パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

やってきました、第21回かほログ!

 

先日、2018年卒学生(現3年生)からこんなLINEメッセージがきました。

「企業の歯車の一部みたいな人は毎日オフィスで机に向かって何をしているのですか?」

このイメージ像を聞いて、ここまで暗いイメージなのか!と驚いてしまいました。

おそらく誰かから聞いた情報を元に、この学生なりの「社会人像」ができあがったのだと思いますが、この状態でこれからインターンに参加したり、本格的に就活が始まることを考えると、「社会人」に対する壁は大きそうだなと。

やはり大学1、2年生からも「働くこと」「社会人とは」をリアルに学んでいけるといいなと思いました。

自信を振り返ってみると「働くこと」に抵抗はなく、むしろ良いイメージを持っていました。とくにこれといった明確な夢はなかったのですが。周りの話を聞いているとそれは珍しいのかもしれません。

それが何故だったんだろうと今考えてみると、父母が食卓で「今日会社でこんなことあってね、」といった話をしているのを聞いていたり、たまに職場に連れて行ってもらったり、祖父母のお仕事を体験させてもらったり、そんな何気ない日常が実はよかったのかなと思います。

社会人の接点を「駅のホームで見かける疲れた顔」だけでなくもっと仕事の中身、仕事への想いを大学1、2年生にも伝えていける職サークルを目指したいです!

 

お次のブログ担当は佐伯さんです。

お楽しみに!

まずは100本

2016年6月28日 (火曜日)

お世話になっております。ぶんしょーです。

 

無茶ぶりですか…正直、私は嫌いです。笑

笑顔で受け止められる方は素晴らしい!

見習うべきポイントだとは思いますが、どうしたらいいのか…

日々精進ということでしょうか。。

 

 

ところでハッとしたのですが、2016年も半分が過ぎ去りました。

異常なスピードだと感じています。

この半年間は、私の中では色々なことがあったように思います。

来年に繋げられるような行動を取れているか、1人中間反省会です。

 

やはり何でも「続ける」こと。

たった1日1時間の行動では何も残せませんが、1年365日365時間なら、

何か残せるかもしれません。(365時間でも圧倒的に足りないでしょう。笑)

かのイチロー選手が正にそうですね。

私はお会いしたことはないですが、テレビ越しに見るイチロー選手は、

いつも神々しいほどに格好良いです。

(容姿の話ではないですよ。笑 無論、イケメンな方だと思っておりますが。)

 

背中で見せる。行動で魅せる。

翌年には新たな後輩も出来そうなので、一お手本として、

日々精進あるのみですね。

 

 

さて明日は、人生経験も豊富そうな牧野さんです!お楽しみに。

 

こんにちは!
前回の木村さんのブログを読んでいて、途中まで「面白いだなんて、光栄だなぁ」と思っていたら、締めの一言に絶句しました。
「これはひどい!」 溝渕です。

さて昨日は、来月開かれる友達の結婚式の打ち合わせでした。
僕は二次会の幹事で司会なので、タイムスケジュールやコンテンツ、タスクと役割分担について確認してきました。もう何度もやってきたことなので、不安や迷いは全くないのですが、それでも次回が過去最高に面白くなるように、ああでもないこうでもないと頭を悩ませます。

「そこはお任せで」と言われる回数が多ければ多いほど、燃えてきます。大切な彼女へのプレゼントを選ぶような、サプライズを考えるようなワクワク感があります。ま、いないんですけどね、彼女。

そういえば、パフは6月が期末なので、来週には今期1年間のみんなの頑張りを称えあう納会が開かれます。僕は幹事で司会なので、大切な彼女とのデートプランを考えるかのように、みんなが楽しく飲める素敵な時間を演出できればと思います。

さて、せっかく振られたので、面白?ネタを一つはさんで終わろうと思います。最近僕には、通勤時ひそかに楽しみにしていることがあります。それは、ある名物?おじさんに会えるかどうか、ということなのですが、このおじさん、ヘアスタイルが独特で素晴らしいのです。

薄毛の隠し方は、千差万別、様々なスタイルがあるかと思いますが、僕の大好きなおじさんは、後ろから持ってきた毛が天高く逆立って、まるで「もののけ姫」の「シシガミ様」のようなアメイジングなシルエットなのです。生命の息吹を感じずにはいられないその神々しい御姿は、一目見た瞬間にひざまづいて拝みたくなるほどです。

めったに会えないのですが、シシガミ様とすれ違えた日は朝から縁起が良いので、とても晴れやかな気持になります。今日はシシガミ様に会えるかな・・・楽しみにして、行ってきます!

