不平等
2010年12月27日 (月曜日)
こんにちは、2010年1月27日に「82年会」第一回を開催し、2010年の間に
・飲み会
・お花見
・ボーリング
・バーベキュー
・箱根旅行
・Wii マリオカート大会
・忘年会と7回も開催した平原です。2か月に1回も集まっていたんですね・・・
そりゃあ仲良くなるか。
今ではサイコーに笑い会える仲間です。
1982年生まれが集まる82年会。仕事関係で知り合ったパートナーさん、お客さん・・・
こうして仲間になれるのが、たまらなく嬉しいものです。
さて、先日Twitterを見ていると、ある方がこんな発言をされていました。
「誤解を恐れずに言うのなら、採用は公平である必要はない」
えっ!!と思われる学生さんも多いかもしれませんが、実はわたくし、激しく共感。
本当にそうだと思うのです。
大学って、お金を払って通う場所。
その大学に行く権利は、「大学教育というサービスを受ける権利」ですから、
お金を払えばあとは平等です。
たくさんの人が行きたいと言ったら公平な試験で順位を付け、人数を制限するの
が当たり前ですよね。
しかし、採用はそれとはまったく性質が違うのです。
採用は、企業にとって優秀な人(=業績を上げてくれる人)に入社をしてもらうため
の活動です。入社後、その人にお金を払うのは企業ですから、より業績を上げてくれ
そうな人に入社してほしい。
10人採用で、もともと「すごく優秀な人」を10人知っていて、その10人が入社してく
れるならWEBに募集広告など載せる必要すらありません。
公募をかけたところで、公平である必要はなく、一目見て「この人はわが社に!!」
と思えば、通常は4回の面接をその人だけ1回にしたところで、別に悪い事ではない
のです。選考は企業が応募者を見極める場ですから、この人は良い!と思えれば、
規定通りの公平な採用試験をする必要はない。
採用で大切な事は、公平にチャンスを与え、いかにその場で力を発揮できたか、
という事ではないのです。
就職活動って恋愛と似ていると言いますが、恋愛も、まさにそうですよね。
かぐや姫のように試練をあたえ、それをクリアできた人が恋人に・・・
なんて事はほとんどなく、時には熱心なアプローチの末、ときには一目ぼれで恋に落ち
ますよね。全くの不平等。それでも、ご縁がある。
採用・就職も、一緒なんじゃないかな、と思います。
逆に、学生の会社選びだって、不平等このうえなくていいと思います。
本当に惚れ込んだ会社には、トコトンアピールして下さい。
ちなみに私生活でもB専と名高い平原は、こんなに小さな会社に入りましたが、
幸せに働いています。
私が会社選びで大切だと思うことは、見た目でもネームバリューでも福利厚生でもありません。
同じ方向を向いて走れるかどうか、です。
みなさんはいかがですか?
お正月休み、ゆっくり自分の将来、どんな毎日を送りたいかを考えてみてほしいなと思います。
※ ちなみに、私がこう書いたからといって、企業の大半が不平等な採用活動をしているという
わけではありません。皆さん精一杯誠意を込めて、公平な採用活動をされています。
お次は「いわゆるカッコイイ人」が好きな保坂です。
Merry Christmas & Tokyo Sky Tree!!
2010年12月24日 (金曜日)
こんにちは。「クリスマスイブの予定は?」「18時20分から歯医者です」の長崎です。
男を出世させるわけではなく、私が蟹ばさみした学生たちがどんどん出世するという
ジンクスがあります。誰にでもするわけじゃないのが、また不思議なものでして、
キーワードは「隙」と「愛嬌」です。
さて、皆さんは「東京スカイツリー」のこと、好きですか?
