パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

眠れぬ夜

2016年8月24日 (水曜日)

オリンピックも閉会し、TVライフに寂しさを感じている折原です。

開催前はいろいろと懸念されていましたが
開催中は国を背負って戦う選手たちの気迫が
そんな懸念を払拭させたリオ・デ・ジャネイロオリンピックでもあったと思います。

母国の選手を応援するために、マイナーな競技を知るのもオリンピックの良さだと感じてます。

史上最多のメダル数と入賞数。

2020年東京オリンピックのために
各競技の強化と底上げをしてることが
リオで明確になっているとも感じました。

日本で競技人口が少ないマイナー競技で
メダルが取れたということも、底上げの一つだと思います。
50km競歩を、あんなに手に汗握り見るとは思いませんでした。

普段、賞金を目指して戦っているテニスやゴルフ等のプロ選手達も
国を背負って戦うオリンピックは特別な緊張感を背負っているんだと改めて感じました。
残り1ポイントで負ける絶対絶命の局面から
連続ポイントで準々決勝を勝利した後の
錦織選手の表情には、私も熱くなるものがありました。
重圧を背負った柔道の井上康生監督の男泣きにも感無量でした。

逆転勝利も多く、復活のメダル獲得や
10秒台の選手達が『世界一のバトンリレー』で9秒台を揃えるチームに勝つ等
ここぞの粘り強さや執着心、また工夫といった
日本のスポーツで薄れていた部分が復活したとも感じました。

瞬時の判断で結果がかわるスポーツの世界。
絶対的チャンピオンだとしてもそれは紙一重。
そんな世界で負けずにいたことが奇跡。
取り返しのつかないことなんて思わないでほしいです。

いろいろな想いを感じました。
ただ、長くなりそうなのでこの辺でやめておきます。

閉会の開催地引き継ぎセレモニーでは日本のコンテンツ力をアピールし
2020年東京オリンピック開会式の期待値がかなり上がっと言われています。
私も現状に満足せず、常に底上げ強化していきたいと思います!

ゴリラ的読書日記之19

2016年8月23日 (火曜日)

こんにちは。ゴリラも19歳になりました。

成人式まであと少し。紋付き袴をレンタルせねば。

因みに『真田丸』の19回は「恋路」。茶々への淡い、叶わぬ恋心を抱く信繁が描かれ、その二人の縁深さ、そしてその顛末を知る者としては(恐らく史実から最も乖離した回であることは自覚しつつも)中々にく~~い演出で、それはそれはニンマリでした。

ゴリラも19。成人式を控え、そろそろ流石にあま~~い恋愛しても良い年頃ですね。

意味が不明な前説はここまでで、本題に早速移ろうと思います。ちゃんちゃん。

□森岡毅・今西聖貴(2016)『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』角川書店。

□動機:

私はD(大)の遊園地好きです。全日本FUJIYA○A選手権大会があれば、間違いなくメダルは圏内でしょう。

その選手権大会のルールは、ひたすらに「フジヤマッチョ。」(以下URL)をやり続ける。審査員がチェックし、一心不乱度を評価し、下位の連中から脱落させていく。おそらく全国から猛者(マッチョ)が集結するために、エントリー者は1,000名は堅いでしょう。ですので、多分に20回はFUJI○AMAに乗らなければならない..それはそれは過酷なレースになるはずです。まさに自らの筋肉(マッチョ)と精神(マッチョ)との対話。折れそうになる心(マッチョ)。悲鳴を上げる上腕二頭筋(マッチョ)..しかしオリンピック同様に、参加者(マッチョ)には周囲からのリスペクトの嵐。誰も地元を代表して参戦したエントリー者(マッチョ)を咎めることはないでしょう。それだけ日本に留まらず、全世界から注目を集める選手権大会である..ことを期待します。

実際に私は初めてこのFU○IYAMAに乗り込んだその時、むしろ「フジヤマッチョ。」をやるために乗り込んだといっても過言ではなく、皆と一心不乱度を競い合ったものです。無論、私が最も一心不乱なマッチョでしたが。(ご迷惑をお掛けした係員の方々。この場をお借りして、心よりお詫び申し上げます。若気の至り、でした)

