)のだが、他社のセミナーなので、そうもいかない(あたりまえか)。またパフのお得意様をはるばる新潟まで引っ張って来て、グダグダの内容で終わらせるわけにもいかない。
そんなわけで、実は結構なプレッシャーのもと、本日のセミナーに臨んでいたのだった(まわりの皆さんには、いつもながらのノー天気な釘さんに見えていたと思うが、笑)。
朝11時。新潟駅の出口で、パネリストのみなさん(B社のYさん、K社のIさん、D社のYさん)と、主催者である広報しえんの山岸社長と待ち合わせをした。
打ち合わせ(といっても99%が雑談)兼、昼食を済ませたあと会場に入った。
会場は300名定員の、ホール形式のところだった。ギターさえあればコンサートができそうなところだ。
プレッシャーが、ちょっとした緊張に変わってきた。
午後1時半。セミナーが始まった。
まずは広報しえんの常務からのご挨拶とスピーチ。舞台の裏側から聞いていたのだが、緊張感がビンビンに伝わってくる。
そして1時40分。いよいよ僕らの出番だ。
まずは僕ひとりが登場して、ごあいさつを済ませたのち、3社のパネリストの皆さんを舞台上にお呼びするという段取りだった。
不思議なことに、3社の皆さんをお呼びしたくらいから、すっかり緊張感やプレッシャーが消えていた。目の前には約200社の企業の人事担当者がいるにもかかわらず、だ。
3社の皆さんともに、とっても頼りにできる方々なので、壇上の顔を見ただけで、ホッとしたのかもしれない。
実際パネルディスカッションが始まってからも、とても楽しく会話ができた。事前の打ち合わせをあまり(いや、ほとんど)していなかったのも良かったのかもしれない。初めてお聞きする内容ばかりで、僕自身が皆さんのお話に、引き込まれていった。
気がつけば持ち時間の90分が、あっという間に終了していた。いやあ楽しかった。3社の皆さん(B社のYさん、K社のIさん、D社のYさん)にあらためて感謝である。
その後、地元の某実力派メーカーの名物人事担当者Mさんと広報しえんの山岸社長とのトークライブ。続けて、広報しえんの山田営業部長の採用戦略立案に関しての講演が行われた。そして最後は、山岸社長の熱いスピーチで締めくくられた。
僕らは最後列の席から拝見していたのだが、Mさんと山岸社長のトークライブも、山田営業部長の講演も、実にすばらしく、為になる内容だった。
パネルディスカッションも含めて共通していた内容は、売り手市場といえども、いや、売り手市場だからこそ必要なのは、母集団の拡大ではなく、地道な「顔の見える採用活動を行う」ということ。まさに我々パフの主張とぴったりのものだった。
D社のYさんの上司であるI部長(パネルディスカッションの途中から、わざわざ東京から駆けつけてくれた)がセミナーのあと、「これはいい。大手媒体会社のセミナーなんかより、断然優っている」と仰っていた。いつもは辛口のコメントしか言わないI部長が大絶賛するくらい、本当にこのセミナーは素晴らしかったと思う。
株式会社広報しえん は、(大昔の僕の日記でも書いたことがあるのだが)僕と同年代の土田一(つちだはじめ)さんが起業して創った会社だ。創業の時期はパフよりちょっと先輩で、土田さんには創業時、ずいぶんとお世話になったし、刺激もたくさんいただいていた。新潟の飲み屋で、いっしょにギターを弾きながら明け方まで歌ったこともある。
その土田さんが2年前に急逝されたときは、とてもショックを受けたし、広報しえんさんの今後を心配したものだが、土田さんの遺志を受け継いだ山岸社長をはじめとする役員・社員の皆さんが、この2年間で、さらに立派な会社に育て上げている。名実ともに新潟県でナンバーワンの人材企業になっている。そのことが我がことのように嬉しい。
セミナー後、広報しえんの皆さんと、B社のYさんやD社のI部長も交えて大宴会が繰り広げられた。
10年前、いっしょに朝までギターを弾いて歌っていたS専務(当時とても可愛かった女性。あ、失礼!いまでも変わらずに可愛いです)とも、久々にたっぷりお話ができた。昔話や今後の話で盛り上がり、二次会、三次会と進んでいった。
#なぜか終盤は、昨夜いっしょに飲んでいた大学時代の後輩も合流していた気がする(ちょっと意識が朦朧としており定かではないが…)。
長々と書いてしまったが、それだけ充実したということだ。
新潟の景色や空気や人々やお酒が、あらためて大好きになった日であった。