私は、人並み以上に愛しています。
毎日、通勤路で眺める東京スカイツリー。
隅田川沿いをジョギングしながら眺める東京スカイツリー。
どちらも荘厳な雰囲気を醸しだしていることは間違いないのですが、
それ以上に「未完成」であることが、私の心を震えさせます。
来年春には、634mまで到達してしまいます。634mという高さは
「武蔵」を由来にしているというもの、またいいじゃないですか。
正直、完成してほしくない気持ちでいっぱいです。
「東京スカイツリーさん、そのまま未完成のままでいて!」と心の中で
叫びっぱなしです。
※Wikipediaから写真を拝借しました。ありがとうございます。
「未完成」という状態には、果てしないロマンと可能性があります。
未来を感じるとともに、「これからまだまだ成長する」という期待を含みます。
毎日東京スカイツリーを見ながら、こんなことを思います。
新卒採用も東京スカイツリーと一緒だな、と。
完成した人間を求めてなんかいません。だって、まだ社会で働いたことが
ない学生の皆さんに完成を求める方がおかしいというものです。
未完成でいいんです。
未完成ゆえの、「未来」と「これからの成長幅」を感じる学生の方を採用し、
入社した後、多くの苦楽を経験しながら、完成していけばいいじゃないですか。
だから、学生の皆さん。
自分を完成品であるように飾るのはやめていいんですよ。
どんな人間も未完成な部分だらけ。社会人になったってそうです。
(私なんて、未完成だらけで、未だに蟹ばさみしてるんですよ!お恥ずかしい限りです)
だからといって、未完成であることを誇ってはいけない。それは、開き直り。
そして、未完成であっても土台はしっかりとしていなければいけない。
東京スカイツリーに惚れるのは、その点がしっかりしている点もあります。
人間の土台とはなんだと思いますか?
私は、手前味噌ですが、パフのイベント「うまれよ塾」で伝えている
メッセージに集約されていると思っています。
「う」嘘をつくな
「ま」負けるな
「れ」礼儀正しく
「よ」世のため人のため
土台はしっかり。そして、未完成の自分を就職活動を通じて、少しずつ完成
させていこうじゃないですか!
今日はクリスマスイブ。2年前のブログでもご紹介した私が一番大切にして
いるクラーク博士の言葉をご紹介するというプレゼントでしめたいと思います。
この言葉を体現できれば、土台はもっとしっかりするはずだ!
“Boys, be ambitious.
be ambitious not for money
or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing
which men call fame.
be ambitious for that attainment of all
that a man ought to be.”
青年よ大志を抱け
それは金銭や私欲のためにではなく
また人呼んで名声という空しいものの
ためであってもならない。
人間として当然そなえていなければならぬ
あらゆることを成しとげるために
大志を抱け。
Merry Christmas & Tokyo Sky Tree!!
よいクリスマスを♪
次は、2010年に「82年会」なるものを立ち上げた平原です。
フルマラソンと就職活動
2010年12月21日 (火曜日)
こんにちは。つぶやいているのは、電車で寝ないためです。の田代です。
師走の文字通り、今月上旬。
私はフルマラソンをやりに沖縄まで行ってきました。
結構、仕事関係の方々にも励ましをいただいたので、
この場を借りて一筆してみようと思います。
今日は、私が今、マラソンを走る理由を3つお話したいと思います。
一言申し上げましょう。ブームだと思ったら大間違いなのだー!
ちょっと長いです。
興味のない人は読み飛ばしてください。笑
でも結構、良い話だと思います。たぶん。
—————————————————————-
「観光もしないでマラソンのためだけに沖縄に行くなんて
あんた、馬鹿じゃないの!」
と、何人もの人に言われました。もったいない、と。確かに「観光」と
いう視点でみれば、もったいないと思います。それこそ、土日に行くの
だから月曜日も会社休んで満喫すればいいのにって。でも、自分的には
日本の最南端だからこそ、行くのです。日曜日に走って、月曜の朝から
仕事する。
関東のマラソン大会に出ても、なんと言うか…すぐ家に帰れちゃうと言
