パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

学生の可能性を感じた瞬間

2017年4月12日 (水曜日)

大阪も名古屋も桜満開でした。
暑くなったので脱コートをした週でしたが、
今週は一転して冬に戻ったかのような寒さですね。
コートをクリーニングに出してしまい、着るものがなく寒さに凍えてる折原です。

横山さんが紹介した先週2日間に渡って実施されたスター社員研修、
最終プレゼンを視聴しに行きました。
感想は一言で『感動』でした。
執行役員は涙していましたが、私も胸が熱くなりました。
振り返り、自己分析をし、なりたい自分を描き、
ギャップを埋めるために必要な手段を考え実行する。
これらが明確に描けており、「そうします!」「そうなります!」という
言葉の響きを強く感じたプレゼンでした。

この研修で言われていた一つの『俯瞰する』ということは
考え方やスキルとして重要なもの、と改めて私も感じました。

今月よりお客様のグループディスカッション選考の運営や選考官を
お手伝いをする機会が多くなりました。
選考官を担当する中で、ディスカッションを俯瞰的に捉えている学生もおり
感心する一方、発言がない学生をどう評価すれば良いのか、毎回悩まされます。

アイスブレイクや歓談の際には良い表情で話しているのに、
本番になると話せない。話さない。
自分の考えていた意見を他者が言うので発言ができない、
そもそもディスカッションが不得意と理由はいろいろあると思いますが、
前者であれば「他のチーム構成なら話せるのかな」
「違うテーマだったらどうなのかな」と、他での可能性を考えてしまいます。

ある企業様のグループディスカッションでは、この点考慮して、
「質疑応答」という一問一答の模擬面接の時間を、
ディスカッション後に実施しています。
ディスカッションが不得意な学生も、面接形式の質疑応答では
しっかり回答が返ってくることがあります。
この場合であれば、ディスカッションは不得意だが面接は向いていると
判断が可能になります。

最近では、面接・ディスカッション以外に色々な選考スタイルがあります。
学生の多種多様な面を、様々な角度から本質を見極めたいという発想から、
様々な選考スタイルが生まれています。

シーンによって得意不得意があり、その場で実力を発揮できなくとも
学生は大きな可能性を秘めていると感じます。
「どれだけ伸びしろがあるのか」を判断することが事前にできれば
一つ一つの選考が変わってくるのではないかと感じました。

明日は大谷を心配していると思う、大岡さんです。