パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

よく遊びよく学べ

2017年8月7日 (月曜日)

皆さん、こんにちは。企業様向けのセミナーでお越しいただいた皆さんへの感謝を込めて、「MERCI」と書いたTシャツをジャケットの下に着ていましたが誰にも気づかれませんでした。
吉川です。今後は思い重視ではなくTPO重視の服装を意識したいと思います。

就職と採用の業界の営業担当は、一年で「夏」が最も忙しい日々となります。
採用担当の皆さんが、翌年の施策を検討し、どの会社と一緒にその施策を実施するか決定する時期。
少し大げさですが、1年分の契約のほぼすべてが、7~10月の4ヶ月で決まってしまうんです。

私も6月下旬あたりから、ご提案のお声がけが増えて来て、日々ご提案訪問とその準備に追われる状態になってきました。
ただ不思議なことに、今年は、同じぐらいの時期から、土日などの休日のお誘いもどんどん増えてきました。

毎年この時期は、仕事9.5:休み0.5ぐらいの気持ちで、休日返上で仕事をしていましたが、今年は、カレンダー通り、仕事5:休み2の割合で過ごしています。

量を増やさずして、いかに質を高めるか。

そんな本質的な視点を持て、というお告げだろうと勝手に解釈しています。

まだ答えは見つかっていませんが、キーワードは
・勉強すること
・考えること
・協力すること
かな、と。

仕事でも、休日でも「よく学び、よく遊べ(よく遊び、よく学べ)」が重要な気がしています。

とにもかくにも、今年の夏は、目一杯熱く過ごそう!と思うのでした。
では、今年こそ夏休みをとれそうなホサカです。

皆さん、こんにちは。

若かりし頃、釘崎さんに言われた「目標は120%を掲げるべき。そうでないと100%なんていかない」という教えを忠実に守り、新人を着実にキャパオーバーにさせている吉川です。

できるかできないかのギリギリの目標は成長にもつながりますが、放置すると大きな危険を伴います。必要なところで助け舟を出せる上司でいられるよう頑張らなきゃです。

―――

さて先日、私は、不覚にも体調不良で1日会社をお休みしてしまいました。
実は風邪で有給をとるのは、2年ぶり。自分としても、その事実にとてもショックを受けました。

元来、身体が強いタイプで、生まれたときから風邪はひいても年に1度。
また「風邪をひいたかな?」と思った時には、早めに帰宅し、ニンニクをたらふく食べて22時に寝れば治る、という自分なりの対処法も身につけていると自負していました。

元気は意識をすれば出せるもの。
だから「元気でいる」ことは、誰もが当たり前にすべきことで、それができないなんて怠慢だ、とさえ思っていました。

いつも周りの方から「吉川さんはパワフルだね」「その元気はどこから来るの?」などとよく言われてきましたが、「いや、フツーです」「元気は勝手にわいてきます」などと回答して、なぜ少し意識をすれば誰でも出せる「元気」をこんなにも褒められるのか意味が分かりませんでした。

しかし体調不良でお休みをもらった日。
お客様にどうしても電話をする必要があり、携帯で自宅からした電話で、いつもの調子で大きな声を出そうと思ったら、咳き込んで全く話せなくなってしまいました。

いつも当たり前のように出していた大きな声。
これにこんなパワーをつかっていたなんて…。

失くして分かるありがたみ。

元気は当たり前にあるものではなく、元気を出してくても出せない人も、出せないタイミングもあるのだ、ということにやっと気づくことができました。

私が当たり前にあると思っていたことは、実は私の一番の強み・武器だったことも自覚することができました。

元気とは、すべての活動のもとになる「気力」だそうです。

ちょっと考えすぎかもですが、もしかしたら元気が自然と湧き出る自分は、戦士として、様々なことの先頭に立ってたたかうべき使命をもってるのかな、とも思えてきました。

だからこそ、元気がない人がいたら、アンパンマンのように、自分の元気の素を分ける気持ちをもつべきなんだと思います。
そのためにも、常に元気の状態でいられるため、自分を過信せず、真摯に自分の身体と向き合おうと決めました。

パフ20周年となる今年は、常に元気でい続けます!!
これが、私の今期スタートの宣言です。

明日は、私以上に元気!なホサカです。

ウソについて考える

2017年6月29日 (木曜日)

