パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

『先読み力』の大切さに気付く

2009年12月2日 (水曜日)

こんにちは。両親ともに酒豪の岩崎です。
家には常にビール、ワイン、焼酎からウイスキーまで各種取り揃えている状態です。
私は家での晩酌はまったくしないですけれど。

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さて、前回に引き続きイベントの話で申し訳ないのですが、
先日無事に終了したイベント「パフトーク」で感動する出来事があったので、
今日はその話を書こうと思います。

パフ独自のイベント(中~大規模)を開催する場合、
当日のお手伝いを、大学4年生や修士2年生の学生にお願いすることがあります。
先日の「パフトーク」にも、就職活動中パフを利用してくれていた、
現大学4年生がスタッフとしてお手伝いしてくれました。

学生の受付が一段落し、参加人数も確定した頃に彼から、
「参加人数は何人ですか?」と質問を受けました。
「120人だよ」と私が答えると、「じゃあ、グループ分けた後の椅子減らしておきますね」
とさらりと言うではないですか!

プログラム後半で、会場全体を5つのグループに分ける必要があったのですが、
彼は事前に用意していた椅子の数を、参加人数に合わせて調整してくれたのでした。

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この動き、当たり前のことように思えるかもしれませんが、
事前にこれに気付けることってスゴイ!と私は感動してしまいました。
何がポイントかって、『事前に』気付いたというところ。

これって「先読み」したり、「想定」したりしないと出てこない発想です。
先読みするには、周りの状況を見て、これからの動きを考えて、
何が足りないか、自分には何ができるのか、できなければ誰に伝えるのか…と、
たくさんのことを一瞬の間に考えて行動しなければなりません。

学生のうちにこの能力を備えている彼はスゴイと思ったのですが、
社会人になって最も必要になってくる能力の一つかもしれません。
なぜなら、働くって一人ではできなくて、自分もたくさん動かなければいけないし、
たくさんの人を動かさなければいけないからです。
いかにスムーズに仕事や人を動かすか。
そのコツは「先読み力」かもしれません。

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しかし、私が思うに、この能力は一朝一夕で身につくものでもありません。
まずは周りの人を見て学び、やってみて学び、繰り返し意識するが近道なのだと思います。
デキる社会人になるために、学生のうちから癖付けてみてはいかがでしょうか。

次回は、同じく「パフトーク」のお手伝いをしてくれた大野さんです。