パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おはようございます。田代です。

本来なら、今日のブログは「本当にあった「翔んで埼玉」な話【前編】」の続きを
お届けする予定でしたが、
どうしても緊急レポートをアップしたく編成変更させていただきます。
※後編は次回となります。申し訳ございません。

さて、その緊急レポートのテーマですが
ズバリ「イチロー選手」です。

先日、プロ野球選手としての現役生活にピリオドを打ったイチロー選手。
日本のプロ野球史だけでなく、世界中に燦然と輝く功績を残し
野球を愛する世界中の人から尊敬された選手は、おそらく皆無ではないでしょうか。

事実、私もめっちゃ影響を受けた一人です。
今日はそんなイチロー選手への感謝と敬意を表して一筆させていただきます。

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●引退の日の出来事

「えっ…、あなた泣いているの?」

奥さんはそう私に言いました。

3月21日(祝)の夜。メジャーリーグ開幕戦。
イチロー選手がライトの守備位置から大声援を受けベンチに戻る姿が
自宅のテレビで流れていた時のことです。

「あれ、言わなかったっけ?俺、イチロー好きなんだけど…」

「知らなかった。
そう言えば、いちいち理論的に話したがるところが、イチローっぽい」

いかがでしょうか。
奥さんにこう言われたら、普通はイラっとすると思います。

でも、この日の私は違う反応でした。

「えっ…マジで!俺、イチローっぽいところある?
そう言われると、嬉しいんだけど。嬉しいなぁ」

何度も言いますが、私はイチロー選手が大好きです。

思い起こせば、平成時代、私の学生の頃。
誰にでも、人格形成の上で、必要不可欠な人物がいると思います。

ちなみに、私の青春時代三銃士は以下です。

・広末涼子様
・SMAP様
・イチロー様

私にとって間違いなく、
この3組がいてくれたからこそ今の自分がいると言えます。

ド田舎の男子校に出向した暗黒時代に光をくれた女神・広末涼子様。
学校内の話題を常に作り、カラオケでも楽しませてくださった・SMAP様。
(この2組もいずれブログで取り上げたいと思いますが、今日はイチロー選手です)

なぜイチロー選手が好きなのか。
それは、私の座右の銘である「継続は力なり」の体現者であるからです。

●イチロー選手が私に教えてくれたこと

少し話は変わりますが。

皆さんにも、夢を見させてくれた憧れの存在は沢山いると思います。
幼少期であれば、ヒーロー戦隊もそうですし、プロスポーツ選手なども同じ。

でも、私にとって、その憧れの存在と同じぐらい
夢をあきらめさせてくれた人も、すごく重要な人物だと思っています。

例えば。

中学時代。

野球部だった私は、
日々の努力を積み重ね、レギュラーを勝ち取りました。
が、運動神経が抜群で、ちーっとも練習しないのに活躍する奴。いますよね。
彼の存在が原因で野球の道を選手として極める夢は粉々になり消えました。

高校時代。

全力で勉強して成績上位者に登り詰めても、絶対に勝てない超優秀な奴。いますよね。
努力という次元ではなく、センス、天性の自頭の良さみたいな。
東京大学へ進学していく彼を見て、努力しても叶わない世界を見せつけられたり。

社会人になってもそう。
私の周りにはいつも、これでもかと力の差を見せつけられ、
挫折経験を味わせてくれた人たちが五万といます。

自分、愚痴も言わないし、発狂もしませんが、負けるのは本当に悔しいです。
いつも己の平凡さを嘆き、悲しみ、ひどく憂えて生活しています。
でも、今となっては、そんな挫折を味わせてくれる人こそ大事な存在だと思っています。

なぜか。

夢をあきらめさせてくれた人たちが、
私に努力することでしか生きていけないということを強く思わせ、
その都度、自分の能力を開眼させてくれるからです。

私が、中学2年生の頃。
自分の平凡さを嘆いていた時に出会ったのが、まさにイチロー選手でした。

日々の準備を怠らず、
コンディション管理を徹底し、
自分の哲学を持ち、信念を貫き続ける。

かっこいいいなぁ。

私は一瞬で心を奪われ、イチロー選手にはなれなくても、
一挙手一投足に目を光らせ、その生き方から学んでいました。
イチロー選手のグッズ(ユニフォームから文房具まで)実家に沢山あります。

イチロー選手は、天才と称されていますが、
ドラフト4位入団から今の登り詰めたプロセスを見ると、
才能よりも努力の人だということが分かります。

努力すれば、戦えるんだ。
負けることはあっても下を向かなければ、道は拓けるんだ。

間違いなく、イチロー選手の活躍を見て
励まされていた一人でした。

努力なんて、ダサくて、カッコ悪いかもしれない。
継続なんて、面倒臭くて、やってられない。

でも、私は信じています。

努力と継続がなければ、ヒットは打てないこと。
ニュースにならない一本のヒットが、今日のイチローを作り上げていることを。

社会人になった今、私が大事にしていることは、
当たり前の品質、期待値以上のアウトプットを出すために、
自己管理を徹底し、能力を磨き、努力し、続けること。
私の根幹にはイチローイズムがあります。

だから、イチロー選手は、
心から感謝を申し上げたいです。

平成の時代に、生きる伝説、お手本として存在してくださり、
本当に有難うございました。

これからも、ずっとその生き方を追いかけさえてください。

ということで、
今日のブログは予定を変更し、緊急レポートでした!

