パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

いつもお世話になっております!坪内です。

昨日、海外MBAから帰ってきて今飛躍的に成長しているIT企業G社に転職した親戚が、いろいろと情報交換しようということで、ぷちビジネスMTGをしに彼のところを訪問しました。

まずは海外どうでしたか?という話からスタート。

授業も楽しかったけど、やはりケーススタディや現実課題を対象にしたビジネスプランプロジェクトをチームで取り組むのが一番楽しかったと。彼の行っていたMBAは、36カ国から140名の生徒が来ているヨーロッパのビジネススクールだったんですが、プロジェクトもまさしくダイバシティチームになります。

彼曰く、コミュニケーションのスタンスが全然違うとのこと。アジアから来ている人(中国、韓国、日本人、台湾人、ベトナム人など)はとりあえず最初、「見」から入るというか、様子を見てグループ討議に参加している。

欧米人は自分が最初に起点にならないと気がすまないというか、基本的にコミュニケーションは自分から始めるということが当たり前の感覚。彼らからすると、最初に様子見をしているアジア人に対してコミュニケーションの違和感を感じるのだと。自分の言いたいことをまずぶつけないで、どうやってコミュニケーションをしていくの?というような感じだとのこと。

日本ではがんがん話す人って多少チームの調和ができないとか、協調性がないように言われることもあるけど、そんなスタンスでいたら会話に参加していない「×印」を押されて、また何考えているか分からないから、こいつはもういいやとなってしまうとのだと。

ダイバーシティチームは様々な個性を持っている人たちが、ある目的達成のために、多面的な切り口やアプローチからアイデアをぶつけあい、最終的に同じ価値観や考え方をしている集団では出せない高品質なoutputを出していくことに醍醐味がある。

当たり前のことですが、世の中の問題がどんどん複雑化しているから、今後ますますダイバーシティチームで取り組むプロジェクト型の課題が多くなる。こういうMBAの学習方法は有用だなと改めて感じました。

その後に、話は新しく転職したG社の話に。

3つ程度選択肢(医療コンサル、薬品メーカー、IT)があったみたいなんですが、最終的に決めたのはそのITの会社のサービスがまだアーリーステージにあり、これを世界に展開していく企画をやることが魅力でG社に入社したとのこと。

様々なビジネスアイデアを交換しあい、今後G社で何をしていきたいのかを聞いている中で、さらりと言われたのがこんなことやっていきたいけど、「No1」でないと意味がない・・・。自分が開発すべき商品・サービスのレベル感は、世界でNO.1を取るレベルとで考えている。No.1でないと意味がないし、生き残れない。ITは特に競争が激しい業界であり、そこの競争はサービスレベルとスピードで決まる。

No1でないと意味がない。もちろんセグメントはかなりシャープに絞り込むとは思うが・・・、たった1才上の親戚のお兄さんにさらりと世界No1のサービスを開発するためにG社に入社した、と言われて強い刺激を受けました。実際には開発はチームで行うものであり、ひとりの力でサービスが完成することなどないが、JOINする最低限度のレベルとして、このコミットメントを全メンバーが当たり前のように持っているのだなと感じて、新規事業を立ち上げていく上での、スタンスセットのレベルを感じた次第でした。

マジックドラゴンも今後様々な新規事業を立ち上げていくと思います。

その中で、どんな分野であろうとその分野のNo.1になれるかどうかという点を大きな視点として、全社員で事業企画を磨いていくことが重要だと感じた1日でした。例え、それがかなりニッチで細分化されたターゲットであろうと、その分野で日本No.1、世界No.1になるような商品・サービスをマジックドラゴンのメンバー全員で作って行きたいです。

次は並木です。