お金の貸し借り
2010年1月26日 (火曜日)
こんにちは。田代です。
最近、仕事とプライベートがごっちゃになっている私ですが、
初めての体験もありました。今日はそんな話をします。
それは、何かと言いますと、友人に割と大きなお金を貸す、という経験です。
ある日、友人から電話がかかってきて「お金を貸してくれ」と言われたので
私のポリシーでその時はきっぱり「絶対嫌だ」と言いました。
でも、なぜ私にお金を借りたいと思ったのか
すごい興味があったので、平日のさなか、
これまた時間を作って会うことにしました。
友人には、最初からすっごいぶっちゃけた話を迫ってみました。
だって、お金の借り貸しは、友情を傷つける一番のきっかけだから、
自分も相手も丸裸にならない限り、貸せないと思ったのです。
・私の貯金は○○しかないぞ。
・私に声をかけたのは、ぶっちゃけ優しそうでお金を貸してくれそうだからか。
もっと貯金あるやつなんて、世の中たくさんいるぜ。
・私は営業をやっていることもあり、お金の投資には相当うるさいぞ。
・なんで、お金が必要なのか全部話してくれ。
・どうして一攫千金のギャンブルに手を出してしまうんだ。
人生はそんな甘い話なんてないぞ。
・今の給与体系で、返済できないのか。
・過去を責めても仕方ない。
大事なのは、お前のこれからどうするかの意思だ!
で、どうするんだ、これから。
などなど。
でも、彼は真面目な人間だとは分かっていたし、
彼の置かれている環境が健全であることは分かったので、
相手が信じられるかというより、これからどうしたいか、を
重点的にじっくり聞くようにしました。
そして、お金を貸す方にも責任があるので
「この金は、言葉は悪いけど、お前を信じて投資したつもりで貸す。
貸す方にも責任があるから、当然、返す期限も利息もつけない。
借りて逃げたければ逃げるがいい。そのぐらいの覚悟で
俺はない貯金はたいて、一生懸命働いた金を貸すんで、よろしくね」と
伝えたわけです。
でも、彼は必ず返すと信じていたので
ここまで真剣に話しました。
※ちなみに、後日しっかり返してくれました。
人には色々な人生がある。
私は芸能人ではないから、
一度に何万人もの人を幸せにすることはできません。
だから、せめて周囲の人ぐらいは生きてて良かったと思ってもらえるよう
一人ひとりへのスポットライトを当てたいと本気で思っています。
お金の問題で人生を暗くして棒に振っちゃう前に、
もう一回やり直せるなら、サポートしてやりたいじゃないですか、ね。
そんなことを思った今日この頃でした。
次は、人生色々の土田君です。