パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

今夜は柔道の日

2010年3月3日 (水曜日)

今夜、丸の内警察署に出頭する。

あ、ちがった。

丸の内警察署の柔道場に顔を出す。

「丸の内柔道倶楽部」という、大人の柔道サークルの練習が、ここで行われているのだ。

なぜか僕は今夜、この練習に参加することになっている。

パフでインターンをしている大学の現役柔道部員であるオオツキも連れていく。

オオツキは練習する気まんまんなのだが、僕はできれば見学だけにとどめたい。だってこの35年間、まともに練習したことがないんだもん。

さてさて、どうなりますやら。

読者のみなさん。明日以降の日記が更新されていなかったら、今夜の柔道の練習でどうかなっちゃったと心配してください。

あれよあれよという間に時が過ぎ3月に突入した。

昨日は月初の月曜日。朝からミーティングが続き、午後は2社の社長宛の初訪問。夕方会社に戻ってから一息する間もなく3月度のキックオフミーティングが始まった。

2月はたった28日しかなかったのに公私ともにいろんなことがあった。日本列島を上に下に、右に左にウロチョロしていた。手足と頭と心をフル回転させた。振り返ると相当な密度だった。良いことも悪いこともたくさんあった。

忙しいのは嫌いではない。ウロチョロするのも好きだ。いろんなピンチも前向きに捉えられるほうだ。

とはいえ、もう少しゆっくりとできる時間が一週間に1日くらいは欲しいかな。3月は(特に前半は)じっくりと考えてみたいことがある。その時間を確保することが、僕の今月のいちばんの課題だ。

せっかく松山まで来たんだからということで、本日は松山の観光を楽しんだ。

ここ数年はコンベックス社の遠藤社長と親しくさせてもらっていることもあり、松山を訪れたのは今回で3度目。でも機会がなく、いままで一度も行けていないところがあった。

それは、道後温泉の本館である。

歴史のある建物で、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」に登場する風呂屋のモデルにもなっている。「坂の上の雲」で、モックン演ずる秋山真之とお父さん役の伊東四朗が一緒に入っていたお風呂があるのもここだ。

この道後温泉を目指して、早朝6時にホテルを出発。辺りはまだ薄暗く、夜明け前だった。

徒歩30分かけて(歩くつもりじゃなかったのだが朝早すぎて電車もタクシーも走っていなかったのだ)、やっと道後温泉本館に到着した。到着したときにはすっかり夜が明けていた。

下の写真は、朝日の差す道後温泉本館。なかなかいい雰囲気だ。

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入浴料400円とタオル代60円を払って、いざ脱衣所へ。

いやあ、いい雰囲気だ。

浴室はさすがに写せなかったのだが、とってもいい風呂だった。身も心もポッカポカになった。

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その後、飛行機の時間まで、松山城(タイミング良く芸者さんが舞を踊っていた)を中心に市内を散策。せっかくなので写真をいくつかアップしておこう。

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上の写真は松山城の天守閣から見た松山市内。きれいな街だなあ。

下の写真は松山の芸者さん。かの野球拳は松山が発祥の地らしい。

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上の写真は坊ちゃん団子。下の写真は子規堂に再現されていた正岡子規の10代のころの勉強部屋。

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うん。松山はホントにいい街だな。味わいがある。

僕も夏目漱石や正岡子規のように、しばしこの地で創作活動に打ち込んでみたいな。
 

土曜日の朝8時半の飛行機で四国は愛媛県・松山市に飛んだ。坊ちゃんの舞台として、そして、昨年暮れから始まったNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の舞台としても有名な地である。

何のためにわざわざ松山まで行ったのか?

Fネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の幹事企業である株式会社コンベックスの10周年記念行事に参加するためなのであった。

この日のメインイベントは遠藤社長の10周年記念ライブ。同社の全社員とパートナー企業の方々を集めてのミュージックコンサートである。

光栄なことに、僕はこのライブに友情出演させてもらうことになった。

ということで、ギターを背負って飛行機に乗り込んだ。搭乗拒否されやしないかとドキドキしたが、平静を装って堂々としていたら、保安検査場でも搭乗口でもひっかからなかった。そんなもんなんだな。

しかも搭乗後、客室乗務員が「よかったらこちらにお入れしましょうか?」と、スタッフ専用のロッカーに仕舞ってくれた。僕のことをどこかのプロのミュージシャンと間違えたんじゃなかろうか(笑)。

それはともかく。素敵なライブだったな。

遠藤社長の顔をプリントしたTシャツが本人には内緒で作られており、それを社員全員が着ていた。なんて健気な社員たちなんだろう。

(下の写真は、社員全員で長渕を熱唱しているシーン)

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遠藤社長のお子さんも来場していた。下の写真はリハーサル時に、僕が無理やり並ばせて撮った写真である。名前は弘大君。小学1年生の元気な男の子だ。

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でも本番が始まったら、パパの熱唱はそっちのけで、ガールフレンドと折り紙に一所懸命だったな(笑)。弘大くんに折り紙を教えているのはママかな?いや違うな、たぶん。

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一方で、遠藤社長の熱唱は続く。曲目はなんと長渕オンリーである。唄声も長渕そっくりだった。

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観客もスタンディングオベーションだ。

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僕のゲスト出演も、(練習不足のわりには)まともにいったんじゃないかな。曲は吉田拓郎の『流星(りゅうせい)』である。写真がないので、代わりにYoutubeを(↓こんな曲です)。

