パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

ゴーンに怒るなら、己の無能を嘆け

2018年12月10日 (月曜日)

おはようございます。田代です。

美術的能力を伸ばしている!と
前バトンの保坂さんが仰いますが…果たしてどうなんでしょうね。

一応、雑誌読み放題200冊を定期購読して雑学とレイアウトを意識的に学んでいます。
自分、無能な人間なので、努力しないと死んじゃうと思っていて。

ということで、今日のテーマは、無能、努力、権力について。
(月曜日から、ガンガン飛ばしていきます)

◆カルロス・ゴーン事件をあなたはどう思うか

世間を賑わせたカルロス・ゴーン事件。

言わずと知れた、この騒動。
2010年度から2014年度の有価証券報告書に、
役員報酬が100億円だったのに対し、
その半分の50億円しか記載しなかったという金融商品取引法違反です。

さて、この事件。第一報を聞いて、あなたはどう思ったか。
今日はちょっと穿った観点から攻めたいと思います。

ゴーン、ふざけんな!てめぇ、ナンボ貰えば気が済むんじゃ!なのか。
敏腕経営者として崇拝していたのに、、ショックです…なのか。
会社を私物化するな、ボケ!なのか。

色々な思いは交錯すると思います。

そんな自分は何を思ったかと言うと、
事実関係は今後の法廷に委ねるとして、一流経営者はスケールが違うなぁ
という感心であり、怒りは全くありませんでした。

なぜならば、企業というのは権力(マネジメントパワー)を持たなければ、
所詮は何もできないと思っているから。

よく居酒屋で、社長や上司や同僚の悪口を言う奴っているじゃないですか。
反骨心は、人間のエネルギーなので、とても良いことだと思う一方、
いつまで経っても、ウダウダウダウダと愚痴っている人を見ると、
本当に愚かだなと思い、怒りを通り越して可哀そうな気持ちになります。

悔しかったら、偉くなれ。権力を持て。
愚痴を言う暇があるなら、会社に帰って仕事しろ。家に帰って勉強しろ。
世の中の構造をもっと知るべきでしょう。

組織で生きるということは、強かさとしなやかさを持ち合わせつつ
あらゆる事柄に対し、マネジメントできるパワーを持たなければ
自分では何もできないし、本当の意味で充実感はないと思うんですね。

企業というカテゴリーの中において、
自分の思うようにいかないことに怒りを覚えるなら、
とにかく偉くなるしかないんです。

もっともっと努力して、結果を出して、自分のポジションを掴み取って、
力を付け続けなければいけないんです。
それが嫌なら、とっとと辞めるか、独立すればいいのです。

 

審査結果に納得いかなければ、SNSで愚痴をこぼすのではなく

結果を出して、自分が審査員席に行かねばならないのです。

そこまで力みと覚悟を持ちたくなければ
それ相当の我慢をして生きるしかないのです。

今回のゴーン事件。
ゴーンさんに全て非をぶつけるのではなく、
ゴーン一強にさせてしまった組織を嘆くべきなんじゃないでしょうか。

経営者は、何かあったら即引退、大相撲で言う横綱と同じ覚悟を要する役職。
高額な給料を貰ってしかりだと思っています。

だからと言って悪いことをして許していいかというのは別問題ですが、
日々従業員には見えない苦労と気概を持っているということも理解せねばなりません。
だから、社長について、グチグチ言うのはナンセンスです。

もう一声。

社会人とは、何かの専門家。つまりプロフェッショナルです。
スポーツであれば、プロ野球選手は、野球の専門家ということになります。

プロの選手として契約している以上、
私は「一軍の試合に出なければ意味がない」と思っています。

有名球団に属しているけれども一軍に上がれずに二軍生活。
そこそこの年俸貰っていれば、まぁいいか。

本当に思いますか?
プロの選手として、心の底から、充実感を得ているかは、甚だ疑問です。
というか、かっこ悪くないですか。

常に、現役度を保ちつつ、一軍の試合に出続けること。
これがプロだと私は思うですよね。

企業でも、スポーツでも、
一軍の試合に出続ける力を付けること。

そのために、日々努力しなければいけないんじゃないでしょうか。
のん気に生きていたら、チコちゃんに怒られますよ。
ということで、師走を駆け回る毎日なのでした。

次は、話は変わりますが、
同期の木村さんが戻ってきて何を思う、岩崎さんです。