↓フジヤマッチョ。そのイメージ

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1172777

 

さて、この筆者らの戦場はタイトルにもあるよう、そして私の大好きなテーマパークの一つである、USJです(Spider-Man..本当にあれは飽きない。シャッターチャンスも係員の方に褒められる位に完璧です)。
報道でもUSJのV字回復は頻繁に報道されていたためにご存知の方も多いかと思いますが、どん底であった2009年(ピークであった2001年には約1,100万人いた来場者も、何と700万人を切るかという減少..)から立て直しを図り、見事2015年にはほぼ倍増。来場者数は1,400万人に迫る勢いでした。
そりゃ、ハリポタのお陰やん‼と云いたくもなる気持ちも分からなくもないですが、筆者が主張し、そして最も高い山場であったと想像しますが、ハリポタを建てるか建てないかを判断していた時期は、軍資金が枯渇し始めた時期と被り、年間利益の数年分が一気に吹き飛ぶこのPJはまさに会社の存亡を掛けた、一世一代の賭けであったとのことです(勿論、統計的に実証された成功のためのロードマップが存在したため、「賭け」ではないことは本書で述べられています)。
そして巻末には何と日本一のテーマパークであるTDLの月間(15年10月)来場者数をUSJが超えたと筆者らは結論付けています(96%の確率で。TDLは月間来場者数は公表していないため)。まさにジャイアントキリング..これは読まねば、です。
□所感:
本書には中々文系人間には難しい数学的なモデルが散りばめられていますが、むしろ文系人間にこそ読解しなければならない、まさにマーケターの教養として理解しなければならない、そんな内容でした。
筆者によると戦略(経営資源の配分先)は、①好感度、②認知、③配荷の向上しか選択肢がないとのこと。最も分かり易く確実、且つ効率的なdistributionは常に改善に改良を加えることで、向上を目指すことは勿論のことですが、それだけでは限界がある。認知に関しても、費用対認知伸長効果は恐ろしいほどに逓減していくため、いつかは壁にぶち当たる。そうなると残された伸びしろは好感度しかなく、好感度は即ち、消費者の「エボークド・セット(買っても良いと思っている幾つかのブランド群)」に最も強く影響を与える要因であり、このエボークド・セットは一度入れば中々動くことは無く、且つ購買プロセスの後工程で待ち構えているため、最終的な費用対効果(ワリに合うかどうか)に非常に大きな影響を与えるとのことでした。
俯瞰して、売り上げを構成する要素(①認知率、②配荷率、③過去購入率、④エボークド・セット率、⑤1年間に購入する率、⑥年間購入回数、⑦平均購入金額)のうち、コントロールが可能な①、②、③、④、⑦、そしてそれらにおいて好感度は、①を除き、ほぼ全てに強い影響力を有しており、好感度を上げることで、候補に入り、更にその中でより多く選ばれることで、売り上げが劇的に向上する可能性を秘めているとのことでした。(ご興味を持たれた方は是非、私の拙い話では上手く伝わないので、序章から3章までを一読ください)
好感度。非常に頼もしい指標ですね。
一方で、好感度。非常に恐ろしい指標でもあります。仮に逆に作用したら..
無意識にも私達は仕事をしていて、この好感度が与える威力を実感しています。むしろ仕事外でも、多くそれを感じる機会に遭遇します。
..おカネを出せば解決する代物でもなく、創るのに難しく、壊すのに容易い。そのくせに影響力が半端ない。且つ、結果を大きく左右する、もしくは成熟した市場においては最早ここでしか差異化できない。
このように現実を数式で示されてしまうと、良くも悪くも、出来る出来ないが一層明瞭になっていくことを実感する、(台風のせいで)嵐吹き荒れる今日この頃でした。
□お薦め本
小島(2005)『使える!!確率的思考』ちくま新書。
森岡(2014)『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか』角川書店。
小島(2015)『確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで』ブルーバックス。

ワールドワイド

2016年8月18日 (木曜日)

こんにちは!ぶんしょーです。

 

私の少年時代は、父のおかげで貴重な経験をさせて頂きました。

いわゆる転勤族、そして帰国子女です。はい。

私、こう見えてw

私の身に一つも成っていないであろう現状では、

声を大にして言えない過去ですね…

 

I can speak english.