<下の写真は翌朝、ホテルの部屋から撮影した新潟の町と彼方に見える水平線(かな?)>
新潟の夜は更けて・・・の日
2008年6月26日 (木曜日)
あすは新潟での企業向けセミナー。
・・・といってもパフの主催ではない。
新潟の同業者であり、「ふるさと就職応援ネットワーク」の幹事会社でもある、株式会社広報しえんさんが主催するセミナーなのだ。
企業が200社以上参加するという、かなり大規模なセミナーだ。
僕はそのセミナーで、パネルディスカッションのお手伝いをすることになった。
ということで、そのセミナーに参加するため、前日の今夜から新潟に入ったのであるが、今夜は仕事ではなく、プライベートで、新潟で働いている大学時代の友人と久々に会って飲むことになった。
一人は一学年下の後輩(男)。現在、某大手メーカーの、新潟の工場で、人事総務を担当している。
一人は二学年下の後輩(女)。現在、主婦でありながら、新潟の大学で、准教授(英語)になっている。
一人は一学年上の先輩(女)。現在、嫁ぎ先の書店を切り盛りするかたわら、社会福祉関係の仕事をしている。
みなもう40代後半になっているというのに、大学生の頃と、あまり変わらない。久々に会っても、変わったという実感がない。昔のままだ。
しかし……。
懐かしさのあまり、少々夜更かしが過ぎたようだ。
翌日のセミナー(実はもうすぐなんですけど)に支障がないように、冷たいシャワーでも浴びて、目を覚ますことにしよう。
ということで、行ってきます!!
ふるさとネットと職学校Webがスタートした日
2008年6月25日 (水曜日)
本日は、新しいことがふたつスタートしたおめでたい日だ。
ひとつめは「ふるさと就職応援ネットワーク」 。本日、パフのセミナールームで設立総会とパーティーが開催された。
ふたつめは、昨日の日記でも書いた「職学校Webプレサイト」が、本日オープンした。
本当は詳しく書きたいのだが、ふるさとの人たちとの祝いの酒が過ぎてしまい、いま頭の中をぐるぐるとアルコールが駆け巡っている。これ以上書くと、あらぬことを書いてしまいそうだ(苦笑)。
したがって、週末の日記のスペースを使って、詳しく書くことにしよう。
本日はこれにて御免!!
「職サークル」と「職学校」が復活する日
2008年6月24日 (火曜日)
10年前のパフ創業時、パフが生み出した商品…というか、サービス…というか、コンセプト…というか、スピリッツ…というか、スタンス…というか、理念…というか、うーん、まあ、この際なんでもいいか(苦笑)。
ともかくも、創業時の「パフそのもの」であったのが、 「職サークル」であり「職学校」だった。
昨年パフは、10周年を迎え、もういちど原点に回帰し、パフが本来目指すべきものを目指していこう!ということになり、このたびの「職サークル」と「職学校」の復活と、あいなった。
「職サークル」というのは、つまりは、 【真剣に就職活動を行なう学生】と【本気で新卒採用を行なう会社】が参加するコミュニティなのである。ここでパフは、両者が互いに意見を交わし、理解を深めて合っていくための、たくさんの場を創り出していきたいと考えている。
そして「職学校」というのは、「職サークル」から生み出された(現在のところの)メインコンテンツで、パフは、ここから学生を鍛え上げていきたいと考えているわけだ。
で、ここで大事になってくるのが「職サークル」を支えてくれる協賛企業。
パフは、人手と手間と時間をキチンとかけて、この「職サークル」を、ずっと継続させていかなければならない。またパフはれっきとした株式会社であり、株主も大勢いるわけだから、適正な利益を上げていかなければならない。だからスポンサーの存在はゼッタイ必要なのである。
でも、だからといって、どんな会社でもいいわけではない。
「職サークル」の考え方に賛同し、いっしょにこのコミュニティを支え、自社の採用の枠組みを超えて、若者の巣立ちを応援してくれる会社じゃないと、意味がない。
そんな「こだわり」を持ちながら、これから協賛企業をたくさん募っていくわけだ。
で、本日の日記で伝えたかったこと。
この「職サークル協賛企業」に、いち早くなってくださった企業を紹介した【職学校Webのプレサイト】が、明日オープンするのだ。