次は、新たなバトンをトスします。木村さんです!

おはようございます。田代です。

保坂さんから「春をテーマに毎年一句詠んでそう」と言われましたが、
最近、春夏秋冬が良く分からなくなってきたので、俳句は詠んでいません。。

さて本日は、社会派ブログにふさわしいテーマでお届けします。
それは、話題の映画「翔んで埼玉」について。

埼玉県で育ち、埼玉県を愛する。
そんな私が触れないわけにはいきませんので、
今日はこの映画を題材にします!

●本日の留意点

・埼玉県に興味関心のない方、東京が大好きな方、
朝から忙しくて忙しくて仕方のない方は、
このブログを見ずに、どうか社会のために仕事をしてください。

・今回のブログは、翔んで埼玉の世界観を反映すべく、
多少の誇張表現もありますが、気にせずご覧ください。

では進めます。

◆目次

【前編】映画だけではない「埼玉県民の苦悩」
【後編】現在、千葉県に住んでいる「本当の理由」

1回のブログでは埼玉県については語りつくせませんので、
今日は【前編】からお伝えします。

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【前編】映画だけではない「埼玉県民の苦悩」
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何かと話題の映画「翔んで埼玉」ご覧になった方はいますでしょうか。

一言でこの映画を表現するならば、
ダサイタマと称されディスられ続けた埼玉県が
東京都からの迫害に立ち向かうという究極のパロディー映画です。

もともと1982年に漫画として連載されただいぶ前の作品でしたが、
マツコ・デラックスに絶賛されてから何かと話題に出てくるようになり、
ついに2019年に映画化されました。

埼玉県に縁もゆかりもない方は、このハチャメチャな世界観を聞くと
「どうせ漫画や映画の世界だけでしょ?」と思うかもしれません。

いや、違うんですよ。

埼玉県民はリアルガチに馬鹿にされ続けた民族なのです。
漫画や映画は誇張しているにせよ、本当にあった怖い話なのです。
私の実体験からお伝えしましょう。

●例えば、株式会社パフの場合。

入社当時、私は埼玉県の大宮から会社に通っていました。
おそらく、創業以来初の埼玉県から通う社員だったのでは?と思います。

今から15年前ぐらいのパフは、ほぼ9割の社員が新卒出身の20代。
早朝から深夜まで仕事してナンボの社風で、
会社に近い東京都に住まなきゃやってられん状況でした。

また、より効率・効果的に営業訪問をしていくには、
東京都の会社を中心にアポイントを取った方が良いということで
正直、埼玉県企業の訪問優先度は非常に低い状況でした。

たまーに、埼玉県の企業のアポが取れたものならば

「げっ、サイタマだよ。遠っ!」とか
「住所、大宮だって!めっちゃ行きたくないんだけど!」とか
「所沢の企業に行くなんて認めません!」とか

諸先輩方からは散々な言われっぷりでした。

埼玉県の血が流れている私は、
この屈辱に悔しくて悔しくて手がプルプル震えていました。
でも実力のなかった新人時代。私の力不足で何も言えませんでした。

「翔んで埼玉」の象徴的なセリフ
「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!!!」と同じく
当時のパフは「埼玉県の企業は、田代にでもアポ取らせておけ!!!」

