パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

ウィンブルドン

2009年7月10日 (金曜日)

こんにちは。
静かな時間を過ごせるので、夜の時間が好きな木村です。
深夜のテレビ番組・映画・音楽などは、自分にとって
幸せかつ贅沢な時間の過ごし方だと思っています

さて、みなさんテニスはお好きですか?
私は高校時代テニス部に所属していたので、テニスは好きなスポーツです。
・・・と言いながら、今はまったく活動できていないのですが。

先日、ウィンブルドン選手権の試合(シングルス)をテレビで観戦しました。

ウィンブルドンはテニスの4大大会のうちの1つで、
場所はイギリス、芝生のコートで試合を行います。
梅雨時の大会なので、降雨で試合が中断することも多いのですが、
今年はセンターコートが改装され、開閉式の屋根が設置されていました。

いや~、本当に面白かったです!!
試合をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

女子シングルスの決勝は、昨年に引き続きウィリアムズ姉妹の対決!
昨年は姉のビーナスが優勝したのですが、今年は妹のセレナが優勝。

男子シングルスの決勝は、フェデラーとロディックの対決!
決勝は最終セット、16-14までゲームがもつれこみ、フェデラーが優勝しました。

ゲーム内容はもちろんですが、何が今回個人的に面白かったかというと、
選手の心理・精神状態と試合内容をリンクして観戦することができたからだと思います。

・サーブを確実に入れて、自分のゲームをキープする。
・ファーストサーブが入らない時、相手のペースにさせない試合運びをする。
・相手のサーブゲームをいかに破るか(ブレイクするか)。
・プレッシャーのかかる場面で、攻めに出る。確実に決める。
・試合中の体調/精神コントロールをする。

体調がベスト、環境もベストだったとしても、精神的にタフでいられるか。
最後に自分自身を信じられるか。

ここの部分が重要だと、試合を見ながら気づきました。

これは決勝の試合だけに言えることではありません。
1回戦でも、2回戦でも同じ。
プロ同士の、魂の戦いです。

純粋に、カッコイイ!

久々に胸が熱くなりました。

プロのすごさに感動しつつ、テニス熱に火がついた私。
自分が怠けてしまわないよう、この場を借りてテニス再開宣言をさせていただきます(笑)。

・・・取り留めのないブログになってしまいました。
お次は、取り留めのあるブログを期待して、コンにバトンタッチします。

真っ暗闇で。

2009年7月9日 (木曜日)

走ることが大好きな大野です。

全く急いでいなくても
体がうずめくと、どうも走りだしてしまいます。

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さて、先週の日曜日。
(夜8時頃でしょうか)

それは一瞬でした。

我が家が突然、停電しました。

私の家は茨城県にあります。田んぼ・畑がある、あの茨城です。
東京とは違い、地区全体でもう見事にまっくらになります。

部屋の照明が落ち、テレビが消え、シュゥーという音とともに
普段は元気な我が家の家電製品たちが一瞬で静かになりました。

真っ暗になった家で

(母)「どうすればいいだろう・・・(おろおろ)」
(私)「何もできないから ローソクつけよう(わくわく)」

音もない、光もない状態でしばらくぼーっと(それ以外できない)していると

「停電がこのまま回復しなかったら一体どうなるのだろう。」
と、全く何もできない自分の無力さをだんだん感じました。

古代の人間なら、どんな暗闇であっても
火を興すことができるはず。

今の私が生きる世界は
当たり前のように光があって
当たり前のようにお湯をわかすことができて
当たり前のようにテレビを見ることができる。

色んな当たり前が前提にあります。

こうなると・・・
自分の人間として生きる力が失われつつあるのではないかと

発展しているように見えているのは勘違いじゃないのか

この先、人類はどこへ行くのか

・・・・

と、たった数時間の停電でそんな壮大なことを考えました。
(まとまらずにすみません。)