さて次回は、僕と同じくムチャブリが大好物?なブンショーこと渡邉です。お楽しみに♪

それぞれができることをやる

2016年6月24日 (金曜日)

こんにちは、木村です。
暑くても寒くても、元気そうに見えているのであれば、良かったです。
よく夏バテするし、冷え性ですが、笑顔でいたいな、とは思っています。
自分では元気がないと思っている時でも、お客さんと話したりすると、
自然と(嫌でも?)笑顔になりますし、元気が出ます。
ありがたいことです!

毎回、このブログを書くのにウンウン唸ってしまいます。
田代さんのように、引き出しを多く持ったり、
溝渕くんのような、おもしろい表現をしたり、
釘崎さんのように、ゆるくても(?)毎日書くという癖をつけたり、
普段からもっといろいろできるようにしなくちゃな、……と反省しています。

が、自分が誰かと同じようにならなくちゃいけない、と思った途端に
苦しくなるので、その人たちに刺激を受けつつ、自分は自分、と
よい意味で開き直ることも大切だな、と思います。

先日、お仕事で制作会社の方たちとミーティングをしていたのですが、
自分が思っている・知っている企業さんのイメージをあれやこれやと
伝えただけで、わかりやすく、ポイントをついたアウトプットに
まとめていただき、衝撃でした!

ああ、素敵なコピー。素敵なデザイン。
なんでこんな表現ができるんだろう。うらやましい!!
……でも、自分にはできないな。

ここ最近使っていない頭の使い方をするお仕事ということもあり、
とくに衝撃も大きかったのですが、やはり「できる人」には敵わないな~、
と思いました。

「好き」なのかもしれないし、「得意」なのかもしれないし、
そんなこととは関係なく、本人は「できる」だけなのかもしれないですが、
“できることを、できるひとにお願いする”ってイイな、と
至極当たり前のことを改めて感じました。

コピーや文章を書けるひと。
デザインとして表現できるひと。
全体感をもって推進できるひと。
お客様を知り、コミュニケーションできるひと。
いろんなことができる人が集まってこそ、チームですね。

もちろん、自分が自分の現状にとどまらず、文章をまとめる力をアップさせたり、
表現力を磨いたりすることは、とっても大事だと思います。

でも、それとは別で、いろんなできるひとを巻き込んで、一緒に仕事をするって、
すごくオモシロイですね。それぞれができる仕事をして、結果、よい仕事になる。

チームで仕事をすることのおもしろさ、大切さをあらためて感じた出来事でした。
できるひとと仕事をすると、自分のレベルアップの近道ですしね!
よい結果を勝ち取れるよう、気合い入れるぞー。

・・・ううむ。やはりブログを書くのは苦手です。
では、お次はどのようなオモシロネタを突っ込んできてくれるでしょうか。
溝渕くんです。

ネクタイが好きです。

2016年6月23日 (木曜日)

おはようございます。田代です。

6月に入り梅雨入り。そして寝苦しい日々が続いております。
この時期、体調管理には体温調節が不可欠で、
世の中はクールビズ等が望まれますが、自分、ネクタイ姿でいることが多いです。
理由は幾つかあります。

 1、そもそもネクタイが好き
首をキュッとするだけで気合が入ります。こんなに簡単なオンオフのスイッチは
ありません。こういう分かりやすいスイッチを持てるといいなと思います。
あと、ネクタイの購入は本当に一期一会の出会いなので販売店に行くと
ワクワクします。

2、個性が出る
仕事をする上で仕事着であるスーツ自体に派手な個性はいりません。
ただ私から見るとクールビズは、皆が異口同音で、白い野球の練習ユニフォームを
着ているみたいで何だか面白くない。ネクタイは野球で言うリストバンドのような
許された自己表現手段だと思っています。色合い替えるだけで雰囲気も違いますし…
色彩が好きで検定やっていたから気になるだけかもしれませんが。。

