パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

社会人は常に本番

2016年2月10日 (水曜日)

こんにちは。ゆーいちです。

入社して3ヶ月が過ぎましたが、先日パフの新卒説明会で自己紹介をした時

他社員の自己紹介にならって「入社3カ月のオリハラです」と挨拶したら

社長が「まだ3カ月だっけ?もっといるような気がするな―」と、

実感としても、3ヶ月以上はいるなーっと濃密に過ごしていると感じている

今日この頃です。

 

 

野球好きな私としてはソワソワする時期になりました。

そう、プロ野球がキャンプインしたからです。

11月、12月、1月とオフの期間を経て、2月1日から12球団一斉にキャンプイン。

キャンプインしてまだ一週間ですが、もう実戦形式の練習をしたりと

どの球団でも3月下旬の開幕に向けて選手たちの競争がスタートしています。

キャンプインのための練習をしてきているからこそ、キャンプに臨めているんですね。

これを聞いてしまうと、「練習のための練習をしてきている」と思いがちですが

キャンプは練習でなく、首脳陣にアピールをする場。

いわば、オーディションなんです。

そして、そのオーディションに合格した選手が晴れて本番の舞台(開幕)に選出され

一年のスタートを華やかに切るわけです。

ただ、やっと本番の舞台に立てたとしても結果によっては即落とされる。これがプロ。

落とされてから這い上がるのには、それまでの以上の結果が必要。

あわせて、信用も勝ち取らなくていけません。

 

と、プロ野球ネタになってしましましたが

会社組織でも当てはまる事は多く、

・首脳陣にアピールする=経営陣にアピールする

・オーディションに合格する=信用を得る

・本番の舞台に選出される=担当や専任として任せられる

そして、結果を出し続ける。

なのかと考えています。

こんな事をつらつら書くと、「成果を出せているのか?」「秘密兵器のままなのか?」

を、自問自答してしまいますが、常に本番である社会人も厳しい世界で戦っていますね。

 

次回は、どんな時も本気で熱い気持ちを持って戦っている吉川さんです!

ゴリラ的読書日記之8

2016年2月9日 (火曜日)

こんにちは。以前に「ゴリラ的読書日記之4」にてチラリと書いた定常化社会。所謂、ゼロベース成長を受け入れ、人々の新たな心のビックバンを期待する時代。私は『羅針盤は地図に勝る』と云われているよう、まずは低成長フェーズに入った経済先進国(つまり日本国)が先に指針を示し、徐々に時流を適合させるようにその指針に微調整を加えることが必要と考えますが、それは結構骨の折れること。今は我々国民も定常化とは何かについての一定の知見、基づく意見を有し、それらを用い議論を交わしていくことが、今暫くは大切、と思います。

その中で今回の1冊。『経済学私小説 <定常>の中の豊かさ』。一橋大で教鞭をとる齊藤先生がご自身の徒然なるままに書き綴った小説短編をご自身が編集し、解説を加えた何とも摩訶不思議な著書です。齊藤先生は定常化社会を「黄昏」、しかし「夜が訪れない黄昏」であり、しかもその営みは「エネルギッシュな」ものであると表現しています。文明的に成熟した人々が織り成す「繰り返し」(「大体おんなじ毎日 それでまあまあそれなりOK…」的な意味合い?)の営みが生み出した「豊饒」こそが私達、資本主義社会で切磋琢磨する人間が行き着く先なのかもしれない…と感ずる今日この頃です。

やはり現代は中々面白い時代ですね。100年後の人類は今の時代をどう表現するのでしょうか。

□齊藤誠(2016)『経済学私小説 <定常>の中の豊かさ』日経BP社。

□動機:真に不遜な言い回しですが、前回同様に第二の本を捜していた矢先でした。定常に関する定義付けは私の興味関心領域の中でも最深部に近く、一時その最深部から離れたテーマ(でも繋がっていないことはない…と信じる…)について学びを得ていたので、一度立ち戻ってみようと思い、購入しました。

第二の本の条件は意識せずとも頭にその内容が入ってくること。つまりは心情的に「好きな」テーマであることが絶対条件なのですが、その点からすると読み始めて直ぐにヤバい、と直感的に分かってしまいました。「ヤバい」を翻訳すると「夜の電車の中で口を開けて寝ている酔い潰れた同世代を目の前に、こちらも少しいい感じに眠気に襲われながらも、程よい緊張感で読み続けられるような代物ではない。心穏やかに、一人、静かに読み込むものだ」であり、内容は多面的で、それでいて実はその全てが難解。正直申し上げると、私にとって興味が湧かないアプローチの章は、理解しようとすることを諦めてしまったほどでした。…ですので、はい…ご容赦を。

