パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

お休み力

2012年4月27日 (金曜日)

皆さん、こんにちは。残業がまだまだ多い吉川です。

今週は、お客様と「ゴールデンウィークのご予定は?」という話題をよくしています。

採用担当者さんは、まだまだお忙しい時期なので、「仕事です」と言われるとおもいきや、「ハワイ行きます」「9連休で夫婦それぞれの実家に帰ります」という充実したお休みを予定されている方が多くて驚きました。

普段仕事でお忙しいからこそ、「お休みの日」をとっても大切に考えているのかな、と思います。

また、短い時間で高いパフォーマンスをあげられる人ほど、短い時間で疲れをとる力も高いなと思います。
「集中力」とは、集中して頭を働かせる能力とあわせて、集中して頭を休ませる能力も含めていうのかな、と最近感じるようになりました。

連休は、普段できないことをしたり考えたりするには、とても大切な時間。私も就職活動をしていた年は、ゴールデンウィークはきっちりお休みをして、改めて自分の素直な気持ちに向き合う時間にしました。
10年以上働いてきたパフに出会ったのもゴールデンウィーク明けでした。

明日からいよいよゴールデンウィーク。集中して休んで遊んで、休み明けにすばらしいパフォーマンスがだせるよう充電をしようと思います。

次は、お休み力のある岩崎です。

ブログへの想い

2012年4月26日 (木曜日)

こんにちは、珍しく前フリがなくて、書き出しに困っている保坂です。

・・・

ふと、このブログの説明書きを読んでみました

―スタッフの何気ない日常を。
 時にはちょっと役立つ情報や、ホッとする出来事、涙こぼれる感動話・・・

 そんな自由なテイストの中、私たちを支えてくださるすべての皆さまへ、
 スタッフの素顔に、感謝の気持ちを込めて、ほぼ毎日書かせていただきます。

この説明書き、私が原案を作りました。
このブログをリニューアルしたときに、想いを込めて作った文章です。

私たちに関わる皆さまへ伝えたい想いを少しでも伝える場所として、
このブログはあります。

なのに、
私の素顔が見えているのか?役立つ情報を発信できているのか?
深イイ話なんてあるか?感動を与えられているか?・・・考えると大反省です。

いいはなしーさー的な文章をかかせたらプロだなと思う人が社内にはいます。
見識を持ち膨大な量の裏付け情報とともに論文のようなブログを書いている方も
近しい関係者にいます。

そのようなブログが書けたらと思ってはいるのです。

だた、実際ブログのネタを考えるのは、本当に苦労するし、書くこともやはり大変!
いつも仕事が終わってからのブログ執筆になるから、早く帰りたい一心だし!

でも、この場を使って、何かを発信したいという想いはあります。
だから、うんうん唸ってブログを書いています。

そして思ったことがあります。
つまり、私はここ(パフ)でうんうん唸って仕事していますよ!元気ですよ!
ということをみなさんにお伝えしたいのだと。

まだまだ、自分軸を持った発信や役立つような文章を書けない未熟者ですが、
自分なりのブログを書くゾ!思った今日でした。

なお、このブログは、社内向けにブログの位置づけ確認のための、発信でもあります。
メンバーの皆さん、自分らしく書きましょう!

・・・

さて次は、この時間に(何時かはないしょ)まだオフィスに一緒にいる吉川です!

紙の力

2012年4月25日 (水曜日)

こんにちは、平原です。
さて、実はパフ/マジックドラゴンでは、最近営業を中心にiPadが支給されました。
iPad・・・ずっと憧れてはいたけれど、買うに至っていなかったこの魔法の道具を、ついに平原は手にしたのでございます。

 

 

・・・楽しい。
・・・便利。

 

 

もう、なんですかね、このなんにでも使える感じ。
そして、ちょうどノートのようなこのサイズが持ち出すにはぴったりで、お客様先へご訪問したときも
自然に使えます。そして、これだけですごいIT化の進んだ会社に見えるので不思議(笑)

 

とすると、紙でメモをとるよりも、あとで自在に取り出せるデータの方がずっと便利で、今まで以上
にデジタルでメモを取る機会が増えました。スマートフォンだけのときにはあまり便利さを感じられな
かったevernoteも、iPadで一気に愛用アプリに。あの象マークが愛しくてならない最近なのであります。

 

で、ふと。

今日、久しぶりに「紙」の書類を手に取って読み込見ました。
うん・・・これはこれで、いいのです。紙の、何とも言えない実物感。直接書き込めちゃうダイレクト感。
情報が実物感を持って頭に入ってくる、この感じ。
やっぱり紙には紙にしかない魅力があるんだなと痛感しました。

普段の仕事はデジタルメモが中心でも、ちょっとしたお手紙や、メッセージ、大切な書類は心をこめて、
紙に乗せて相手に届けたいなと思ったのでした。

 

就活生のみなさんも、何枚も履歴書・エントリーシートを書いて大変だと思いますが、手書きでしか
表現できない「あなたらしさ」がそれで伝わるのだということを想像してがんばってくださいね!

