パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

ツライからこそ、深まる絆もある

2010年9月1日 (水曜日)

みなさま、こんにちは!
あと1日でまた更に社員の平均年齢をあげてしまう、杉平です。

わたしは今、プライベートでとっても苦労している問題があります。

それは・・・

 “同期会の開催”

です!

私が新卒入社で入った、某旅行会社。
当時の同期、総勢26名(だったはず。笑)を久しぶりに
大集合させよう!という企画が持ち上がったのはいいのですが、
言いだしっぺのTも、いいねいいねと持ち上げたHも、なかなかに腰が
重くて動かないので(笑)、ええい、わたしがやるわぃ!
と引き受けることに。

しかしですよ皆さん。大変なんです、連絡先調べるだけでも。

今の若者は携帯だメールだSNSだと、離れていても連絡するツールが
いくらでもありますが、

私が新卒で入社した、その年にヒットした歌にこんなのがあります。

『ポケベルが鳴らなくて』 by.国武万理

そう。当時は携帯電話すらない時代。
なんだか旧石器時代みたいに聞こえます。しくしく。

 

実はこの某旅行会社、私たちが史上最後の新入社員でした。
4月に入社したわずか3ヵ月後に、倒産したのです。

なので、同期のメンバーと共に働いたのもたった3ヶ月間。
けれど携帯電話のない旧石器時代から、
脈々と現在まで密に連絡をとりあっている同期が何人かいます。
まるで、何年も一緒に働いたみたいに、互いに気の許せる“仲間”です。

どうしてだろう、とふと思うと。

おそらく、共に苦しい思いをしたから。ではないかと思いました。
倒産、という滅多に経験できない激動の時間を共有した「戦友」です。

・ ・ ・

就職活動中のみなさんも、いずれはどこかの会社に入社して、
同期ができることがあると思いますが、
「同期」と呼べる仲間は、同じ会社の中以外にも存在します。

いま、諦めずに就職活動を続けている仲間たち。
これから共に就職活動をはじめることになる仲間たち。

彼らは、蹴落としたり、足を引っ張り合ったり、勝ち負けや優劣を競う、
「敵」ではありません。

楽しいことや、喜びや、出会いや、成長もあるけど、
おそらくは苦しいことの比重が大きくなるであろう「就職活動」を、
共に乗り越える、大事な「仲間」です。

そんな気持ちを忘れずにいてほしいなと、お姉さんは強く思います!

さて次は、哲学を愛する学生時代に、
どんな就職活動をしていたのか聞いてみたい、
高田の登場です!