3、シャキッとするし、そう見える
社会人は特に形から入っていいんじゃないかと思います。
趣味でも何でもそうですが、理想に近づきたいならできることから始める。
シャキッとしたいならネクタイをします。
相手あっての社会人なので、パフォーマンスが著しく落ちない限りは
相手が好意的に思う格好でいたいです。

ということで、反クールビズの精神ですが、最近、色々と考えさせられます。

急に暑くなったからか、お客様先に訪問をするたびに、こう言われるのです。

「御社はクールビズはないんですか?」
「ウチに来る時はネクタイいらないよ」

これまでは「有難うございます。自分、ネクタイが好きなので大丈夫です!」と
申し上げていました。しかしながら良かれと思っていたことが、
あまり気にされ過ぎても本末転倒だなーと思うようになってきたのです。

どうしようかなと考えていましたら、いつぞやの日テレZIPでTOKIOの山口達也さんが
ジャニーズ先輩の近藤真彦さんのVTRが出た時に
「マッチさん、ネクタイしていなくて、ごめんなさい!」と言っていたんですね。

やっぱり、相手へのリスペクトはシンボリックなネクタイありき!と
ジャニーズ事務所のやり取りを見て実感しました。気持ちを醸し出す感じ。
冷めた仕草で熱く見ろ、涙残して笑いなよ。
ネクタイをすれば「モノ言わなくてもリスペクト」。
まさにギンギラギンにさりげなく。そいつが俺のやり方でした。

色々考えた上でのネクタイ着用なので、
これからの夏も、涼しい顔して熱い奴、MYスタイルで行こうと思います。
ということで私がネクタイしていても気にしないでくださいという話です。

次は、暑かろうが寒かろうが、いつも元気な木村さんです。

思考がめぐった結果

2016年6月22日 (水曜日)

こんにちは。キノコを期待して、ブロックに当たってばっかいるのではなく、
コインをコツコツためるために、時には迂回し、同じブロックに何度でも当たっていくタイプのホサカです。

実はマリオ(ファミコン)をほとんどやったことがないホサカでもあります。

この話、本当に興味深い話だったので、私もブログネタにしたかった!
とられて悔しいホサカです。

今日のブログもこんな話で終わりたい・・・笑。

さて、今日も写真を撮り忘れたので、いつもとまったく違う話をします!

採用・活躍要件の話。

社会で活躍できる能力は、ある程度社会で共通であると言われています。
でも会社や組織・職種ごとに活躍できる能力も異なるとも言われています。

最近、本気で、
この(ある特定の)業務ができる人って、どんな能力の持ち主なんだろう・・・と
考えています(つまり我が社のある仕事ですね)。

社員の適性検査の結果を見てみようかと、行動分析をしてみようかとか、
そんなことを真剣に考えています。

 

社員の能力だけではなく、環境も重要。マネジメントも重要。

それも頭では理解しているのですが、それを適切に理解し、
採用やマネジメントに落とし込み、日々の業務・成果につなげていくことは非常に難しい。

ひととおり考えると、もう一度採用・活躍要件に思考が戻っていく。

さて、この採用・活躍要件ですが、
私たちパフが新卒採用のご支援でお伝えしているのが
「活躍要件」と「採用要件」は分けて考えましょうということ。
「活躍要件」の中で、
「採用時に必要な要件=入社後育てられない必須要件」と「入社後育てられる要件」を分けましょうということ。

それでも、
パフでは、「人間力」が必須要件だと、つい私は考えてしまいます。
でも、本当に採用時に「人間力」がある人だったのか。
入社して、温かく時には厳しいお客様と接し、
様々な試行錯誤をし、時には悔しい思いをし、その分喜びを得ることができる環境の中で
人間力が身についていったのではのではないかと思ったわけです。

そうすると「人間力」は「入社後育てられる要件」で「必須要件」ではなくなるのでは。
と考えたわけです。

もうひと掘り下げ。

で、さらに思ったのは「人間力」を育てる覚悟です。育つ環境を用意する覚悟です。
受け入れる側のです。

それがないと、つい入社時のハードルを上げ、
やみくもにどこの会社だって採用されるスーパーマンを採用したがってしまう。
残念ながら、パフは零細企業です。そんな人は引く手あまたのため、
パフに入社してくれるかわかりません。

その結果、採用できない。
そうあってはいけないので、受け入れる側の覚悟が必要。
活躍要件から、採用要件として必須要件を絞りに絞るのって、覚悟が必要ですね。
マネジメントって、覚悟が必要だな・・・と今日は思ったところでおしまい!