という状況だったのです。

私は、会社の埼玉嫌いをどげんかせんといかんと思い、
埼玉県の通行手形を得るべく、
埼玉県の新規開拓をする決意をしました。

事実、世界シェアを持つ高所作業車のあの会社様とか、行田市にある有名な自動車・二輪部品のあの様とか、
中華そばが最高に美味しい一部上場のあの会社様とか。

他にもたくさん。
埼玉県に本社を構える会社様とのお取引を地道に開拓し、
ついに当社に埼玉県の通行手形を認めさせたのです。

また、東京に本社のある会社様でも、
隠れ埼玉県民(以後、隠れサイタマンと呼びます)と親睦を深めていきました。

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◆私と隠れサイタマンとのふれあい事例

・「田代さん、この前、西武ドームで見ました!」と仲良くなったお客様もいました。

・熊谷に住むラガーマンのお客様とは、お家にまで招待されたこともあります。

・埼玉会やろう!と毎年、浦和駅前で飲みかわすお客様もいました。

・訪問する度にいつもアイスブレイクでJリーグの話を30分議論し合うお客様もいました。

・浦和レッズサポーターのお客様とレッズサポの聖地「居酒屋・リキ」で晩酌したことも。

・大宮の高島屋の屋上ビアガーデンでお客様と一緒にビールを飲み合ったこともあります。

・川越にある母校(高校)が同じお客様とは今でも高校野球の埼玉予選の話で盛り上がります。

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いかがでしょうか。
こんなエピソードは枚挙に暇がありませんが、
とにかく、都内にいる隠れサイタマンたちと親睦を深め続けました。

一言だけ言わせてください。
埼玉県出身の皆さんが私は大好きです。

●パフに転機!茨城県のラーメン娘。が降臨

さて、東京都びいきの株式会社パフも、
神奈川・千葉・埼玉の通行手形が認められ平和が訪れたのですが、
今から8~9年前でしょうか。大きな事件が起こります。

オオノという女性社員が新卒で入社しました。

彼女は何と!
パフでは認められていない、つまり通行手形がない
茨城県から通勤するという強硬手段に出たのです。

「イ、イ、イバラキ!」

当然、会社からは「茨城なんて、通えるの?」「東京に住めば」という
冷ややかな目で見られましたが茨城愛に満ちた彼女は、そんな偏見に耐えたのです。

これには、茨城県民に光を与えた次世代鉄道・つくばエクスプレス(通称・TX)の
存在が深く関わっているのですが、本日は割愛します。

なぜ、彼女は茨城県にこだわったのか。
それはオオノが、茨城県民なら一度は口にしたことのある
地元の名物ラーメン屋の娘だったからです。

そりゃー、簡単に東京に魂を売るわけにはいきません。
私は彼女の地元愛を応援し続けました。

事実、彼女のお蔭で茨城県に本社のある会社様との取引も増えました。
彼女の地元愛によって、パフにも茨城県の通行手形が許可されたのです。

いかがでしたか?

「翔んで埼玉」の世界は現実でも起きていることを
ご理解いただけたでしょうか。

>パフの若手社員の皆さん。

今でこそ、埼玉や茨城をはじめ、栃木や群馬などの北関東、
いや、静岡や愛知の企業様と御取引をさせていただいていますが、
これは当たり前ではないんです!!

東京びいきの企業風土にあらがい、苦渋を飲み、時には血を吐いて。
それでも戦い続けた諸先輩たちがいたからこそ、
フルオープンな文化になったということを決して忘れないでください。

以上

【前編】映画だけではない「埼玉県民の苦悩」を終了します。

次回のブログでは、

【後編】現在、千葉県に住んでいる「本当の理由」をお届けします。

これだけ埼玉県に対する愛情を持つ田代が、
なぜライバル県である千葉に家を買ってしまったのか。

実は、これには驚愕の事実があったのです。
次回のブログで、誰にも明かしていない真実の扉を空けたいと思います。

次は「田代さんのブログ、クダラナイなぁ」と地元愛に興味はないだろう、
浜っ子の岩崎さんです。

モーレツ男と家族の話

2019年2月20日 (水曜日)

おはようございます。田代です。

保坂さんのバトンを受けて。

私が浦島太郎に似ているということですが、
要するに、私の社内におけるポジショニングと雰囲気だと認識しております。
桃太郎よりも浦島太郎。アンパンマンよりも食パンマンっぽい、みたいな。

さて、今日のブログは、私的な話を少しだけします。

 

いやその前に。

本来、パフのスタッフブログは、
釘崎社長の音楽・マラソン、映画、朝ドラ、時々仕事、というブログを筆頭に、
極めて崇高、極めて社会派、政権をも動かす
真面目で実直なオピニオンリーダー的な立ち位置であるべきと自覚しております。

しかし、今日に限り、私的な話です。申し訳ございません。

 

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というのも子供の話です。
年末に娘が生まれ、2ヵ月が経ちました。

私は、職場は、まずは仕事に精進すべき場、いいから仕事やれ!という場。
スポーツで言うグラウンド、戦場だと思っていますので、
社内で進んで子供の話をすることはしません。聞かれたら答えるぐらい。

おそらくパフ社員も、こいつ育児しているのか?と思っているのではないでしょうか。
出張ばっかり(今朝も福岡にいます)、仕事ばっかりしている昭和生まれのワーカーホリック社員。