職サークルシンポジウム寸劇のチョイ役で「ブルゾンちえみ」ならぬ「ブルゾンあゆ」をやらせていただきました。

この日のために、大きなお腹とお尻、太い足を維持してきた成果によって、予想以上に高評価をいただけて、はじめてむっちりキャラでよかったな、と思えました。

はい、私は今、ウソをつきました。
高評価なのは嬉しかったですが、むっちりキャラはやっぱりイヤです。
私だって本当は、スタイル抜群の女子でありたいんです。

人は、なぜウソをつくんでしょうか。

昨日、企業様向けに配信しているメルマガに、以下のようなことを書きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この週末は、大学時代のゼミの先生が喜寿を迎えたお祝いで、久しぶりに、
当時のゼミ生が集まる機会がありました。

卒業して17年も経っていますが、学生時代の友人は会えば一瞬で当時の関係
に戻れる不思議な存在ですね。一生大切にしたいな、と心から思いました。

さてその日のこと。2次会、3次会と続き、最後は同期6名だけになった時、
コンサルティング会社に勤める友人が、ボソッと話を始めました。

「オレ実は、社会人2年目の頃、皆にウソをついたんだ。年収を聞かれて、
実際よりも多い金額言っちゃったんだよね。きっと当時のオレは自分に自信
がなかったんだと思う…」

学生時代からマジメで妥協しない彼が、「ウソ」をついたということにも驚き
ましたが、それを15年経った今でも後悔して忘れられずにいた、ということに
もさらに驚きました。

「ウソ」は、その場を取り繕う武器としては便利ですが、長い目で見れば、
自分の心を深くえぐる凶器にもなるんだなと感じました。

昨日の釘さん日記でも「ウソ」について語っていますので、こちらもご覧ください。
( ⇒ http://blog.shokucircle.jp/kugi/2017/06/27/13649 )

ウソとは、何か…。
メルマガ読者の皆さんと大いに語合いたいテーマだなと思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

配信設定した後、ウソってなんだ…と帰りの電車で悶々と考えていました…。

ウソをつきたくてついている人などほとんどいない。
ウソをつかなきゃいけない状態にあるから、人はウソをつくのだ。

そんな状態にあることは、本来、異常事態。
しかし人は、見栄や、欲や、恐怖などにのみこまれ、
その状態が「普通である」「良い状態である」と思い込みたくてウソをつく。

ウソの始まりは、そんな苦しみから生まれるものなのかもしれない。

   ウソの年収を言ってしまった友人。
   その時は子供が生まれたばかりで、奥さんがとっても疲弊していた。
   しかし自分が忙しすぎて、何もできずもどかしさを感じたいた。

   出世もしたいけど、家庭も大事。
   どうしたらよいか迷ったあげく、彼は、家庭を選んだ。

   マネジメントの道をあきらめて、コンサルタントの専門職として生きる決断をした。

   そこからは努力の日々。息子と娘のお弁当をつくりつつ現場のコンサルタントとして
   頭と体をフル回転。マーケティングの原書を読むなど、猛勉強もしていた。

   そして15年経ったつい1ヶ月前。
   彼はその会社のトップ5に入る「看板コンサルタント」になった。
   ウソをつかないといけない状態からもがき苦しみ脱した彼の笑顔はとても輝いていた。

ウソ自体が悪いわけではない。
ウソをつかないといけない状態を放置する。
それがさらなるウソを生むし、自分も周りも傷つけることになる。

ウソをつく人に対して、そのこと自体を責めるのはなんか違うかもしれない。
でも、「ウソをつかなきゃいけない状態をそのまま放置してよいのか」。それは問い続けていきたい。

というようなことを考えた一日でした。

やっぱりデブ状態を脱するべくもがき苦しまなきゃだめですかね…。ガンバリマス!

