パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

会話力の伸ばし方

2018年2月20日 (火曜日)

おはようございます、おじさんキラー・・・なのでしょうか。
どちらかというと年々おじさん化している平原です。

先日人に「どうしたら平原さんみたいに誰とでも円滑に話せるようになれますか」と聞かれました。

小さい頃から人前に出ることも、人と話すこともストレスを感じずに得意意識を持っていたので、その時はう~ん、、、とうなってしまったのですが、家に帰ってから同じく営業として13年間キャリアを積んできた旦那と議論して、「社会人になってから意識して伸ばしてきたコミュニケーション力」について考えたので、今日はそれを書いておこうと思います。

人との会話が得意なほうだったとは言え、私も学生時代には話しにくい人やなかなか会話が続かない人もいました。
それが、今となってはその気になればたいていの人と深い話ができるだけの力がついてきたと思います。

学生時代の私はどちらかというと「面白い話の展開ができるか」や「笑いが取れるか」といった、自分側のネタを膨らませることでしか会話を持たせることができませんでした。結局のところ、相手が自分に興味を持ってくれないと会話が続かないのです。

社会人になって、営業という仕事について意識をし始めたことは「いかに相手の話を聞くか」です。
人は、自分に興味を持って楽しそうに話を聞いてくれる人に対してはいろいろと話したくなるものです。

「いい表情で」
「前のめりに」
「相手に興味をもって」
「肯定的に」
「質問と相槌をくりかえす」

めちゃくちゃシンプルですが、これが私の身に着けたスキルです。
私が訓練で身に着けたのは、相手の話から次の話を引き出すための質問スキル、が最たるでしょうか。
「楽しそうに聞く」という態度に自信がない方は、そこから始めるのが良いと思います。
「興味を持って」というところでは、意識して相手の名前を口にするだけでも違います。

話している人の目を見て、笑みを浮かべ(または真剣に)、〇〇さん、うんうん、へー!、すごい!!

これだけです。
でも、これができる人って意外と少ないのです。
私の友人に「すご~い」を特に意識せず使う人がいて(もはやすごいと思っていないけど相槌的に使っている)、気づいたら上司にやたら気に入られて昇進していたなんて話もあります。それくらい、人は自分の話を熱心に聞いてくれる人に心を開いてしまうものなのだと思います。

そしてもう一つ大事なことは、自分を隠さないこと。どんな人なのかわからない(本心が見えない)人に、なかなか心は開きにくいですよね。
具体的には、自分のちょっとダメなところや下に見られてしまいそうなところをあえて出していく。
要は、警戒していない様子を表現する。自分がガードを外せば相手もガードを降ろしてくれます。

私が学生時代に心を砕いていた「面白い話の展開ができるか」や「切り返しが上手か」なんてことは、その次でよいのです。
むしろ自分にばかり目が行っている人って、嫌ですよね、反省。

社会人の方にとっては当たり前すぎる内容だと思いますが、誰かの何かのヒントになればいいな。と思って書き留めておきます。

お次は私の話を誰よりも聞き流すのが上手な岩崎さんです。(もうちょっと聞いて!)