はい。嘘です。

japaneseもさして話せる訳ではないので、

背伸びせず地に足付けて歩きます。

 

 

ところで私、駅のホームでこのブログを書いておりますが、

後ろの人がスゴくnoisyです。

何やら塾での教育について、それに熱を出す親への教育姿勢に

疑問を呈していらっしゃいます。

かなりexciteしてます。

仕事帰りでなければ、教育について談義したい所ですが、

初対面ということもあり、我慢します。

 

私も、ある先輩にしばしば声のデカさを注意されますが、

このようなfeelingになるのですね。

人は知らず知らずに迷惑をかけている。

人は1人で生きている訳ではないので、

気を付けなければいけませんね。

I’ll be careful.

 

決してバカの一つ覚えではありません。

情報化社会と言われる昨今、グーグルー大先生には憧れど、

ルー大芝には憧れません。

 

あえて言うなら、したかったことは、

「〜が大事だと思います!!」

「〜を意識しようと思いました!!」

みたいになりがちなブログのこの雰囲気を、

ちょっと壊してみたかっただけです。

 

ゆる〜く読んで貰えたらこの上ない幸せです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

明日は、牧野さんです。

お楽しみに!

台風の思い出

2016年8月17日 (水曜日)

こんにちは。良い仕事してる!溝渕です。
「絶好調」然り、ポジティブに言い切ることが大切ですね。

僕の営業としての良い仕事とは、お客様の採用成功に貢献している
かどうかによって測られるものだと思いますが、胸を張って「良い
仕事をした」とはまだ言えない案件も少なからずあります。
現在進行形で進んでいる仕事もたくさんあるので、「良い仕事をし
た」と周りから言ってもらえるよう最後まで頑張ります。

さて、昨夜から台風の影響で雨風が強かったので、ふと昔のことを
思い出しました。

僕は台風が好きな子どもでした。
「学校が休みになるから」という理由ではなく、増水した川を見る
ことや、ずぶ濡れになりながら走り回ったり雷に向かって叫びなが
ら自転車を漕ぐとが好きなのでした。今でも「台風」と聞くと、
それだけでテンションが上がります。

香川県はもともと雨が少なく、常に水不足と闘ってきた歴史があり
ます。恵みの雨に対する感謝と、単純に「強いもの」「大きなもの」
に対する憧れが根本にはあるのかもしれません。何十年か先、台風
の日に海を見に行ったきり・・・になってしまいそうで心配です。

思い出されるのは、高校1年の夏、部活の帰りに友達とずぶ濡れに
なりながら、強い風に負けないようにチャリはずっと立ち漕ぎで、
雷に向かってギャーギャー叫んで帰った楽しい日々。バカみたいに
はしゃいだり、とにかくがむしゃらに駆け抜けるようなことを、最
近あまりしていないなぁと思いました。まぁ、もうそんな歳でもな
いんですけど。

でも、心はいつまでも少年のままでいたいものです。

さて次回は、どんな少年だったのかな?ブンショーこと渡邉です。
お楽しみに♪

オリンピックが面白い理由

2016年8月15日 (月曜日)

こんにちは。
アスリートではなく、ただのスポーツ好きな田代です。

オリンピック、面白いです。

でも正直言うと、リオ・オリンピックに対しては、当初から感心が
あった訳ではありませんでした。むしろ、プロ野球や高校野球、
Jリーグ後半戦の方が気になっていたぐらいです。

それが今では、安室ちゃんの曲を歩きながら口ずさんでいる始末…。
(安室奈美恵はNHKのリオ・オリンピックのテーマソングです)。
この現象は、何も私に限ったことではなく、多くの方がそうではな
いかと思うのです。