ただ、これだけは言わせてください。

娘、、、めちゃめちゃ可愛いです。食べちゃいたいぐらい可愛いです。パクパク。

本音を言うと、もう1秒でも早く家に帰りたい。
仕事はやりたくないのではありません。家庭の「か」の字も感じさせないぐらいちゃんとやります。
でも、早く娘と遊びたい。早く帰ってお風呂に入れたい。そんな感じです。

正直、里帰り出産を終え、奥さんと娘が家に帰ってきた時は、
定期的に、夜22時に寝て、深夜1時から仕事を始めるような生活もしていた
このワーカーホリック昭和の男が、果たして育児などできるのだろうか。

テレビドラマに出てくる仕事ばかりして
家族をダメにする典型的な仕事おやじになるのではないかと
自分自身、とても心配していました。

でも、意外と一緒に住むと何とかなる。というかすごく楽しい。

夜泣きもして起こされますが、毎日娘と同じ部屋で寝ていても全然嫌じゃないし、
赤ちゃんの香ばしいうんちの臭いも大好きだし、お風呂に一緒に入るのもすごく楽しい。
どうやったら寝てくれるのかあやし方も覚えてきたし、週末は外に散歩に行くのも色々発見があって新鮮。
雑誌やブログを始め、りゅうちぇる先生の育児体験談も勉強になるし、また新しい世界が開けた感じ。

何が言いたいかというと、意外とまともに生活しています。
社員の皆さん安心してください。

会社は戦場ですので、家庭の「か」の字も言うつもりありませんし、
もうこの話題も今日を持ってするつもりもありません。

なにせ、このパフのスタッフブログは、
釘崎社長の音楽・マラソン、映画、朝ドラ、時々仕事、というブログを筆頭に、
極めて崇高、極めて社会派、政権をも動かす
真面目で実直なオピニオンリーダー的な立ち位置であるべき場だからです。

でも、今日は1回ぐらいいいかなと思って書いてみました。
申し訳ございません。

最後に。

私は、ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんとまでは行きませんが、
その場で歌を作る、即興ラップが意外と得意です。

娘に毎日、娘の顔を見ては、抱っこしながら
即興で歌を作って言語を覚えてもらうようにしています。
将来は娘を乃木坂46のセンターにしようと思っていますので、ご期待ください。

今日も、福岡のホテルで朝3時から仕事していますが、もうやること沢山で
とても、こんなくだらないブログを書いている場合じゃないんですけど!

あー早く帰りたい。
娘よ、待っててね~お風呂入ろうね。

以上です。

次は、デスクトップの子供写真がかわいい・岩崎さんです。

免疫力を高める

2019年1月29日 (火曜日)

おはようございます。田代です。

社員の皆さまに出産祝いのプレゼント頂き、改めてお礼申し上げます。

さて、昨今、インフルエンザをはじめとする風邪が流行しております。

普段から体調管理には気をつけている自分ですが、
口元が腫れるヘルペスに久々にかかりました。

意外とショックでしたね。
病は気からだと思っているので、気力だけは十分にあるのですが、
もはや気力だけでは乗り切れず、体は嘘をつかないと言うか。
栄養不足、ストレス等による不摂生な生活からか…
免疫力が低下し発症していたようです。
(皆さま、食事、睡眠、運動など、本当大事です!)

その免疫ですが、自然免疫と獲得免疫の2種類があります。

簡単に言うと、
普段から健康に気をつけることで培われる自然免疫。
一度、風邪にかかることで抗体ができる獲得免疫。

自然免疫を高めるために、規則正しい生活も大事ですが、
一方で抗体を作ることも必要、ということなんですね。

自らの努力で高められる自然免疫と不測の事態で高められる獲得免疫。
このバランス、なかなか面白いです。

免疫力を高めるために、色々調べているつもりが、
仕事も同じだなぁと思うことが多々あります。

自然免疫を高めるために、
普段から知識や経験を積み重ねることは重要。

でも、それだけじゃ、本当の意味で強くなれない訳で、
失敗や修羅場を経験することで抗体を獲得する必要があるのです。

日々精進することはベースにおきつつ、
時に修羅場があれど抗体獲得と前向きに受け止め、
したたかに生きていく。

偉大な先輩方も、自然免疫と獲得免疫があって、今があります。
守りに入らず、これからも頑張らねばと思うのでありました。

今日はここまで!