明日は、ウソのつけない(なんでも態度に出てしまう)性格の保坂です。

皆さんこんにちは。前回のカカのパスに応えて、本日は、私の入社した理由を書こうと思います。

実は私の入社理由。以前企業様に送っているメルマガで数回にわたって連載していたので、本日はそれを転載します。
(社長譲りの手抜きブログ)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社員が2名の会社に入社を決意する理由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 『社員が2名しかいない会社に入社するのは、怖くなかったですか』

入社以来、学生と話をすると、必ず投げかけられる質問です。パフに入社をする際、実は不安や怖さというのは一切ありませんでした。

スーパーポジティブな私の性格もありますが、そこには『不安を感じさせない、不安を感じる人には内定を出さない』というパフなりの採用ノウハウがあったのではないかと思います。

----
<コラム・その1>

 パフの面接に行く前、とても緊張していた。
 それは、募集要項にあった「求める人物像」を見て、ビビッていたからだ。
 
  ■パフの求める人物像
  ・1を聞いて10を知り、100行動できる人
  ・目的達成のためなら、寝ないでも平気な人
  ・どんなに辛いときでも笑顔でいられる人
  ・明日会社が潰れても生きていける人
  ・内定が出たら、週3日会社のアルバイトができる人

 社会人になったら「思いっきり働きたい」とは思ってはいたが、人に自慢す るような成果を残したこともない。相当な実力と覚悟のある人を求めているようなので、何か試されるような選考をされるかもしれない、と思っていた。

 面接に行くと社長のクギサキさんが現れた。
 何を聞かれるか構えている私にクギサキさんはこう言った。

 「今日は、あなたの半生を聞かせてください」

 その後のやりとりはこんな感じだ。

 吉「え?半生っていつからいつまでですか?」
 釘「記憶のあるところから今まで」
 吉「え?だいぶ長くなりますよ」
 釘「いいよ、全部聞くから」

 その後、私は一方的に、幼稚園からの記憶を、2時間近く語り続けた。

 クギサキさんは、終始ニコニコしながら「へ~」とか「ほ~」とか「なんで?」とか言いながら、ずっと熱心に聴いてくれた。

 その話しやすさに、ついつい自分も気持ちが入ってしまい、辛い経験の場面では少し涙ぐみながら話していたと思う。

 面接の翌日ぐらいだったろうか。合格通知の電話がかかってきた。

 あんな素を出せた面接は初めてだったなぁ。「合格」したということは、私のすべてを聞いたうえで評価されたということか。私も募集要項にあったような人物に、いずれなれるということなのだろうか、と少し自信がついた。 

 そして、2次面接。またもやクギサキさんとの個別面接。
 ここでは、私がどんなことが好きか、どんな業界のどんな会社を受けているかを質問された。

 「へ~。吉川さんはマスコミ志望なんだね」
 「でも話を聞いていると、純粋なマスコミ志望というよりは、絵をかいたり、デザインしたりするのが好きってことなのかな」
 「だったらここに貼ってあるポスターをつくったりする仕事とか、やってもらおうかな。やってみたい?」

 パフで運営しているイベントのポスターを指さしてそのような話をされた。

 営業の仕事をやると聞いていたが、そんな仕事もあるのか。
 小さな会社ということは、色んなことができるということなんだな。
 飽き性の私には合う気がするなぁ。

 なんとも単純な私は「パフという会社に入るのも悪くない。むしろ自分のような人間が活躍できそうな会社だ」と思ってしまったのだった。 
 
 (吉川安由、大学4年生の5月)

----
<コラム・その2>

 パフの最終面接を受けた日。
 面接の途中でクギサキさんがこんなことを聞いてきた。

 「ところで吉川さんは、今、どんな会社を受けているの?

  今年パフの採用人数は、2名。現在、最終選考に進んでいるのは、5名。
  全員、ボクがパフで働いてほしいと思っている人物なんだ。

  ただパフはまだ創業してまもない零細企業。だから5名全員を採用することはできない。

  なので、本当にうちの会社に入りたいと思っているかを率直に聞かせてもらって、そのうえで内定を出す人を決めたいと思っています」

 なんと正直な人なんだ!
 率直にそう感じた。

 これまで「他に受けている会社は?」という質問を面接にされたことはあったが、どれも「どれほどうちの会社について調べているのか」を見極めされているような印象だった。

 そのため回答は、できるだけ受験企業と同業の会社名を挙げるようにしていた。企業の選定基準が定まらない学生という評価をされたくなかったからだ。

 ただ今回は違った。

 「このおじさんには、正直に話さないと。きっとすごく困るだろうな」
 そう咄嗟に感じた私は、選考が進んでいる会社名とその進捗状況、パフも含めた入りたい企業ランキングに至るまで、ベラベラとすべて話してしまった。

