パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おはようございます、平原です。
田代さんの新幹線物語、3億円~土下座のくだりやばいですね。何が起きたのか知りたい、、、

さて、最近は「入社してから今までを振り返る」というテーマでブログを書いております。
前回は「私を大きく育ててくれたN社のU野さんとの出会いの話」でした。
今回は私の職サークルへの、学生への、人事のみなさんへの気持ちの在り方が固まった「就活ひらけゴマ」について書いてみようと思います。

【 2006年2月10日大阪、2月17日東京6月(入社1年目) 就活ひらけゴマ】

自分には何の力もない、入社前に思い描いていたような社会を変える力もないし、お客様の採用や学生の就活を大きく変えることもできない。

そんな風にくすぶっていた1年目の秋、月次のキックオフミーティングで「2月に東京と大阪で開催するパフの中では最も大きな就活イベント(これまでのキミは就職できるか?)の企画・運営担当を立候補で選びます」という話が急にありました。

何でも、「学生と企業にとっていいもので、面白いものなら任せる。自由にやれ」という指示。

入社した4月に「営業チームリーダーを立候補で」と言われた時にはさすがに手を上げられなかったけれど、これは、、、、「はい!!」と手をあげました。
結局私、タシロ、サワイの営業新人3人組で担当することに。
もともと新人にやらせてあげようと思っていたのか、クギサキさんも先輩方も「まかせたぞ」と一言。

そこから大奮闘が始まります。
イベントの企画~準備~運営まで、やったことがありません。

しかも「新しいものを」ということなので、これまでのキミは就職できるか?の焼き直しはNG。

コンセプトから練り直し、タイトルもあらため、したがってイベント告知用のWEBページもすべて作り直し。

わからなすぎて本当に目が回る毎日でした。
議論を進めるうちに、適性を鑑みてこんな風に役割分担がなされました。

・ヒラハラ リーダー兼プログラム設計、お客様対応系
・タシロ 寸劇台本作家
・サワイ WEBページ&BGM&Tシャツなどのクリエイティブ

当日はヒラハラ・タシロのW司会、サワイは音響・照明系舞台監督でした。

担当が業務をすすめつつ、みんなで議論して助け合って進める、新人の初の共同作業だったことは間違いありません。

涙出そうになりながら深夜にミーティングをしていると、時々ホサカさんがちょろっと覗いて「手伝わないからね~」と声をかけてくるのです。
「手伝わないならほっといて~(泣)イヂワル~!」と思いましたが、今思えばあれはホサカ語で「大丈夫?困ってない?手伝うことある?」だったのだとわかります。優しい先輩です。

最初に提出した企画は「普通過ぎる」と一蹴され、とことん普通じゃない企画をと練ったプログラム、メインはだいたいこんな感じだったような。

・寸劇(マニュアル大魔王との闘い)
・友達理解・紹介ゲーム(自己分析の新しいカタチ・他己分析)
・就活のから騒ぎ(協賛企業ぶっちゃけトーク。学生と企業がとことん疑問をぶつけあう)
・替え歌「サライ」→就職活動で大切にすべきことを会場でディスカッションしてもらい、キーワードを集め、そのキーワードで即席のサライの替え歌をつくって会場全員で歌う

これらを素晴らしすぎる寸劇の流れに乗せて、一体感を持って会場全体でマニュアル大魔王に打ち勝つ壮大なストーリーでした。
※寸劇台本はこちら(https://blog.shokucircle.jp/staff/2019/10/11/10372)

WEBページはこれまた新人デザイナーTさんが担当してくれ、サワイとTさんが奮闘してレゴブロックと劇場をテーマにした記憶に残るページを作ってくれました。

運営が全くイメージできていない私たちは「必要なものをとにかく段ボールに入れまくる」で荷物を発送したため、当日会場で大混乱を招いたり、先輩や内定者を巻き込んで寸劇の練習をしたり、当日その場で替え歌を作り上げるというギリギリなプログラムで不安を招いたり、とにかくめちゃくちゃな進め方でした。

その分、ぶれない「想い」があったので、何とかカタチになりました。
いや、替え歌で人事や学生が思わず涙をこぼすほど、全員が心を熱くするイベントになりました。
いつもは冷たいイトウさんが「今までのパフのイベントで一番よかったんじゃない?」と言ってくれたり、参加した協賛企業のみなさんと終了後明け方までセミナールームで雑魚寝状態で飲み明かし、みなさんが「よかった!よかった!」と言ってくれたり。

失敗も込みで、かけがえのない経験をたくさん積ませていただいた就活ひらけゴマが私のキャリアの根幹の一つであることは間違いなさそうです。
クギサキさん、先輩方、チャレンジさせてくれてありがとうございました。
タシロ、サワイ、(ほとんど苦しかったけど)楽しかったね!一緒にやれてよかったよ。

今日はここまで。お次は、就活ひらけゴマの成功で調子に乗った私が企画した「もんじゃ屋選考」に参加した木村さんです。