次は、風邪予防か、風邪を引いているのか、
顔が温かいからか、メイク隠しか、それとも、ざわちんのものまねか
いつもマスクをしている岩崎さんです。

醸し出る思想

2019年1月7日 (月曜日)

新年明けましておめでとうございます。田代です。

読者の皆様、今年もスタッフブログは続いていくようですので
引き続き、宜しくお願い申し上げます。

さて…、新年一発目のブログということですので
本来なら「新年の抱負」とか「仕事面における目標」など、
すこぶる意識高く一筆すべきかと思います。

しかしながら、想定の範囲内の展開になってしまうので、
あえて全く違う話をします。

今日は「お笑い番組」について
徒然なるままに一筆させていただきます。

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年末年始の楽しみの一つは「お笑い番組」を見ることです。

普段は、黙々と仕事をしている自分ですが、
頭の中は、基本的に面白いことしか考えていません。
ということで、お笑い番組が好きです。

大晦日は俄然「紅白歌合戦」派なので「絶対に笑ってはいけない~」は、
後日見るとして、年明け早々、おもしろ荘で次のムーブメントを感じ、
正月は、漫才、コントを沢山見て、笑点で温かい気持ちになる。みたいな。

それだけでは飽き足らない自分は、夜更かしできる年末年始だからこそ
「アマゾンプライム」のお笑い番組や、「DVD」もチェックします。

色々見ていて思うのは、
やっぱり、現在のお笑いシーンは、ダウンタウンが席捲しているということ。
松ちゃん、浜ちゃんの番組がとにかく多い多い。

そして、二人の番組を何度も何度も見ていますと、
徐々に思想が見えてくるんですよね。

大御所になればなるほど、
冠番組の司会、審査員、番組のプロデューサーなど、
自らネタを披露する機会は減ってきます。

一見すると現場力が低下してしまうようにも思いますが、
番組内容や、キャスティングをしっかり見ると感銘を受けます。
それは、ダウンタウンが後世を育てようとする思いが伝わってくるからです。

これは、思い起こせば、年末のM1グランプリ、
松ちゃんが大会の雰囲気に感極まり「泣きそうだ」と
最後に言葉を詰まらせたことにはじまります。

すべての番組の構成が、
出てくる芸能人や芸人さんを引き立てるかのような絶妙な作りだったり、

すべらない話、IPPONグランプリ、ドキュメンタルなど
毎回、絶妙なキャスティングなのは、
芸人さんを、本当によく観察していているからこそだと思いました。

やはり、戦略、戦術に、武将の思想が出てくるものだなと。

仕事でも、スポーツでも、何でもそうですが、
経営陣、マネージャー層、監督・コーチが表に立っていなくて、
強い思想が見えてくる組織やチームは、
相手をしていて凄く感銘しますし、ワクワクするんですよね。

自分は、まだまだ諸先輩方からすれば小僧ですので、
守りに入らずプレイヤーとしての現役度を保ちつつも、

表舞台にいないケースであっても
思想が垣間見えるような組織作りやフォローアップができるように
なろうと思った年末年始なのでした。

まずい。。正月明け早々、何だか意識高い感じで嫌ですね。
すみません。ゆるくいきます。

次は、年末年始は、家族でゆっくり過ごせたのかな?
岩崎さんです。

ゴーンに怒るなら、己の無能を嘆け

2018年12月10日 (月曜日)

おはようございます。田代です。

美術的能力を伸ばしている!と
前バトンの保坂さんが仰いますが…果たしてどうなんでしょうね。

一応、雑誌読み放題200冊を定期購読して雑学とレイアウトを意識的に学んでいます。
自分、無能な人間なので、努力しないと死んじゃうと思っていて。

ということで、今日のテーマは、無能、努力、権力について。
(月曜日から、ガンガン飛ばしていきます)

◆カルロス・ゴーン事件をあなたはどう思うか

世間を賑わせたカルロス・ゴーン事件。

言わずと知れた、この騒動。
2010年度から2014年度の有価証券報告書に、
役員報酬が100億円だったのに対し、
その半分の50億円しか記載しなかったという金融商品取引法違反です。

さて、この事件。第一報を聞いて、あなたはどう思ったか。
今日はちょっと穿った観点から攻めたいと思います。

ゴーン、ふざけんな!てめぇ、ナンボ貰えば気が済むんじゃ!なのか。
敏腕経営者として崇拝していたのに、、ショックです…なのか。
会社を私物化するな、ボケ!なのか。

色々な思いは交錯すると思います。

そんな自分は何を思ったかと言うと、
事実関係は今後の法廷に委ねるとして、一流経営者はスケールが違うなぁ
という感心であり、怒りは全くありませんでした。

なぜならば、企業というのは権力(マネジメントパワー)を持たなければ、
所詮は何もできないと思っているから。

よく居酒屋で、社長や上司や同僚の悪口を言う奴っているじゃないですか。
反骨心は、人間のエネルギーなので、とても良いことだと思う一方、
いつまで経っても、ウダウダウダウダと愚痴っている人を見ると、
本当に愚かだなと思い、怒りを通り越して可哀そうな気持ちになります。