ちなみに、来春は素敵な新入社員が入ってくる予定です。
現時点でも、人間力や個性的な能力をもっている人たちですが、
もっともっと人間力が磨かれる環境を用意して、待っています!

皆さん、こんにちは。
「悲しい時や悔しい時こそ無理やりにでも“笑顔”にすると、不思議と幸せな気持ちになって、結果的に楽しいことばかりが起こるようになるよ!」という母の都市伝説的な教えを未だに
忠実に守っている吉川です。

大岡さん成功体験の話。とっても納得しました。

成功体験は重要だが、同じ過程をたどっても、同じ成功は得られない。
成功体験から得た自信と誇りを胸に前向きに新しいことにチャレンジすることでしか新たな成功を掴めない。

私は、「やりがい」という言葉についても似たようなことが言えるな、と思っています。

学生に「企業を選ぶ基準は?」と聞くと、結構な人数の学生が「やりがいのある仕事!」と回答します。

私からすると、なんだか違和感です。

そもそも「やりがいがある仕事」と「やりがいがない仕事」があるのではなく、
「自分がやりがいを感じるのか」と「やりがいを感じないのか」なんじゃないかな、と。
「相手にやりがいを求めてちゃ、やりがいなんで感じられないよぉ」といつも思うんです。

先日、ホサカとキムラと、「仕事人生とはスーパーマリオのようなものだね」と話をしていました。

■マリオはいつも前向きに元気にゴールに向かってとにかく前に進む。

■ゴールまでは、数々の敵が現れる。敵を倒すとさらに強い敵が現れる。

■敵である「カメ」は、何も考えずに向き合うと命を奪われるが、タイミングを見計らってカメの上に乗ると、カメの甲羅が武器になり、他の敵を一気にやっつけてくれる強い味方になる。

■途中、たくさんのコインがあるけれど、100枚集めてやっと1UPキノコ一つ分に相当する。

■キノコは、目に見えるところになく、いろんなブロックを壊してみて(自分に痛みを伴って)初めて見つけることができる。

■一定期間無敵になれるスターが時々運よく現れる。
でもそれは、数々のステージをクリアしてきたタイミングで、本当に運よくしか現れない。
地道にキノコを見つけつづけたものにだけ時々現れるラッキーだから、やっぱり今日も笑顔でブロックを叩き続けるのだ。

キノコに例えた「チャンス」や「面白い仕事」が誰にでも見えていたら、きっとそれは本当の「やりがい」につながらないのかもしれません。

数々の敵を倒しつつ、自分なりに工夫してたくさんのブロックを壊してやっと見つけたキノコだから、マリオがスーパーマリオになれる。敵に1回ぶつかっても死なないマリオになる。

 

明日もキノコが見つかるよう、地道に笑顔で頑張ります!
6月の決算を目前にした今週あたりにスターが現れるのではないか…と期待しつつ。

明日は、一緒にたくさんのキノコを見つけてきた保坂です。

成功体験の呪縛

2016年6月20日 (月曜日)

前回のブログで、何となくキャッチーなタイトルをつけると見てもらえるんだ、というブロガーが15年前に気づいてたことに44歳にして始めて気付いて、今回も内容考えずにタイトルだけ決めてました大岡です。

と言いながらつけてしまったからには全く関係ない内容にするわけにもいかず(うちの劇団の作家の大根健一はチラシを印刷する時点でだいたい一文字も台本がないため、チラシについてるタイトルは大抵内容とリンクしませんがw)、元々オチにしようと思ってたいい話は突然振られた金曜の朝礼挨拶で使っちゃったので、無理矢理ひねり出そうとしています。飲みながら。