 「分かった。じゃあ吉川さんは、第一志望は○○株式会社さんなんだね。
  じゃあ、他に『パフに絶対入りたい』という学生さんがいたら、その方に優先的に内定を出すことになると思う。
  ただ○○株式会社さんの選考結果が出たら、一度連絡をもらえるかな。その時点で入社者が確定していなければ、吉川さんに改めて内定を出したいと思うので」

 これまた正直な人だな、と思った。
 ただ、企業側からこんなに正直に事情を話してもらえたことはなかったので、逆に信頼のおける経営者だなと感じた。また私を子供扱いせず、一人の大人としてきちんと「交渉」をしてくれたことも嬉しかった。

 はっきり内定を言われなかったものの、なぜかとってもスッキリした気持ちで、パフという会社が好きになった。

 その数日後、まだ第一志望の結果が出ていないタイミングで、クギサキさんから突然、電話がかかってきた。

 釘「やっぱり吉川さんに、内定を出すことにしました!」

 吉「え!でもまだ第一志望の会社の選考結果も出てないので、『入社する』
   とはいえないですけど…大丈夫ですか?」

 釘「うん。入社を決めてないとしても、ボクが働きたいと思った人には、内定を出すことに決めました。
   採用数2名と言っていたけれど、結果的にそれ以上の人数が入社をしてくれてもよい。
   一緒に働きたい人が入社を決めてくれたなら、そのメンバーでやっていけばよいかな、と決意したんです」

 もし本当に5人も入社してしまったら、株式会社パフはやっていけるのだろうか。
 余計な心配をしながらも、クギサキさんの経営者としてのその大胆な決断にさらにパフが面白そうな会社に思えてきた。

 その電話をもらった翌日。
 なぜだか私は、第一志望の会社以外の選考をすべて辞退した。
 どうしてそういう行動をしたのか、実は明確には憶えていない。
 
 ただ、実は第一志望の会社以外は、「志望業界だから」「大きな会社だから」「本社が銀座でカッコいいから」とか、安直な理由で志望をしていた。
 「ここでやりたいことがある」「ここならこんなところで活躍できそうだ」「この会社のこんな点が素敵」というその会社ならでは「入りたい理由」はなかったんだと思う。

 ‐‐

 その後、第一志望の会社から不合格通知が来た。

 とっても落胆したが、「私、パフにする!」と両親に宣言したら、「残念だったけどよかったかもね。あんたパフの説明会行った日、『面白い会社だったよ』と興奮して話していたもんね」と言われた。

 少し驚いた。
 私は自分が思っていた以上にパフを気に入っていたようだ。 

 だいぶ返事を待たせていたクギサキさんには、夜だったので、メールで入社決意の連絡をした。…すると、5分も経たないうちに、自宅に電話が来た。

 「入社を決めてくれてありがとう!一緒にがんばりましょう!!」

 クギサキさんのとっても嬉しそうな声で、第一志望を落ちたモヤモヤが、晴れていくのを実感した。
 
 (吉川安由、大学4年生の7月)

----

以上です。

明日は、パフに入社を決めた経緯はドラマのようなエピソードがあるホサカです。

送信ボタンの向こう側

2017年5月25日 (木曜日)

新人のカカ(石上)に、これまで何も考えずにやっていた作業に対して「これは、なんでやってはるんですか」と純粋な質問をされる日々。
各仕事の意義・意味を再確認しながら、毎日気づきをたくさんもらっている吉川です。

パフでは、社員が名刺交換をした方に「パフ通信」というメールマガジンを月2回配信しています。
その数、およそ9,000人。

このブログは、自らパフのことを知ろうとアクセスしてくださっている方々にご覧いただいているものですが、メルマガは違います。
「別に送ってなんて頼んでないよ!」って方にも、有無を言わさず送りつけている代物です。