悔しかったら、偉くなれ。権力を持て。
愚痴を言う暇があるなら、会社に帰って仕事しろ。家に帰って勉強しろ。
世の中の構造をもっと知るべきでしょう。

組織で生きるということは、強かさとしなやかさを持ち合わせつつ
あらゆる事柄に対し、マネジメントできるパワーを持たなければ
自分では何もできないし、本当の意味で充実感はないと思うんですね。

企業というカテゴリーの中において、
自分の思うようにいかないことに怒りを覚えるなら、
とにかく偉くなるしかないんです。

もっともっと努力して、結果を出して、自分のポジションを掴み取って、
力を付け続けなければいけないんです。
それが嫌なら、とっとと辞めるか、独立すればいいのです。

 

審査結果に納得いかなければ、SNSで愚痴をこぼすのではなく

結果を出して、自分が審査員席に行かねばならないのです。

そこまで力みと覚悟を持ちたくなければ
それ相当の我慢をして生きるしかないのです。

今回のゴーン事件。
ゴーンさんに全て非をぶつけるのではなく、
ゴーン一強にさせてしまった組織を嘆くべきなんじゃないでしょうか。

経営者は、何かあったら即引退、大相撲で言う横綱と同じ覚悟を要する役職。
高額な給料を貰ってしかりだと思っています。

だからと言って悪いことをして許していいかというのは別問題ですが、
日々従業員には見えない苦労と気概を持っているということも理解せねばなりません。
だから、社長について、グチグチ言うのはナンセンスです。

もう一声。

社会人とは、何かの専門家。つまりプロフェッショナルです。
スポーツであれば、プロ野球選手は、野球の専門家ということになります。

プロの選手として契約している以上、
私は「一軍の試合に出なければ意味がない」と思っています。

有名球団に属しているけれども一軍に上がれずに二軍生活。
そこそこの年俸貰っていれば、まぁいいか。

本当に思いますか?
プロの選手として、心の底から、充実感を得ているかは、甚だ疑問です。
というか、かっこ悪くないですか。

常に、現役度を保ちつつ、一軍の試合に出続けること。
これがプロだと私は思うですよね。

企業でも、スポーツでも、
一軍の試合に出続ける力を付けること。

そのために、日々努力しなければいけないんじゃないでしょうか。
のん気に生きていたら、チコちゃんに怒られますよ。
ということで、師走を駆け回る毎日なのでした。

次は、話は変わりますが、
同期の木村さんが戻ってきて何を思う、岩崎さんです。

歩きスマホ

2018年11月19日 (月曜日)

おはようございます。田代です。

物事を多角的に捉えると色々見えてくることがある。
アイデアを考える時に意識していることの一つです。

例えば、歩きスマホ。
一般的には、良くない行為として言われていますよね。
だって、前を見ていないと人にぶつかって危ないですから当然です。

でも違う見方をすると、仕方ない行為と言えるかもしれません。

携帯電話にGPS機能が付いてから
いつでも現在地が分かる地図としても利用できますし、
ポケモンGOのようにゲームとして楽しむこともできるようになったのです。
これだけ便利なのだから、移動中スマホぐらい見るでしょう。
だから正しい活用方法をしていれば、歩きスマホをしてもいいと思うんですね。

では、歩きスマホ生む弊害は何なのか。
人とぶつかって危ないから、ではなく、
一歩踏み込んで、人はなぜぶつかってしまうのか。という点を考えてみます。

東京は人が多いですよね。
駅のホームを歩いていても、スクランブル交差点を歩いても
気を抜くとぶつかりそうになります。

ぶつからないようにするために、
私は、周囲の人の目線を見るようにしています。

人の目線を見ると、
その人が、どの方角に行きたいのか、急いでいるのか、迷っているのか、
おおよそ検討が付きます。

だから、歩きスマホをしていても、
目線や目的を周囲に察知させてくれさえすればいいのですが、
歩きスマホの弊害は、相手の目線が読みにくい。
これが一番のボトルネックだと思っていて。だから避け切れないのです。

つまり、目線って、それぐらいインパクトがあるんですね。
これを企業に置き換えてみましょう。

企業における目線とは「何を目指しているのか」という
経営理念や存在理由、目的そのものなんじゃないかと思っています。

経営層、リーダーに求めらえる、道を示す力。
どこを見ているのかが分かれば、周囲の人はぶつからないで済みます。
歩きスマホをしていれば、目線が分かりませんから、ぶつかりやすくなります。

どうしても目の前の業務に集中してしまうと自分が近視眼になっている、
いわゆる歩きスマホ状態になっちゃうんですね。これではいけない。

自戒を込めつつ、スマホを見ながらも、目線は示し続けなければと、
年末に向けた超超多忙な毎日の過ごし方を考える今日この頃なのでした。

次は、近眼メガネながらも冷静沈着な岩崎さんです。

ミスチル職人

2018年10月30日 (火曜日)

おはようございます。田代です。

◎保坂さんのバトンを受けて

ルーティーン、つまり習慣は大事にしている方だと思います。
習慣化すれば、無意識のうちに行動できるようになり、
意思決定のスピードが早くなりますからね!