いますか。高いお金を払って、飛行機に乗って沖縄にマラソンという最
高の自己鍛錬のためだけに行く。これって、結構、馬鹿みたいな覚悟が
ないと、正直できないと思います。
もちろん大会の雰囲気は、楽しむのですが、観光なんて甘っちょろいこ
と言っちゃ完走もできない。そんなマラソンって甘いものじゃないと思
うから。ということで、年一回の自分への挑戦ということで走りました。
そして、今回、大会に賭ける私のモチベーションは、3つありました。
(1)自分への挑戦状
嬉しいことに、仕事の多い毎日を送っています。朝7時過ぎには会社へ
行き、夜0時前に電車に乗る。毎日ではなくてもそんな日が続く。当
然、運動もできない。だからこそ、マラソンに出たいと思いました。
端的に言えば「忙しい」を言い訳に何もできていない自分を心身共々
ぶっ飛ばしてやりたい!と思ったのです。仕事ばかりやるって、ある
意味、楽な生活をしていると思います。だから自分自身への挑戦状を
出してみたのであります。
(2)すごいピッチャーになりたいから
私は今、3年間地元チームの社会人ソフトボールチームに入っていて、
一番投手の役割を担っています。(人はそれをチームのエースという)
でもですね…これが納得いかんのです。ぜんぜんぜんぜん、ダメ。自
分的には、本気ですごいピッチャーなりたい。ピッチャーは、下半身
の強さがすごく大切なので、その走り込みの一環としてマラソンを3
年前からやっています。エースの自覚です。
(3)35キロ地点にある、忘れ物を取り戻すために
実は昨年、初のフルマラソンということで、同じ大会を走ったのです
が、まぁ…練習不足だから当たり前。フルを舐めていました…。歩い
たり止まったりしまったわけです。35キロから42キロまでの7キロは
ずっと歩いていました。この大幅なタイムロス、沢山のランナーに抜
かれていったあの光景が、ずっと目に焼きついていて…。悔しくて悔
しくてたまらないのです。
以上、3点が、モーレツなモチベーションになりました。
これが、私が今年も沖縄に行った理由です。
遊び一切なし、観光一切なし。走るだけ。本当、馬鹿野郎だと思います。
■結果
完走しました。4時間2分でした。昨年が4時間42分だったので、40
分早く走れたのは、まさに「自分で自分を褒めてあげたい」です。
が…もともと4時間を切るつもりで走っていたため、嬉しさはゴール
した後の3分間ぐらいで、すぐ悔しさに変わりました。あと2分早く
ゴールしていれば4時間を切れたのに、それができなかった。私はど
こまで根性のない男なのでしょうか。2分ぐらい気合で縮めろよ!と
すごく思ったのです。
完全燃焼はしたけれども、でも本当情けないし、このたった2分すら
縮められない事実が、結局、今の私の未熟さを象徴していると思いま
した。だから自分、ダメなんだよなぁ。また沖縄の空から宿題もらっ
ちゃいました、そう簡単には4時間切らせないぞって(笑)。
来年も行く理由ができました。
■とは言っても、早く走れた理由
さて、ここからの文章だけが
就職活動にも役立つことだと思うので書きます。
とは言っても、なぜ、40分も縮めることができたのか。
練習量以外の部分をお伝えします。
1、30キロからが、本当の勝負だと、ずっと自分に言い続けてきた。
去年は初のフルマラソンだったので、未知の世界でした。ペースも何
も、分からずガムシャラに走っていました。当然ペースダウンしちゃ
うわけですね。20キロ過ぎても「まだ半分もあるのかよぉ…」って。
しかし今年は、30キロ過ぎが本当の勝負だと、自分に言い聞かせて走
ったのです。「いいか、自分。30キロまでは助走期間だ。お前の進化
は30キロ過ぎてこそなんだぞ。まだスタートラインにも立っていない
んだからな」と。たぶん300回ぐらい、自分に鞭を叩いたと思います。
途中、辛くて半べそかきながら走ってました。
⇒ 就活もそう。内定なんて、ちっともゴールじゃない。
マラソンで言えば、20キロ地点ぐらい。あと半分が社会人の扉。
ここからが勝負なんだ。
2、実は沿道の観客の皆さんと、会話をすると早く走れる
去年走ったときは、自分のことで精一杯だったので、沿道の方と会話
をしたり、ハイタッチをしたり、ほとんどしませんでした。でも、今
年は、体力もつき、余裕ができたので、ハイタッチを積極的にやるよ
うにしました。
すると…すごい不思議。元気になるんですよ。ハイタッチするって、
結構疲れるんですよね。沿道の子供とかの高さに手を合わせて、タッ
