キャリアをサポートすること
2016年7月23日 (土曜日)
ブログの順番を失念しており、日にちを空けてしまいました。 お詫び申し上げます。 そのため基本平日のブログですが、本日緊急登板いたします!! 例年7月21日ごろが梅雨明けと言われていますが ここ最近は梅雨を感じさせる天候ばかりですね。 本日あたり梅雨明けになるのではないかと、気が気でない折原です。 佐伯氏のブログに続き、私も西武ライオンズの黄金期の話題を... 私自身もその西武黄金期を見て育った世代です。 初めて行ったプロ野球観戦は西武球場の西武vs南海ホークスでした。 入場口から通路を歩き、球場全体が見えた瞬間の、TVでは決して感じることのできない臨場感... 今でも鮮明に覚えています。 プロ野球は夢の舞台。 一軍にもなれば、待遇も環境も桁外れの世界になります。 野球少年であれば、そんな夢の舞台を誰もが一度は目指したいと思ったと思いますし、 当時の小学生のなりたい職業ランキングでは「プロ野球選手」が常にNo.1に君臨していました。 しかし、今や「サッカー選手」がなりたい職業のNo.1...。時代は本当に変わりました。 ちなみに、ハローワークが13歳対象に実施した「なりたい職業アンケート」の直近版ですと、 1位 金融業界で働く 2位 臨床心理士 3位 スポーツ選手 だそうです。 だいぶ現実的な回答になってきています。 思い返せば、私も13歳くらいから現実が見えていたような気がします。 プロ野球界では、昨今セカンドキャリアについてかなり重要視されてきています。 実績を残して華やかに引退した選手は、首脳陣や評論家等のキャリアがあり、 引退後も将来設計が出来ますが、それはほん一部の選手だけです。 その他多くの選手は、不完全燃焼のままユニフォームを脱がざるを得ない現実があります。 実業団まで野球を続けた私の友人と、プロへの憧れを話していたときに言っていた言葉を 思い出しました。 「プロは夢だけど、現役生活は長くない。その先が不安。 実業団であれば一社員として企業に属しているから、 引退後のセカンドキャリアは用意されている」 幼少期から夢を追い続け、過酷な練習に励み、広大な砂丘の砂をも掴む確率で入団し、 入団後も凄まじい競争を続けていても、選手を終えた後は保障されていない... なんとも厳しい現実がそこにはあるのです。 このセカンドキャリアで選手が希望する職業の1位は「会社員」です。 昔プロ野球選手を夢見た私としては、複雑な気持ちです...。 プロ野球選手の引退後のセカンドキャリアを支援する人材紹介会社も増えてきました。 特殊な人材紹介ではありますが、興味深く観察しています。 一般的な転職サービスは、その人の今までのキャリアを中心に マッチングをしていくことが前提ですが、経験やスキル面だけでなく、 企業理念やその会社の指針に共感し、そこで活躍できる人材かを見極めることが 人材紹介会社の役目であり使命であるのだと改めて感じました。 高校野球の地方予選も終盤に差し掛かり、現在母校も奮闘中です。 休日に試合があることを祈りつつ、私も自身の使命に邁進したいと思います。