そこで、なぜ人がオリンピックにハマるのかを考えてみます。

◆オリンピックが面白い理由

○自分の中にあるアイデンティティに気が付くから

人間は自分が思う以上に物事に対して好き嫌いがあります。それは
人間関係、食、土地、スポーツチームなど、ご贔屓はあってしかり
だと思います。オリンピックは国の威信をかけた真剣勝負。やっぱ
り日本人には頑張ってほしい。見れば見るほど、愛国心が芽生える
のは自然なことです。

○実はスポーツは、誰にでも馴染みがある

スポーツというのは、私たちの生活の身近なところに存在します。
運動が嫌いであっても、体育の授業で必ず触れていますし、社会人
になってもスポーツを続けている人も多くいます。何となくルール
が分かるから、ちょっと見てみようかなと思うのです。

○日本が各種目で強くなったから

とはいえ、メダルにほど遠い、すぐ負けてしまう試合は見ていて面
白くありません。やはりメダルに手が届くかどうかの展開に狂喜す
るのが人間です。事実、夏季五輪のメダル獲得数は年々増えており、
メディアでも注目されるようになりました。

夏季オリンピックは、盛り上がれる要素が満載なのであります。

リオが終わると、4年後のオリンピックは東開催となります。想像
するだけで楽しみで仕方ありません。東京オフィスの隣で、世界大
会が繰り広げられている。仕事に集中できないでしょうね(笑)。
野球、ソフトボール…見に行きたいなぁ。

既に4年後が楽しみになりました。言っても、自分の公私が安定し
ていなければ、心から楽しめないと思いますので、4年間、したた
かに過ごしていきたいです。

次は、F1が好きな木村さんです。

心技体。

2016年8月12日 (金曜日)

吉川さんのブログ、メルマガの出来事懐かしいですね。
社会人と学生との違いって、本当にないのかもしれないですね。
お金をいただいて仕事をしている限り。

ポジショニングを意識して、
自分自身と、頂戴しているお金に見合う程度(以上)の仕事をするスタンスは
中学生(卒業前にアルバイトしていたのです)から変わらないナ、と思うホサカです。

いつも、吉川さんのブログにコメントしていたら
それだけでひとつのブログになってしまって、これで終わりでいいのでは。。。

・・・

さて、夏休み谷間の本日。
夏、真っ盛りですね。

やはり話題は、オリンピック。
昼夜逆のブラジル・リオということもあり、
休みの日は昼間ずっと、テレビとスマホで、試合に注目してしまう日々が続いています。

私の注目の競技は、体操。
体操男子・団体金には、感激でした。
そのうえ、個人総合の金にも、衝撃でした。

オリンピックでいつも思うのは、はやり男女問わず、肉体美です。
ぽよぽよの、この身体をどうにかしないとと、4年に1度思わせてくれるオリンピック・・・苦笑。

すばらしい記録や記憶に残るシーンを作り出してくれるアスリートたち。
その裏には日頃の練習や努力やうんぬんは当たり前すぎて書く話ではないですが
心技体、鍛練をして初めて結果が出るのだと、はやり思います。

内村航平も言っていました。
「練習ではミスはしないので、いつもとおりやれば」と。

やはり常日頃の練習、日々が重要なのです。

すばらしい舞台で、すばらしい結果を出すために、日常を大切に。
夏休みの谷間の今日も、しっかり過ごしていきましょう。

・・・

さて、次回は、アスリートのような日々を本当に過ごしている田代さんです。

15年前の自分を振り返ってみる

2016年8月10日 (水曜日)

皆さんこんにちは。今月から内定者の皐月がスタッフブログメンバーに加わってくれて、嬉しい!2001年入社、新卒1期生の吉川です。

パフには学生のインターン生や内定者が社員同様にバリバリ働いてくれていて、常に若者の可能性を実感する日々です。

そんな時、ふと、15年前の私は、どんなこと考えてたんだろ?と思い、入社1年目の頃、若手社会人向けに書いていたメルマガ「歩歩(ふふ)通信」を読み返してみました。

すると今の私と全く変わらないことを感じていて、成長ないな、とも思いつつ、でも昔も今も変わらない働き方ができていることに嬉しさも感じました。

自己開示の意味も込めて、当時のメルマガ原文を以下、転載します。

誤字脱字もたくさんあるのですが、そんな未熟なところも含めて、当時のママの原文でお届けするのが、フレッシュ吉川をご理解いただけるかな?と思いそのまま掲載しますので、ご容赦ください。