夕方以降になるかもしれないのだが、この日記の読者の皆さんには、ぜひご覧頂けたらと思う(オープン後は、現在のパフポートのTOP画面からリンクされます)。
これからこの日記でも、この「協賛企業」の話題が頻繁に出てくると思うので、きょうはひとまずこの辺で。
今期終了まで、あと一週間の日
2008年6月23日 (月曜日)
パフの決算期は6月。あと1週間で、第12期が終了する。
気になる業績はというと……。ここではまだ詳しく書けないが、決して楽観できるような状況ではない。
でも、この2週間のメンバーの追い上げはすごい。営業メンバーはもちろんのこと、営業をサポートするメンバーたちも含めて、その意識の高さは脱帽ものだ。
あと一週間。ゴールは目の前まで来ている。
なんとか意地を見せてほしい。そうすれば天もきっと味方するはずだ。
体重の削減を宣言する日
2008年6月22日 (日曜日)
この数週間、実はとても忙しかった(この読者のみなさんには信じられないかもしれませんが、笑)。
忙しいといっても、机の前にかじり付いての仕事だけではない。
夜、お酒を飲んだり、食事をしたりしながらの仕事も含まれる。いや、どちらかといえば、後者の仕事のほうが多いし、後者の仕事のほうが確実に体力を消耗する。
いや、体力を消耗するだけならまだいい。カラダに余分な脂肪が蓄積されてしまい、これがまたカラダを重たくして、非常にシンドイ。
金曜日の夜、金沢の出張から帰ってきてホッとしたのか、猛烈にダルさが表に出てきてしまった。
こりゃいかん。いまのうちになんとかせにゃ!
そう思って、この週末、土曜日と日曜日の二日間連続で、ジムに通った。
土曜日の朝、ジムで体重を計ってみた。なんとっ!!72Kgもあった。
ちょっと前までは(5月上旬くらいかな?)、70Kgちょうどだったのに、2か月足らずで2Kgの増加である。そりゃだるいはずだ。学生の頃のベスト体重は60Kg だったので、12Kgもオーバーしていることになる。
相当な危機感の下、いつもは自転車を漕ぐだけなのだが、この日はランニングマシンでひたすら走った。
隣をふと見ると、60歳を優に超えていると思われるお爺ちゃん(というにはまだ失礼かな?)が、ハイペースで走っている。
「よし、このお爺ちゃんがベンチマークだ。最低でも、このお爺ちゃんが走り続ける限り、俺も走り続けるぞっ」
10分、20分、30分。なんとお爺ちゃんは、まったくペースを落とすこともなく、黙々と走り続ける。
「おい、いったいこのお爺ちゃん、いつまで走り続ける気だ? 死んじゃうんじゃないか?」
死にそうなのは、実はこっちであった。
40分、50分、60分が経過した。お爺ちゃんは、やっとマシンのスピードを下げ始め、そしてやっとマシンを降りた。
僕もすぐにマシンを止めて降りた。同時に全身から汗が噴き出した。シャツもパンツも噴き出す汗でぐっちょぐちょになった。
しかし、不思議な爽快感。この数週間で溜まりに溜まった、脂肪やらアルコールやらが、全部体外に排出されたような気がした。スーパー爺ちゃんに感謝である。
味をしめた僕は、翌、日曜日(つまり本日)も、大雨のなか、夕方からジムに行った。
あの爺ちゃんはいなかったものの、黙々と1時間、走り続けた。
そして!
風呂に入る前、体重計に恐る恐る乗ってみた。
69.75Kg!!!
なんと、たったの2日間で、2Kg以上も体重が減ったのである。しかも、この日記を書いているいま現在(夜中の10時過ぎ)、とてもカラダが軽い。気のせいかもしれないが、でもホントに軽いのだ。しかも、鏡で自分の顔をみると、ちょっと引き締まって見える。
こりゃすごい。
ということで、急きょ目標を定めた。
7月末までに、体重を65Kgまでもっていく。しかも食事制限することなしに。ビールもいままで通り飲む。夜のお付き合いもいままでどおり。
要するに、週末の土曜日と日曜日に、きちんと汗をかけばいいわけだ。
7月末まで、土・日があと5回ある。つまり1回の土・日で、1Kg減らせばいいわけだ。
うん。これは楽勝だな(悦)。
と、書きながら大きな矛盾と落とし穴があることに気がついたが、もはや先に書いたことを書き直すのも男らしくない。
7月末までに、体重を65Kgに!!
CO2の削減よりも難しい課題に取り組むことにする。
…と、いま実はすごく後悔しています。7月末までに賢明なる読者のみなさんが、きょうの日記のことを忘れていることを切に望みます(苦笑)。