さて、本日のブログのテーマは、Mr.childrenです。

10月が終わろうとしています。
今月は短納期の仕事がなぜか集中していたため、
すごく集中力を要しました。

疲れも溜まる中、
自分のリラックス方法はもっぱら音楽を聴くことだったりします。

今月3日(水)に、Mr.childrenから
19枚目のオリジナルアルバム「重力と呼吸(タイトル)」が発売され、
ミスチル世代の自分としては、とても楽しみにしていました。

【楽しみな理由1】
私の意思決定は、
いつもミスチルが背中を押してくれた

前作は「REFLECTION(タイトル)」がリリースされたのは
今から3年4か月前。

このアルバムも最高傑作なのですが、
私は「未完」「Starting Over」「足音」などを聴いて
新しい一歩を踏み出す決心をし、気付いたら結婚していました笑。

【楽しみな理由2】
ボーカル桜井さんが、
発売前にこんな挑発的なコメントを残していた。

Mrchildrenのボーカルと言えば、桜井和寿さん。
桜井さんのコメントがめっちゃ粋なんです。

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『Mr.Childrenを聴いて音楽をはじめました』と話してくれる
若手のミュージシャンがこのアルバムを聴いたら、音楽をやめたく
なるような、また、もう僕らを目標にするなんて思わないくらい
圧倒的な音にしたいと、熱い気持ちでアルバム制作に向かいました。」
———————————————————————–

さすが。。

若手ミュージシャンの模範である自覚を持ちながらも、
お前らなんかには、まだ負けないからな。
圧倒的な存在でいるから、覚悟しておけ!という挑発も忘れない。

同じようなコメントは、
EXILEのボーカル・ATSUSHIも言っていました。
この向上心、私は大好きです。

ということで、期待をして購入し、初めて聞いた早朝の電車の中。

す、す、凄い。凄い。この音楽は凄い。。。

あっという間の10曲48分間。
胸の鼓動が抑えられず、聴き入ってしまい、
自然と涙が出てきました。

よほど、心身が疲れていたのでしょうか。
30半ばの中年おやじが、ミスチル聴いて電車で泣いている。
想像するだけで、ちょっと気持ち悪いですね。でも事実です。
大変申し訳ございません。

この感動を伝えたい。

ただ、何が凄いのかを語り出すと
アメトーーク!のミスチル芸人になってしまいますので割愛しますが、

端的に申し上げるならば…

・48分と凝縮した中で疾走する音楽
・曲順がストーリーとして繋がっている凄さ
・歌詞の世界観が達観していて「参りました」と白旗を上げてしまう感じ

興味のある方もない方も、
ぜひ一度聴いていただけたらと思います。

今回のアルバムは、ミスチルがロックバンドの原点に立ち、
あえて突っ込んできた恋愛ソングが中心なのですが、これがまた良い。

中年おやじになって思うのは、
恋愛は、盲目、没頭、夢中の象徴であり、
つまるところ、自分の理想に向けて追いかけるという意味で
何歳になっても響くメッセージだなと感心した次第です。

自分、運よく11月末のアルバムツアーも当たりましたので、
来月は、ミスチルツアーを最大のご褒美として働こうと思います。

次は、最近聴いている音楽は何でしょうか? 岩崎さんです。

エンターキー論

2018年10月10日 (水曜日)

おはようございます。
週末は我が家の前がコースになっている
地元のマラソン大会に出た田代です。

話は変わって日常の一コマ。

自分、平日・休日、外出の合間の時間で喫茶店やファミレスで
オン・オフの時間を過ごすことが多い人間です。

先日も、有楽町で次の訪問チェックやノートPCを開いて
メールのチェックをしていました。

すると…バチーン!バチーン!とサンドバッグを叩くような
強烈な音が後ろから聞こえてきました。あまりに凄い音だったので
何かと思って音源を探していたら、おじさんがノートPCのエンターキーを
バンバン叩く音だったのです。

もぉ、一度気になったら集中できません。
そんなに強く叩かんでもいいだろう!という音響で
店内を震撼とさせたのでした。

このエンターキー。

実は凄いくせもので面白い存在だと思います。
例えば、私はエンターキーの音で社風が分かると思い日々分析しています。

私の会社は(自分も含め)エンターキーをバンバン叩く社員ばかりで、
お客様先などでキーボードを叩く機会があると
「あの…もう少し静かに叩いてくれませんか。うるさいです。」と注意されます。
エンターキーをぶっ壊してナンボだという活気ある社風ですね。