□所感:その中でも私が是非、私と同じ匂いを感ずる方々にご推薦したい章は第一篇、二篇、三篇、四篇、八篇、番外篇のその四、辺りです。辺りと表現したようにテーマは固定されており、アプローチが異なっているだけなので、私が眠気に本格的に襲われることなく読めた章と表現した方が正しいかもしれません。

頻繁に静止画から背後の動画を想像することが大切、と経済指標を読み解く上で語られるフレーズですが、例えば一人当たり名目GDPが「停滞」しているのではなく、「高水準で留まっている」ことを理解することが重要であり、背後にある共に強力な「拡大させようとする力」と「縮小させようとする力」がぶつかり合い、その結果の数値であることを感ずることが肝要。

その一例として、資本設備ストックが高水準で維持されており、巨額の減耗分が押し寄せているため、これ以上の投資は「過剰」。その場しのぎの数字遊びで生まれたツケは将来に跨り、更に首が締まることになる。実質家計消費推移も過剰投資さえ起らなければ、現時点であれば「横ばい」であり、定常を維持することが可能。もう欲張らずに無理せんとこ、が合理的、且つ効率的な解ということです。

または経済停滞もGDPデフレーターの低迷、つまりは名目GDPが実質GDPの成長に追いついていない、原因はデフレから交易条件の悪化への時代の潮目の変化によるものであるため、最早1国で能動的に処理できる代物ではなくなってしまう。すなわち、仕事が無くなってしまう人(多分に国民からの税収で沢山の所得を得ている人々、及び一部業界の高額納税者)がいるので、今暫くはデフレのせいにしておこう、的な思惑が働き、事実に気付かされていない。一言に「ケセラセラ」、私達は現状こそベター、是非にあらずであったということです。

いやはや…無知は罪である、と改めて感じます。学びに貪欲にならんといかん…

□お薦め著書

大竹文雄(2005)『日本の不平等 格差社会の幻想と未来』日本経済新聞社。

広井良典(2011)『創造的福祉社会-「成長」後の社会構想と人間・地域・価値』筑摩書房。

小塩隆士(2014)『「幸せ」の決まり方 主観的厚生の経済学』日本経済新聞出版社。

「楽しい」と「楽する」

2016年2月4日 (木曜日)

最早いっぱしの体力くらいしか取り柄のない、ぶんしょーです。笑

 

題名にある通りです。

座右の銘にしたい、格言?です。

大学生の頃は、毎週のように部活のコーチに言われたのを覚えています。

「楽しい」と「楽する」は違う。

これは至極当然ですが、途轍もなく重要だと感じています。

 

 

昨日の2/3(水)は、弊社の月一の全社会議でした。

その全社会議で、弊社のインターン生として、

ずっと邁進してくれているT君が言っていました。

 

『チーム力向上には、嫌われるかもしれないようなことでも、お互い遠慮なく言い合うことが必要だ』

 

最近、「チーム」とは何だろう? と考える私には、響いた発言でした。

いつから「譲歩」とか「折り合い」を考えるようになったのか…

真正面からぶつかり合うことを避けて、

嘘ばかり・知ったかぶりばかりをするような選択をし続けたのはなぜだろう…

お互い遠慮なく言い合える距離感を築けなくなってしまったのはなぜだろう…

 

他者から認められなければ、仕事ができなければ、努力が見受けられなければ、

当然にように淘汰されていきます。

必要とされる人間になるための努力は、1分1秒無駄にしてはならないですね!

 

 

んー、、個人的ですがあと2年か。。(正確には明日から数えて、983日)

どこまで変われるかな?

 

バランスなんて考えるな!  by ホリエモン

 

 

まとまりのない文章になってしまうのは、相変わらずです…笑

明日のブログは、牧野さんです!