――――
★☆———————————————————–☆★
   「歩歩(ふふ)通信」とは・・・

 これから新しい道を歩んでいく、新社会人のみなさんを応援する
 メンバーメールを、将棋の駒である“歩”になぞらえ命名しました。
 “歩”は、一歩ずつしか前に進む事が出来ず、即戦力にはならない
 弱い駒ですが、「後ろには退かない」強さを持ち、将来「金」に成る
 無限大の可能性を秘めている駒です。

 パフは、未来に向かって一歩ずつ歩き出す、そんな新社会人のみなさん
 を応援します。
★☆———————————————————–☆★

こんにちは。パフのヨシカワです。
唇が乾きやすいこの頃、みなさんいかがお過ごしですか。
唇荒れっぱなしの吉川は、毎日元気に外回りに飛び回っております。

先日、渋谷へ営業に行った時のコト。いかにも怪しいお兄さんが近寄
ってきて、キャッチセールスとしか思えない口調で声をかけてきました。

兄「チョーっとだけでいいんで、時間もらえます?」

吉「すみません。今、仕事中なんで。」

兄「えっ?仕事って、モデル?」

モモモモモモモモッ、デ──────────、ル─────────!

生まれてこの方、ぽっちゃり系としてしか生きてこれなかった24年間。
人生で初めて「デルモ(死語)」と呼ばれた女。吉川!

いやー、不思議なモンです。
絶対に売り込みのためのウソだと分かっていても嬉しいもんですよね。
その後営業先までうかがう途中、ずーっと顔がにやけっぱなしですよ!

世の男性人!
女は全く根拠が無くても、誉めるに限るベシ。
ほら、今となりにいる同僚、彼女、姉妹、母、妻、もー誰でもいいっ。
「きれいだ。。。」と呟いてみんしゃいっ。

バカにしながらも、その目の奥は喜びに満ち満ちているハズ。
突如、あなたへの扱いがやさしくなること間違いなしです。

っとくだらない話はさておき、今月も肩の力を抜いてまいりましょう!

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        パフ新入社員イッパイイッパイ奮闘記
        〔 第11回 ~学生?と社会人?~ 〕

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社会人になって、あと少しで8ヶ月が過ぎようとしている。
ふと急に、4月1日(日)の入社式での出来事を思い出した。。。

社長「これからキミたちは新社会人となるわけだけれど、学生と社会人
   の違いってなんだと思う?」

新人「学生は『責任が無い』が、社会人は『責任がある』!」

新人「学生は『人の力を借りる』、社会人は『すべて自立している』!」

新人「学生は『お金をもらう』が、社会人は『お金を稼ぐ』!」

あれから8カ月が経った現在、今だに本当の違いなんて分かっていない。。。

今年度パフでは、理系の学生を対象とした新コンテンツを企画し、その
企画のお手伝いを、パフ会員であった理系の現大学4年生と修士2年生に
お願いしている。先週、就職アドバイザーと命名した彼らの何人かを集
めたミーティングがパフ本社にてあった。

その理系企画のパフの目標は、「理系学生により就職意識を高めてもら
う。」こと。しかし、それ以上にパフのお客様となる協賛企業、パフ自
身、そして何よりお手伝いしてくれている就職アドバイザーをも含めた、
彼らの満足も満たすような企画にしたい!と燃えに燃えている。

そこで、お手伝いただく彼らたちに、この企画に対しての目標を聞いて
みた。そこで私は予想外な言葉を耳にすることとなった。

「自分たちが、これから就職活動をする学生に対して応援アドバイス
 する事で、その彼らが、来年今の自分たちのように後輩に何かして
 あげたいと思うようになることが目標です。

 そして、ゆくゆくはこの『就職難』と思い込んでいる世の中を
  『自ら動けば就職はできる』
 という考え方に変えていきたいです。」

    まじ?