チをする。でも…ハイタッチをしたら、元気をもらえたというか、
よっしゃ、気持ちよくタッチするぞ!と気合が入るんです。これは本
当に力になったし、タイムも上がった要因だと本気で思います。
⇒ 就活もそう。自分ひとりで、やらない方がいい。
私が出たマラソン大会は、参加者2万3000人ですが、皆、自
分と戦っているんだよなと考え「2万2999人」は同じ志を持
つ仲間なんだ、と思うようにして取り組みました。
就活も、自分との戦いじゃないですか。だから互いに助け合いな
がら、仲間と共に勝てばいいのです。その方が絶対、上手くいく。
私は実体験してしまったので、断言します。
周りとハイタッチしながら、自分自身と戦う。オススメします。
ためになった方も、そうでない方も、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ということで、マラソン物語を終了します。
次は、土田です。
うまくいかないことを放置しない
2010年12月20日 (月曜日)
こんにちは、パフの高田です。
まずは、このエントリーを見てほしいです。
ブログ中の記事にあるブックスキャンの会社、
わずか7カ月でここまでのサービス体制を築いているのです。
ブログ中にある通りブックスキャンというのは、とても参入障壁が低い業態のようです。
この会社も最初は(と言っても、7か月前ですが)、市販のスキャン機と裁断機で普通のマンションから始めたようです。
誰でもでき、少額で始められるビジネスなのにもかかわらず、この会社は他社との差別化に成功しています。
当たり前のことを当たり前にやることで、ノウハウを蓄積し、顧客満足を高めることで、見えない参入障壁を作っているのです。
先日、業績絶好調であるA社様にお伺いしたときの話です。
打ち合わせが終了したのち、「この時代でも業績が伸びているのは何か特別な要素があるのですか?」と担当のKさんに聞いてみました。
この会社様は、(こういう言い方をしたら失礼なのかもしれませんが)事業自体がすごく目新しかったり、
自社しかできない圧倒的な技術や特許があるというわけではありません。
(もちろん、商品にこだわりがあり、お客様へのサービスも徹底している会社様ではあります)
担当のKさんは、とても謙遜しながら、「あえて言うのであれば、うまくいっていないことを放置しないんですよね」と
おっしゃっていました。
事業の中でうまくいっていないことやその兆しがあったときには、すぐに上司に連絡報告をすることになっているそうです。
そして、すぐに対応策を打ったり、ときには勇気を持って事業そのものを止めることも厭わないそうです。
おそらく、事業、商品、サービスの隅々にまで、こういう考え方がいきわたっているのだと思います。
「まずやってみて、うまくいったことを続け、うまくいかなかったことは修正する」という
とても単純だけどやりきることが難しいことを徹底して実施できている会社なのでしょう。
冒頭のブックスキャンの会社とA社様の共通点。
それは、おそらく「当たり前のことを当たり前にやる」ということなんだろうなぁと、
A社様から帰るときにぼんやりと考えました。
なかなか業績を上げることが難しい時代です。
そういうときは、兎角「儲かる事業とは何か」「付加価値が高いビジネスとは何か」などに頭がいきがちです。
(私もそうです)
儲け話に頭を使うのであれば、今ある事業をさらに磨いていく方法を考えるのもとても重要ですよね。
私も当たり前のことを当たり前に実施していきたいと思いました。
次は、twitter上でのつぶやきが人気の田代です。
思い悩んだら、まずなにか始めよう
2010年12月17日 (金曜日)
みなさま、こんにちは。
杉平です。
さて、私はパフで社長室という部署にいますが、
同時に 「大学向けプロジェクト」 を担当するひとりでもあります。
つい先日も、担当している都内某大学にて 「就活ステップアップセミナー」
というキャリアセミナー運営をしてきました。
講師は、パフがずーっとずーっと昔からお世話になっている、
キャリアソリューショニストの本田勝裕氏。
わかりやすく、楽しく、近くに座ったほかの学生とワークをしながら進む
講義スタイル。いつもアンケートでは非常に高い満足度をいただいていて
学生さんの中にもファン続出!
※本田勝裕 (通称:ポンタ) さんは、
来る 12/19 (日) の活動報告イベントで司会を担当してくださいます!
ぜひお楽しみに!!
