パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

とは

2010年4月26日 (月曜日)

こんにちは、ゆるきゃらを目指している高田です。

先日の田代さんの職サークルメルマガに「キミは“とは”が言えるか?」という内容がありました。

ちょっとこのブログに何を書くのか悩んでしまったので、
田代さんに相乗りをして、自分にとっての「~とは」を語ってみたいと思います。

しかも、麺類限定で。

まず、ラーメンとは。

ラーメンとは、イノベーションである。

言いたい。
ラーメンほど、イノベーションを繰り返してきた食べ物があるだろうか。
ラーメンという中国文化の食べ物をしょうゆベースの日本式ラーメンにした。
すでにそれ自体が破壊的なイノベーションであると思う。

しかし、それだけではなく、豚骨、味噌、塩などのスープの種類、具の種類、つけめんなどの食べ方や
お店のつくりにいたるまで、数多くのイノベーションを起こしてきた。
そして、カップラーメンは宇宙にまで旅立っている。

もう、これはすごい。

ラーメンとは、イノベーションである。

つぎ、(讃岐)うどんとは。

うどんとは、意思決定である。

(讃岐)うどん屋さんに行ったことがある人ならば、わかるだろう。
うどんを食べるまでには数多くの意思決定をしなければならない。

まずサイズをどうするのか。
大中小、自分のおなかに神経を集中して意思決定をしなければならない。

その次、食べ方をどうするのか。
醤油とだしのシンプルなスープにするのか、ぶっかけにするのか、ざるにするのか。
ここでも大きな意思決定を迫られる。

そして、てんぷら。
100円ちょっととの天ぷらだが、これを頼みすぎると値段が上がってしまう。
また、定番のえびやかきあげのほかにも、から揚げやウィンナー、
玉子など変り種もたくさんある。この意思決定では、己のセンスが試されるのだ。

このように数々の意思決定を求められるのが、うどんなのだ。

つぎ、焼きそばとは。

焼きそばとは、子供のころの思い出である。

まだ全国の小学生が土曜日は3時間だけ授業を受けていたころ。
家に帰ると、必ずお昼ごはんは焼きそばだった。

たまに友達の家のお昼ご飯の様子を見ることがあったが、
その家でも焼きそばを食べていた。

あのころ、僕らのような決して裕福ではない家の土曜日のご飯は、
焼きそばか冷麦だったに違いない。

今でも焼きそばを食べると、子供のころを思い出す。
別に今でもお金持ちではないが、お金が無くても十分に楽しかったあのころを。

焼きそばとは、子供のころの思い出なのだ。

我々の住んでいる世界はひとつだが、その見え方は一つではない。
50億人分の世界があるはずだ。

私にとっての「とは」とあなたにとっての「とは」は一緒ではない。

日経新聞が新しい企業ランキングであるNICES(ナイセス)というのを出したそうだ。
それはそれでいい。

就活生のみんなに言いたいのは、みんながイイという会社が、必ずしもイイのではないということだ。
ランキングの上位の会社だって、あなたにとってのイイとは限らない。

あなたにとって今の選択をイイにするために、強く生きよう。

次は、田代です。