 

Japonism

2016年2月3日 (水曜日)

皆さまこんにちは!
魔性の声かは別として…歌うの大好きな清水です♪

最近のパフは説明会&選考で学生さんの来社が多く、みなさんの元気な声が聞こえてきます。
まだ学生さんとそんなに年は離れていませんが、、、日々元気をもらっています☆

 

さて、私は替え歌選考を辞退し(拒否しました笑)、ロジカルシンキング選考を担当しています。
社員と学生が混合チームを作り、あるテーマについて「ディベート」を行う、という選考です。
今週月曜日に一回目を実施しまして、今日10:30から第二回開催。
戦いを控え、(二回目なのに…)また少し緊張しています(笑)

ところで、私が初めてディベートの存在を知ったのは、小学校4年生のときでした。
当時の担任の先生が大学時代に留学経験のある方で、
「日本人は世界に比べて自己主張力が圧倒的に足りない!ディベートが必要だ!」
ということで、自分のクラスの授業に取り入れたと仰っていました。
(あまり好きな授業ではなかったので、よく覚えています…)

確かに、海外に住む知り合いや帰国子女の友人の話を聞くと、
日本人の「自己主張力」や「反論力」は劣っているのかも…と感じることはよくありました。

たとえば、アメリカで育った友人の話では
幼稚園などの人生最初のコミュニティに入って一番に覚える言葉は、
「It’s mine!(それ私の!)」だそうです。
(日本だと、「よろしくね」「一緒に遊ぼう」などですよね。)
この言葉を覚えて積極的に使えないと、自分の周りからおもちゃも、
おやつも(時にはガールフレンドも…)消えていく、と言っていました。

誤解を恐れずに言うと、私はこの話を聞いて「日本人でよかった」と思ってしまいました。
決して、競争や敵対をしたくないとか、自己主張するのがイヤとかではありません。
(むしろそういった意識や経験は、日本人はもう少ししてもいいと思います。)

注目するのは、この話が3~4歳のこどもの話であるということ。
変な言い方ですが、日本人になって間もない人でさえ、当たり前に
「人の気持ちを考えて行動している」ということに、少し嬉しくなりました。

これは私の勝手な考えですが、自己主張力や反論力は、大人になってからでも身につけられる能力だと考えています。
逆に、相手の立場・気持ちを想うという「精神・思考」はなかなか後天的には身につけにくいものだと思います。
(実際、帰国子女の友人は日本に来て、人へのものの伝え方にとても苦労したそうです)
日本人が昔から大切に守ってきた、現代の私たちにも備わっているアイデンティティ。
国内外問わず批判されることも多いですが、やはり失ってはいけない大切なものだと思います。
少し飛躍しますが、「Japonism」に後天的な能力を身につけ、唯一無二の「Japanese」になって初めて、
本当のグローバル人材になれるのではないでしょうか。

・・・

色々と書きましたが、ディベートは真実を追求するための建設的な議論の場!
今日の選考もがんばります~!

お次は、マラソン選考担当のぶんしょうさんです☆

こんにちは!
僕もミニストップのソフト大好きです。最近はフォンダンショコラ
にはまっています。溝渕です。

先日のパフ新卒採用マラソン選考のおかげで、見事に足バッキバキ
です。階段を上り下りするたびにうめき声をあげています。

そんな心地よい筋肉痛を残したまま、本日はまた違った選考がパフ
で実施されます。その名もズバリ替え歌選考!

自分の働く上での価値観を、歌に載せてみんなに届けよう!

というわけで、僕も徳永英明の「壊れかけのRadio」に想いを載せて、
学生たちと熱いバトルを繰り広げようと思います。

—————————————————–

♪掴みかけのキャリア

作詞 溝渕純平
作曲 徳永英明

何もしたくない 就職なんてしたくない
やりたいこともないままに 大人になってしまうのか
毎日乗っていた初めて買った愛車セリカ
いくつものドライブが いくつもの夢だけ作った

コクピットで少年から 大人に変わる
道を探していた 単位もないままに
飾られた本音のない 押し寄せる人波に
本当の幸せ教えてよ 壊れかけのキャリア

いつも歓喜した いきなり任せてくれてた
早く実力つけたくて パフ選んでホント良かった
仕事は終わらない いきなり結果求められる
自分から手を挙げれば やりがいは無限に生まれる

華やいだイベントの後 静まる街を背に
未来描いている あのころの夢のまま
遠ざかる故郷の空 終電後空いた道
本当の幸せここにある デートしようセリカ

コクピットでリーマンから社長に変わる
道を探している 失敗も多いけど
お客様と学生の笑顔 成長の実感が
本当の幸せそのものだ 掴みかけのキャリア

—————————————————–

詩を考えるって楽しいですね。
10:30の開始時刻が楽しみで、ワクワクしています!

