親父の背中
2010年4月15日 (木曜日)
みなさん、こんにちは。入社10年目の貫禄がほしい吉川です。
先日、ある会社さんの新入社員研修をお手伝いしてきました。
そのお疲れ様会で人事の方からこんな話を聞きました。
今日最後に皆の前で手を挙げて発表した新入社員がいたでしょ。
あの子の父親、実はウチの社員なんですよ。
僕が面接をしたんですけど、入社の動機を聞いたらこんな話
をしてくれたんです。
「子供のころは父親が毎晩遅く帰ってくるのが、とてもイヤ
でした。だから父親がどんなところでどんな仕事をしてい
るか知りたくて、会社説明会に参加したんです。
説明会で御社の事業内容を聞いた時、いたく感動しました。
お父さんは“日本のために仕事していたんだ”って気づ
いたからです。ぜひ御社に入社したいと思います」
いや~、感動しましたね。
父親の立場からしたら、たまらなく嬉しいことですよね。
僕も2年前に息子ができたんですが、仕事で辛い時、ここで
自分が逃げてしまっては、息子が今後の人生でつまずいた時
「がんばれ、逃げるな」っていえなくなっちゃうなと思って
頑張れるんですよね。子供ができるまで、こんな風に考える
なんてこと、想像もできませんでした。
働く親父は誰しも世の中で戦っているんですね。
私も社会人になって初めて親の偉大さに気づきました。
このことを学生時代に気づけると、また違った就職活動になって
いたんじゃないかな?と思います。
就職活動をしている皆さんには改めて、
身近なオトナ、父親・母親・兄弟・姉妹の働く背中をよくよく
見てほしいなと思います。
明日は、花見会場を間違えてしまった吉田です。