次は、保坂です。

「成長」と「苦しみ」

2012年4月24日 (火曜日)

こんにちは、奈良です。

前回のブログに続いて、「成長」の話題です。

「苦しみは人を成長させる」という言葉をよく聞きますが、その使われ方が気になっています。

「苦しみは人を成長させる」ということが、「苦しめば成長する」、さらに、「苦しまなければ成長しない」という意味になっていることが、多々あるような気がしたからです。

実際、私はそう捉えていましたし、毎日とても苦しく過ごしていたように思えます。

だから、「成長」という言葉が大嫌いだったのかもしれません。

けれど、最近は成長すること、より良くなろうとすることは、そんなに息苦しいことではなく、素敵なことだと感じるようになりました。

今、「成長のためには苦しみが必要だ」「成長のためには苦しまなければ」というようなメッセージを見る度、ちょっとした違和感を覚えます。

もちろんそういう部分もあって、間違っているということではないけれど、日常的に使うにはあまりに重く、素敵な言葉だとは思えないのです。

苦しみには程度や種類があり、人それぞれ感じ方も違うので、こんな風にひとまとめにして話すのは間違っているとは思いますが、「成長」と「苦しみ」をセットにしすぎたり、あんまり近くに置きすぎたりすると、成長することが楽しそうに見えなくて、なんだか勿体ないなと感じてしまうのです。

 

次は、平原です。

グローバル化って何だろう?

2012年4月23日 (月曜日)

こんにちは、並木です。

最近、新聞を開くとグローバル化という言葉がよく目に飛び込んできます。記事によると、グローバル化を進めるために「社員を海外に派遣します」「外国人を採用します」と、とにかく海外でスムーズにビジネスを進められる環境を整えようとする動きが活発なようです。
ただ、気を付けておきたい点が一つ。グローバル化の本質は、考え方や働き方等の多様性を認めつつ成果を出すこと、マネジメント力の向上のことであって、決して外国で商売することや外国語を話せるようになることそのものではないはずです。
「グローバル化」の事例を見ていると、日本式の仕事の進め方を外国や外国人相手に無理やり押しつけているだけの事例があるようですが、これではグローバル化として方向がずれているのではないでしょうか。
社員の経歴や能力も含めて、多様性を生かして成果を出せるマネジメント能力が日本企業に現在あるのか。それを確認するところ、向上させるところから始める必要があるのではと思います。

次回は奈良さんです。

The Saga Begins

2012年4月19日 (木曜日)

こんにちは、土田です。

今回はちょっと変化球ですが、”Weird Al” Yankovicという人のThe Saga Begins という曲です。
Weird Alは、私が最も尊敬するアーティストの一人で、パロディ(替え歌)の第一人者です。
(詳細はwikipediaを参照)
日本でいうと、嘉門達夫のような人です。

 

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The Saga Beginsという曲は、Don McLeanのAmerican Pieを原曲としたパロディ。
先日3D版が公開された『STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス』
ストーリーをそのまま替え歌にしており、PVではWeird Alがオビ・ワン・ケノービに扮しています。

 

私が感銘を受けるのは、徹底的なこだわりです。
・原曲の歌い方、曲調は極力そのままで、完全に別世界を構築。
・原曲の韻の踏み方を外さずに映画のストーリーを正確に描写。
・皮肉とユーモアたっぷりの言葉選び。
・映像も映画ファンがニヤリとするこだわり満載。
・普通に歌もうまい。
ただのパロディと断ずるのは難しく、これを形容するためには、
何か全く新しい言葉を作り出さないといけないと思える程の芸術センスです。

 

彼の歌からは、おふざけ、遊び心にも「一流」が存在し、
アイディアを考えるときは、中途半端ではなく、
徹底的にこだわり抜いたうえで振り切るということが伝わってきます。

 

また、スタートは「マネ」でも、徹底的に磨きぬくことで、
オリジナルを超えるだけの価値が得られるということを証明してくれているのではないかと思います。

 

実際、以下の”White & Nerdy”という曲は原曲を超える話題を呼んだ曲です。
(原曲はChamillionaireのridin’)