なんという、志の高い事だろう!いちおう、彼らはバイトとしてパフが
雇っているような形になっているのだが、お金についても、損しなけれ
ばイイと言う。

ちょっと、ちょっと!社会人でもここまで目標や志を持って、仕事に取
り組んでいる人っているワケ?

ますます、学生と社会人の違いなんて分かんなくなってきたのだ。

そんな今日この頃、いつものようにパフでアルバイトをしている来年4月
入社予定の内定者が話かけてくる。

「アユさーん、
  この前の取材の原稿できたので、チェックしてくださーい。」

内定者といえども、パフの社内では確かな戦力。そもそも1年目の私が
原稿チェックをしている時点でおかしいのかもしれないが。。。

彼らは学生だというのに、社員と同じように夜おっそーくまで働いて
いる。しかもビックリする事に自分の力だけで仕事も取ってきたりし
ちゃている。

その上、この年末には彼らだけでパフ売上目標達成のためのプロジェ
クトを立ち上げるというのだ。

学生だけど『責任がある』仕事をしている。
学生だけど 人の力を借りずに、『自立して』仕事している。
学生だけど『お金をもらう』だけでなく、確かに『お金を稼いでいる』。

さらに、「パフを大きくしよう!自分の実力をつけたい!」などその
志とモチベーションの高さには、どっかの社会人より数倍スゴイ!と
手前味噌ながら尊敬している。

「奴らがやってるなら、私もやっかっ!」みたいな場面は多々あった。

なんだか、「学生」と「社会人」という大きなくくりが、とても無意味
なもののように思えてきた。

そんな線引きいらないんだ!
すばらしい仕事なんて、いつだって誰だっていくらでもできるんだ!

仕事だろうがバイトだろうが関係ない。
自分で自分オリジナルの目標なり志なりをもてた時に、
『やらされていた仕事』から『自分の仕事』になるのだと気付かされた。

こんなカッチョヨイ働きっプリを身をもって見せてくれた学生のみんな
ありがとう。

おそらく、これからもパフでバリバリ働く内定者や学生と触れ合っている
うちは、私の仕事へのモチベーションは、下がらないだろう。。。

■吉川ココロの一句
  学生は
   明日を気にせず
    飲みに行く
  社会人
   明日を気にして
    飲みに行く
  結局「飲む』こたぁ かわらない
              
   ⇒う~ん。でもやっぱ、私は女子高生に戻りたいワァ!
                   (次回もお楽しみにっ!)
___________________________________

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
自分の会社の自慢話になってしまいましたが、正直な私の気持ちと思っ
てご了承ください。

最近、大学の頃の友人と飲みに行って、つくづくこのようなメンバーと
仕事ができてる自分を幸せだと気付いてしまったのです。

みなさんは『学生』と『社会人』何が違うと思いますか?仕事への熱い
想いなども含め、どうぞご意見・ご感想をお寄せ下さい!

                     2001/11/21 吉川 安由

――――

決して、釘さん日記をまねた手抜き日記ではありません!

明日は、メルマガ内で「アユさーん、この前の取材の原稿できたので、チェックしてくださーい」と言っていた、可愛い後輩、ホサカです。

辻斬りさつきの変身願望

2016年8月9日 (火曜日)

はじめまして。

パフ、2017年卒の内定者、皐月彩と申します。

 

自己紹介も含めまして、私を一言で表しますと

ずばり『切り捨て御免!短気勝気なつめた~い女』ではないかと。

 

昔から、「頑張る気持ちがないなら辞めてよ」が口癖で

一人で作業をしてたり、考え事をしていると仏頂面。

高校の後輩たちには陰で「鬼生徒会長」と言われていた始末……。

 

友人に「例えるなら映画『セッションの鬼指揮者』」と例えられ

※下の動画参照

 

 

そんな私も、5月より広報として職サークルの運営にかかわり

4人の広報インターン生たちと共に活動していました。

 

そこでいつも悩んでいたのは主に

「どうやって、自発的に、積極的に動いてもらうか」。

 

○日のミーティングまでに、

それまでの活動内容と、今後それに対してどんな追いかけ・改善をすればいいのか

たたき台まででもいいから考えてきて!

