パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

誕生日とPマークと軽井沢

2009年9月11日 (金曜日)

みなさま、こんにちは。
パフにおける飲食手配と配膳準備のプロ (?) 杉平です。

つい先日、○○回目の誕生日を迎えました。

誕生日前日の9月1日は月に一度のキックオフミーティング。
会議終了後の懇親会では、途中で突如、会場が暗転・・・

090901_4そして、運ばれてきたのはとっても可愛くて、美味しそうなケーキ
プレートには「HAPPY BIRTHDAY」とともに、
「Pマークありがとう」 の文字が!

Pマークというのはプライバシーマークの略。
個人情報を法律や規格に則って正しく適切に扱っていることを証明し、一定の審査基準に合格した企業に付与されるもので、パフのように個人情報を頻繁に扱う会社にとっては、お客さまに安心して仕事をお任せいただくためにも必要不可欠な資格です。

わたしは個人情報保護責任者として、2年に1度やってくる更新のための作業を担当したのですが、悪戦苦闘の末、やっと先月更新認定の許可がもらえました。
それを会社のみんながねぎらってくれたというわけです。

いやあ、感激です!

 

そして、翌日。

誕生日当日から遅めの夏季休暇を利用して、軽井沢に行ってきました。

宿泊先は、星野リゾートの本拠地・星野温泉にある 「星のや軽井沢」。
元旅行業界勤務ということもあって非常に興味があり、
友人の強力な勧めもあって、いちど泊まってみたかったお宿です。

星野リゾートは1904年に軽井沢の開発を開始、100年以上の歴史を持つ
企業ですが、15年くらい前まで県内の老舗企業に留まっていた同社を
全国的なリゾート企業にしたのが4代目の星野佳路社長。
自社のビジネスを再構築した経験をもとに、破綻したホテルや旅館の
再生を引き受けるようになった 「立て直しのプロ」 です。

その立て直しの際に起きた様々な事件を題材にした経済情報誌の連載、
「星野リゾートの事件簿」 をまとめた書籍が同名で出版されています。
旅行から帰ってきてから読み始めました。

その中で紹介されているひとつが、北海道のアルファリゾート・トマム。
スキー場のリフトを運営・保守管理している部門の社員たちが、
再生を請け負った星野社長のもと、それまで考えたこともなかった
顧客満足度の向上について戦略を立てろ、といわれ当惑する。

当初は 「自分達は後方支援部門、戦略なんて考えられるわけがない」
と言っていたのが、挨拶と笑顔など、できることから少しずつ変化し、
最後には、夏のメンテナンス期に自分達だけが当たり前のように眺めていた雲海を
お客さまにも見せてあげたい、という思いから、期間限定のカフェ営業を思いつき、
障害となる様々な問題を自ら解決し、運営にこぎつけた 「雲海カフェ」 が
トマム再生のきっかけとなる。

いやあ、ドラマです!

プライバシーマークの件もそうですが、
社長室にいるわたしの仕事は 「売上」 を生み出すわけではない、
いわゆる裏方の仕事です。

ですが、 後方支援 = 保守的 ではいかんのです。
裏方だからこそ見えること、考えられること、出来ることがきっとあるはず。

幸せなことに、パフという会社はこうした裏方の働きにまで
目を配ってねぎらってくれるような仲間達の集まりです。
環境はとっても恵まれています。あとは、自分が何をするか。

気づけば結構いい年になっちゃいましたが (笑)、
まだまだパフと、そしていい仲間たちと、ともに成長して行きたいと思います。

さて、お次は、読書が大好きで実は博学な (あ、失礼・・・)
高田の登場です!