パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

コンサルタントとオオキド博士

2018年12月4日 (火曜日)

おはようございます。ハム石河です。
先日、ニンテンドーSwitchからポケモンの新作ソフト「let’s go ピカチュウ」「let’s go イーブイ」がリリースされました。

携帯のアプリと連動できたり、小さなポケモンを肩に乗せられる仕様になっていたりと評判は上々みたいです。

日本で最も有名なアニメの一つといっても過言ではないと思います。

実は私、毎週末になると学生さんの訪問を受け入れているのですが、
そんなポケモンのことを題材として例え話をしてみると、目を大きく開いて「なるほどー!」といった反応をしてくれるので
本日のブログにてシェアをしようと思った次第です。

「社会貢献がしたいと思っていて、問題解決ができるような仕事に就きたい。だからコンサルタントになりたいのです。」
とある学生さんから相談を受けました。

すごくシンプルでいて、わかりやすい志望動機なのですが、
「問題解決ができる仕事=コンサルタント」という図式は、間違ってはいないけれど合ってもいない、なんとも言えないものだと思います。

「仕事は何かしらのニーズを叶えるために存在しているものだから、どの仕事だって問題解決しているんだよ(コンサルタントに限った話ではない)」
と真正面から話しても、ほとんどの学生さんは半分は理解したというような反応。

そこで、登場するのがオオキド博士で。

まず彼が行なうのは、主人公という初心者トレーナーにポケモンを授けること。
いきなり強いポケモン(例えばリザードン)を授けるのではなくて、扱いやすいポケモン(例えばヒトカゲ)を授けたりします。

この主人公の目標は、殿堂入りすること(最も強いトレーナーになること)なので、パッと強いポケモンを授けた方が手っ取り早いのですが、
強いポケモンほどトレーナーを舐める癖があり、信頼関係がないと「言うこと」を聞いてくれなかったりするのです。

なので、オオキド博士は
まずトレーナーの現状や課題を把握し、(トレーナーとして経験値がない)
叶えたい目標を共有して(でも、いつしかは最も強いトレーナーになりたい)
とを、総合して、あの最初3匹を選択肢として授けているのではないかと。

そして、オオキド博士の仕事はそれだけには止まらず、
時折のトレーナーへのハッピーコールで旅のアドバイスや育て方なんかも共有したりする。
つまり、「ポケモン授けたから終わり!」ではないということ。

別に、オオキド博士はコンサルタントでもないでもない、ただの博士なのですが
コンサルタントっぽいことをやっていて、

コンサルタントだからコンサルタントになるのではなくて
どんな人や職業だとしてもコンサルタントになり得るんだ。

こんな事を、話してみるとすごく納得してくれる反応が返ってきたりで
学生さんには就職の選択肢を広げてほしいなぁと思っている今日この頃なのです。

では最後に、
「ポケモン」とかけまして、「就活のポイント」解きます。
その心は、距離をおいて見(み)ることも大切です。

お後がよろしいようで(笑)

お次は、鬼丸さんです。