偉くなくとも正しく生きる
2010年1月8日 (金曜日)
こんにちは。今年は、モーレツにいきたいと思うのですが
年始早々、モーレツなお腹を抱えて仕事をしている長崎です。
それはまさに臨月状態。お会いする方には、「来月から産休に入ります!」
とお伝えしております(原因不明の腹部膨満なのです。明日検査
結果がでます。妊娠の可能性はありませんが、想像妊娠だったりして……)。
この年末、叔父の一周忌がありました。
祖母が非常に信心深かったので、幼少期はよくお寺に通っていたし、
幼少期も絵本ではなく、お経を読んでいました。(やや誇張表現)
久々にお坊さんの話を聞いたのですが、非常に心が洗われました。
「毎日『今日が人生最後の日』と思って生きると
人間正しく生きることができます。一日一日大切に生きましょう」
――正しく生きる。
「正しく生きる」ってどういうことでしょうか。
そもそも「正しい」とは、どんな状態を指すのでしょうか。
辞書によると「物事のあるべき姿を考え、それに合致しているさまをいう」
が正しいの意味。
であるならば、「正しさ」の基準は一人ひとり違うことになります。
もちろん道徳的・倫理的な正しさは、共通のものがあるでしょうが、
「正しさ」、もっといえば「正解」は一人ひとり価値観により異なることに
なりますね。
「就職活動に正解はない」
よく耳にするフレーズではないでしょうか。
「話を聞く人によって、答えが違う。何が正しいのかわからない」
就職活動中が混乱してしまう要因ですね。
「親が言っている通りに大手ばかり受けていたら、
最終的に受ける企業がなくなってしまった」
2010年卒の学生さんから、聞いた話です。
上記3点、いずれも人によって「正しさ」は異なることから起こる話。
自分軸という言葉が流行っているようですが、
結局のところ、自分の道は自分で考え、作り、決めていかなければ
いけないということなのでしょう。
自分で考え、行動し、決める。
それが正しい就職活動なのだと思います。
多くの人にとって、初めての就職活動。
自分なりの正しさを作るのは、とても大変だと思います。
だから、売り手市場に就職活動をした先輩たちも
「就職活動は大変だった」というのです。
景気に関係なく就職活動は大変なものなのです。
今の時代だからこそ、自分なりの「正しい道」作ってくださいね。
応援しています!
ちなみに…余談になりますが
私の座右の銘は、「大は小を兼ねる」、それと「偉くなくとも正しく生きる」です。
私以上の年代の方はご存知だと思うのですが、昔「天才たけしの元気が出るテレビ」
という番組で、エンペラー吉田という歯をがくがくさせながら話すおじいちゃんが
言っていた言葉が「偉くなくとも正しく生きる」。非常に衝撃的な言葉でした。
偉くなるより、正しく生きる方が素晴らしいですよね!
「正しい」という言葉が好きな私は、モーレツなお腹になっている
現状を踏まえ、子どもが出来たら「ライトくん」と名づけることを
先ほど決定いたしました。
英語で「正しい」は、rightですからね。国際派正しい人間です。
漢字は…そうだなぁ。「雷人」ですかね。サンダーパーソンです!
あまりにもお腹が苦しくて、最後はグダグダになってしまいましたが
お次は、正しさという刀を持つ平原さんです。