パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

皆さん、こんにちは。パフの高田です。
社長室の皆さんには常に後ろめたい気持ち(あの書類だしたっけなぁとか)があるので、
腰がひけてしまいます。。。。
ただ、社長室というネーミングにも問題があるかと思います。「社長」というのがマズイですね。
「ニコニコフレンドリー室」とか「花畑室」とか「わんことにゃんこの相談室」とか
そういうのに変えていただけると嬉しいです。

さて、今日は少しだけ真面目な話です。

結論からお伝えすると、就職活動において、「就職活動以外の場で大人とたくさんコミュニケーションをとること」を勧めたいのです。

なぜかというと、働いている大人と就職活動以外の場でたくさんコミュニケーションをとることは、
以下の理由で就職活動の役に立つからです。

1)面接対策として効果がある
2)業界、会社、働くことについて、理解するためにとても適している
3)意外に皆やっていない

 

就職活動対策として様々な情報があふれています。
私もこういう職業なので、学生さんに質問や相談をいただくことがあります。
正直に言うと、そういう質問をいただく度に、
僕はあまり学生さんに言えることはないし、言えるような人間でもないなぁとも思います。
ただ、なんとかアドバイスしてあげたいというのも事実なので、いつも3つだけ伝えています。

1.働くのは「基本的に楽しい」ので、就職したほうがよい
2.大企業に行けなくても、「人生が終わったり」しないから安心してほしい
3.就職活動では、「たくさんの大人とコミュニケーション」をとってほしい

今日は、3の「たくさんの大人とコミュニケーション」を取ってほしいのかについて、
もう少し書いてみたいと思います。

まず、一つ目です。

1)面接対策として効果があるので

面接というのは、「大人とコミュニケーションをとる」場所です。
しかし、そこに登場する面接官と言うのは、皆さんが普段どこで何をして、
どんなことを考えているかは、基本的には分かっていません。
当たり前ですが、採用担当以外の普通の人は、
大学生とコミュニケーションをとることなんて、あまりないのです。

そういう人たちが面接官である場で、皆さんが自分のことを伝えるときには、
理想的には、彼らに分かりやすいように、自分自身を伝えてあげたり、会話をしたりする必要があります。
つまり、大人のレベルに合わせるのです。
面接官側が、違和感なくコミュニケーションが取れるようであれば、
面接での話も弾むでしょうし、皆さんのこともよく伝わると思います。

ただ、このようになるには、積み上げられた知識や、そもそものセンスが重要だったりするので、一長一短にはいきません。
(僕だって、大企業の社長と同じ視点で気持ち良くコミュニケーション取れるかと言ったら、そんなことはないと思います。異なる立場の人と話をするのは、普通は、すこし大変なのです。)

なので、そこまでいかなくても、最低限、「社会人って普通の大人なんだ」と思えることが重要です。
面接で見る社員というのは、とってもすごいように見えます。
そうすると、面接では、緊張で自分を出せなくて、うまくしゃべれないことや、
普段と違う自分を出してしまい、相手に誤解されてしまうなんてこともあると思います。

「社会人って普通の大人なんだ」と思えるには、経験と慣れがあれば大丈夫です。
就職活動以外の場で、大人とたくさん話をして、
「社会人って、自分と共通点もあるし、普通の人間なんだな」と腹落ちして考えられるようになるのが重要なんです。

そうすると、普段の素の自分が出せるようになり、皆さんのことをしっかりと伝えられるようになりますよ。

2)業界、会社、働くことについて、理解するためにとても適しているので

よく言われていることですが、就職ナビでエントリーしたりセミナーに出ただけで、就職活動をした気になってはだめです。
基本的には、それらは広告であるし、会社の代表として行っていることですので、どうしても、建前も含まれてしまいます。
(もちろん、本音でしゃべっている部分もありますが)

本当に業界、会社、働くことについて理解をしたり、イメージをつけたかったら、
採用担当やリクルーター以外の社会人と、「1対1」でしゃべることです。

日本人と言うのは、とても素直なので、1対1で若者に物事を聞かれると、
本音を言ってしまう生き物なのです。
また、大人数の場では、言わないこと、言えないことが、たくさん聞けます。

そうすると、いわゆる「働くイメージ」というのが、なんとなく分かってきます。
その社会人の方に聞いた話が面白そうだったら、その業界をもっと調べてみればいいし、
レベルが高くて自分にはできなそうであれば、応募対象にするのかは考えたほうがいいですよね。

とにかく、普通の社会人としゃべることが重要です。
現場が全てとは思いませんが、就職情報と結合することで、世の中のことがしっかり見えてくると思いますよ。

3)意外に皆やっていないので

これは不思議なんですね。とても重要なのに、就職活動生は、意外と大人とコミュニケーションをあまりとりませんね。
なにかすごいこととでも思っているでしょうか。最近は、「自己分析をやっているので、OB訪問できない」っていう話も聞きました。
だからこそ、自分が勇気を出して、実施してみる価値があるのだと思います。

その一歩を踏み出す勇気が出ない君へ。
大人とコミュニケーションを取ることは、そんなに大したことではありません。
もっと言えば、学生さんに仕事のこととか聞かれて、嫌な気分がする社会人っていないと思いますよ。
皆、喜んで教えてくれると思います。人間って、けっこういい奴なんですよね。

こんなところでしょうか。
たくさんの大人とコミュニケーションをとることって、
社会人になっても実施効果は続きますが、大人に簡単には出来ません。
君たちだけができる、とっても貴重な機会です。
もし興味が湧いた方がいらっしゃれば、ぜひ実施してみてください。

次は、田代です。