パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おはようございます、平原です。年が明けて最近は目下マーケティングを勉強中です。
素晴らしい書籍を推薦いただいて、一回り成長できそうな?予感です。
お客様、次回平原がご提案をお持ち込みするのを楽しみにしていてください!

さて、最近は「入社してから今までを振り返る」というテーマでブログを書いております。
前回は「文章が書けない」ことについての苦しい思い出を書きました。
今回は予告していた「提案書」で苦労したこれまた苦しい思い出を振り返ってみようと思います

【 2005年4月~2008年(入社1年目から3年目)くらいまで 大の苦手の提案書作成 】

パフの営業は(入社当時はそんな言い方をしていなかったけれど)ソリューション営業です。
お客様の理想の状態と現状をお聞きし、その差を生み出している問題を発見。
問題をどの方向で解決するのかを課題として設定し、具体的な解決策と見込める効果、かかる費用、
実行におけるスケジュールと体制をご提案いたします。

入社1年目の私は、
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お客様の理想の状態と現状をお聞きし、その差を生み出している問題を発見。
問題をどの方向で解決するのかを課題として設定し、具体的な解決策と見込める効果、かかる費用、
実行におけるスケジュールと体制をご提案いたします。
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↑これ全部が分かっていなかった!!!!(衝撃、震えますね)

正直、提案書を
「ご発注いただくためにはご提案書というそのお客様向けにカスタマイズした
企画書を書かなくてはいけない」
くらいに考えていました。

また、具体的な提案書の書き方を習う場もなく、過去に先輩たちが作成した提案書を読み漁りなが
ら真似て作るという手法。
当然当時参考にしていた提案書も、先輩たちがそれぞれ我流に作った物ばかり。
理想ページがあったりなかったり。
課題ページがあったりなかったり。
スケジュールが合ったりなかったり。
混乱のまま闇を走っていました。

当時の私に「本を読め」と言いたい。すごく言いたい。
毎日終電を逃しながら必死に拙い提案書を書いていた私。何が基本なのか、何が必要なのかが
わからないまま書いていたからあんなに時間がかかっていたのですね。

「あれ、なんか今自分闇の中にいる」と暗中模索を感じたら、本を読みましょう。
近くの大人に(同じ会社でなくとも、外部の信頼できる大人でも)推薦図書を聞きましょう。
きっと助けてくれるはず。

そんな助けを求めずにとにかく目の前の仕事に追われ続けてしまった哀れな新人平原は、
3年目か4年目くらいに「提案書、ワードでいいじゃん」と思い直してすべてワードで
書いていた年がありました。(パフの提案書は基本パワーポイントです)

ワードだと自分の言いたいことがシンプルになるし、論理破綻にも気が付きやすい。
何よりレイアウトを気にしない分ものすごく時間が短縮できる。
これによって、だいぶ思考がシンプルになって少し闇を抜けたのでした。

本格的に提案書のスキルが上がるのは、リーマンショック後にマジックドラゴンに配属されて
ツボウチさんという3年くらいだけパフにいてくれたキャリア入社のビジネスマンに出会って
からでした。そこで
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お客様の理想の状態と現状をお聞きし、その差を生み出している問題を発見。
問題をどの方向で解決するのかを課題として設定し、具体的な解決策と見込める効果、かかる費用、
実行におけるスケジュールと体制をご提案いたします。
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↑これを教えていただいたのでした(何年かかってるんだ・・・)

ツボウチさんは作成した提案書に対しても厳しくチェックを入れて「これだとまだ甘い」もっと
具体的に何をどう改善すれば良くなるのかを指導してくれたのでした。
私も一生懸命学びましたが、この時に圧倒的に成長したのは私の4つ下のツチダくんでした。
ツチダくん、君が作ってくれたあれやこれやは今もパフの土台となってるよ!

こういう話をしているといつも思い出す、オオバさんの一言。
(オオバさん:パフのシステム周りのプロジェクトマネジメントをしてくださっていた、ホサカさんとウメキの師匠)

「自分が3年かかって習得したものを、後輩に3日で教えるのが組織の成長」

かっこよすぎて震えます。
パフの若手のみなさん、教え下手で申し訳ないけれど、平原が持っているものは最短でみなさんに
渡していきたいと思っているので、ぜひ平原を活用してください。

今日のひとこと。 暗中模索のまま仕事をするな。いいことネーゾ!

次回は「理想と現実のGAP」に悩んだ話を書こうと思います!

お次は同じく提案書に悩みまくっていた木村さんです。3日で教えてあげられなくてごめん!