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もうすぐ皆既日食です。

せっかく(?)ですから、部屋の明かりを全部消して

家族や大切な人、あるいは一人でも

外の空気の音を聞きながら会話を楽しむなり

皆既日食に備えて宇宙の想像をするなり

なんでもいいので、是非、
のんびりとした時間をお過ごしください。

何か違うものが見えてくる  ・・・ かも知れません♪

では、次はどんな夜を過ごしているのか
気になる木村さんにお願いします。

道は一つじゃない。

2009年7月8日 (水曜日)

この世で一番嫌いなことの一つが「走ること」な岩崎です。
今までの人生で「運動する」という習慣があったことがありません。それでいいんです。

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先週の土曜日、久しぶりに高校時代の親友と会ってきました。
女性というのは、いくつになっても話好きですね(笑)
久々の再会だというのに、そんなブランクをまったく気にせず、
14時から17時半まで、同じカフェでずーっとしゃべり続け、
その後場所を移して20時から23時半まで、お酒も飲みながらおしゃべりしていました。

親友の一人は、高校を出てから専門学校に通い、美容師として働いています。
昨年結婚したのですが、なんと今はお腹の中に赤ちゃんがいます。(しかも双子ちゃん)
もうすぐママになるなんてまったく知らなかったので、ただただ驚くばかり。
今はお仕事をお休み中なのだそう。

もう一人の親友は、高校時代にメキシコに1年間留学をしておきながら、
ちゃっかり現役で大学に進学(笑)
その後、某大手企業の有名拠点に1年目から配属され、「やりたい仕事」をしてきた2年半。
今は関東に戻りたい病で、どうやったら戻れるかを必死に考えているとのこと。

その他、二人から聞いた高校の同級生情報。
高校時代から「車関係」の仕事に就きたくて、大学院へ進学した男の子。
 今年からやっと某車メーカーの技術職1年目。現在研修中で地方勤務中。

高校卒業後、1年浪人をして大学に進学した男の子。
 その後の彼に何があったのか、医学部を目指し、大学を3年で中退。
 今年ついに合格し、今は医大生1年生。これから6年は大学生。(卒業する頃には30歳)

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大学の友人とは今でもちょくちょく顔を合わせるのですが、
大学の雰囲気や専攻など、ある意味でフィルタリングされているので、
割りと自分と似たようなタイプが多いように思います。
進路も似たり寄ったりで、現在社会人3年目で頑張っている子が多いです。

逆に高校だと、変なフィルターがないので本当に色んな人がいます。
男女バランスも均等ですし、進路も様々です。
顔を合わせれば、「今誰がどこで何をしている」という話で
ほとんどの時間が終わってしまうのですが、本当に色々だなぁと常々感じます。
それぞれが自分で考えて、決断して、覚悟をして進んでいるんだなぁと。

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これから歩む道を決めた人。
どの道に進もうかまだ迷っている人。
これから道を探そうとしている人。

皆さん状況はそれぞれかと思いますが、道は一つではありません。
一度決めたら終わりというものでもありません。
悩み、向き合いながら、選択し続けていくんだと感じた週末でした。

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明日は、私とは違って、走ることが大好きそうな大野さんです。

チャンス、到来!

2009年7月7日 (火曜日)

こんにちは。伊藤です。

就活、どうですか?

内定をもらって終了した人。内定はあるけど就活を継続している人。まだ内定がない人。大体この3パターンのどれかでしょう。

内定がない皆さん!チャンスです!!

人は順調なとき「変わらなきゃ」とは思いません。「変わらなきゃ」と思わなければ、実際に「変わりません」。危機・ピンチ・苦境に立っているときこそ「変わらなくては」と意識し、行動が変わるものです。

意識と行動が変わること。それを「成長」と呼びます。

なーんて偉そうに言っている私も、今、チャンス到来中!変わる絶好の機会なんです。

私が好きなある方が言っていました。

「危機の本質は、『変革が進まない』ことではありません。『変革が進まないことを、危機と感じない』その我々の意識にこそ、あるのです」

まさにそう。

昨日の自分と今日の自分、先週の自分と今週の自分。「変わろうとしない」ことこそが「危機の本質」であることを胸に刻み、私は走っていきますよ!チャンス到来中の皆さん、一緒に走りましょう!!

