パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

覚悟する

2015年8月3日 (月曜日)

皆さん、こんにちは。
今年で38歳になる、蛇年生まれの吉川です。

最近、いろんな仕事で同世代の方とお仕事をする機会が増えました。
それがとっても刺激的で面白いんです。

30代後半は、さまざまなことを任され、これまで蓄えてきた知識や
経験を実践の場で活かせる一番仕事が面白くなる時期だからなのかなと思います。

先日お客様先のイベントでお会いした、同期入社の現場社員の方が、こんなお話をされていました。

  今の部署に配属されたばかりのころは
  『こんな忙しい部署、早く異動してやる』なんて思っていました。

  でもそんな気持ちでいるといい仕事ができないんですよね。

  いつでも離れられるよう意識して仕事をしちゃうと
  『私の責任範囲は、ここまでです。
  これ以上のことがあったらそれはあなたの責任です』

  なんてスタンスになっちゃう。

  そうすると相手もまた新たな条件をつけてくる。

  これじゃイノベーションなんて起こるはずがない。
  失敗しないための仕事しかできなくなっちゃうんですよね。

  ある時『これじゃだめだ』って思って
  『オレは、この部署に退職までいるぞ!』って覚悟したら、

  いろんなことがスムーズに運ぶようになってきたんですよ。

  大きな仕事や新しいシカケが、いくつも決まるようになってきた。
  そんなもんなんだな、って、わかりましたよ。

  逆に今は、
  『もし自分が明日いなくなっても、この仕組みが回るようにするには?』
  って前向きな気持ちで仕組化やマニュアル化に取り組んでいます。

  『自分がいなくなるかもしれないから』って言葉にすれば同じだけど、
  それを逃げる姿勢で言うのと、作る姿勢で言うのとはで大違い。

  最近実感しています。

見た目も渋いお兄さんなのですが、考え方も想像通り渋くて惚れ惚れしてしまいました。

働き続ける覚悟。
責任をとる覚悟。
今の仕事を永続的に継続・発展させていく覚悟。

歳をとるとテクニックより覚悟が大事。
と、同世代の方々と仕事をして最近つくづく感じています。

よし、8月もがんばろ~。

明日は、同世代女子のホサカです。