パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

こんにちは、職サークル運営事務局の大野です。

 

3月も終盤、桜の花も急に咲き始めましたね!

今日は、ここ最近で最も「ハッとした」言葉を紹介します。

 

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「あなたの仕事は死んでいないか。

 自分の仕事に面白く取り組んでいるかどうかということが

 極めて大切なことやないかと思うんです。」

 

これは、確か松下幸之助さんの言葉です。

 

※この言葉は、私が2年目になる際に、当時の直属の上司であった

 田代からもらったメッセージ集にありました。

 

なぜ、この言葉がハッとしたのか。

 

それは、とある企業の面接のサポート業務をしていた際に

出会った学生の一言につながります。

 

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面接を終えた学生に、「どうでしたか?」と感想を聞いた時のこと。

 

全然ダメでした・・・突っ込まれました・・・など、

面接の出来具合に関する感想が圧倒的に多い中で、

ある男子学生は、清々しい表情で、こう回答しました。

 

「とても勉強になりました!

 宿題を頂くことができた、という感じでしょうか。

 お話をする中で、自分だけでは気が付かなかった視点からも

 質問をしていただき、たくさん考えるヒントをいただきました!(にっこり!)」

 

この回答から予想するに、

自分では考えていなかったことも質問されたのだと思います。

普通であれば、想定外のことを聞かれることを、マイナスとして捉え

採用されないんじゃないか、うまくできなかったんじゃないかと考えがちです。

 

 

でも、でもですね、面接って面接官にも正解はありません。

○○と回答すれば合格!なんて基準はないのです。

 

この学生の素敵なところは、きちんと面接官と対話をし、

考えきれていない自分の反省も踏まえた上で、

「良かった!ヒントをもらえた!」と今回の面接を、

次につなげるステップとして、前向きに捉えていることです。

 

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冒頭の松下さんの言葉を借りて言い換えれば、こうでしょうか。

 

「あなたの就職活動は死んでいないですか?

 自分の就職活動に面白く取り組んでいるかどうかということが

 極めて大切なことじゃないかと思うんです。」

 

 

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と、ここまで書いてみましたが、

正直、私は面接でうまくいかなかったときは、落ち込んでばかりでした。

泣いたこともありました。

 

落ち込むのだって、一生懸命だからこそ。

でも、落ち込んでばかりでは自分が疲れてしまいます。

 

そんな時は、この学生のように面接をとらえて挑んでみるのも良いと思うのです。

引き続き、みなさんの就職活動を応援しています!

 

大野でした。