パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

手書きの威力

2008年9月25日 (木曜日)

こんにちは! パフ・社長室の杉平です。

先日、ある企業様の内定者研修でマナー研修の講師を務めました。

今回の研修の目玉は、
一般的なテーマである 「挨拶」 や 「言葉遣い」 に加えて、
「手紙」 について取り上げたこと。

担当者様と企画段階でお話をする中で出てきた、
「お礼状がきちんと書ける社会人になってほしい」 という思いから
内容を考えて組み込んだものです。

このネット社会、特に若者は携帯メールのやりとりが主ですから、
お手紙を書くこと自体、機会がないのだろうなと想像しつつ、
その研修の中で 「今年、年賀状を書いた人は?」 という質問をすると
手を上げたのはなんとわずか2名!

私は、御礼状や気持ちを込めたものなら、やっぱり手書きで・・・ という
感覚なのですが、未来にはお手紙の文化は廃れてしまうのかしら?と、
ちょっとした危機感すら覚えます。

研修ではいろいろ趣向を凝らして、コミュニケーションツールとして
の有効性や、仕事を通してお客様から感謝の言葉やお手紙をいただく
ということの喜びの大きさなどを、私なりに熱く語りました。
字や文章が下手だから書かないなんていわないで!
自分の気持ちがこもっていることが、一番大事なんだよ!と。
少しでも伝わっていたらいいのですが・・・

でも、手書きの威力って、いくら説明したところで、
実際に自分がもらってみて初めて心から実感できるものなのですよね。

パフでこの夏インターンとして働いていた3名の男子学生も、
きっと手紙を書く文化はそれまであまりなかったはずなのですが・・・。
彼らの最終勤務日、なんと彼らは社員ひとりひとりに手書きのメッセージをくれました。

なぜかといえば、彼ら自身がパフの社員たちから、本当にたくさんの、
心のこもった手書きのメッセージをもらってきたからに他なりません。
ほんのわずかな期間だけれど、
御礼、お祝い、激励、なんでもかんでも手書きで想いを伝えちゃう、
パフの 【手書き文化】 がしっかり伝染していたんですね。

してもらってすごく嬉しかったら、自分も誰かにしてあげようと思う。
そんな、自然な連鎖がたくさん存在する社会であって欲しい。

面倒だなんていわないで、
手書きパワー、改めて見直してみませんか?