私は4月からこのメルマガ執筆を担当することになりました。
2週に1回、胃を痛めながら文章を書いて、はや2ヶ月が経ちました。

私は元来マジメな性格で(本当ですっ!)、普通に文章を書くと、馬鹿マジメで非常につまらない文章になりがちです。

そこで、昨日送付したメルマガは、少しパンチを効かせようと、以下のような文章で、書き始めました。

▼メルマガ抜粋

———————————————————————————–
いつもメルマガを読んでくださり、ありがとうございます。パフの吉川です。

皆さん。
突然ですが、質問です。

「カレー味のうんこと、うんこ味のカレー、食べるならどっち?」

冒頭から不適切な発言、申し訳ございません。
子供の頃、誰しも1回は聞かれたことのある「究極の選択」ってやつです。

先日、採用担当者のお客様と「最近の就職活動生って、コレと同じような
質問をしてくる」という話題で盛り上がりました。

“仕事とプライベート、どっちを大切にすべきか”
“自分のやりたいことと、会社の命令、どうやって折り合いをつけるか”

なぜか「答えは、どちらかしか選べない」と思い込んだ質問ばかり。

「世の中には、カレー味のカレーがあるんだよ!
 なぜそれを求めようと思えないのか。可能性がある若者には、始めから
 諦めずに『どっちも』と思ってほしいよね」と。

確かにビジネスの世界で活躍されている方は必ず、矛盾するものを更に高い
次元で統一する「アウフヘーベン」の視点をもっています。

若者に「どっちも」と思わせるためには、我々身近な社会人がまず、
「どっちも!」と欲張って、最善の道を追求している背中を見せるべきなの
かな、と思いました。

それでは、お昼にカレーを食べたくなる方が増えることを期待して…、
今号のメルマガもスタートです。

———————————————————————————–

今回のメルマガの配信するボタンを押す直前、
「これって、放送禁止用語だよな」とか「食事中に読んだら、メルマガ配信希望を思わず送付したくなるよな」とか一人で悶々と結構な時間、悩んでいました。

「全員に好かれよう」と思うと、本当に好かれたい人から好かれない。時には伝えたいことをストレートに伝えることも必要!と思う反面、
もっと適切な表現はあったんじゃないか、それを熟考すべきではなかったか、
配信された後も、むにゃむにゃ煮え切らずにいました。

そうむにゃむにゃしていたら、ふと先日のお客様との会話を思い出しました。

その方は、採用管理システムを一切導入していないため、学生への合否案内は、ご自身のEメールソフトから、1件1件送付しているとのこと。

「不合格通知の送信ボタンを押すとき、本当に勇気がいる。
 すごく優秀な学生でも自社に合わないために落とさなければならない人はなおさら。
 それまでのいろんな会話や出会った時のシーンを思い出しちゃってね」

一人一人のことを思い浮かべながら、不合格通知を送るなんて、たいへんな苦悩だなと同情すると同時に
一斉に不合格通知を配信している会社の担当者様も、本来こういう苦悩をもつべきなんじゃないかな、とも思いました。

どうしても採用管理システムを使っていると、不合格通知「1通」を「100人」に配信している感覚になってしまいます。
でも本当は、たった「一人」への不合格通知を「100回」送付している感覚の方が正しいはずなのです。

9,000人に送付しているメルマガ。
採用担当をされている方だけでなく、教育や人事全般のお仕事をされている方、事業現場や役職者・経営者の方も読んでいます。

それぞれの方に気づきを提供しつつ、パフを好きになってもらうメルマガになっているか。

もんもんと悩んでいる自分に嫌気がさしていましたが、9,000人分のことを考えているんだから、仕方ないことかもな、と逆に開き直ることができました。

「送信ボタン」の向こう側に誰がいるのか。

決して独りよがりにならずに、たくさんの矢印を自分に向けて、それでも書きたいことを有機をもって書く。
そんな覚悟をもたなければと思った次第です。

明日は、毎日、数百人に合否連絡をしているホサカです。

失敗と成功の関係

2017年5月9日 (火曜日)

皆さん、こんにちは。
笑いのツボが浅く、一部の人からは「パー子(林家ペーの奥さま)」と呼ばれている吉川です。

最近、新人の石上と一緒に過ごすことが多いため、自分が新人の頃に教えてもらったことを思い出す機会が増えました。

私のパフでの初めての研修は、内定者(大学4年生)の8月1日でした。

その研修は、ケーススタディ。
釘崎さんが書いた、それまでの商談で、特に「うまくいった営業のケース」3件と「上手くいきそうだったのに成約に至らなかったケース」3件の物語を読み込み、成功と失敗の違いを見つけるというワークでした。