明日は、走っている姿(もちろん物理的な意味で)を見たことがない、岩崎さんです。

言葉の大切さと思いやり。

2009年7月6日 (月曜日)

「デキた」人を旦那にもつ、ママ社員の吉田です。
※旦那は「デキる」人を目指しているようにも見えますが。。。今は、目をつぶります。
 そもそも「デキた」人(要素)の持ち主なのだからそれでいいじゃないかと思うんですけどね。

さて、先日5歳の息子が、クッキーを食べたくなったようで、
棚の上のクッキー缶を無理やり取ろうとして、床にぶちまけてしまいました。
そして、そのときのひと言。

「ごめんね。食べたかっただけなんだ」

以前であれば、「ママが拾ってよー!わーん!わーん!」
と大きな声で泣き喚いていた息子。そして、叱っていた私。

この一年は、叱ることを極力せずに、何かあった際には、
「どうしたの? 大丈夫。次に気をつければいい、一緒に片付けよう」。
ということを意識して伝えてきました。

今回も、同じように伝えようをしたところ、
先に息子から「ごめんね」の言葉が出たのです。
日常の小さなことではあるのですが、とても嬉しい出来事でした。
※親バカですみません(笑)

4歳~5歳は友だちとの関わりがよりいっそう増え、
コミュニケーション能力が培われ高まる時期と言われるそうなのですが、
本当にそうなんだなと実感した出来事でもありました。

また(保育園で)同じクラスのお母さんと話していたときのこと。

「最近ね、友達と遊びにいく時、持っていくおもちゃを友だちによって合わせるのよね」

『「○○くんは、このおもちゃで遊ぶけど、
 ○○くんはカードで遊ぶからカード持っていくね」っていうのよ』

これを聞いて「さすがだ」と思った私。

相手の事を思いやり、相手と対話し、相手が望んでいることを
的確にくみとり、行動に移す。

一歩ひいてみると、人との関わりのなかで、一番大切なことを
彼らは「今」学び、実践しているところ。

またも、平成16年生まれの子どもたちに
改めて気づかされてしまいました。

次は、伊藤です。

幸せオーラ

2009年7月3日 (金曜日)

銀座の美容師さんが独立をしてしまい、今は地元の阿佐ヶ谷の
美容室に行っている吉川です。

先週末、親友が結婚しました。

盛大な披露宴などはせず、家族と近しい親戚だけのアットホームな
結婚パーティに、私ともう一人の親友も参加をさせてもらいました。

本当に二人を祝う人たちだけ集う会。
お祝いのメッセージも、事前に用意した型にはまったものではなく、
家族の皆さんが、ホンネでお話するざっくばらんなもの。

普段参加する作りこまれた結婚披露宴よりも、なんだか幸せで
温かい気持ちになりました。

中でも一番心に響いたのは、最後の新郎からのメッセージ。

「●●さん(新婦)のお父様、お母様。こんな素敵な人を、
 この世に生み育ててくださって、ありがとうございました」

本当に親友のことを大切に思う心からの声。
素敵だな、とじんわりきてしまいました。

かっこつけずに、ホンネの方が相手に響く。
「デキる人」よりも「デキた人」の方がカッコイイ。

親友の幸せそうな笑顔を見ながら、
そんな当たり前のことに気づかされた一日でした。

明日は、デキた旦那さんをもつ吉田です。

今日は天気がいいなー

2009年7月2日 (木曜日)

梅雨が来る前にストレートパーマをかけようと思っていたのに、美容室にいくことを億劫に感じて、今年も梅雨を迎えてしまった天然パーマの保坂です。

・・・

私は非常にポジティブシンキングな人間だと思っています。

多少のトラブル・問題に対しては、
まーなんとかなるだろ、なんとかするっしょと前向きに取り組んできました。

ストレスとは無縁だとちょっと前までは思っていました。
でも本当は不安に感じたり、問題・トラブルにストレスを感じているものです。
根がポジティブであるわけでは、ないのだと、最近思っています。