私自身も、どちらかというとゼロからイチを生み出すのは得意ではないのですが、

すでにあるものを加減乗除して、今までとは少し違うものにしていくのが好きなので、
Weird Alのような人にはめちゃめちゃ憧れます。(モノマネも好きです)

 

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今回のブログでは”White & Nerdy”を紹介しようと思ったのですが、
さすがにマニアックすぎるだろう、と思って泣く泣く自粛しました。

 

が、一番好きなのはこの曲なので・・・探して一度きいてもらえたらと思います。

 

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次は、坪内です。

 

近しい人が繋がるご縁

2012年4月18日 (水曜日)

こんにちは。田代です。

今日は、類は友を呼ぶものだ、というお話です。

先日、会社説明会の支援をしていたときのこと。
学生の皆さんが来た順番で、前から詰めて座ってもらうよう誘導係をしていた時に面白いことがありました。

マスクをしている人が固まったり…
メガネ男子が横一列に並んでいたり…
体系、髪型がすごく似ている者同士が並んだり…

 

来た順番なのに、この偶然。
あまりに横並びなので「そんな馬鹿な…」と驚きました。

これは偶然なのでしょうか。
いや「たまたま隣に座ったご縁」によって運命は決まっていくように思います。

———

この前、私が参加をした講演会。

たまたま隣の席に座った人たち。
アイスブレーキングで「お仕事何されているんですか?」と話をしたところ。

・ギター教室の先生がいたり(→これ、ちょうど、お話を聞きたかったタイミング!)
・銀座のバーテンダーさんがいたり(→ 銀座のバー開拓したかったタイミング!)
・素敵なライフプランナーに出会えたり(→ 30歳を契機に人生設計したかったタイミング!)

どれも私が求めていた事のプロフェッショナルな方々でした。
磁石みたいなもので、引き寄せられたのかと思うぐらい。
講演会が目的だったのに、そのひょんな出会いはその後も繋がっています。

類は友を呼ぶ。

それは見た目なのか、心意気なのか、分からない。
でも、お互いの持っている「気」が化学反応を起こして、引き寄せられる。

私も、皆様に求められる存在として、パワーを与え続ける人になりたい。

出会いとは、自分が与えて、与えて、与え続けて、
知らないうちに引き寄せるものなんだと思ったのでした。

 

次は、土田です。

「楽しく」仕事をする

2012年4月17日 (火曜日)

こんにちは、高田です。

今日は、僕が仕事をするうえで、意識していることを書いてみようと思います。

いきなりあれですが、本音を言えば、こういうことってあまり書きたくないですし、「自分の心の中にしまっておきたい」のですよね。でも、初々しい新入社員を電車で見ていると、何かメッセージを伝えたくなりますよね。
うーん、春ですね。

で、僕が仕事をするうえで、意識していることは、「楽しく」ということです。ただ仕事をするのではなく、「楽しく」やるということです。
でも、「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない」ではないですが、別に仕事で、楽しいことってあんまりありません。
むしろ、計画したことを実行しようとすると、もう胃が痙攣しそうなことばかりです。(ちょっと言い過ぎた)

なので、「楽しく」というのは、「楽しい仕事をやる」という意味ではありません。
じゃあ、どうなのかというと、

・楽しさを入れる
・楽しくやる
・すり減るものには近づかない

この3つを意識しています。

「楽しさを入れる」というのは、仕事をするなかで、自分が楽しいと思える部分をちょっと加えたり、それに注目してみたりすることです。
たとえば、僕、資料作成とかってあんまり好きではないありません。なんか、投資対効果が低い気がして、なかなかやる気が起きません。
なので、僕が資料を作成するときには、ちょっとだけデザインに凝ります。あんまりやりすぎるとあれなのですが、見た目をきれいにすることで、自分のモチベーションをアップさせて、資料作成をします。
こういう風にどうでもいいことだけれど、ちょっとだけ自分の気分を上げることを仕事に入れることで、つまらないと思ってしまう仕事を楽しく仕事をすることができるのだと思います。

次に、「楽しくやる」というのは、どういうことかというとですね。大体、どんな仕事も人と関わりながら仕事をします。なので、その人たちといかに「楽しく」仕事をするかというのが、すごい重要になります。
日々のコミュニケーションの中で、お互いが気持ちよくやれるようにっていうのが重要なのだと思います。同じ仕事をやるにしても、時にはくだらないこととかも言いながら仕事をすることは、実は全体の生産性を上げるのだろうと思っています。