そこで学んだことは、2つ。
 
 ■失敗には、必ずその原因(理由)がある。
 ■逆に成功には、原因はない。小さな偶然を運よくつなぎ合わせた奇跡である。

だから失敗したら、必ず何が悪かったか振り返り、同じ失敗を繰り返さないよう、徹底的にその原因をつぶしていく。
逆に成功の方程式はないので、常に最悪の事態を想定しながら、最善を尽くすしかない。

そう教えられたのです。

よく仕事のデキる人は、「最悪のケースを想定して行動し、最高のケースを想定して前向きに仕事に向き合う」と言いますが、本当にそうだなと最近よく思います。

見えないものに取組むことは、誰だって勇気がいることです。
その中で最高のケースを想定して前向きに発想し、いざ実行段階では、最悪のケースを想定して緻密に仕事に取り組む。

「発想は大胆に、実行は慎重に」

パフの中では誰よりも失敗を重ねてきた自分だからこそ、大胆さと繊細さをもてるような人になりたいな、と心を新たにした次第です。

明日は、発想力と緻密さが絶妙なホサカです。

良い悪い、より、好き嫌い

2017年4月17日 (月曜日)

皆さん、こんにちは!
「憧れ」などと言われて嬉しい反面、石上が私に似て、どんどん大きくなってしまわないか、心配な吉川です。

大岡さんが書いた「ブラック企業とは何か?」というブログが、newspicksに取り上げられたようで(→https://m.newspicks.com/news/2184056 )、
パフを知らない多くの方からもスゴイたくさんコメントがついています。
改めて、普段考えていることを発信することの大切さと、世の中における「ブラック企業」という言葉への注目を実感した次第です。

最近、学生さんと話をしていて感じるのは、「良い企業に入りたい、悪い企業につかまりたく無い!」という思いです。
今年に入って企業選びのポイントを聞くと「福利厚生」を挙げる学生がとっても多くなりました。

その話を大学時代の友人にすると、
「え~!福利厚生なんて普段全く気にせずに働いているよね??給料ならわかるけど。そんなことを基準にして楽しく働ける会社を見つけられるのかね」
という反応。就職とか採用とかの業界にいない社会人からすると、福利厚生で会社を選ぶことって、けっこう信じられないようです。

「給料」は自分の実力次第で金額が決まるものですが、福利厚生は社員平等に与えられる権利のようなもの。
学生たちからすると、福利厚生がよいというのは、全社員に手厚い優良企業=「良い会社」という判断なんだろうなと思います。
誰から見ても良い点を持つ会社は、親や友人にも説明しやすいですからね。

ただ私は、「良いか悪いか」って、社会に出たことがない学生からするととっても判断しづらい軸だなって思っています。
モノの良し悪しを判断できるようになるには、その領域での知識と経験(様々な失敗)が必要だからです。

だから私は、学生時代の企業選びは「好きか、嫌いか」でいいじゃないかと思うんです。「好きか、嫌いか」だったら、どんなに若い人でも判断できるからです。

え!そんな直感でいいの??と思うかもしれませんが、
結局人が「この仕事してて、よかった」と思う瞬間って、自分の「好き」なことを実感できた瞬間だからです。

ただ実はこの「好き」「嫌い」。ひとつ落とし穴があります。

それは「知らないこと」は、好きも嫌いもわからない、ってことです。

たくさんの知らないことを知ることで、多くの好き嫌いを判断する場面に直面する。
その繰り返しが、自分の本当の「好き嫌い」の基準に自然と辿りつく近道なんだと思います。

良い悪いではなくて、好き嫌いを見つける活動の方が楽しいし、前向きだし、より自分を知るキッカケになる。学生の皆さんには、そんな気持ちで、知らないことをたくさん知る春にしてほしいです。

あ、これは我々社会人でも同じことですね。
営業として、もっと好きな人たちとたくさん仕事ができるよう、本日も知らない会社に訪問してきます!