なぜ私が根っからのポジティブな人間だと思い込めるほど
ポジティブアクションを取れていたのだろう、と考えてみました。

ポイントは「ポジティブワード」を積極的に使うということです。
「できそう」「できる」「あと○時間もある」「□□さんも協力してくれている」

ポジティブワードを使っていると、心から前向きにその問題に取り組むことができます。

逆に「ネガティブワード」というのもありますね。
「できなそう」「無理そう」「あと○時間しかない」「自分以外がんばっていない」
一気にやる気を失います。

自分に対しては、ポジティブワードを意識して使うようにしている私ですが、
ほかの人に対して、ついついネガティブワードを使ってしまうことが多いと
反省しています。

相手のやる気を失わせていること、必至です

私の周りにはポジティブワードが溢れる、
そんな日々にしなければと思った今日この頃でした

毎朝「今日は天気がいいなー」と言って出社しようと心に決めました(しっかり雨ですが、、、)

・・・

たしか銀座の美容室にいっているはずの吉川さんです。

他人の視点

2009年7月1日 (水曜日)

こんにちは。猪突猛進、ただでは止まらない平原です。レシーブのときにもそれくらい前に突っ込めばいいものの、なぜか足が動かず相変わらずレシーブの上がらない、情けない毎日です。

 

さて、今日は「他人の視点」について書きたいと思います。

自分の事を振り返ると、学生時代は「人の意見を受け入れる」事がとっても苦手だったなぁ、と思います。苦手だったというか、自分は間違っていないという自信がある限り、折れようとしなかったんですね。だってまちがってないもん、と。

しかし、社会人になってそれが見事に覆りました。社会に飛び出た私はあまりにも無力でした。井の中の蛙、まさにそれでした。

たとえ自分が間違っていなかったとしても、相手だって正しい事があるんですよね、世の中って。

どっちも正しい。視点が違うだけ。

 

そんなとき、以前の私は最終的には自分の意見を主張するだけだったように思います。今は、そのことがとても無利益だったと感じます。相手に打ち勝つ事が私の目標なのではなく、自分も相手も心地よい関係を築いていくことこそ大切なことだと知ったからです。

無駄なところでは意地を張らず、相手を受け入れることがよい人間関係を築くポイントなのだと知りました。

 

もっと言えば、自分は他人の視点でしか存在しない、とも思うようになりました。

いくら自分がこうありたい、こうあるべきだと思っても、それが相手にどう伝わるかによって社会の(集団の)中での自分の存在は意図したものとは全く違ったものになってしまうからです。

 

自己主張のない、相手に合わせる人間になるべきだと思っているわけではなく、自分の意見が周囲にどう映るかをしっかりと考え、相手の視点に立って自分の事を眺められる人であるべきだと思うのです。

 

そんな事を考えていると、どんなに厳しい言葉であっても相手からもらった言葉、評価一つ一つを大切に、正面から受け止められる人でいようと思います。自分への指摘を喜んで受け止め、相手に感謝をお返しできる人が、もっとも良い人生を送れるのではないでしょうか。

 

次は、ストレートパーマがすっごく似合う(と平原は思う)保坂です。

締めくくり

2009年6月30日 (火曜日)

こんにちは。土田さんに、よいしょされた長崎です。
そんなに気を遣わなくてもよいよ、土田さん

さて、本日は6月30日。パフは6月決算なので、今日が1年の締めくくりの日。
ここ数週間は、誰もが走る「師走」並の忙しさでした。

「締め」っていいですよね。

区切りが自動的にやってくるので、そこまでひたすら頑張ることができます。

大学受験もひとつの区切り。否応なしに受験日がくるし、3月までに合格を
もらえなかったら、何らかの決断を下さなくてはいけない。

では、就職活動はどうでしょうか。
期日に迫られているという点では同じですね。でも、大学受験に比べると
選択肢が多いこと、基準値(偏差値のようなもの)がないこと、試験勉強が
できないことなど、画一的ではないのが特徴でしょう。