次回は魔性の声で男を魅了する、パフカラオケ部同僚の清水です。
お楽しみに♪

新年のコンパスを持つこと

2016年1月27日 (水曜日)

こんにちは。田代です。

言われて見れば、つきしま村塾出身ですね。。
今でも続いているのが不思議な感じです。

さて今日は「おみくじ」の話です。

突然ですが、皆さんは、初詣で「おみくじ」を引きますでしょうか。
そして、引いた「おみくじ」はどうしていますか。

一般的に「おみくじ」の近くにある木の枝などに括りつけておくことが推奨されています。
しかしながら、私は忘れないように毎回持ち歩いています。
もっと言うと、手帳に書いて、見直しています。

なぜならば、せっかくの神様のお告げを
その場限りのイベントにして「やったー大吉だ!」で終わらせるのはあまりにも惜しいからです。

新年に芽生えた初心は、適時見直すことが大切。
初心はコンパスになります。
正解のない時代は、地図を探すのではなく、良いコンパスを持つことが大事だと考えています。

初心に立ち返り、自分の足元を定期的に見ることができれば
心を落ち着かせて日々の生活ができるのではないかと…勝手に思う今日この頃です。

ちなみに私の今年のおみくじは「吉」。
このようなことが書かれていました。

——————————————————————————————

物事を行う準備が全て整い、さて行えば先々喜び事ある兆なり。

何事も人々と親しみ、相談すればよし。

縁談は必ず整うと知るべし。ものごと手始には吉なり。思いよらざる幸あると知るべし。

焦らば焦るほど苦しみ多く、騒げば騒ぐほど損をする災添う運です。

けれど、何事も控え目にして心静かに身を守り、信神怠らなければ、却ってあとは大の幸福なり。

——————————————————————————————

信じるも信じないも自分次第ですが、
今年のコンパスとして、心の片隅に置いて日々過ごしている次第です。

次は、つきしま村塾の同期?になる平原さんです。

 

失敗する

2016年1月25日 (月曜日)

こんにちは、吉川です。

年末に一年の仕事ぶりを振り返る機会があったのですが、
「やっぱり成功より失敗が多いな~」と実感しました。

ただ逆に自分の社会人生を振り返ると、
「伸びたな~」とか「一皮むけたな~」などと後々思える
経験は、失敗した時だったとも感じます。

きっと失敗すると
・自分の至らない点を深く自覚して、改善するよう工夫する
・一緒にプロジェクトに関わるパートナーさんや社員たち
 だけでなく、迷惑をかけているお客様とも、ともに解決に
 向けて必死に目標に向けて仕事をする
という経験をするからなのかなと思います。

多くの人を巻き込んだ大きな失敗は、その時はとてつもなく
辛いのですが、後々振り返ると、とてもよい思い出になって
いたります(数々の迷惑をかけた皆さん、すみません)。

ただ経験を積んでくると、この「失敗」をごまかすテクニック
もついてくるから厄介です。
怒られないような先回りや言い訳を知らず知らずのうちに
身につけてしまうんです。

例えば寝坊した朝。
正直に「寝坊しました!」というより「体調不良で…」と
いう方が叱られずに済むな、などという知恵がついてしまうんです。

ただ、逆に叱る側になってみると、素直に「寝坊しました」と言ってくれる人のほうが
その場では叱るものの、「かわいげがあっていいな」などと思ってしまいます。

40歳手前になりましたが、
失敗を失敗として認められる社会人でいなければな、と思いました。

そして、何を隠そう本日。
このブログを時間通りにアップできなかった、という失敗をしました。
7時ジャストの更新を楽しみに見てくださっている皆さん、申し訳ありません。
「土日にやればいいや」などという気持ちを捨てて、今週より精一杯仕事に向かいます!
(結局、言い訳日記になってしまった)

明日は、数々の失敗と挽回をしてきた保坂です。

年1回の出来事

2016年1月22日 (金曜日)

おはようございます。ゆーいちです。

月曜日の雪は大変でしたね。

前夜から降りだしたので、いつもより早い身支度をしても結局遅刻は免れませんでした。。。

今年は暖冬と言われていたので、車のチェーンやスタッドレスタイヤの売れ行きも

雪が降るまでは前年を下回る結果だったそうです。

その為、スリップ事故が例年に比べ多かったとか。

毎年雪が降り、事前予報もしっかりしてるのに大混乱してますが、毎回何とかならないもんですかね。

そして、それから寒さが一気に厳しくなりましたよね?