明日は、社内で一番好き嫌いを言わないホサカです。

人脈って。

2017年3月29日 (水曜日)

皆さん、こんにちは。40歳を目前にして日に日に涙もろくなる吉川です。

若手の頃受けた仕事の基本を学ぶ「スター社員研修」というプログラムで
教えてもらったことで、今でも忘れられない話があります。

それは、「人脈」にかかわる話です。

「人脈づくりというと、異業種交流会などでとにかく多くの知り合いを浅く
 広げていくようなイメージを持っている人がいるかもしれないけれど、
 それは全く違う。

 本当の人脈というのは、一緒に本気で働いたことがある人とのつながりから
 生まれるものなんだ。

 お客様やパートナー企業、社内のスタッフと、同じゴールに向かって、
 必死で一緒になって取り組んで、苦楽を共にする中でできる信頼関係が
 あってこそ何かあった時に助けてもらえる・頼ってもらえる関係となる。

 だから人脈を広げたい人は、まずは目の前の仕事を周りの人と一緒に必死で
 やってほしい」

この話を聞いたときは「へ~」と思うだけでしたが、入社10年目ぐらいから
その意味がとてもよくわかるようになりました。

パフ社内で1~2週間ぐらい受け入れたインターンシップ学生たち。
卒業してからもちょくちょくパフの事務所に顔を見せに来てくれたり、
キャリアで悩んだら相談をもちかけにきてくれます。
会うたびに社会人らしくなる身のこなしをみて、若者が社会に巣立つ意味や
可能性を実感して、エネルギーをもらっています。

私の仕事ぶりがダメダメでよく叱られていたお客様たち。
今でも気にして飲みに誘ってくださったり、仕事の相談の連絡をくださったり、
知り合いの方を紹介してビジネスにつなげていただいたり、採用担当を離れた
方々にも未だにお世話になっています。高く広い視点でのアドバイスは、私の
背筋を伸ばしてくれる貴重な時間です。

そしてパフで一緒に働いていた元社員。今でもパフのことを気にしてこの
ブログを読んでくれていたり、時々連絡をくれてお互いの近況を報告したり。
「新卒でパフに入って本当によかった。外に出て改めてパフで学んだ仕事に
向き合う姿勢はどこの会社に行っても誇れるものだ」と嬉しい言葉をもらったり
「でもだからこそもったいないのは・・・」と苦言を遠慮なく言ってくれたり。
「もっと良い会社・儲かる会社にしないと」と気合をもらえる仲間たちです。

本気で仕事をしたる皆さんとの付き合いは
「社内か、社外か」とか「損か、得か」という小さな枠にとらわれず
お互いが一生懸命働いたからこそ得た情報やノウハウや考えをシェアしていく。
それがより一層お互いに大きな価値をもらえる関係になる。
パフに集まる素晴らしい方々との出会いから、そんなスタンスが自然に身につき
人脈のすばらしさを実感できるようになったのだと思います。

3月は別れの季節。
異動で一緒にお仕事ができなるお客様やパフを離れるメンバーもいます。

寂しさでいっぱいになりますが、縁はまだまだ続きます。
また違った視点で語り合える仲間(人脈)ができたと前向きにとらえて
笑顔で送り出したいと思います。

いよいよ今週末は、4月。
また新たに本気で仕事ができる方々との出会いがあることを楽しみに
今日も走ろう!と思うのでした。

明日は、私が泣いている時、ふと隣を見ると目がウルウルしていることが多い、
クールに見えて実は涙もろい?ホサカです。

give&takeの法則

2017年3月7日 (火曜日)

こんにちは。最近、くしゃみと鼻水が止まらないのですが、決して花粉症になったと認めたくない吉川です。
風邪も花粉症も「気合で治る!」と信じているのですが、そろそろ限界を感じる40手前です。

幾つになっても酒量が変わらない私なのですが、
社会人になって丸16年。
最近、ご馳走する機会も増えてきましたが、
逆に、以前よりもご馳走になる機会も増えてきたなとも感じます。
(単に酒量が増えているだけ?!)