 

私の人生における成功体験はと言えば、やはり高校の文化祭。

進学校のくせに3年の秋にクラス対抗演劇をやらせる気の狂れた彦根東高校で、同級生でクラスの委員長だった細野豪志に押し付けられる形で文化祭責任者になり、あれよあれよと言う間にやったこともない作、演出、さらには悪のボスで出演。

負けず嫌いなため、優勝するために選んだテーマは天安門事件。

主役は人民解放軍にいながら、体制に疑問をもつ兵士。

ラストは客席に仕込んだクラスメイトが客の横で革命の歌を合唱するという文化祭ならではの離れ業。

はい、完全に点取りに行きました。

ラストシーンで磔にされた革命家が泣きながら訴える演説がある漫画のセリフ丸パクリなのはここだけの秘密www

第二体育館を満員に埋めた観客は拍手喝采、学年で一番美人だった倉塚綾さんに泣きながら握手を求められ、結果発表はダントツの優勝。

※ここまででお気づきだと思いますが、本人の許可無く、極力伏字無しでお送りしております。

 

これで気持ちよくなっちゃったんですねー。

大学は関西国立志望だったのに、「東京の私立の方が劇団がたくさんありそう」という軽薄な理由で親の負担を顧みずに上京。

大学の4年間では飽き足らず、就活は「芝居が続けられる会社」。

その会社も四年目に飽きてきただけなのに「芝居に打ち込んでみたい」と、もっともらしい理由をつけて退職。

フリーターと派遣社員を2年やるも、特に芝居で挑戦するわけでもなく、元上司に誘われるがままに前職に復帰。

ダラダラ続けて演劇歴もすでに20年を超えるが、特に残した功績は無し。

・・・。

 

何が言いたいかというとですね。

要は、成功体験ってもう一度体験したいと思うのが人情で、でも再現しようとすると途中経過をなぞりがちだけど、なぞるものではなく、再度追い求めるものだよなと。
毎回過程が違うことを面倒くさがらず、恐れずに楽しめるか。

倉塚さんの涙の握手をもう一度もらえるかどうかは、それを目的とせず、自分は出来た→出来る!という自信を糧に成功した時と同じように頑張れるか。それにかかっているのだと。

 

芝居人生で例えられても何の説得力もないでしょうけど、仕事における成功体験でも結構当てはまるんじゃないかと思います。

早いところパフで成功体験せねば^^;

 

明日はきっとその笑顔が成功を呼びよせている吉川安由ちゃんです。

 

世界記録から感じたこと

2016年6月17日 (金曜日)

梅雨真っ只中、ジメジメして嫌な季節ですね。
その一方で、沖縄は梅雨明けしました。
毎年この時期に一足先に梅雨明けする沖縄を、
羨ましく思う沖縄出身と100%間違えられるオリハラです。
(東京生まれ東京育ちです)

このジメジメした時期に、スカッとした明るいニュースが届きました!
イチロー選手の累計安打数の世界記録です。
日米通算ではありますが、努力の賜物以外何物でもありません。
数字を見れば誰しもがこのとてつもない偉業を理解できますが、
私は達成するまでの長きにわたるプロセスにも凄さを感じてます。

プロ野球の平均年齢は27歳〜30歳と言われています。
そんな世界の中、42歳でこの世界記録を樹立するとは凄まじい努力だと思います。

イチロー選手語録で好きな言葉があります。
『4000安打を打つには、8000回以上悔しい思いをしてきた』

イチロー選手ならではの数々の名言がありますが、
この言葉には特に感銘を受けています。

高いパフォーマンスを出し続けた結果が世界記録につながり、
そのパフォーマンスを衰えさせないための地道なトレーニングを続けていることが彼の凄さであり、
トレーニングを片時も怠らないのは、その8000回以上の悔しさから来ているのだと思います。

思い通りにいかず、悔しい思いになることは多々あります。
自分自身の至らなさや努力不足で思うこともあれば、
それを周りの環境や他人のせいにすることもできると思います。
ただ、それはその『悔しさを』を次につなげるかどうか、
はたまたそれ以上にはならず、そこで終わってしまうか。
前者と後者では、その後の自身の成長が大きく変わってくると思います。

