パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

キャンセルの心理

2015年10月19日 (月曜日)

やってきました、第七回かほログ!

私はボルダリングをやっていないのですが、常に、どこでぶつけたのか膝にアザができています。
(ドタバタ落ち着きないので動き回っているときか、お酒を飲んで酔ったときか、ですね…)

さて、お客様の採用のお話を聞いていると「説明会予約した学生からの無断欠席が多い」「内定式直前に内定辞退連絡が来る」といったことを耳にします。

昨年私は「就活をしている学生」だったわけですが、正直原因がよくわかりません。
ただ、考えられることはあるので、今回はそれを書いてみたいと思います。

まず私自身、説明会においては、予約したことをすっかり忘れていた一社様で無断欠席してしまった例があります。
内定辞退においては、決断してから3日間ほど、企業様へ連絡しようと電話を持っては掛けられないということを繰り返していました。

今この立場になって思うと大変申し訳ないです……。

友人からは「申込みの倍率が高いから情報解禁とともにとりあえず説明会を予約した、でも多分行かないと思う」という言葉を聞いていたりもしました。

説明会の予約に関しては
・有名企業の説明会予約倍率が高い
・忘れぬうちに「とりあえず」予約しておく(予約に満足して忘れる)
・相手が見えない状態での予約であるため「人と人との約束」といった感覚が薄い
といったことが挙げられるのかな、と思います。

実際に学生に有名な企業様の説明会は予約が秒で埋まってしまい、出遅れた学生はキャンセル待ちをしています。
先輩からも、予約は気合い入れて臨まないと難しいよ、なんて話を聞いたことがありました。

そのような話を聞きすぎると次は予約合戦になってしまうことがあり、「とりあえず予約」ということが起こります。
「行けるか分からないけど興味があるから予約」「他社と日程がかぶったらそのときに選択しよう」といったような考えの学生は多かったように思います。

「予約受け入れの枠には限りがある」ということは理解しつつ「自分が予約したことにより予約できない人がいる」といった思考には至っていない学生もいました。

また、ナビサイト上で何社も予約すると、どうしても機械的になってしまう部分があり、その先に「人」がいるという感覚が薄れているのかもしれません。

内定辞退に関しては
・「将来に関わる選択」ということが大きすぎて直前まで考え込んでしまう
・何と言ったらいいか言葉が見つからない(言いづらい内容だと捉えている)
・人事の方からどのような返答が返ってくるのかわからず怖い
といったことが挙げられるかと思います。

就活をしていた当時、社会人や採用担当の方は「とても距離の離れた大人」であるような印象でした。
だからこそなかなか素の自分になれなかったり、言いたいことが言い出しづらかったのだと思います。

と、ここまで書いてみましたが、あくまで推測なので、今度学生に聞いてみたいと思います。

お次のブログ担当は佐伯さんです。
お楽しみに!