だからこそ、迷うのだと思います。
自分がどの道に進むべきなのか、決まりかけた道でよいのかどうか…。

ごく稀に「この道でよいのでしょうか」と聞かれることがあります。
この質問、非常に答えに窮します。「この道がよいかどうか」は、その人
にしかわからないし、よい道にするかどうかもその人次第だからです。

私の価値観では○でも、質問した人の価値観では×かもしれません。
だから、安易に答えることはできないし、そもそも答える資格が私には
ないのです。

迷いに迷う皆さんへ。
迷い、悩み、苦しむことは若者の特権。
迷い、悩み、苦しむことなしには、進歩も発展もありません。

最終的には自分で決めるしかありません。ただ、自分で決めた決断には
必ず「覚悟」がついてきます。覚悟があれば、何も怖くないですよ。

決められない場合には、自分で「締め日」を作るのもいいと思います。
締切があると、否応なしに判断せざるを得なくなりますからね。

本日はパフの締め日。
最後の最後まで走ろうと思います。

次回は、前回「竹を割ったような世話焼き」と紹介したらすねてしまった
猪突猛進型の平原さんです。

常山の蛇

2009年6月29日 (月曜日)

はい。もっとも嫌いな季節は夏です。土田です。
まだ7月にもならないというのに、すっかり暑くなってきました。

タダでさえ暑いのは苦手なのに、
スーツを着て外に出る社会人の夏はどうなってしまうんだろう
という不安にかられております。

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さて、今日の成語的世界。
ついに3回目を迎えました。

今回は、かの有名な、『孫子の兵法』から。

【常山の蛇】

という成語を紹介します。
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孫子の兵法って実は、将軍のために、戦術、戦略を語るものではなく、
為政者のために、国を治める方法、組織をまとめるすべを
語るものなんです。
つまり、軍事論というよりも、治国論なんです。

今回の【常山の蛇】は

【組織論】についてです。
現代にまで通ずる、孫子の深みを味わってください。
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中国の常山(じょうざん)という山に、
「率然(そつぜん)」という名の大蛇が住んでいた。

この蛇。
頭を攻撃しようとすれば、尾が体に巻きついてくる。
尾を攻撃しようとすれば、鋭い牙で噛み付いてくる。
胴を攻撃しようとすれば、尾と、頭が同時に攻めてくる。

この常山の蛇のように、組織全体が、密な連携をとり、
一つの有機体となる必要がある。

と孫子は言っているのです。

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一つの部門、業務が不景気のあおりを受けて低迷しても、
他の部門、業務がカバーする。

一人の従業員が体調を崩しても、
残りのメンバーがその穴を埋める。

【常山の蛇】のように、
有機的な連携がとれており、
まるで1つの生命体のごとく動くことができる会社を
「いい会社」と呼ぶのかもしれません。

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わが国では、トップダウンの「縦型」組織が伝統的に多いといわれています。
「縦型」組織は、トップが末端を管理し、
上から下まで命令を伝達しやすいという利点がある反面、
外部からの脅威には弱い。

管理されている「末端」の部分には、
「上からの指示に従う」「命令を滞りなく遂行する」ことに長けていても、
「自分で臨機応変に判断する」「上に働きかけて連携を促す」
ということは不可能だからです。

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只でさえ、不景気が叫ばれる昨今。

変化の多い今の時代です。
これからの時代は、伝統のいいところを残しながら、
【常山の蛇】へと「脱皮」する必要があるのかもしれません。

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さて、就職活動性の皆さん。

あなたが今志望している会社は、内定をもらった会社は、
【常山の蛇】ですか?

企業ブランドや、表面的なイメージ、社会的な評判だけでなく、
たまにはこんな視点から、「会社」を見てみるといいのではないでしょうか。

今までとは違う、切り口の参考となれば幸いです。
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今回の成語、いかがでしたでしょうか?

次回は、パフ会員の、いや就職活動生みんなの頼れるお姉さん的存在である、
長崎の登場です。