パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

言葉の力を考える

2009年7月16日 (木曜日)

こんにちは。田代です。

「男たるもの、人前で泣くもんじゃない!」

なんてことを自分へ言い聞かせ、
27年間、今日という今日までずっと生きてきました。

だから。

・小学校時代。大きな骨折をしてもグッと耐えたし、
・中学の部活最終戦で負けた時。野球帽を深くかぶって涙を隠したし、
・社会人生活。仕事で地獄のように辛い悔しい日々。
 人前ではこらえ、家に帰ってから一人何度も泣いていました。

メソメソするな。ふざけるな。男だろ。
くしゃくしゃの顔なんて、見せてたまるかってんだ。
俺は、高倉健だぜ。なんて気持ちで。

でも。

そんな自分でも、涙が堪えられないときがあります。
このときばかりは人前でも泣いてしまうときがあります。

それは、手紙と歌。

この二つだけは、どうしても耐えきれない。

気持ちを言葉に綴って書いた手紙は、
朗読すると急に胸がキュンと泣きだします。

歌もしかり。
メロディーに乗った言葉は、
言葉の持つ力を最大限に際立たせ、また胸がキュンと泣きだします。

いずれもスーッと、心の琴線に触れる感じ。
言葉の力っって、大きいんですよね。(そう思いませんか?)

いっくら筋トレして強靭な肉体を得ても、
いっくら平常心を保つ冷静沈着な人でも、

言葉は、そんな筋トレや冷静沈着を
いとも簡単に乗り越えて、人に自信と勇気と活力、
そして時にどんな医学でも治らない傷を与える力をもっています。

最近、文章を書くことが多いので、色々考えるんですよね。

学生の皆さんには、不器用で一生懸命で、
でも「言葉」を大切にする社会人になってほしいな。
なんて思う今日この頃でした。

次は、8月末に上海にて中国語カラオケのコンテスト決勝に出る土田君です。