パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

Japonism

2016年2月3日 (水曜日)

皆さまこんにちは!
魔性の声かは別として…歌うの大好きな清水です♪

最近のパフは説明会&選考で学生さんの来社が多く、みなさんの元気な声が聞こえてきます。
まだ学生さんとそんなに年は離れていませんが、、、日々元気をもらっています☆

 

さて、私は替え歌選考を辞退し(拒否しました笑)、ロジカルシンキング選考を担当しています。
社員と学生が混合チームを作り、あるテーマについて「ディベート」を行う、という選考です。
今週月曜日に一回目を実施しまして、今日10:30から第二回開催。
戦いを控え、(二回目なのに…)また少し緊張しています(笑)

ところで、私が初めてディベートの存在を知ったのは、小学校4年生のときでした。
当時の担任の先生が大学時代に留学経験のある方で、
「日本人は世界に比べて自己主張力が圧倒的に足りない!ディベートが必要だ!」
ということで、自分のクラスの授業に取り入れたと仰っていました。
(あまり好きな授業ではなかったので、よく覚えています…)

確かに、海外に住む知り合いや帰国子女の友人の話を聞くと、
日本人の「自己主張力」や「反論力」は劣っているのかも…と感じることはよくありました。

たとえば、アメリカで育った友人の話では
幼稚園などの人生最初のコミュニティに入って一番に覚える言葉は、
「It’s mine!(それ私の!)」だそうです。
(日本だと、「よろしくね」「一緒に遊ぼう」などですよね。)
この言葉を覚えて積極的に使えないと、自分の周りからおもちゃも、
おやつも(時にはガールフレンドも…)消えていく、と言っていました。

誤解を恐れずに言うと、私はこの話を聞いて「日本人でよかった」と思ってしまいました。
決して、競争や敵対をしたくないとか、自己主張するのがイヤとかではありません。
(むしろそういった意識や経験は、日本人はもう少ししてもいいと思います。)

注目するのは、この話が3~4歳のこどもの話であるということ。
変な言い方ですが、日本人になって間もない人でさえ、当たり前に
「人の気持ちを考えて行動している」ということに、少し嬉しくなりました。

これは私の勝手な考えですが、自己主張力や反論力は、大人になってからでも身につけられる能力だと考えています。
逆に、相手の立場・気持ちを想うという「精神・思考」はなかなか後天的には身につけにくいものだと思います。
(実際、帰国子女の友人は日本に来て、人へのものの伝え方にとても苦労したそうです)
日本人が昔から大切に守ってきた、現代の私たちにも備わっているアイデンティティ。
国内外問わず批判されることも多いですが、やはり失ってはいけない大切なものだと思います。
少し飛躍しますが、「Japonism」に後天的な能力を身につけ、唯一無二の「Japanese」になって初めて、
本当のグローバル人材になれるのではないでしょうか。

・・・

色々と書きましたが、ディベートは真実を追求するための建設的な議論の場!
今日の選考もがんばります~!

お次は、マラソン選考担当のぶんしょうさんです☆