真っ暗闇で。
2009年7月9日 (木曜日)
走ることが大好きな大野です。
全く急いでいなくても
体がうずめくと、どうも走りだしてしまいます。
************************************************
さて、先週の日曜日。
(夜8時頃でしょうか)
それは一瞬でした。
我が家が突然、停電しました。
私の家は茨城県にあります。田んぼ・畑がある、あの茨城です。
東京とは違い、地区全体でもう見事にまっくらになります。
部屋の照明が落ち、テレビが消え、シュゥーという音とともに
普段は元気な我が家の家電製品たちが一瞬で静かになりました。
真っ暗になった家で
(母)「どうすればいいだろう・・・(おろおろ)」
(私)「何もできないから ローソクつけよう(わくわく)」
音もない、光もない状態でしばらくぼーっと(それ以外できない)していると
「停電がこのまま回復しなかったら一体どうなるのだろう。」
と、全く何もできない自分の無力さをだんだん感じました。
古代の人間なら、どんな暗闇であっても
火を興すことができるはず。
今の私が生きる世界は
当たり前のように光があって
当たり前のようにお湯をわかすことができて
当たり前のようにテレビを見ることができる。
色んな当たり前が前提にあります。
こうなると・・・
自分の人間として生きる力が失われつつあるのではないかと
発展しているように見えているのは勘違いじゃないのか
この先、人類はどこへ行くのか
・・・・
と、たった数時間の停電でそんな壮大なことを考えました。
(まとまらずにすみません。)
************************************************
もうすぐ皆既日食です。
せっかく(?)ですから、部屋の明かりを全部消して
家族や大切な人、あるいは一人でも
外の空気の音を聞きながら会話を楽しむなり
皆既日食に備えて宇宙の想像をするなり
なんでもいいので、是非、
のんびりとした時間をお過ごしください。
何か違うものが見えてくる ・・・ かも知れません♪
では、次はどんな夜を過ごしているのか
気になる木村さんにお願いします。