最後に、「すり減るものには近づかない」です。これは賛否あると思います。でも、やっぱり人間なので、自分の信条やモットーと合わないことや合わない人は存在します。そういうことを一生懸命やっても、すり減るだけで、あまりプラスになることなないので、近づかないようにします。これも重要だと思います。
たとえば、僕は、「仕事は、決められたことを決められた通りにやることが一番重要」と思っている人とは、たぶん、合わないと思います。そういう人と仕事をしても、お互いにとって、アンハッピーになって、きっと成果は出ません。なので、そういう仕事や、そういう人には極力近づかないようにします。(まぁ、そういう人から選んでいただけないってのが、真実なのかもですが。。。。。)
人間は万能ではないので、合わないことを見極めて、それに近づかないようにすることも重要かと思います。
(別のルールの話ですが、合わないものに立ち向かうというのも、すごい重要です。特に若い時は、本当に合わないのかは、あまりわからないと思うので、とにかくチャレンジすることも重要ですので、若い人はお忘れなく。)

このように、僕は「楽しく」ということを仕事をするうえで、意識しています。
今、自分のやっていることがつまらないとか、うまくいかないと思っている人は、ぜひ自分から能動的に楽しい環境を作る、楽しいようにするということを意識するとよいかもですね。
環境は、自分で作る、作れるものですし、どんな環境でも、それを作っているのは、自分なので、いつでも変えることができるのだと思います。

次は、田代です。

Smile, Smile, Smile!

2012年4月16日 (月曜日)

 

みなさま、こんにちは。

 

いやあ、先週金曜の島田のblog、いいお話でした。

当たり前のことを当たり前にやることの大切さ、そして難しさ。

 

金曜朝に通勤路線で発生した人身事故で30分車内に缶詰になり、鉄道会社さんも御苦労の多いお仕事だなーと。 あって当たり前、時間通りで当たり前、がどんなに難しいことか、と、思いを馳せた杉平です。

 

◆ ◆ ◆

 

島田の言うとおり「素敵な言葉」はたくさん持っていると自負しております!

といっても、自分の言葉ではなく、今まで仕事やプライベートで出逢ってきた、素敵な方々から教わった言葉たち。

 

今日はその中から、春らしいものをひとつ。

それがタイトルに書いた、

 

Smile, Smile, Smile!  です。

 

この言葉、毎朝、目覚まし時計代わりの携帯電話アラームが鳴った時に画面に表示されるようにしてあります。

 

そのむかーし遥か20年ほど前、オーストラリアのケアンズにある免税店でアルバイトをしている時に同僚だったサムという青年がいました。 (日本人スタッフには、愛着を込めて「おサム」と呼ばれていましたが。笑)

 

この青年、朝の挨拶、昼に廊下ですれ違う時、帰りの挨拶の時、とにかくありとあらゆるシーンで顔を見るたびに、私の顔を覗き込んで、「Smile, Smile, Smile!」 と、からかうように言うわけです。

 

わたしは、決して仏頂面していたわけではないんですが、かといって笑顔というのでもなく、いたって通常の表情でした。

それがもう、笑うまでしつこいくらい毎日言われるので、ついに彼だけでなく誰にでも挨拶する時は自動的に笑顔になるようになりました。

 

最初は「あーもう、サムしつこい!」と思っていましたが、後からじわじわと、感謝の念が湧いてきて、ほんとに大事なことを教わったな、と。

 

笑顔は人も元気にしますが、何より本人が元気になるんですよね。

エネルギーや運やご縁、あらゆるものを運んでくる、魔法のアクションだと思います。

 

ご存じでしたか?

人間の脳は、作り笑いと本物の笑いを区別できないのだそうで、作り笑いでも脳に対しては同等の効果があるそうです!

 

楽しいことがあるから笑うのではなく、

笑うから楽しくなってくる。

 

出し惜しみせず、じゃんじゃん笑顔ふりまいちゃいましょう!

 

◆ ◆ ◆

 

さて、明日は大橋と同じくマラソン大会に出場した高田です♪  

 

心に残る言葉

2012年4月13日 (金曜日)

 

こんにちは、パフ入社1年目の島田です。

昨年7月にパフグループのスタッフとなりました!