 

わたくし、2年連続で年末に風邪を引いておりましたが、昨年末は回避できたことを

前回のブログでお伝えさせて頂きました。が、雪の降った翌日風邪ひきました。。。

かなりの重症だったので朝から病院に行ったのですが、まー混んでることにビックリ。

雪が降る少し前から気温が一気に下がったのでインフルエンザも流行中とか。

因みに、わたしはインフルエンザチェックは合格。診断はただの風邪でした。

風邪は年1回。

今年は免疫力ついたのでもう風邪はひきません、、、

ひかないと思います、、、

ひかないように自己管理徹底します!

 

そう、『自己管理』ってとても重要です。

私は野球を通じて、監督さんに「自己管理も能力」と言われ、教えられてきました。

自分の立場を理解するれば必然と「自己管理」はできること。

これ、社会では当たり前のことで、かなり重要なこと。

 

私のワイフがキッズチアリーディングのコーチをしているのですが、

教えている小学校3年生達が2月にチアリーディング大会を控えており、

その子達が今週末に学校のスキー旅行のようなんです。

コーチとしては怪我しないかと不安に思っていたそうですが、

スキー旅行前の最後の練習が終わった時に

「怪我しないように行ってきます!」「怪我したら大会が台無しになっちゃうもん」と

子供たちから言ってきたそうです。グッときたみたいですよ。

話がいきなりワイフのネタになってしまいましたが、この子たちも自分の立場を理解して必然的に

「自己管理」を考えているんだと、意識の高さを感じさせられました。

 

あしたは、お客様意識の高い吉川さんです!!

ゴリラ的読書日記之7

2016年1月21日 (木曜日)

こんにちは。

包み隠さず正直に申し上げますと、私は戦国オタクです。今流行り(なのか?)の歴女、10頭身の竹中半兵衛や本多忠勝に萌える方々とは違うことだけは先祖に誓って宣言したいのですが、やはり傍から見たらただの戦国オタクです。

戦国オタクとしての年輪は重ねていると自負していますが、そのきっかけは小学生低学年の頃に出逢ったファミコンゲーム『信長の野望』でした。それまでは『スーパーマリ○』や『ゼルダの伝○』などを友達と一緒にワイワイガヤガヤやるといった、何処にでもいるフツーの子供でしたが、友達の兄貴が『信長の野望』をやっているのを観た途端、ビビビときたことを今も鮮明に覚えています。

その出逢いから私は『信長の野望』にゾッコンです。大学も親の反対を振り切り、文学部史学科に入学しました。今も履歴書の趣味欄に『信長の野望』と書いています。最早身体の一部。日々のルーティンに完全に溶け込んでいます。墓には歴代の『信長の野望』を納めてもらう予定です。

…といった私の偏った愛情を吐露しましたが、今回ご紹介したいのは私が愛してやまない戦国武将と関連する地名の由来について書いた著書です。一般の方々には「ふ~ん。…で?」な内容かもしれませんが、著者が述べられているよう、戦国武将と地名を関連付け、専門的に説いた本は初であり、私も興味深く拝読させて頂きました。

ちなみに私が特に好きな戦国武将は第一に山中幸盛(「願わくば、我に七難八苦…」で有名な武将です)、第二に真田信之(『真田丸』真田幸村の兄です。真田家の存続に奮闘した人物です)、第三に大谷吉継(石田三成の親友。秀吉に100万の大軍を与えたいと言わしめた漢です)です。もし共鳴される方がいらっしゃいましたら、是非朝まで一杯…

□谷川彰英(2015)『戦国武将はなぜその「地名」をつけたのか?』朝日新聞出版。

□動機:

私は幾つかの本を同時並行で読むタイプで、云い方は悪いですが、第二の本を捜していたタイミングでした。見つけた途端は…重複し、むしろ喜んで脱線してしまうので割愛します。

□所感:

まず最初に申したいのですが、筆者同様に私は旅行(国内)が大好きで(筆者の場合は調査、ですが)、昔から産業遺構や歴史的建造物、そして地元の酒と肴を嗜むことがその目的です。筆者の視座には遠く、遠く、遠く及ばないですが、私も歴史的建造物を前にし、当時を回想することは度々です。その観点から、歴史的事実を学ばせて頂いたということに加え、むしろそのような対象に対してのあるべき姿勢を諭して頂いたというのが正直な感想です。自分は本当に未熟。事前にどれだけ調べ、仮説を練り、現場で検証し、新たな仮説を構築することが歴史学でも当然に必要であることを改めて理解しました。

感想に替えてここでは戦国武将と地名との関係性で「へえ~!」と特に思った内容を以下に列挙します。

・会津若松と蒲生氏郷:会津若松の「若松」は蒲生氏郷が名付けた。その由来は蒲生氏郷が幼少期を過ごした現滋賀県日野町にある「若松の杜」からきている

・熊本と加藤清正:元は熊本は「隈本」であった。賤ヶ岳七本槍にも数えられた勇敢な戦国武将であった加藤清正は「隈」の字が「辺鄙な所」を意味することから、自分が治める場所に相応しくないとし、勇ましい「熊」を替わりに当てたとのこと

・仙台と伊達政宗:伊達政宗が奥州仕置の結果、千代(今の仙台)に落ち着いた。当時の千代の由来は政宗が移り住んだ千代城の脇に「千体仏」があったためとされている。教養人としても名高い政宗はこの地に人の理想郷を築きたいと願い、唐代の漢詩『三体詩』に記載されている古代中国首都長安の西にある仙人の住む山(人としての理想郷として描かれている)を倣い、「仙台」とした

□お薦め著書:

黒田基樹(2006)『百姓から見た戦国大名』筑摩書房。

小和田哲男(2015)『戦国武将の実力-111人の通信簿』中央公論新社。

福永雅文(2015)『ランチェスターの法則で読み解く 真田三代 弱者の戦略』日本実業出版社。

仮面就職

2016年1月18日 (月曜日)

こんにちは!

ぶんしょーです。

 

さて、題名の通り「仮面就職」。このフレーズをご存知だろうか。

恐らく字体で類推した通りの意味合いで、全く同意です。

企業に在籍しながら、他企業への入社を目指している状態を指します。

「仮面就職」された企業にとっては遠慮願いたい状況のはずですが、

あえてその仮面就職を歓迎する企業があるとのこと。

「仮面就職」という新しい新卒採用について、簡単にご紹介です。

 

旅客運送事業を展開する国際自動車(kmグループ)は、

・やりたいことが見つからない

・やりたい仕事につけなかった

という思いで就職を諦めてしまった学生に向けて、

「仮面就職」採用をしている模様。

 

記事元によれば、

正社員で働いた場合とフリーターで働いた場合の生涯賃金を例に取って比較し、

「仮面就職」でも良いから正社員として働くべきだと説いています。

 

まだまだ同社でも「仮面就職」採用実績は多くはなさそうですが、

第二新卒採用をやってます!と謳って、

あまり採用が活発でない数多の企業の採用状況を考えれば、

個人的には非常に良い取り組みではないかと思います。

 

入社出来たって、辞めてしまうような環境では意味がない。

という声も聞こえてきそうですが、同社の新卒者離職率は

5年で13パーセントとのこと。

数字だけ見れば、一旦、心配はなさそうです。笑

 

 

就職活動の視点に話を戻しますが、4年生の時点で「やりたいこと」を

明確に定められている人間が一体どれだけいることでしょう。

そもそも、

・やりたいこと/明確/定める

この3つの単語がそもそも曖昧ですね。笑

個人個人にとって意味の範疇が違う単語には、充分に気を付けなければなりません。

約22年間、常に「答え」を求められてきた環境下にいながら、

急に「答え」のない環境に放り出される不安は限りなく大きいものでしょう。

 

とりあえず、やってみる。

これが最も重要だと個人的には考えますが、やってみる。は結局、

別にフリーターで働くことを選択しても意味合いとして正しいことになります。笑

 

どのような選択をしても、

【自分でした選択を、正解にする。】

最終的にはこの考えに落ち着くのでしょうかね。

 

詳しくは以下のURLにて

http://diamond.jp/articles/-/84314

 

 

さて、明日は牧野さんです!

お楽しみに!