それから、もうひとりのゲストのためにギターを演奏した。曲目はユーミンの『卒業写真』である。Rさん、とても素敵だったよ♪ できれば僕も観客席から聴きたかったかな。

ライブのあとは、「もうお前の唄は聴きたくない!」と題した二次会。近くのカラオケルームを借り切っての大カラオケ大会とあいなった。

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このカラオケ大会での殊勲賞は、(僕の独断なる審査では)やっぱり弘大くんだ。ヨッパライの大人たちに囲まれて立派に歌えました。
 

いやー、それにしても遠藤社長は羨ましい。

なにが羨ましいって、社員全員がライブに参加しているところだ。しかも社員たちが一生懸命、遠藤社長を盛り上げていたのだ。

僕も、昨年と一昨年、二年連続でライブを行ったのだが、社員の8割は不参加という立派な無視ぶり。やっぱり人望の違いなのかなあ。

よし、決めた!!

今年は僕も、ライブをやろう。半世紀を振り返るライブだ。僕が生まれた昭和35年(1960年)から平成22年(2010年)までの50年を、その時々に流行っていた唄で振り返るライブだ。名付けて「釘さん生誕50周年記念ライブ」だ。

でも50年だから50曲歌うのか?社員からまた見放されそうだな。

脱線してしまった。

ともあれ遠藤社長。創業10周年、ホントにおめでとうございました!!

 
 
 

先日(2月10日)の日記でも書いたように、プレゼンテーションの動画を制作した。長さは2分。来週中にはパフのホームページにも掲載される。僕は一足先に、自分のiPhoneに登録してみた。ちょっと恥ずかしいんだけど、まあまあの出来ではないかな。

プレゼンテーションの題材として選んだのは、『職サークル』。いろんなところで宣言しているのだが、今年は「職サークル・ルネッサンス」の年なのだ。

Youtubeにもアップロードしてみたので(初めてやってみたのだが案外簡単にできたな)、日記読者の皆さんにもぜひご覧いただくことにしよう♪ 感想もぜひ聞かせてくださいね。

 

あ、そうだ。明日は(ってもう今日か…)、早朝の飛行機で愛媛・松山に行く。

何をしに行くのかって?

日曜日の夜か月曜日の朝の日記で明らかにすることにしましょう。

でも、ぜんぜん練習ができていないんだよなあ……。

26年ぶりの千歳烏山

2010年2月26日 (金曜日)

昨日は午後から東京都の障害者雇用のシンポジウムに出席した。会場は、京王線の千歳烏山からあるいてすぐの区民センター。

この千歳烏山。実は大学を卒業した直後から約半年間だけ住んだことがある。

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家賃が4万円ほどのアパートだったのだが、零細下請けソフト会社で勤務していた僕の給料は、手取りで8万円(当時の大卒初任給の平均は13~14万円くらいだったから、普通の人は11~12万円くらいの手取りだったと思う)。決して高い家賃ではなかったのだが、収入の半分が家賃で吹っ飛び、光熱費や電話代を払うと、残りの生活費は3万円にも満たなかった。

こりゃダメだ、ということで、半年でこの千歳烏山を引き払って埼玉の奥地に疎開したのだった。

でも半年とはいえ、社会人として初めて暮らした土地。なんだかとても懐かしくなり、昔住んでいたアパートのあるところまで帰りに足をのばしてみた。

まだあるかなぁ……と、ちょっとドキドキしながら旧甲州街道を新宿方面に歩くと……。

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あ、あった!!

これが僕が23歳のときに住んでいたアパートなのだ。1階が中華屋さん。この3階の一室で、僕は暮らしていたのだった。中島みゆきの「ファイト!」を聞きながら、さっぱり分からなかったシステム開発の仕事を頑張っていたのだった。懐かしいなー。

ふと26年前にタイムスリップした一瞬であった。

器の大きな経営者

2010年2月25日 (木曜日)

昨日は福井での講演が終わったのち、すぐさまタクシーで福井駅まで向かい、京都行きの特急電車に飛び乗った。発車1分前。ぎりぎりの乗車だった。

米原で下車し新幹線に乗り換えて2時間半後、東京に着く。もう夜だ。東京駅からまっすぐ銀座の某ビルへ。

昨日の日記にも書いたように、パフにとって(僕個人にとっても)、とても大事なお客様であり同志の経営者であるSさんとの会食だったのだ。

Sさんと初めて会ったのが、いまから13年前。実は今夜の会食と同じ場所(店は違うが)での出会いだった。当時僕は36歳。Sさんは29歳だった。Sさんは当時から会社の経営に携わっていた。以来13年間、ずっとお付き合いしているのだが、いい意味でぜんぜん変わっていない。まっすぐで、純粋で、柔らかく、暖かく、熱い。ひとことでいうと、大きな器をもった魅力的な人物だ。

互いに(特に夜は)忙しく、なかなか一緒にご飯を食べるタイミングが合わずにいた。今夜は貴重な時間だったのだ。

今夜はとある約束を交わした。決行日は今年の11月か12月。いまから楽しみだ(Sさん、絶対やりますよ!)。

さて、きょうもいろいろと予定が立て込んでいる。

おっと、そろそろ出かけなきゃ。

では、行って来ます!!