パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

素敵なプロフェッショナル

2018年8月9日 (木曜日)

今年の夏は近場のプール付きホテルに泊まりに行こうと計画している岩崎です。
旅行の準備と後片付けが面倒で、なかなか遠出しようという気になれません…。
子連れなのできっと入るのはキッズプールだけだと思いますが(笑)

 

これまでも何度かブログでご紹介したように、育児をしていると、
普段オフィスで働いているだけではなかなか出会えないプロフェッショナルと
接する機会が多くあります。

★何よりもお世話になっている保育園の先生方

驚異のスピード対応

★長らく続いていた娘の微熱の原因を解明してくれた小児科の先生

餅は餅屋

 

先日またも、素敵なプロフェッショナルに出会ってしまったので、
今日はそのお話です。

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私の住んでいる区では、子供が2歳になると、3歳になるまでに使える歯科健診の
お知らせが送られてきます。
保育園でも年に2回歯科健診をしてくれていて、虫歯がないことは確認していたのですが、
せっかくなので、先日予約して行ってきました。

 

私自身はこれまで虫歯になったことがなく、今住んでいる地域で歯医者さんに
診てもらったことがないので、家から近くて、雰囲気の良さそうなところを選びました。

 

受付で問診票を書くと、すぐに呼ばれて、診察台へ。
娘だけが座り、私はその脇で突っ立っているスタイル(笑)
40代くらいの男性の歯科医さんが来て、さっそく健診。

 

すると、まず「先生、目が悪いからメガネしていい?」と診察用の眼鏡をかける前に
娘に話しかけました。
緊張で強張り、よくわからないながらにもウンと頷く娘。

 

その後も、
「コレ(鏡つきの棒)で口の中を見るよ。ちょっと覗いてごらん」
「コレ(歯磨き粉)で歯を磨くよ。ちょっと匂いを嗅いでごらん」
「コレ(ウィーンてやるやつ)を使うよ。ぷにょぷにょしてるから触ってごらん」
と一つ一つを実際に見せ、触らせて、恐怖感を取り除きつつ、

 

「レモンとか梅干しとか酸っぱいの好き?先生は苦手なんだよー」
「コレ(フッ化物)は虫歯がない子しかできないんだよー。特別だねー」
「うん、上手にできたね!えらい、えらい!」
と2歳児の自尊心をうまくくすぐりながら、あっという間に終了。

 

この間、私にはまったく話しかけず、とにかく娘に直接話して、
本人に説明し、本人が了承してから物事を進めてくれたことに感動しました。

 

人見知りでオジサンは大の苦手な娘が、この先生はすっかり信頼したようで、
最後は「ばいばい!」と自ら手を差し出し、タッチしていました。
外に出た後、「頑張ったね!えらかったね!」とほめると、
「うん!」と誇らしげでしたが、
「でもちょっと恐かったし、酸っぱいのはおいしくなかった」とのこと(笑)

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何事も、スムーズに進めるには、説明と了承が大切なんだと学んだ出来事でした。
2歳という小さい存在でも、一人前の扱いをしてくれたことはきちんと伝わるし、
自分を認めてもらえるって嬉しいですよね。
この姿勢は見習わないといけないなーと反省しました(苦笑)

 

お次は小林さんです。