パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

春から大学生

2020年3月17日 (火曜日)

になります、弟が。

 

おはようございます。

アルバイトで頑張って余分に貯めたお金はすべて就活に消えました、サトミンです。

 

私には5歳と6歳離れている弟がいます。

今年、上の弟が受験生でした。

そんな弟に私がずっと言い続けてきたことは、「絶対に県外の大学に行きなさい」と。

 

 

自分が行けなかったから。

 

 

自分がやりたかったことを、弟がやりたいかどうかも分からないのに。

もちろん、今まで自分がどれだけ狭い世界にいたのかもよく分かるし、一度外に出てみることで見えるものもあるだろうし、どこで生きていくにしても外に出たことがあるのとないのとでは違うし・・・

などなど(言い訳じみた)いいこともたくさんあるから言っているんですが、根本はそれに尽きるなぁと思うのです。

 

 

時が流れて就職の時、私が弟に、ベンチャーに行きたいと言われたら。

 

どんな会社なのかこと細かく聞いてしまいそう。

社員と何人会った?良いことばかり言ってなかった?本当に大丈夫なの?と。

私はパフに入って幸せだけど、こんな会社はなかなかないよ?と言ってしまいそう。

親確ならぬ、”姉確”ですね。

 

そこまで考えて、弟が入社したい会社はパフではないのだと気付く。

弟にとってパフのような会社を見つける道を潰してしまうところでした。

視野を広げてあげて、見守り続けるって難しいんだろうなと思います。

 

私はまだ母親にはなっていないけれど、親が自分ができなかったことを子どもにやらせようとしたり、子どもに幸せになってし欲しいから就職に口をはさんでしまう気持ちが、少し理解できる気がします。

親確で反対するのは、私が弟の進学について口を出してしまうこの感覚と似ているのだとしたら。

弟が「県外への進学を全く視野に入れず、なんとなく地元の国立かな」のような感じではなく、地元にいる理由やその大学に行きたい理由があるのなら、そんなに強く反対しなかった(…と思います)。

 

でも、当たり前ですが家族は、家族なので、それ以上でも以下でもない。

自分に弟の将来を、他の人ほどフラットに考えることができるかと言われればたぶんできていないんだろうな、と。

だからこそそれぞれの会社や、出会うキャリアの専門家や、先に就職した先輩や、いろんな”他者”の力が必要なんだと思います。

どうか、そんないろんな人と出会って、姉の良く言えば家族愛(悪く言えばおせっかい)を打ちのめして前に進んで行って欲しいなと思います。

 

私も、自分がそんな先入観を持っているということを自覚して、来年に受験を控える下の弟に口を挟みたいと思います。

面接でも、自分がどんな先入観を持っているかを知ることは、学生をフラットに評価するうえでとても大事だそうです。

 

と、最後にマメ知識?を入れまして、弟の話を長々してすみませんでした、超プライベートブログを終わろうと思います。

 

お次は、一人っ子の、吉川さんです!