といっても新卒入社は1992年。もう20年も前になるのですね・・・(汗)

 

そんな私が新人時代に苦手だったことといえば・・・基本的にすべて苦手だったような気がします。

最初の赴任地はバリバリのノルマ営業現場で、アポ取り電話、飛び込み営業の毎日でしたが、最初はお客様とのコミュニケーションに散々悩んだものです。

 

今回は、そんな時代に出会ったお客様からいただいた言葉にまつわるお話を綴ってみます。

 

 

私は新卒で地方支店の営業課に配属されました。

飛び込み営業でお客様を開拓するのですが、ターゲットは中堅・中小企業の経営者の方が中心でした。

 

折りしもバブル崩壊後の景気低迷期。お客様の本業である会社経営自体も厳しくなっていた時代でした。

顧客開拓は楽ではない時代でしたが、逆にこのような時にお取引をさせていただけたお客様とは結構深いつながりが築け、いろいろなお話も聞けたものでした。

 

 

☆☆☆

 

私が新人営業マン時代に飛び込み営業で開拓したお客様の一人に、とても私をかわいがってくださった中堅企業の社長さんがいました。

その方は地元では業界1、2位を争う優良企業の創業家の二代目でした(ここではAさんと呼びます)。

 

優良企業の二代目というとボンボンのイメージがあるかもしれませんが、Aさんは若い頃に大変ご苦労をされた方でした(ちなみに私が出会ったとき、Aさんは50歳くらいでした)。

 

 

Aさんが大学卒業後間もない頃に、創業者である父親が突然お亡くなりになったそうです。

Aさんはまだ若かったため、急遽、父親の右腕だった方が後任社長に就任し、急場をしのぐことになったのですが、いかんせん父親ほどの経営手腕はなく、会社は徐々に傾いていきます。

 

Aさんは父親が築いた会社を何とか守ろうと、早朝から深夜まで、それこそ寝食を忘れるほどに働いたそうです。

しかし、そんなときに、今度は母親が重い病気で入院してしまうのです。

 

入院先は設備の整った大病院を選んだため遠いところにあり、会社から車で2時間もかかりました。

母親は自力で起き上がることもできないほどの重病だったためAさんは身の回りの世話のためにほぼ毎日病院に通わなければならない状態でした。

 

そうはいっても会社再建のために早朝から深夜まで働いていたので、病院に行けるのは真夜中。

仕事が特に遅くなったときは、会社から病院に直行して母親の身の回りの世話をした後、仮眠も取らずそのまま会社に戻ると既に朝で、そのまま仕事に取り掛かることもあったそうです。

 

そんな状態が数ヶ月間続きました。

 

しかし・・・看病の甲斐なく、母親もこの世を去ってしまったのです。

 

一人取り残されたAさんは、しかし悲しみに暮れる余裕もなく、会社の立て直しに奔走しました。

その結果、会社は何とか窮地を脱し、業界でも有名な優良企業へと発展していきました。

 

☆☆☆

 

 

Aさんが私と大きなお取引をしていただけるようになったある日、そんな私的な昔話をポツリポツリとしてくださいました。

 

この話を聞いた私は、

「それは、大変なご苦労をなさってこられたのですね。身内の不幸と会社の危機が重なって、精神的にも肉体的にもさぞかし辛かったこととお察しします。」

と申し上げました。

 

しかしAさんはこともなげにこうおっしゃるのです。

「周りの人は当時の僕を見て、みんな大変だ、大変だ、と言ってくれたけれど、当の本人にしてみれば、やらなければいけないことをただ当たり前にやっていただけで、全然大変とは思わなかったものだよ。まあ、確かにいろいろなことは起こったけど、働かなければ会社は潰れたし、母親は動けないんだから看病しなければいけないし。忙しかろうが悲しかろうが、やらなければいけないことをやらなければ、何も進まないからね。」

 

『やらなければいけないことをただ当たり前にやっただけ』

 

Aさんがまだ若かりし時に、当時の新入社員の私とあまり年が違わない時代に、こんな逆境に置かれながらすでにそのような考えを持って行動していたことに、当時の私は深い感銘を受けました。

 

大変な目に遭ったり、逆境に置かれたりしたときに、「自分はひどい目に遭っている」「自分は恵まれていない」などと考えてしまっては、思考がマイナスに陥り、心がくじけてしまいがちなものです。

Aさんほどの強い精神力を持った方でも、そのような考えを持ってしまってはあの厳しい逆境を乗り越えることはできなかったかもしれません。

 

どんな大変な目に遭おうが、どんな理不尽な環境に置かれようが、それを当然のものとして受け入れ、「当たり前のことをやっているだけ」と考えることができる思考回路。

大きな仕事を成し遂げられる人にはそういう思考回路が備わっているものだと思います。

 

新人時代の私にそんなことに気づかせていただいた、今でも心に残る言葉です。

 

次は、素敵な言葉をたくさん持っていそうな杉平です。

 

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