一方、ある会社では、すごく執務室が静かで
なでるようにキーボードを叩く会社様もありました。
きっと無駄口一つ許されないきちっとした会社なのだと思います。

就職活動をする学生は、
志望する会社のエンターキー音が何デシベルなのかを計ったり、
社員にキーボードをぶっ壊したことがありますか?と聞いても面白いと思います。
なんて嘘のようであながち間違いではない企業文化を把握する質問です。

また、普段から周囲のエンターキーの音をチェックしておけば、
その人の心身の変化も分かります。
人間は機嫌が悪いとバンバン叩きますから要注意です。
反対に、エンターキーの音が聞こえなくなったら居眠りをしている可能性大です。

このようにエンターキーの世界は奥が深い。
だからこそ、全てのビジネスパーソンは自分のエンターキーの音には
敏感であってほしいと思います。

ここ数年、新幹線に乗ることも多いのですが、
バンバンとエンターキーの音が鳴る度に気にしてしまいます。

うるさいと嫌なので、自分への戒めとして、
乗車中のキーボードは普段の30%ぐらいの力で
ソフトタッチでパチパチ叩くように気をつけています。

エンターキーをマスターしたものは、ビジネスを征す。
まだまだ調査が必要な研究テーマです。

次は、エンターキーレベル2.5、社内では声の大きさはレベル5の岩崎さんです。

僕は安室奈美恵になれるのか

2018年9月18日 (火曜日)

おはようございます。田代です。

前ブログの執筆者・保坂先輩から職人という紹介をいただき、
ありがたく承らせていただきます。
でも職人になろうと思って、なったんじゃないんですよ。

組織を俯瞰した時に、どの分野でパフォーマンスすることが、
最も価値貢献できるかを真摯に考えた結果、
今の職人芸を掴み取ったというのが正直な思いであります。

生きるって、とどのつまり、社会や組織やコミュニティの中で
自分のレギュラーポジションをどう作るかだと本気で思っているので。

 

さて、今日は、何について書こうかなと思っていたのですが、
やっぱり、つい先日引退した安室奈美恵さんについて触れたいと思います。

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僕は、世の中に価値貢献できているのだろうか。。。。
誰かの希望になれているのだろうか。。
たまに、そんな馬鹿みたいなことを考える時があります。

有名ロックミュージシャンやプロ野球選手であれば、
一度に5万人を集めて夢や感動を与えることができますよね。
でも自分は、有名人でもなければ、なんでもない一般ピープルです。

でも、この世の中に生命をいただけた以上、
より多くの人に価値貢献できる存在になりたいという思いが
30歳を半ばにしてより強くなっています。

そんな時に出会った曲を紹介しましょう。
それが安室奈美恵さんの「Hero」です。

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9月16日(日)をもって、歌手の安室奈美恵さんが引退しました。

よくラジオを聴いているのですが、9月に入ってから
安室さんの曲をリクエストするリスナーが非常に増えました。
ということで、ここ最近のMY・BGMは安室さんばかりでしたね。

自分もCDは結構な量で持っているのですが、
中でも、ここ数年で名曲の一つに名を連ねた「Hero」は秀逸です。

「君だけのためのhero、どんな日もそばにいるよ」

自分は、この歌詞を見て、じーっくり聴き入った時、
眩暈(めまい)がするほど参ってしまいました。何度聴いても涙が出ます。

だって、安室奈美恵という何千、何万、何億という人々に
夢と希望と感動を与えたスーパーヒーローがですよ。
「ヒーローは、君だけのためでいいんだ」って言っちゃうんですもの。

仕事柄、就職活動のサポートをすることも多いのですが、
よく「社会貢献がしたい」とかって出るじゃないですか。

社会貢献という言葉は、かっこいいけど、社会人がやっている日々の仕事って、
現実は、すごく地味で、やりたくないことも多いし、面白いわけでもない。
社会に出る時に志した「社会貢献」を日々の仕事で感じるのが難しかったりする。

そういう状況下で、私たちは世の中を救うヒーローになれているのか、って
たまに自問自答したりする。理想と現実と向き合い、戦っていくんですね。

そんな私たちに対して、安室さんは歌います。

「ヒーローは、君だけのためでいいんだ」

周囲の人に対する貢献の積み重ねが、ヒーローになれる近道なのだという
極めて、本質的なメッセージだと自分は感じており、素晴らしいなと思うのです。


ということで、ブログの結びは、引退した安室奈美恵さんへ。

僕の青春、ありがとう。さようなら。
今日からは二十歳になる我が子のヒーローでいてください。

自分は、僕を信じてくれている

家族やたくさんの仲間たちやお客様など身近な人たちに貢献すべく精進あるのみです。

頑張ります。

次は、連休は何をしていたのかな? 岩崎さんです。