イチロー選手も相手があっての世界記録です。
相手がどうだとか、こうだったとか思うときもあったのかもしれません。
(このクラスだと、恐らく無い、と思いますが(笑))

『自分で無意識にやっていることを、もっと意識しなくてはいけない』という名言もあります。

己を知り尽くしているからこそ、心身ともにしっかりとコントロールすることができて、
だからこそ数々の記録も出し、記憶にも残る人物なんだと改めて感じました。

話を戻します!
イチロー選手の世界記録のニュースを聞き、自分に置き換えてみました。
きっと、私は8000回では足りないくらいの失敗をすることでしょう。いや、既にしているでしょう。
しかし、そのときの「悔しさ」の原因を冷静に分析し、自分自身を見つめ直すことができるよう
これからも心がけていきたいと思っています・・・

まずは!週末の試合で、自身のバッティングについて、冷静に分析することにします!

それでは、次回はいろいろと分析してそうな大岡さんです。

 

 

 

ゴリラ的読書日記之15

2016年6月16日 (木曜日)

こんにちは。遂に節目の15回。

「真田丸」では何と15回目は『秀吉』。小日向さん..蠢く狂気を感ずる名演技。臨終の間際の演技が今から楽しみです。

東海道新幹線の15番目の駅(←東京駅を1番目とすると)は「米原駅」、関ケ原に近いですね。大谷吉継と石田三成..二人が最後にどのようなやり取りを交わすのか..

「五郎丸」の背番号は15、関係ないですね。物真似の訓練はしているのですが、披露する場に恵まれません。一部の方からは、捉えている、と評判です。

ということで、節目の海ゴリDiaryを始めたいと思います。

■加藤久和(2016)『高校生からの統計入門』ちくまプリマ―新書。

■動機:

ビジネスパーソンの必須スキルとして「英語」と同列で語られる「統計」。私も幾度も学ぶ機会(だけ)には恵まれましたが、如何せん、センスが皆無。

その度に人間とは不平等だな、と思うのですが是非に及ばず。定期的に学びの機会を設け、見えない背中を追いかけ続けている次第です。

執筆者の加藤先生はとある機会にお会いし、ご専門とされている領域が私の興味関心領域に非常に近く、Amaz●nで検索するとまあ沢山。

一番素早く読めそうで、且つ私の統計ルーチンも開始のゴングが鳴っていたために購入を決めました。

(白状すると、タイトルに惹かれたことも事実です。..無論、変な意味ではございません)

■所感:

先のBlogで弊社保坂が数字の大切さを述べていたよう、数字に強い、すなわち世界共通の言語である「数字」を正しく読解するためには統計は最早マストであると改めて感じます。

そして仮にExcelや著名な統計ソフトの使い方を知っていたとしても、背後にある理論、その数値がどのように導き出されているかを理解することも重要であると思います。

でないと数字に対し過信し、誤った意思決定をすることに繋がる…神様の領域(攪乱項)に近付くことは出来ても、到達することは不可能なためです。

統計学は真に謙虚な学問です。それを改めて感じさせてくれた非常に優れた入門書でした。

私の経験則から、ビジネスパーソンが統計を学ぶことのメリットは以下の3点であると考えます。(かなりのバイアスがかかった持論ですので、参考にはなりませんw)

・文脈間の視えない隙間を繋ぐ因果関係(ロジック)への意識が芽生える

・「万が一」を事前に想定する癖がつく(勿論、臆病さ故でなく、「絶対」など世の中に殆ど存在しないことを知れるためです)

・(特にですが)新聞に惑わされずに俯瞰して読むことができるようになる

弊社でも「チョ待てよ。棄却できねぇ!」「チョ待てよ。絶望的な説明力..」といったキムタクな独り言が生まれれば..より愉しくなりそうです。

■おススメ本:

谷岡一郎(2000)『「社会調査」のウソ』文藝春秋。

小島寛之(2013)『数学的決断の技術』朝日新聞出版。

西内啓(2014)『一億人のための統計解析』日経BP社。