→ 詳細は コチラ
本田さんは、OBOG訪問・・・というより社会人取材とでもいいましょうか、
とにかくリアルな話をたっくさん聞かなあかんよ、と繰り返し学生の皆さん
に言っています。
・社会研究のポイントは 【つながり】
・OBOG訪問、同じ大学の先輩じゃなきゃダメって誰がきめたん?
・一人と会えたら、その方にきちんと御礼を言って、他の人も紹介して
もらったらいい。
・自分の行きたい会社の社員だけじゃなく、その取引先に勤める社会人
に話を聞いてみたっていい。
・社会ではいろんな企業がビジネスで繋がっている。直接関係ない会社
の話も絶対に役に立つ。そういう意味では業界の絞込みは機会の損失。
などなど。
この日のアンケートには、
・OBOG訪問に抵抗がありましたが、吹っ切れました。
・やってみなければ何も得られない。
・恥ずかしがらずに自分から人に会い、意見を聞いてみます。
・本からでなく、声から知るほうが納得がいくことがわかりました。
・とにかく行動します!
・・・と、前向きなコメントがたくさんありました。
受講者のみんなが、 「ありがとうございました」 と笑顔で教室をでていく
様子は、ちょっと感動的ですらあり。
「思い悩んだら、まずなにか始めよう」
やってみたら失敗することもあるだろうけれど、思っているだけでは失敗
さえできない。やってみての失敗は、既に 「前進」 なのだから。
これが本田さんの、そしてパフからのエールです。
まずは12月19日 (日) 、活動報告イベントに足を運んでみませんか。
本田氏、パフスタッフ一同、そして協賛企業の人事担当者の方々、みんな
総出でみなさんをお待ちしています!
次は、最近どうも「噛み癖」がついている (?) 高田の登場です!
レポーターに感謝
2010年12月16日 (木曜日)
こんにちは。風邪ウィルスと格闘しまくっていた木村です
いまは12月19日のイベントに向けて、復活中です!!
私と同じように、風邪と闘ったりインフルエンザになってしまったり、
体調を崩している学生の方も多いようですね。ぜひお大事にして下さい。
何事も、カラダが資本です!!
体調管理ができない=自分をコントロールできない、ことと一緒。
社会人の基本だと思いますので、就活もぜひ、バランスを大切に
して下さいね。
(風邪を引いていながら、説得力のない話でスミマセン……)
私はいま、19日のイベントに向けて「学生レポーター」をしてくれて
いる約20人の学生の「担任の先生」みたいな役割を担っています。
※学生レポーターとは……
職サークルに参加している企業が「若者に気づきを与えるきっかけ
となる活動」を一斉に行っていたNo Working No Life Week。
このWeek中にいろいろな活動に参加し、そこで得た学びや気づきを
19日のイベントで発表・共有してくれる人たちのことです。
長い人だと2ヶ月間、短くても1ヶ月間、彼らの活動予定を
把握したり、個別連絡をしたり、チーム内の議論に参加してみたり。
一人ひとりの個性が見えてきていることもあり、
特に、この半月は濃い時間を過ごしています!
今回のこの「担任」、私の中でとても大きな楽しみであり、
今の仕事のモチベーションを高めているものでもあります。
はじめはまったく予想していなかったことなのですが、
やはり、何でもやってみるものですね(笑)。
何せ、私にとってははじめての経験ばかり。
20人の学生と個別に連絡を取り合うことも、
一連の流れや目的を説明し理解してもらうことも、
自分が前面に立っているということも。
反省をしたり、ちょっと自分をほめてみたり、
私自身も本当にたくさんのことを学んでいます。
いろんな思いがあり、現在進行中なので、気持ちをまとめることは
できないのですが、「担任」をやってよかったな、楽しいな、という
思いでいっぱいです
レポーターの活動の集大成まで、あと3日!
19日のイベントが、彼らにとっても、もちろん私にとっても、
そして、何より参加してくださるみなさんにとっても、
良い時間になるといいな、と思います。いや、そうします!!!
みなさん、お楽しみに!
