パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

その変化、誰の意思?

2017年5月17日 (水曜日)

こんにちは!清水です。
 
ゴールデンウィーク明けだった先週は、あっという間に過ぎ去っていきました…。
5月も半ば、あと少しで2017年が折り返すと思うと、ぞっとする今日この頃です(笑)。
 
人混みが嫌いで大型連休は大概家で過ごすのですが、今年は3日に
恵比寿にある東京都写真美術館に行きました。
私が観たのは「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」という展覧会。
幕末から明治の写真史を学べる、歴史好きな私にはうってつけのイベントでした!
もともとの目的はただ一つ、大好きな土方歳三の写真を見ることでしたが(笑)、
写真の技術が伝来して間もない時代の写真の数々は、とても興味深いものでした。
 
特に面白かったのが、民衆や街並みを撮影した写真です。
「日常を切り取った」という言葉がピッタリの普通の写真なのですが、
その中に教科書では分からない、歴史や日本人らしさを感じました。
また、端午の節句や七五三、ひな祭りなどの行事を写したものが多く、
時代が変わっても変わらない文化が見えて、何だか嬉しくなりました。
 
一方で、愛宕神社(港区)からの眺望は、当たり前ですが一変。
当時は神社が一番の高地だったのが、周りを東京タワーや虎ノ門ヒルズなど
高い建物ばかりに囲まれる場所となりました。
今の東京を当時の人が見たらどう思うだろう…と想像すると、楽しいですね。
 
* * *
 
「新卒採用」のスタイルは、眺望と同様、明治・大正・昭和・平成と大きく変わりました。
採用は経済や教育状況に影響されるものなので、変わるのが当たり前にも思えますが、
意思を持って変化させたこともたくさんあったはず。
その意思が「誰のものだったか」を考えると、きっとどんな時代にも
こんなのおかしい!とか、理不尽だ!という人がいたのだろうと想像できます。

私も、学生時代にそう感じた経験から、パフに興味を持ちました。
しょうがないとか、どうしようもないとか、そんな簡単な言葉で片付けるのではなく、
初心を思い出して「自分の意思で変える!」くらいの気持ちを持って考え続けようと思います。
 
 
お次は、ゴールデンウィークはどんな風に過ごしたのでしょう? 牧野さんです!