パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

風が吹けば桶屋が儲かる

2020年2月20日 (木曜日)

こんにちは、歴の長い花粉症患者の鬼丸です。

花粉症の咳なのに新型ウイルスに罹患したのでは、と一日一回はネガティブ志向に陥ります。

就活・受検シーズン真っただ中の重要な時期でもありますので、早く収束することを心より祈っております。

 

さて、私の思考を言語化するというのがテーマに対し、今回は自分の根幹だと考えている構造のお話です。

皆さんご存じ「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざです。

(1)大風が吹けは土埃が立ち、盲人などの眼病疾患者が増加する。(2)盲人などが三味線を生業とし、演奏方法を指導したり、門付で三味線を演奏するので、三味線の需要が増える。(3)三味線製造に猫の皮が欠かせないため、猫が多数減り、が増加する。これら鼠は箱の類(桶など)をかじることから、桶の需要も増加して桶屋が儲かるだろう。(Wikipediaより抜粋)

 

常々世の中とはこのように回っているなと感じ、一つの事象に対しその後何が起こるかを想像するのが癖になっています。

社会人になって最初に出くわした大きな出来事はリーマンショックです。

リーマンショック時に学んだことは、人材業界は最も打撃を受ける業界。

逆に物流は一時人とモノの流れが活発になる(守備範囲の広い大手企業に限ってかもですが)。

景気が後退すれば経費節減のために事業所の縮小、人を雇い入れるどころか自社の人材も減らさねばならない企業も多く、大きな影響が出たのを横目で見ていました。(HR部門は隣の部署で早期退職対象部署となり、不動産部門にいた私はまぁまぁ忙しかった。)

しかし逆に上記の流れでは事業所の縮小で引っ越し、安い物件に移り住む、逆に高級物件が値下がりしたので狙って引っ越しをするなど各方面に人が動き、経済の流れを感じました。

当時知り合いだった某物流大手の知人が毎週末接待ゴルフで大変だと言い、隣の部署では9割が退職したという2つの事象。

世の中の事象には輝く側面と陰る側面が生まれるのだと体感した出来事でした。

 

新卒採用の予測をするならば、

①センター試験最後の年=大学入学共通テストが来年に控えている

②今年の受験生はかなり勉強しているだろう(絶対浪人しない)、相対してどこでもいいから推薦で入学を決めた人も多いだろう

↓ (高等教育機関側がこの差を教育でどこまで埋めてくるか重要)

③4年後の新卒採用の学生は苦労して勉強してきた人と、推薦で少し低めのレベルでも入学を決めた人と差が出るだろう(二極化が進む)

④パフとして先んじて策を講じ、環境に即した採用支援を考え出し、学生と企業に結果で貢献するだろう

ということ。※やや希望的観測含む。

直近の身近な問題ではマスクやアルコール除菌グッズの販売がなくなり、想像を巡らせます。マスクの量産は出来ていると政府が発表しても、海外の工場が休みの中本当に対応出来ているのか、日本国内の生産品から販売が始まるならとても高額なのではないか、など。

基本は見通しの立たないことが不安でたまらない性分なのが発端ですが、世の中の出来事と自分の圏内の出来事に繋げて考えるのは習慣です。

目標は天災を待つ桶屋ではなく、いつでも安定して売れる仕組みを先駆けて作る桶屋になること。

散漫になりましたが今回はこの辺りで。

 

お次はどんなに頑張っても私の頭では行動が全く繋がらない天然少女、岡崎さんです。