パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

世界から刺激が日本を強くする

2010年6月11日 (金曜日)

こんにちは。ワールドワイドな人脈を持つ?土田です。

先日パートナー企業・G社のS様からホームパーティーにお誘いいただいたときも、
台湾の方と中国語でもり上がりました。(Sさんありがとうございました!)

本日のテーマは何にしようか悩んでいたのですが、
田代先輩の華麗なるトスに便乗したいと思います。
「グローバル」です。

—–

先日弊社の高田から「おい、土田、これを見てみろ!」
と、以下の資料を渡されました。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100225a06j.pdf

なんと、日本の国民一人当たりのGDPは、8年間で3位から23位へ、
国際競争力順位は、18年間で1位から22位へ転落したそうなんです。

つまり、日本の世界的な地位はどんどん下がっている、らしいのです。

大航海時代のスペイン・ポルトガルや、康熙帝のころの清みたいに
繁栄した国も、永遠に頂点にい続けられるわけではないのですね。
日本も「栄光も今は昔・・・」と言う時代が来るということなのだと思います。

—–

ここでふと感じたのは、我々若い世代が
「日本は先進国だし、日々の暮らしも不自由しないし、何とかなるだろ~」
と考えていては、確実にこの国は衰退の一途をたどる一方だ!

という漠然とした危機感と不安です。

——

最近、人事の方とお話ししていても、
「今年は内定者の留学生に占める率が過去最高だった」
「外国人留学生のハングリー精神はすごい。昔の日本人を見ているよう」
「是非採用したい!という(日本人)学生は他社の内定をたくさん持っている。それ以外は元気がない。内定出せる子が少ない」
「国籍にかかわらず、優秀な人だけ採用したい。日本人より外国人の方が必死に働くし、勉強もしている」
と言うような声を一部で聞きます。

このような声を聞くことが、今後は増えてくるのでは、と感じています。

日本の若者が就職や仕事の現場で、外国人と競争する時代に突入するんでしょうね。

—–

でも、私はある意味とてもいいことだと思います。

世界と競争することで、私も含めて日本の若者が強くなるのではと思うからです。
Jリーグも、ジーコやドゥンガなど、黎明期には外国人スーパースターを招聘し
世界のトップレベルから刺激を与えてもらったことで発展した、と聞いております。

私の話で恐縮なのですが、私も学生時代「日中韓ビジネスコンテスト」に出たときは相当衝撃でした。
(今以上にビジネスに疎い当時の私は、安いお金で中国にいけて、外国人の友達もできて最高じゃん!くらいの気持ちで参加していました。)

そのとき出会った韓国・中国の精鋭が、英語を巧みに操り(しかも、英語専攻などではないのに)、ビジネスの知識も豊富、
しかもパソコンはみんなマウスを使わずにショートカットキーで手際よく作業するのを目の当たりにして、
「うわ、日本負けてる!」(多くの日本人の参加者も同じ感想でした)とショックを受けました。

でもこれが、私の人生に大きないい影響を与えたと思います。
「ああ、外国の学生はあんなにハングリーなのか」「あんな人たちが同世代にいるのか」と
非常に刺激を受けたのを覚えています。

—–

部活動なんかでもそうですが、時に競争に敗れることすらもプラスにつながったりするのでは・・・と。
個人的には、就職活動よりも前のタイミングで、「外国人と競争する」機会を持てると
大学生活のすごし方や、就職活動への取り組み方も変わるのでは・・・
と思います。

あんまり偉そうにいえる立場ではありませんが、
学生の皆さんには、世界を見てほしい!と最近強く思っています。

次は、長崎です。