以前、私の尊敬する方が言っていました。

give&takeなんて考えててはダメ。
give・give・giveでいいんだよ。

何かしたら何かをしてくれるかも、なんて期待をしてはいけない。
提供して提供して提供した先に気づいたら大きな利益が待っている。
そんな意味のお話をしてくれました。

確かにお仕事でもプライベートでも「なんでここまでしてくれるのか」と思う方ほど
なんだか仕事も遊びも楽しんでいる気がします。

もちろんたくさんのgiveをしている人には、自然とたくさんのtakeが集まるので、楽しい人生なのだろうと思うのですが、
そもそも「もらえる喜び」よりも「与える喜び」を知っている人の方が幸せなのかな、とも最近思ってきました。

就職と採用の世界でも一緒かもしれません。

「私に何をしてくれる会社なの?」「当社にどう貢献してくる人なの?」と、どうしても「選ぶ目線」になりがちですが
「私はこんなお役にたてると思うんです!」「当社はあなたの人生にこんな価値を提供できますよ!」という「提案供目線」で臨んだ方が、お互い最良のパートナーを選べる気がします。

やっぱり、give&takeなんて考えず、give・give・giveでいくべきです。

酒量が増える春ですが、たくさんご馳走したいと思える人が増えるということは、たくさんご馳走してもらえる人も増えるのだ!と前向きにとらえ、
この春もたくさんの方にご馳走して、たくさんの幸せをもらえる日々にしたいなと思います。
(あ、でもやっぱり、もちろん、ご馳走していただけるのも大歓迎です!)
(いやいやその前に、もっと仕事でたくさんのgiveをせねばっ!!)

明日は、入社して1年経った心境をブログにまとめる!と宣言していた大岡さんです。

世界初を生み出すスピリット

2017年2月17日 (金曜日)

皆さん、こんにちは。パフ16年生の吉川です。
小学校(6)+中学校(3)+高校(3)+大学(4)の合計の年数をパフで生きてしまいました。
4月からは17年生になるので、新社会人のようなフレッシュさと覚悟をもって頑張らねばです。

先日、職サークル協賛企業のパイオニアさんのインターンシップの見学に行きました。

パイオニアさんといえば「家庭でDVDに録画ができるレコーダー」や「GPS搭載カーナビ」などを世界で初めて世の中に生み出した会社です。

インターンシップの冒頭で技術開発部長さんから、パイオニアの「世界初」を生み出す風土・考え方についてお話がありました。
後から聞いたのですが、この方は、DVD-Rを世界に初めて生み出した方だそうです。


パイオニアには、世界初の「夢」をもって実現していく文化があります。
夢への第一歩は、「強く思い描くこと」。
自分の頭で鮮明に具体的に描ければ、その夢は必ず叶います。

だから描いた夢は誰でも叶えられるものなのですが、
それを阻止する言葉があります。

それは、「そんなことできない!」と「そんなものいらない!」。

実際に、DVD-R開発でも、私は、この二つの言葉をたくさん浴びました。

でも、そんなとき、こんな風に思ったんです。

「そんなことできない」ということは「できたらスゴイ!」ってこと。
「そんなものいらない」ということは「まだ世の中が、その真の価値に気づいてない!」ってこと。
まだ真の価値に気づいてない分野で、できたらスゴイことをやれば「世界初」になる。この考え方こそ、「世界初」を生み出すス重要なピリッツなんだ、と。

 

DVD-Rを開発する際、他社からは「1回きりしか録画ができないメディアなどいらない!」と多くの反発があったそうですが、実際に市場に出したところ、「家庭で自分でDVDが作れる」という新たな価値に気づいた消費者たちの間で大ブレイクしたそうです。さらに開発から20年経った今でも、DVDの中でも、DVD-Rのシェアが、最も高いそうなんです。

どんな人でも、新しいことを生み出すときは、必ず周りから反発があります。
ただその反発に負けることなく「強く思い描くこと」をあきらめない人が、世の中に大きな価値を生み出すのだなと実感しました。

仕事でも就活でも、他人と比較をしたり他人の意見に振り回されると、どんどん「私にはできない」「私には能力ない」って思えてきます。
そんな時は、「私でもできることはなんだろう」「もっとこんな能力をつけるために〇〇しよう」ってポジティブ言葉への言い換えをしなきゃ!ですね。

世の中に価値ある人材となるべく、また今日から走り続けようと思います。
明日は、ネガティブだけど、ポジティブ言葉への言い換えがうまくて、いつも元気な保坂です。