 

そして、当日になり、

「すみません、やってきてません」と言われた私は

つい今までの癖で、なら私が考えたのでいいからやってきて!と

考えさせるのをやめて、とにかく手を動かせていました。

 

でも、成果は全く上がらない。

それに、渡したタスクは終わってない……!

一人で悶々と「どうして?!」と悩んでいました。

 

そんな時、7月から仲間として入ってくれた同じく17卒の佐藤に

「それじゃあ、皆が積極的にやってくれるはずがない。

もっとみんなに考えさせたり、楽しくやらせてあげないと」とお叱りを受け

ああ、私は昔から何も変わってないなあ……と猛省したのでした。

 

釘崎さんからも

「社員でやらず、大学生を雇っていることの意味を考えなさい」と言われ

そこからは、インターン生たちが話すまで待ったり、

あえてキツく「まだできてないの?いつできるの?」とリマインドしたり。

 

人に嫌われることを恐れずやってみることも

誰かのために自分が努力するのも面倒くさがってきた私が、

ちょっぴり変わった出来事でした。

 

前進というにはまだおぼつかないかもしれませんが

これからもチームで動く意味を意識しながら尽力していきたいと思います。

 

プチ プレゼンテーション

2016年8月5日 (金曜日)

梅雨も明け、明日はオリンピック開会式で、ワクワクが止まらない折原です。

毎月第1水曜日にキックオフミーティングを開催しています。
前月結果と当月の見込みを各部門が発表し、情報共有を実施する場となります。
その後に、懇親会を開催しています。

私は、ドミノピザ派ですがピザーラのクアトロ4のコストパフォーマンスは高いですね。
4種類が1枚になっている。何とも欲張りなピザです。

ピザやビールを飲みながら談笑し、前月の労をねぎらう会でもあり
司会が話題の種をまき、個々がざっくばらんに発言して、
コミュニケーションを深めるひとつの機会になっています。

今回のお題は、
『私のオリンピック注目種目とその理由』でした

何ともタイムリーな話題且つ、誰でも話せる内容ではありませんか。

と、思ったその瞬間、
「私まったく関心がないから、何を言えばいいんだろう」との、まさかの声が
ありましたが、多くの人は何らかしら注目している競技があり、その見どころを話し
関心が薄い人に向けたプレゼンテーションのような場になりました。
オリンピックへの関心度は、人それぞれ異なると、を感じた瞬間でもありました。

ちなみに、パフ社員の注目競技は、
・柔道
・陸上(100M)
・レスリング
・体操団体
・シンクロ
・サッカー
・バレーボール

リオデジャネイロとの時差は-12時間。
日本中が睡眠不足になるくらい、日本代表選手には頑張ってもらいたいものです。

たかが、懇親会の中でのちょっとしたひと幕ではありますが、
「プレゼンテーションスキル」について、少し考える機会になりました。
「興味のない人」や「関心のない人」に対して、興味関心を持ってもらうために
どのようなアプローチをするか。また、どんな切り口で話を進めるか。
その、難しさを痛感した機会でもありました。

次回は、オリンピックよりも北海道日本ハムファイターズが気になってしょうがない
大岡さんです。

ゴリラ的読書日記之18

2016年8月4日 (木曜日)

こんにちは。18回目となりました。
今回も短納期を意識して(で、投稿に遅れる始末)、長い前説を飛ばしていきたいと思います。
エコ・ゴリラ。エコリラ。エコリ。

■加藤久和(2016)『8000万人社会の衝撃 地方消滅から日本消滅へ』祥伝社。

■動機
以前の投稿にも登場した加藤先生。
話題の人となった増田寛也氏が座長を務める日本創生会議のメンバーとして、人口経済学、社会保障論を専門に第一線でご活躍される大学教授が一般向けに執筆された著書です。
ここでは余り立ち入った話は避けたく思いますが、日本創生会議、そして増田氏を中心に発表した『増田レポート』を受けての加藤先生、その独自の視点で提言をまとめた著書であると捉えて問題ないかと考えます。
(是非、増田レポートを一読した、もしくは増田氏の言動に注目されている方がいらっしゃいましたら、副読本としておススメしたい一冊です)