お次は、「ボイスケアのど飴」という、ステキなのど飴をくれた杉平です。
面接対策を練り上げるよりも
2010年12月15日 (水曜日)
はい、ぎっくり腰になってしまった大橋です。
パフLIVEの準備中に、少し重たい段ボールを持ち上げたら
ピキッときてしまいました。情けない限りです。
***
さて、先日、東銀座でのアポを終え、
会社まで歩いて帰っているときの出来事です。
突然、見知らぬ男性から声をかけられました。
見るからに異国の人で、雨がっぱを着ていたので、怪しさプンプンです。
「ツキジ フィッシュ マーケット」 と言っているようです。
後ろには小さな子どもたちとそのお母さんと思われる人がいます。
どうやら築地市場に行きたいようです。
ちょうど築地市場は、そこから真っ直ぐに道沿いを進むと辿り着けるところでした。
苦手な英語で、 「ゴー ストレート」 と言ってみました。
しかし、何やら聞き返してきます。
「どれくらい真っ直ぐ進めばいいのか?」
というようなことを聞いているようです。
方角的には、会社のほうでしたし、
英語で正確に説明する自信がなかったので、
「ゴー ウィズ ミー」と言って、案内してみました。
***
道すがら、いくつか言葉を交わしました。
そこからわかったことは、
・シンガポールから家族で観光にきている
・英語は少しできる
・日本語はほとんどできない
・2週間の滞在予定
・すでに大阪と越後湯沢に行った
・今日、東京に来て、これから原宿と秋葉原に行く
・シンガポールではアメリカの企業でIT関係の仕事をしている
・日本は気温が快適だ(シンガポールは暑い)
といったことでした。
私は英語が流暢に話せる人間ではないし、
英語を使ったのは本当に久しぶりで
中学生レベルの英語もきちんと話せませんでした。
言葉が通じないからか、
この方は歩きながらも、私のほうに体を向けて、話してくれました。
その真摯な姿勢とつぶらな瞳から、私はこの人にすごく興味が湧きました。
いろいろ話してみたいと、自然に思っていました。
最後のほうに、彼は、
「お昼休み?なのに悪いね」
というようなことを言ってくれました。
私は、少しでもこの一家のためになればと、
「ここからなら、先に原宿に行くより、秋葉原からいったほうが近いですよ。
築地駅から電車で秋葉原に行くには、この道を真っ直ぐですよ」
ということを伝えました。
お互いにたどたどしい英語でのやりとりでしたが、
彼の感謝の気持ちと気遣いは私に伝わりました。
私の気持ちもきっと届いていると思います。
自らの英語力の低さに危機感を抱きつつ、
言葉を正確に伝える練習は必要だけれど、
人に何かを伝えるためには、
「伝えよう、わかろう」
「伝えたい、わかりたい」
という気持ちが、
何より大切なのではないかと思わされた出来事でした。
次は、腰痛ではなく風邪ウイルスと闘っている木村です。
答えを探さないで
2010年12月14日 (火曜日)
こんにちは、大野です。
「自立」なんていらない、と本気で考えてました。
【自立=〇〇】の〇〇に当てはまるものによって異なると思いますが・・
私の周り(親戚など)で「自立」している大人はいないからです。それでよいのだと思っています。
ただ、月見塾に参加した今、学生が悶々したように
私も「自立って一体なんだ?」という状態になっています。
皆さんにとっては自立って何ですか?必要ですか?
……〇。。。……〇。。。……〇。。。……〇。。。……〇。。。……〇。。。
さて・・・
月見塾では、毎回最後に各企業の採用ご担当の方からコメントを頂きます。
私も岩崎と同じ回に参加したのですが、そこで印象深いメッセージがあったのでご紹介します。
『今日は、みんなこれでもかというぐらい真剣に答えてくれていました。
学生から学ぶことがたくさんありました。
ただ一つ、気になることがあります。
みんな、正解を探してしまってないかな?
