パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おはようございます。
皐月です。

スタッフブログの感想をいただく機会も増えて、
こんなに社員に注目が寄せられる場所は
なかなかないなあと日々感じております。

さて、本日はご報告があり、
この記事を書かせていただきました。

実は私、皐月彩は、3月を持ちまして
パフを離れることとなりました。

4月からは、
映像制作会社にて仕上げ進行という役職につくこととなります。

まだ内定者という身分ではありますが、
一年余り社内メンバーとして
多くのお客様と顔を合わせ、お話をお伺いしてまいりました。

脚本家になりたいという想いも聞いていただいた方には、
パフの仕事からきっと多くのことを学べるだろうと
激励いただいたこと、心に残っております。

今回、こちらのお話をいただいたのは二月中頃のことでした。
昨年三月に内定承諾をし、入社直前になって
内定辞退をすることは、本来あるまじき行為です。

ですが、それでも、
目の前に現れた制作中枢への参画のチャンスに
どうしても飛び込みたい気持ちが抑えきれませんでした。

パフを離れる覚悟を決め、
全社員と同期の石上に発表をしたのが三月初旬。
引き継ぎ事項を確認しながら三月を過ごしてまいりました。

同期の石上に言われてはっとしたのは、
「釘崎さんにお話しする前に、
私に相談してほしかった」という言葉。

まだ、ちゃんと仲間になれていなかったかもしれないと
石上に言われて初めて、
それほどまでに自分のことを思ってくれていたのかと
衝撃を覚えました。

もともと私は、人との関わりを深く持つことや、感情を表に出すことが苦手でした。
パフの仕事を通して、それを身に着けることができたら。
そんなことを面接の段階からよく話していました。

一年を通して、少しは自分もその力を身に着けたかなと思っていたのですが、
今回石上の言葉を受けて、まだまだ自分が未熟であることを突き付けられたんです。

自分がどう思われたいかばかりで、
誰かがどう思ってくれているのか、というところまで
考えを巡らせることができていませんでした。

にもかかわらず、
石上をはじめとしたパフ社員のみなさんが
「全力で夢にぶつかってこい」と背中を押してくれました。

そのやさしさ、あたたかさ。

私は、何か学ぶことはできたのでしょうか。
私は、何かを返すことはできるのでしょうか。
そんなことを考えながら、この三月を過ごしてきました。

正直、この短期間で私がパフに何かを返すことは
もらったものを考えると、まだまだ不可能だと思い知らされます。
だからこそ、これから足を踏み入れる世界で結果を残し、
皐月をあの時送り出して本当に良かったと思ってもらいたい。
今は、そんな思いで日々と向き合っています。

パフから卒業しても、
昨日大岡さんがブログに書いていた
「パフの想い」を受け継いで活動します。

煩雑な文章ではございますが、
一年間、本当にありがとうございました。
短い時間ではありますが、三月いっぱいまで、
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

明日は、私との面接でも面談でも、
常に涙を流してくださっていた、吉川さんです。