パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

部屋探しと就活と私

2010年5月25日 (火曜日)

こんにちは。無事30歳になり、とうとう精神年齢である3歳(さんしゃい)の
10倍の実年齢になってしまった長崎です。「さんしゃいです♪」と言った後の
みんなの(特に後輩の)困った顔は忘れられません。社長の釘崎だけが大爆笑でした。

後輩が気を遣って、ツッコミすら入れられない年齢になってしまったので、
言動に気をつけたいと思います。

さて、本題に入る前に。
時折私の頭の中で流れる曲「部屋とYシャツと私」。就活生の皆さんは
ご存知でしょうか?1992年にヒットした歌ですが、その後も結婚式の定番ソング
だったので、「名前は聞いたことがある」という方も多いと思うのですが…

改めて歌詞を読んでみると、なかなかどうして依存心たっぷり!の歌なんですね。
 → 「部屋とYシャツと私」の歌詞はこちら

 

時代背景なのでしょうか。当時は、男女雇用機会均等法が施行されてまだ
間もなく、こういう考えが許されたのでしょうか。それとも、女性の深層心理
を如実に表した歌詞なのでしょうか。考えさせられますね…。

 

なぜこんなことを思い出したかというと、自分の人生を振り返ると、高校を卒業
してから11年間で引越しを10回もしているという事実に気がついたからなのです。
(引越し→部屋探し→部屋→部屋とYシャツと私 という連想ゲームです)

まるでヤドカリのような自分の人生を振り返り、「あぁ、就活と部屋探しって
似ているわぁ」と。「自分で選択し、決断する」というサイクルが同じなので
しょうね。

私、別に引越しマニアではありません。
どちらかというと、部屋探しも引越しも「苦痛」に感じる方です。
好むと好まざるとに関わらず、引越ししなくてはいけない状況に追い込まれた
だけなんですよね。

就活もきっと同じで…
大学卒業前に、「就職先を探さなくてはいけないから」という理由で
就活をしている人が大半なのではないでしょうか。

私、お部屋探しが大嫌いです。
何度かの引越し経験により、私は悟ったんです。「女性一人で部屋を探すのは
不利だ!」と。女性だけで不動産屋さんに行くと、確実になめられる。こんな
条件で探している!って言ってるのに、すぐに出してくれない。高度な交渉術
が必要で、めっちゃ疲れる。

就活もきっと同じで…
すぐに「これだ!」という企業に出会えるわけではありませんね。この時期に
なると、「もう企業をみても魅力的に思える企業が見つからない」なんて声も
聞くようになります。自分の理想を追い求めたい気持ちもあり、現実を見る必要
もあり、そのうち自分の中で何が一番大事だったのかわからなくなってくる。
たくさんの物件(企業)を見ていて、入居を断られ続けていると、何が大事か
わからなくなってきますよね…。

 

でも。
部屋がないと、生活できないんですよ!
どんな部屋でもいいわけではないけど、妥協できる点は妥協して(本当に自分が
一番大切にしているものを見極めて)住む場所を見つけましょう。

そして。
大事なのは、住み始めてから。自分が住みやすいお部屋にすればいいじゃない。
住みやすくするのも、住みにくくするのも、自分の努力次第。「ここで自分らしい
暮らし方を見つけて過ごしていこう」と覚悟を決めて、決断すること。

 

最後に。
部屋探しと就活で決定的に違う点があります。それは、お金を払ってサービスを
受ける側に立つか、お金をもらってサービスを提供する側に立つかという点。

だから、「南向きの物件ですか」とか「ペット可の物件ですか」などと条件面ばかり
気にしていては駄目なんですね。だって、皆さんがそこでサービスを提供し、GDP
に寄与するんですからね!

無理矢理に例えた部分が散見されますが、皆さんが「自分が一番住み心地のいい」「自分が一番活躍できそうな」お部屋を探し、無事入居されることを東京「都」、北海「道」、大阪「府」、神奈川・千葉「県」をヤドカリのように渡り歩き、「都道府県」を制覇したことだけが唯一の自慢である北海道生まれの長崎が、東京築地よりお祈りしております。

次は、千葉県生まれの奈良です。