社会で働いていると答えが出ない問題にぶつかることがたくさんある。
そんなことばっかりです。
だからこそ、周りを見渡して正解を探すのではなく、自分で考えた上で
「私はこう考えるけど、あなたはどう?」という姿勢でいてほしいと思います。』
※思い出しながら書いていますので、少ーし、言い回しは異なっていますが、
ご了承ください。
この言葉、激しく共感してしまいました。
実は、最近学生からよくもらう質問が、
「○○はやったらダメですか?」「○○はやるべきですか?」と、いうもの。
私も仕事をする中で、実はよく使ってしまう言い回しですが、
ある日先輩に指摘されたことがあります。
「大野はさ、正解を探して先輩に答えを求めてしまってるよ!」と。
白状します・・。無意識でしたが、おそらく失敗することを心配するあまり、
どうにかこうにか間違いのない方法を求めていました。
きっと、就職活動も周りを見渡せば、「これをやれば正解!」「あれはダメ!」という
情報だらけだと思います。私もそうでしたが、何を信じればいいのか、誰が本当のことを
言っているのか、分からなくなることがあると思います。
でも、月見塾に参加した学生は言っていました。
(月見塾での感想を共有した際の言葉)
「分からなくなった時、まずは自分の中でちゃんと考える。
次に他人の意見、相反する意見にも耳を傾け、受け入れてみる。
もしそこで吸収することができたら、その時、はじめて
自分だけの正解が見つかるのだと思いました。」
いやー、はっ!!とされました。
答えは誰も持っていません。自分の中だけ。
ずっと見つからないかもしれないし、そういえば、私も毎日混乱だらけです。
いずれ確固たるものができるかもしれません。それも自分次第。
まずは自分の頭でちゃんと考えること。思考すること。
そこを怠けてはいけないのですね。うむ。
学生以上に月見塾で刺激をもらっている大野でした。
次は若いのにぎっくり腰になった大橋です。
ワクワクすること。
2010年12月13日 (月曜日)
先日、久しぶりに「月見塾」に参加(運営側)した岩崎です。
会場の後ろで、お酒やお菓子を用意しながら、学生の皆さんと一緒に、
「自立って何だろう」、「自分は自立できているのかな?」と考えていました。
日頃仕事をしているとなかなかこういうことを考える機会がありません。
たまには本質的なこと、自分自身のことに向き合わなきゃなと思えた時間でした。
(次回、12月22日も参加しますので、お会いできることを楽しみにしています!)
さて、社会人4年目の私ですが、最近ワクワクしていることがあります
それは、話題となって久しいインターネット・サービス。
Twitterや、Ustream、YouTubeなどです。
何を今さら…と思われてしまうかもしれませんが
私がこのワクワクを感じたのは、先日実施された講談社×職サークル Ustream特別対談。
正直に言って、この瞬間までは上記サービスのおもしろさがよくわからなかった私。
でもこの日をきっかけに見方がまったく変わりました。
自分たちがおもしろい!と思った企画を実現できちゃうんだ!
自宅に居ながらも双方向のコミュニケーションができるんだ!
みんなの感想をリアルタイムで知ることができるんだ!
先日開催したパフLIVEに参加した学生も感想をTwitterにつぶやいてくれていて、
運営者としてそれを発見した時は、とっっっても嬉しかったです
職学校WebのトップページにはTwitterのタイムラインが表示されていますが、
その中には採用担当者さんのつぶやきも多く表示されています。
採用担当者さんが何をしているのか、どんなことを考えているのか、
こんなにダイレクトに知ることができるなんて、私が就職活動をしている頃には
考えられないことでした。
皆さんのつぶやきを読んでいると、就職活動生だとか採用担当者だとかそんな枠は超えて、
イチ学生とイチ社会人でしかないんだなぁとつくづく感じます。
もしかしたらリアルな場で会うことはないかもしれないけれど、
こうしてお互いの距離を縮めることは可能なのではないかと、本気で考えたりしています
何よりもワクワクするのは、これらが1人の発言や行動を世の中に広める性質を
持っているということ。
これから就職と採用が大きく変わるかもしれませんが、みんなでおもしろいこと、
素敵なことができたらなと今からワクワクしている、そんな最近です。
次は、先日の月見塾で「自立って必要ですかね?」と言っていた大野です。
働くとは?
