パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

<続>不合格について考える

2010年4月12日 (月曜日)

こんにちは。1日納豆3パックの長崎です。
この時期に何を書くべきか、迷いに迷った末、昨年の同時期に書いた「不合格について考える」という記事を再度アップすることにします。読んでいただけると嬉しいです。

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さて、4月に入りました。皆さん、心身ともに元気ですか?

自分自身の就職活動(といっても、もう6年も前のことですが)を振り返ると
4月後半に体力的にがっくりきてしまい、朝起きれない!起きたら面接終了時間!
ということが続いた日々がありました。

慣れないこと、かつ緊張することが連続すると、体が疲弊してしまうんでしょうね。
あんなに食べたのに痩せるという経験をしたのは、後にも先にも就職活動時だけです。
(そういう意味では戻りたい)

せっかくゲットした「面接」という場。
後悔したくなくて、再度時間をとってもらうお願いをして、対応してくれた企業が
1社だけありました。技術系試験の合間に、わざわざ時間を作ってくれたのです。

以下、再現。(人事担当→人と表記します)

人:「あなたは、説明会の時、右前方10列目くらいに座ってましたねぇ」
私:「そうです!あんなに人がいたのに、なんでわかるんですか?」
  (心の中の声「あ、これいけるかもー♪」)
人:「目がギラギラしていたので、覚えています」

~中略、普通の面接~

人:「そうですか。あなたはうちの会社には向いていないかもしれないですね」
私:「!!!(衝撃) どうしてですか」
人:「あなたのような人は、うちの会社では物足りなくなるでしょう。
   正直、うちの会社は女性を活躍させようという意識がまだ薄い。
   そういう意味でまだ古い会社です。あなたを生かす場を提供できる会社
   ではない」
私:「いや!でも!!私~~~~(いかに適応できるかアピールが続く…)」

あの時はショックでした。まさか目の前で言われるなんて思わないし、
人事の方の優しさだとは思いつつも、真っ向否定されたみたいで悲しかった。

でも、今ならわかるんですよね。「確かにあの会社と私じゃ真逆の雰囲気だな」
「入ったら苦しんでたんだろうな」って。

だから、あの人事の方にはとても感謝しています。不合格理由がわかる不合格
ってなかなかもらえないですもんね。

就職活動時たくさんもらった不合格たちが、私をパフに導いてくれたんだと
思います。

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不合格。

辛いですね。今まで生きた中でこんなに不合格をたくさんもらうことも
なかったでしょう。これ以降もないかもしれないですね。そういう意味で
稀な活動なんでしょうね、就職活動って。

今はしんどいかもしれませんが、ひとつひとつの不合格が皆さんの将来を
方向づけてくれています。

この企業がダメなら、次の企業。そうやって、足を止めなければ、必ずしや
自分とマッチした企業に出会えます。まだまだ4月。ホント!まだ4月です。

諦めずに、いろいろな角度から企業を見つけてほしいです。

※ただ、「自分のやりたいことを実現する」という軸だけでは難しいですよ。

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不合格。

今年はパフ自身の採用担当も兼務しながら、仕事をしています。
不合格を出すのは実に辛い作業。不合格にしようと鼻から思いながら、面接
する人はいません。できれば合格を出したいものなんです。

でも、現実的に採用人数は決まっている。9割以上(もっとかな?)に不合格
を出さなくては採用活動、企業活動が成り立たないんですよね。

毎回、「この不合格が新しい道を見つける一歩でありますように」と祈りながら
通知を出しています。私が特殊なのではなく、おそらくこの職学校Webに掲載
されている「学生の皆さんの就職活動と成長を支援する企業」の人事の方は
同じ想いを持っている人が多いのではないかな。

学生にとっても、企業にとっても不合格は辛いものなのです。
だからこそ、せっかくもらった不合格。前に進むきっかけにしてほしい。
この考えは採用担当のエゴでしょうか。エゴと言われても仕方ないかもしれませんが
今の私の意見であることは間違いありません。

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不合格に負けないでください。

内定がなかなかもらえないこと、選考に落ちてしまうことは「負け」ではあ
りません。そんな状態の時に、腐ってしまうことが「負け」なんだと思います。

時には休憩しながら、前に進みたくなくなったら、横っちょ見ながら、
自分の道を見つけてほしいです!応援してるぜ、就活生!!

次は、平日も休日もアクティブな平原です。