パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

緊張する

2012年3月15日 (木曜日)

皆さん、こんにちは。あがり症の吉川です。

私は元々、とてつもないあがり症です。就職活動の面接などでは、あまりの緊張に声が震えて、時には泣いてしまうことさえありました。

社会人になって丸11年。今では、企業の人事の方を対象としたセミナーの講師などもしています。学生時代からの友人にそのことを話すと、皆からとても驚かれます。

働くって、誰かのために必死に頑張ることで、自分でも気づかない可能性を少しずつ広げることなのかな?と、最近つくづく思います。

先日、学生向けのイベントで私の尊敬する50代の経営者の方が、こんなことをお話されていました。

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「緊張する時ってどんな時だろう?」

実は人間は、自分が手に入らないと分かっているものには、緊張しないんだ。
手に入るか入らないか、ギリギリの状況のとき初めて人は緊張をする。

たとえば、普通の人が、誰かに「100mを9秒で走ってみて」と言われてスタート地点に立っても、実は全く緊張しない。「どうせ絶対できっこない」と思っているから。
でもオリンピック選手だったらどうだろう?とても緊張するんじゃないかな。

皆も就職活動や受験、部活などで緊張する場面って、心の底では「うまくできるかも?」と感じている時じゃなかったかな。

僕は、なるべく毎日緊張する人と会うようにしている。緊張する人と会えば、人は成長することを知っているから。

緊張することだけを追いかけていけば、何も考えなくても成長する。手に入るか入らないかギリギリのことが、できるようになるチャンスをつかめることになる。

緊張することを避けないで、緊張していることを前向きに受け入れるだけで、いろんな出会いが得られる。

緊張とは何かを知っているだけで、人生は大きく変わってくる。

緊張することが人生の成功につながることだと知っていれば、いろんなことにチャレンジするようになる。
そしてそれをやり遂げた後、自分に対する自信にもつながる。

「皆、緊張に向き合おう!」

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「就職活動は成長の機会」といいますが、それは緊張する場面の連続だからなのかもしれません。
緊張することって悪くない。緊張する自分を受け入れて、もっともっと大きな人間になりたいなと思います。

明日は、同じく緊張しやすいタイプの岩崎です。