自分の悩みを自分でボコボコにすると前向きになる気がした
2013年12月24日 (火曜日)
おはようございます。土田です。
竹原慎二の「ボコボコ相談室」というWebコンテンツがある。
現代人の悩みに「胸をえぐるようなカウンター」を返すというものなのですが、
これが、いい。
たまたまfacebookで知り合いがシェアしたのが目に入ったのですが、
その記事が、これ(ダンナが疲れとるのは仕事じゃなく、お前にじゃ。)。
私も、周囲が名だたる大手有名企業に就職する中
「みんなと一緒じゃつまらん」と強がって、当社を選んだものの、
(本当は大組織で生きていくのが面倒・イヤなので、ラクな方に逃げた。
もっと正確に言うと、大組織に入れなかった)
うまくいかないときは「大手に行った人がうらやましい…」と比較して悩んでいたクチなので、
竹原さんの一言に非常にスカッとしました。
竹原さんってガチンコファイトクラブでやらせをやっているイメージしかなかったので、
同じ広島県民として「どうなの?」と思っていたのですが…
私が言うのも偉そうだが、見直しました。
で、思わず全部読んでしまいました。(移動時間や休憩時間にですよ。念のため)
共通しているのは
「周りや環境のせいにするな」
「相手や周囲から客観的に見たらどうかを考えろ」
ということ。
さらに、現在のものは「続」だそうで、「本家」を見てみた。
150人ほどがボコボコにされていた。
で、全部見てしまった。(勤務時間外ですよ。念のため)
昨夜一人で2時間もPCの前にかじりついてしまった。
勇気をもらった。
弱音を吐く若者には上司・経営者の視点、
若者を嘆くオッサンには若者の視点で厳しい突込み。
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竹原さんの「カウンター」の中で印象深いものは、こんな感じ。
若者には…
「上司は企画だけして、実務はすべてやらされる」
→それが組織じゃ、嫌なら辞めろ
「社長は自分のために社員を働かせている」
→資本主義とはそういうもんじゃ、経営者は個人で借金しとるんじゃ、
お前は何のリスクもなく給料もらって、ありがたいと思え
「僕は優秀なはずなのだが、出世できない」
→おめでたい奴じゃの、空気読めや。ホンマに優秀ならとっくに出世しとるわ。
努力したと自分で言っても、周りが評価せんかったら何の意味もないんじゃ。
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管理職や経営者のオッサンには…
「ウチの部下が無能だ」
→ お前がダメ上司なんじゃ。部下がやる気を出す職場づくりに努力しとんのか。
「部下が言うことを聞かない」
→お前は部下の話きいとるんか。お前が優秀な上司なら、ほっといても言うこと聞くわ。
「ゆとり世代が使えない」
→「ゆとり」の上手な扱い方は今やマストなスキルじゃ。
お前の時代は良かったかもしれんが「いいから働け」が
今の若者にも通用すると思っとる時点でお前は上司として無能じゃ。
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至極、客観的なんです。
私は若手もオッサンの立場もなんとなくわかるので、非常にニュートラルな突込みに納得してしまった。
何より愛がある。
そして、広島弁でのブラックジョークが愛嬌を添える。
(標準語で同じことを言うとかなりきつい印象になるでしょう。)
自分の悩みを書きだして、それに対して竹原になったつもりで突っ込むと前向きになれる気がする。
ぜひ今週末に実践してみようと思います。
求人広告のジレンマ
2013年12月16日 (月曜日)
おはようございます。マジックドラゴンの土田です。
本日は「求人広告のジレンマ」と言うお話です。
弊社の話で恐縮ですが、2015卒は弊社も新卒採用を行うことになりました。
全社で新しい仲間を受け入れる準備をする、というのはやっぱりいいものですね。
私も、当社マイナビ画面に先輩社員メッセージを寄稿しました。
「求人広告業界人たるもの、ここまでぶっちゃけるべし!」というギリギリの
線をついたつもりなのですが、少しマイルドな表現に代わって掲載されていました。
本当は、もっとぶっちゃけたい。
でも、関係者に要らぬ迷惑を掛けたくない。
とはいえあんまりきれいごとは言いたくないし…
一緒にお仕事させていただいているお客様は
このジレンマと闘っていらっしゃるのか、と実感しました。
採用広報物の制作に携わるたびに痛感します。
採用担当の方が本当に学生に言いたいことが、
大人の事情により歪んで学生に伝わることがしばしばです。
空気を読んでお察しする
→角が取れる
→みんな同じことを言っている
→結局何も伝わらない
→何も言っていないのと一緒
という「面接で学生がみんな同じ志望動機を言う」のと同じ現象が
「採用広報」の世界でも起こるのです。
今回はそのアンチテーゼとして、できるだけ思っていることをストレートに書こう!
と思った次第です。
我々は小さい会社で、言いたいことをそのまま言っても揚げ足をとられたり、
悪意をもって曲解され「炎上」とったリスクが低いので、まだやりやすい。
一方、規模の大きな企業の採用に携わる方々は大変なご苦労をされていると思います。
しかし、採用候補の現場を数多く経験してきたうえで、
敢えて僭越ながら申し上げると、それでも半分は「お察し」な気がします。
「言いたいことも言えないこんな世の中はpoison」という
反町の歌がありましたが(懐かしい!)
本音で話すと叩かれる(かもしれないので空気を読む方が無難)
という現状に、まだまだ微力ながら弊社自身の採用活動でも一石を投じていく所存です。