で、私はレポートも拝見し、且つ言動に注目している人間の一人でした。

■所感
加藤先生も序章にて述べているよう、これらの事実は特にこれから社会に出る大学生、もしくは社会人としてこれからの日本を支えなければならないだろう若者に知っていてもらいたい、というより知らなければならない教養であると私も思います。
(知らない方が良い..という意見も当然理解出来ます。確かに。但し、その選択肢を選んだ場合は社会に迷惑だけはかけてはいけないと考えます)

日本は超・少子高齢化社会であるというのは国民皆が知っている情報です(個人的には少子・高齢化社会とすべきではないかという意見はありますが..というのも非常に両者は密接に結び付いている一方で、全く異なる次元の話であり、議論が包括的になり空中浮遊するケースを良く見るためです)。
ただ加藤先生がこれも述べているよう、知ってるだけで、想像できていない。即ち、対岸の火事MODEのままである。もしくは個人主義に走るが故に、気にしているゆとりがない(このケースは最悪ですね。一番結果的に損するのに..)。

想像をかきたてる事例、その代表格としてお財布事情に直結し易い扶養率推移があります。
2010年時点、社人研によると扶養率(現役世代が何人で高齢者(65歳以上)一人を支えているか率)は2.6。
これが現在の出生率推移(将来予測含む)を維持してしまった場合、50年後には1.2。即ち、今から生まれてくる次世代サムライ(なでしこ)ジャパンのメンバーはお爺ちゃん、お婆ちゃんを一人で面倒を見なければならないということです。
ゲスな言い方をすれば、余分に一人分の出費が増えるというということです。凄いことですね。お爺ちゃん、お婆ちゃんの月に一回ある温泉地巡りへの交通費、宿泊費を代わりに払わなければならない..と云えば、感度ある個人主義の方々にとっては大きい衝撃になると思います。

であるならば、生産性を高め、GDPを持ち上げればよいという意見が出ます。ハイ。仰る通りで、私も心からそう思います。
多分にこの発言をする人の大半は生産性を時間当たりの付加価値額に近い概念で認識していると考えます。私も生産性を表現する時はこの概念に近いものを連想しています。

正確には誤りです。日本生産性本部の定義によると「工学的な技術革新や様々なイノベーション、ブランド戦略、革新的な経営戦略、知的財産の有効活用などを包括した広義の技術進歩を表した指標」であり、すんごいファジーな概念であるということです。

指標としては実質経済成長率に寄与する労働力人口、資本ストック、生産性のうち、労働人口による寄与率と資本ストックによる寄与率、以外で成長率に寄与した全てとして表されます。すんごいファジーです。でもこれが生産性統計の実態です。
実際、経産省が2013年に発表した「通商白書」に生産性上昇率の決定要因を回帰分析を用い分析していますが、恐ろしいことに決定係数が0.162..即ち、殆ど生産性の姿を説明できていないのです。あのプロ達ですら、です。
(且つ、2000年以降の日本の経済成長を支えてくれた唯一無二の存在が生産性、だけです。労働力人口と資本ストックがむしろ生産性の足を引っ張りました。これ以上、もっともっと生産性を上げろというのか..)

長引いたので、ここで終わりにしますが、是非とも特に若者はやはり実情を正しく認識する必要があると思います。
でないと、ゲスな言い方かもしれませんが、その結果バツをくらうのは自分たちであると..

■おススメ本
大竹文雄(2005)『日本の不平等』日本経済新聞社。
橘木俊詔(2006)『格差社会 何が問題なのか』岩波新書。
加藤久和(2007)『人口経済学』日本経済新聞出版社。