2010年12月10日 (金曜日)
皆さん、こんにちは。
先週末に東京湾に面する・豊洲に引っ越し、オトナのシティライフを楽しみ始めた吉川です。
7月からパフでインターンシップをしている加藤さん(女性)が、先日、「パフ社員図鑑」という冊子を作ってくれました。
パフで働くスタッフ(アルバイトさんや助っ人社員さんなども含むすべてのスタッフ)に1人1~2時間かけてインタビューを重ね、1ヶ月ほどかかって完成させてくれた大作です。
ユーモアあふれる言葉で、パフスタッフの特徴を見事に表現している冊子に、スタッフ一同、とても感動し、そして楽しく読ませてもらいました。
全員に共通の質問をしているのですが、その中で「あなたにとって『働く』とは?」という質問への回答が個性的でオモシロかったので、抜粋して掲載してみます。
———————————————————–
※( )内は、加藤ちゃんが付けてくれた社員のキャッチフレーズです。
◆吉川(正直、誠実、リラックマ)
誰かの喜びを創出して自分が幸せになること。
◆田代(そのアニキ、雑食系)
模索中。「世のため、人のため、社会のために自分の持っている力を最大限に出す」ということだと思うけど・・・よい言葉が見つからない。
◆平原(心を掴んで離さない!パフのエース)
自分を世の中にとって価値ある存在にすること。世の中作りに役割をもって参加すること。
◆高田(本当は思慮深いパフのムードメーカー!)
生まれてきた以上は生きるエネルギーを世の為に出し続ける使命があると思っている。
親とか生まれてきたことに対する感謝を世に向けて返していくこと。
◆木村(実は負けず嫌いの伝道師)
自分の可能性を広げること。興味のあることは当然やりつつも、自分に足りないものに気づかせてくれるもの。
◆土田(価値ある人に!不屈の反骨精神!)
人生そのもの。生きるために働くわけでも、働くために生きるものでもない。
ワークライフバランスってなに?ワークとライフは切り分けられるようなものではないと思う。
◆大野(パフに期待の天然娘あり)
模索中。生きること?・・・生きることも働くこともどちらもよくわからないからおもしろいと思う。
◆大橋(パフの沖田総司)
誰かの役に立つことで対価をもらい、自分と家族が生きていくためにがんばらなければならないこと。
働くことが充実していたら人生は楽しいし、そうあるべきものだと思う。
◆下薗(パフを援護するアニキ! ※株式会社キーカンパニー)
存在感を最大限に表現する手法。
アーティストやスポーツ選手と同じように自分がいることの意義や価値を発揮すること。
◆保坂(気ままに見えて、手を緩めない。)
最大限大人がすべき当たり前のこと。生きるために働いているし、働かないのはもったいないと思う。
◆長崎(悟りの道産子エンターテイナー)
社会とつながる、変えることができる唯一の手段。
◆岩崎(信頼というネジを正しく締める人)
就活中は卒業後の自分の居場所探しだと思っていた。誰かの役に立つことだと思う。
◆三ツ木(バランスの取れたリアリスト)
まずは生活の糧を得る。それに付随して成長や発見、出会いがあったら良いと思う。
◆三浦(ものづくり、流れる水の如し)
生活の基本。糧を得るのもそうだけど、好きで選んだ職業だし、ものをつくっている状態が当たり前の状態。
仕事のmustな面はあるけど、それほど仰々しいものではない。
◆丸山(しっかり、きっちり、金庫番!)
生活の一部。当たり前のことだと思う。
◆杉平(お助けマン参上!)
日常の一部で、自分の持っている役割のひとつ。
仕事は誰かを幸せにできる人間になるための人生勉強だと思う。
◆釘崎(パフを価値ある存在に!釘崎が行く!)
自分がどうなりたいかではなく、自分がいることでどういった変化を世の中にもたらすことができるかということ。
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よく知っているメンバーだけに、本当にその人の個性、“らしさ”が現れた内容になっているなと思いました。
「働く」ことの意味や定義には、正解なんてなくて、そのとらえ方は、その人の生き方そのものが現れるのかな。
普段話しているから分かったつもりになっていたスタッフのことも、こんな風に改めて言葉にしてもらうとより理解が深まることが分かりました。
先日、月見塾で、ある採用担当の方がおっしゃっていました。
「記憶より記録だよ!」
本当にそう。その場その場の感動や気づきは、言葉にして初めて腹に落ちるもの。
このような目に見える形をつくってくれた加藤ちゃんに感謝しつつ、記録の鬼になろうと決心した本日です。
次回は、「月見塾」の運営を一緒にやった岩崎です。