パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

プロ魂を学ぶ

2016年8月16日 (火曜日)

こんにちは、F1好き・木村です。

持てる技術を投入し、万全の準備を整え、
一人一人がベスト&極限の状態で臨む、チーム戦。
些細なことが大きな結果(アクシデントや順位)につながるのですよね。
THE・真剣勝負の世界。

とはいっても、にわかファンレベルでございます……。
死ぬまでに1回、モナコに行きたいな~。F1観戦したいな~。

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先日、靴職人の方とお話しする機会がありました。

その方はオーダーメイドの靴を作っていらっしゃいます。
技術を持っている、ということで定評があり、
何十年間もお客様に困ることなくお仕事をされてきているそうです!

「はじめはどうやってお客様を獲得したんですか?どこかに営業をしたんですか?」
と、営業ウーマンとして気になるポイントを質問してみたところ、
「今まで1回も営業なんかしていないよ!」とバッサリ切り捨てられました。

その方いわく、どこの店に行っても直せない、という靴を修理して
直したことがきっかけで、そのお客様が仕事仲間や知人に口コミで
と広めてくれ、固定客を獲得することになった、とのことでした。
完成が1年先になるとしても、仕事の依頼はいまだに絶えないそうです。

嬉しそうに、誇らしそうに話すその方を見て、
とっても羨ましくて、幸せなことだなあ、と思いました。

・どのような状況の靴でも直せてしまう「技術力」
・自分が直してやるんだ!という「負けず嫌い」と「責任感」
・しっかり仕事をしきる「遂行力」
・誠実に良い仕事をするため得られる「信頼感」
・誰に対しても心地よいコミュニケーションをとれる「人間力」

お客さんに壁を感じさせず、営業っぽさも感じさせず、
いつのまにか虜にさえしてしまう、靴職人さん。
どれ一つ欠けても、成り立たないはず。

あと数年、元気なうちに引退するんだ!というそのプロ魂、
とってもカッコよかったです。

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「良い仕事をしていれば、自然と、良い仕事がわいてくる」

果たして私はできているだろうか。
良い仕事をすることに、貪欲にならないといけない。
そう、冷静に振り返るきっかけをいただいた、出会いでした。

お次は、「良い仕事してますかーーーっ?(猪木風に)」
溝渕くんです。